JPH091432A - ナット締結装置 - Google Patents

ナット締結装置

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JPH091432A
JPH091432A JP14850395A JP14850395A JPH091432A JP H091432 A JPH091432 A JP H091432A JP 14850395 A JP14850395 A JP 14850395A JP 14850395 A JP14850395 A JP 14850395A JP H091432 A JPH091432 A JP H091432A
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JP
Japan
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nut
socket
shaft
moving shaft
fastening device
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Application number
JP14850395A
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English (en)
Inventor
Hideshi Togabe
秀史 渡我部
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Publication of JPH091432A publication Critical patent/JPH091432A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ナット締結装置において、ナットや支持軸に
損傷を与えず、ナットの締結作業を効率よく行うことを
可能とする。 【構成】 ピストンロッド101の係止孔108に対し
て進退自在なケース11に軸方向移動自在で且つ周方向
回動自在な移動軸23を設け、この移動軸23の先端部
に係止孔108に係止する係止ロット24を固定すると
共にケース11の先端部にナット106に嵌合するソケ
ット20を装着し、ソケット20の後退時に係止ロッド
24の離脱に伴って移動軸23を所定角度回動するボー
ル28とカム溝29からなる移動軸回動手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端部にねじ部が形成さ
れた支持軸を保持して該ねじ部にナットを螺合して締結
するナット締結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8にストラット型ショックアブソーバ
を有するフロントサスペンションにおける上端支持部の
概略を示す。
【0003】図8に示すように、図示しないホイールを
支持するストラット型ショックアブソーバ(ピストンロ
ッド101)には図示しないロアシートとアッパシート
102との間に圧縮コイルスプリング103が装着され
ている。そして、ピストンロッド101の上端部に軸受
104を介してインシュレータ105が装着され、ナッ
ト106がねじ部107に螺合することで固定されてい
る。
【0004】このように構成されたフロントサスペンシ
ョンを組立ラインによって組み立てる場合、図示しない
組付装置はピストンロッド101を保持した状態で、ナ
ットランナによってナット106を回転することで締結
している。即ち、ピストンロッド101の上端面には六
角形の係止孔108が形成されており、この係止孔10
8に同形の係止棒を挿嵌することでピストンロッド10
1の回り止めを行い、この状態でナットランナによって
ナット106を回転し、このナット106をねじ部10
7に螺合させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のナット
締結装置にあっては、係止棒を係止孔108に挿嵌して
ピストンロッド101の回り止めを行い、この状態でナ
ットランナによってナット106を回転して締結させて
いる。通常、ナットランナによるナット106の締結力
は部品の仕様によって予め設定されるものであり、部品
の作動中にナット106に弛みが発生しないような締結
力となっている。即ち、ピストンロッド101が係止棒
及び係止孔108によって回り止めされた状態で、ナッ
トランナによってナット106を所定の締結力で回転さ
せると、この締結力が係止棒と係止孔108との接触部
にも作用する。
【0006】そのため、ナット106の締結後、係止棒
が係止孔108に食い付いてしまい、抜けなくなってし
まうことがあり、ナット締結作業を中断する要因となっ
ていた。そして、この係止棒が係止孔108に食い付い
た状態で、無理やり抜くと、係止棒あるいは係止孔10
8が損傷してしまうという問題があった。
【0007】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、ナットや支持軸に損傷を与えず、ナットの締結
作業を効率よく行うことができるナット締結装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のナット締結装置は、端部にねじ部が形成さ
れた支持軸を保持して該ねじ部にナットを螺合して締結
するナット締結装置において、前記支持軸の軸端部に対
してその軸方向に沿って進退自在に支持されたケース本
体と、該ケース本体の中心部に軸方向移動自在で且つ周
方向回動自在に支持された移動軸と、該移動軸の先端部
に固定されて前記支持軸の端部に係止する係止部と、該
係止部が前記支持軸の端部に係止する方向に付勢する付
勢部材と、前記ケース本体に回転自在に支持されて先端
部が前記ナットに嵌合するソケットと、該ソケットを回
転するソケット駆動手段とを具え、前記支持軸の軸端部
に対する前記ケース本体の後退時に、前記支持軸の端部
からの前記係止部の離脱に伴って前記移動軸を所定角度
回動する移動軸回動手段を設けたことを特徴とするもの
である。
【0009】また、本発明のナット締結装置は、前記移
動軸回動手段は、前記ケース本体あるいは移動軸のいず
れか一方に設けられたガイド部と、前記他方に設けられ
て前記ガイド部に係合するカム溝とを有することを特徴
とするものである。
【0010】更に、本発明のナット締結装置は、端部に
ねじ部が形成された支持軸を保持して該ねじ部にナット
を螺合して締結するナット締結装置において、前記支持
軸の軸端部に対してその軸方向に沿って進退自在に支持
されたケース本体と、該ケース本体に軸方向移動自在で
且つ周方向回動自在に支持された移動軸と、該移動軸の
先端部に固定されて前記ナットに嵌合するソケットと、
該ソケットが前記ナットに嵌合する方向に付勢する付勢
部材と、前記移動軸を介して該ソケットを回転するソケ
ット駆動手段とを具え、前記支持軸の軸端部に対する前
記ケース本体の後退時に、前記ナットからの前記ソケッ
トの離脱に伴って前記移動軸を所定角度回動する移動軸
回動手段を設けたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明のナット締結装置によって支持軸のねじ
部にナットを締結するには、支持軸の軸端部に対してケ
ース本体を前進させると、移動軸の先端部に固定された
係止部が支持軸の端部に係止すると共にソケットがナッ
トに嵌合し、この状態でソケット駆動手段によってソケ
ットを回転すると、このソケットに保持されたナットが
回転して支持軸のねじ部に螺合して締結される。その
後、ソケットの回転を停止し、ケース本体を後退させる
と、ソケットがナットから離脱すると共に係止部が支持
軸の端部から離脱する。このとき、ナットの締結力によ
って係止部は支持軸の端部に食い付いているが、ケース
本体の後退時に、移動軸回動手段によってこの係止部の
離脱に伴って移動軸が所定角度回動することで、係止部
は食い付きが解除されてからケースと共に後退すること
となり、食い付きによる両者の損傷等が防止される。
【0012】この本発明のナット締結装置にあって、移
動軸回動手段は、ケース本体あるいは移動軸のいずれか
一方に設けられたガイド部と、このいずれか他方に設け
られてガイド部に係合するカム溝とを有することで、ケ
ース本体の後退時に、このガイド部がカム溝内を移動す
ることにより、係止部の離脱に伴って移動軸が所定角度
回動することとなり、簡単な構成で係止部の食い付きを
解除することができる。
【0013】本発明のナット締結装置によって支持軸の
ねじ部にナットを締結するには、支持軸の軸端部に対し
てケース本体を前進させると、移動軸の先端部に固定さ
れたソケットがナットに嵌合し、この状態でソケット駆
動手段によってソケットを回転すると、このソケットに
保持されたナットが回転して支持軸のねじ部に螺合して
締結される。その後、ソケットの回転を停止し、ケース
本体を後退させると、ソケットがナットから離脱する。
このとき、ナットソケットの締結力によってこのソケッ
トはナットに食い付いているが、ケース本体の後退時
に、移動軸回動手段によってこのソケットの離脱に伴っ
て移動軸が所定角度回動することで、ソケットの食い付
きが解除されてからケースと共に後退することとなり、
食い付きによる両者の損傷等が防止される。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0015】図1に本発明の一実施例に係るナット締結
装置の断面、図2に本実施例のナット締結装置の要部斜
視、図3乃至図7に本実施例のナット締結装置によるナ
ット締結作業を説明する概略を示す。なお、従来と同様
の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説
明は省略する。
【0016】図1及び図2に示すように、本実施例のナ
ット締結装置において、図示しないナットランナによっ
て支持された箱状のケース11内にはフランジ部12が
一体に形成されている。そして、このフランジ部12に
はボルト13によって円筒状の支持筒14が固定されて
おり、この支持筒14の上部には軸受15によってナッ
トランナの駆動部によって回転駆動する駆動ギア16が
回転自在に支持されている。一方、支持筒14の下部に
は軸受17によって従動ギア18が回転自在に支持され
ており、駆動ギア16と従動ギア18とは連結ギア19
によって駆動連結されている。
【0017】また、従動ギア18の下部にはソケット2
0の上端部がボルト21によって固定されており、この
ソケット20の先端部にはナット106に嵌合する嵌合
部22が形成されている。従って、ナットランナの駆動
部によって駆動ギア16を回転すると、その回転力が連
結ギア19を介して従動ギア18に伝達され、この従動
ギア18と一体のソケット20が回転することで、この
ソケット20が保持したナット106を回転することが
できる。
【0018】更に、支持筒14の内部には移動軸23が
軸方向移動自在で且つ周方向回動自在に支持されてお
り、この移動軸23の先端部にはピストンロッド101
の端部に形成された六角形の係止孔108に係止する六
角形の係止ロッド24が固定されている。そして、この
移動軸23は支持筒14内に装着された圧縮スプリング
25によって係止ロッド24が前記係止孔108に係止
する方向に付勢されると共に、ストッパ26がソケット
20の段部27に係止することで位置保持されている。
【0019】そして、本実施例のナット締結装置にあっ
ては、ピストンロッド101の係止孔108に対して移
動軸23の係止ロッド24が離脱するようにケース11
が後退するときに、この移動軸23(係止部ロッド2
4)の離脱に伴ってこの移動軸を所定角度回動する移動
軸回動機構が設けられている。即ち、移動軸23が嵌合
する支持筒14の内周面には周方向均等間隔でガイド部
としてのボール28が固定される一方、移動軸23の外
周面にはこのボール28が係合するカム溝29が形成さ
れている。このカム溝29は上下の直線部29a,29
cが傾斜部29bによって連結されて構成されている。
従って、移動軸23が支持筒14内を軸方向に移動する
ことで、このボール28及びカム溝29によって移動軸
23は周方向に若干回動することができる。
【0020】ここで、本実施例のナット締結装置による
ナット締結作業について説明する。まず、図1に示すよ
うに、図示しないナットランナによってピストンロッド
101の軸心と本実施例のナット締結装置の軸心とを適
合させ、このピストンロッド101に対してナット締結
装置を前進させる。このとき、ソケット20にナットラ
ンナの駆動部から駆動ギア16及び連結ギア19、従動
ギア18を介して回転力が伝達されることでこのソケッ
ト20は回転しており、図3に示すように、ナット締結
装置の前進に伴ってソケット20をナット20に接触さ
せながら回転させると、図4に示すように、両者の角度
が一致したときに、このナット20にソケット20が嵌
合する。そして、更に、ナット締結装置を前進させる
と、図5に示すように、移動軸23の先端部の係止ロッ
ド24がピストンロッド101の係止孔108に係止す
る。
【0021】従って、ピストンロッド101は係止ロッ
ド24によって回り止めがなされ、この状態でソケット
20を回転し続けると、このソケット20に保持された
ナット106が回転してピストンロッド101のねじ部
107に螺合して締結することができる。その後、ナッ
ト106の締結が完了すると、ソケット20の回転を停
止し、ナット締結装置を後退させると、ソケット20が
ナット106から離脱すると共に、係止ロッド24がピ
ストンロッド101の係止孔108から離脱する。
【0022】このとき、図6に示すように、ナット10
6を回転させる締結力がピストンロッド101に作用
し、このピストンロッド101の係止孔108が係止ロ
ッド24に食い付いてしまう。そのため、ナット締結装
置の後退時に、係止ロッド24が係止孔108から離脱
しにくく、両者の接触部が損傷してしまうことがある。
ところが、本実施例にあっては、ナット締結装置の後退
時に、移動軸回動手段によってこの係止ロッド24の離
脱に伴って移動軸23が所定角度回動することで、係止
ロッド24は食い付きが解除されてから後退することと
なる。
【0023】即ち、図7に示すように、ナット締結装置
が後退時すると、係止ロッド24及び移動軸24に対し
てソケット20が上昇してナット106と離脱する。す
ると、支持筒14に固定された各ボール28がカム溝2
9に沿って移動し、傾斜部29bにより移動軸23(係
止ロッド24)が図6にて時計回り方向に若干回動する
ことで、係止ロッド24とピストンロッド101の係止
孔108との食い付きが解除される。その後、係止ロッ
ド24及び移動軸23もナット締結装置と共に上昇し、
この係止ロッド24は係止孔108から離脱する。この
ように係止ロッド24は食い付きが解除されてから係止
孔108から離脱することとなり、食い付きによる両者
の損傷等が防止される。
【0024】なお、上述の実施例にあっては、係止ロッ
ド24が係止孔108に係止してピストンロッド101
の回り止めを行った状態で、ソケット20がナット10
6に嵌合して回転することで、このナット106をねじ
部107に螺合するようにし、このときに係止ロッド2
4と係止孔108との間で発生する両者の食い付きを解
除してから離脱させるようにした。しかし、本発明はこ
れに限定されるものではなく、ソケットとナットの食い
付きを解除してから離脱させるようにしてもよい。
【0025】即ち、前述した移動軸23の先端部にナッ
ト106に嵌合するソケット20を固定し、このソケッ
ト20をソケット駆動手段によって回転自在とすると共
に、ナット締結装置の後退時に、ボール28とカム溝2
9からなる移動軸回動手段によってナット106からの
ソケット20の離脱に伴って移動軸23を所定角度回動
するようにしてもよい。従って、この移動軸回動手段に
よってこのソケット20は所定角度回動してナット10
6との食い付きが解除されてから上昇して離脱すること
となり、食い付きによるソケット20やナット106の
損傷等が防止される。
【0026】なお、上述の実施例において、移動軸回動
手段を支持筒14の内周面に固定されたボール28と移
動軸23の外周面に形成されたカム溝29とで構成した
が、これに限定されるものではなく、支持筒14の内周
面にカム溝29を形成し、移動軸23の外周面にボール
28を固定してもよい。また、ボール28の代わりに一
体的に形成した突起としてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明のナット締結装置によれば、支持軸の軸端部
に進退自在なケース本体に軸方向移動自在で且つ周方向
回動自在な移動軸を設け、この移動軸の先端部に支持軸
の端部に係止する係止部を固定すると共にケース本体に
先端部がナットに嵌合するソケットを回転自在に支持
し、支持軸の軸端部に対するケース本体の後退時に係止
部の離脱に伴って移動軸を所定角度回動する移動軸回動
手段を設けたので、ナットの締結力によって係止部が支
持軸の端部に食い付いても、移動軸回動手段によりこの
係止部の離脱に伴って移動軸が所定角度回動すること
で、係止部は食い付きが解除されてから後退することと
なり、食い付きによる両者の損傷等が防止され、ナット
の締結作業を効率よく行うことができる。
【0028】また、本発明のナット締結装置によれば、
移動軸回動手段を、ケース本体あるいは移動軸のいずれ
か一方に設けられたガイド部と他方に設けられてこのガ
イド部に係合するカム溝とで構成したので、ケース本体
の後退時にガイド部がカム溝内を移動し、係止部の離脱
に伴って移動軸が所定角度回動することとなり、簡単な
構成で係止部の食い付きを解除することができる。
【0029】また、本発明のナット締結装置によれば、
支持軸の軸端部に進退自在なケース本体に軸方向移動自
在で且つ周方向回動自在な移動軸を設け、この移動軸の
先端部にナットに嵌合するソケットを回転自在に支持
し、支持軸の軸端部に対するケース本体の後退時にソケ
ットの離脱に伴って移動軸を所定角度回動する移動軸回
動手段を設けたので、ナットの締結力によってソケット
がナットに食い付いても、移動軸回動手段によりこのソ
ケットの離脱に伴って移動軸が所定角度回動すること
で、ソケットは食い付きが解除されてから後退すること
となり、食い付きによる両者の損傷等が防止され、ナッ
トの締結作業を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るナット締結装置の断面
図である。
【図2】本実施例のナット締結装置の要部斜視図であ
る。
【図3】本実施例のナット締結装置によるナット締結作
業を説明する概略図である。
【図4】本実施例のナット締結装置によるナット締結作
業を説明する概略図である。
【図5】本実施例のナット締結装置によるナット締結作
業を説明する概略図である。
【図6】本実施例のナット締結装置によるナット締結作
業を説明する概略図である。
【図7】本実施例のナット締結装置によるナット締結作
業を説明する概略図である。
【図8】ストラット型ショックアブソーバを有するフロ
ントサスペンションにおける上端支持部の概略図であ
る。
【符号の説明】
11 ケース 14 支持筒 16 駆動ギア(ソケット駆動手段) 20 ソケット 22 嵌合部 23 移動軸 24 係止ロッド(係止部) 25 圧縮スプリング 28 ボール(ガイド部、移動軸回動手段) 29 カム溝(移動軸回動手段) 101 ストラット型ショックアブソーバ 113 ロアシート 114 圧縮コイルスプリング 118 アッパシート 121 ナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部にねじ部が形成された支持軸を保持
    して該ねじ部にナットを螺合して締結するナット締結装
    置において、前記支持軸の軸端部に対してその軸方向に
    沿って進退自在に支持されたケース本体と、該ケース本
    体の中心部に軸方向移動自在で且つ周方向回動自在に支
    持された移動軸と、該移動軸の先端部に固定されて前記
    支持軸の端部に係止する係止部と、該係止部が前記支持
    軸の端部に係止する方向に付勢する付勢部材と、前記ケ
    ース本体に回転自在に支持されて先端部が前記ナットに
    嵌合するソケットと、該ソケットを回転するソケット駆
    動手段とを具え、前記支持軸の軸端部に対する前記ケー
    ス本体の後退時に、前記支持軸の端部からの前記係止部
    の離脱に伴って前記移動軸を所定角度回動する移動軸回
    動手段を設けたことを特徴とするナット締結装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のナット締結装置におい
    て、前記移動軸回動手段は、前記ケース本体あるいは移
    動軸のいずれか一方に設けられたガイド部と、前記他方
    に設けられて前記ガイド部に係合するカム溝とを有する
    ことを特徴とするナット締結装置。
  3. 【請求項3】 端部にねじ部が形成された支持軸を保持
    して該ねじ部にナットを螺合して締結するナット締結装
    置において、前記支持軸の軸端部に対してその軸方向に
    沿って進退自在に支持されたケース本体と、該ケース本
    体に軸方向移動自在で且つ周方向回動自在に支持された
    移動軸と、該移動軸の先端部に固定されて前記ナットに
    嵌合するソケットと、該ソケットが前記ナットに嵌合す
    る方向に付勢する付勢部材と、前記移動軸を介して該ソ
    ケットを回転するソケット駆動手段とを具え、前記支持
    軸の軸端部に対する前記ケース本体の後退時に、前記ナ
    ットからの前記ソケットの離脱に伴って前記移動軸を所
    定角度回動する移動軸回動手段を設けたことを特徴とす
    るナット締結装置。
JP14850395A 1995-06-15 1995-06-15 ナット締結装置 Pending JPH091432A (ja)

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