JP3046447U - 食品切断粉砕機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空洞を有する軸と一体となったスクリュブレ
ンダまたはスパイラルミル；このスクリュブレンダの軸
内部の空洞から外部に水を通過している水孔をもってお
り、内外２個に噛み合う直角刃を有する円角テーパ型の
ロールまたは円錐型のスパイラルミルとして外部テーパ
型のロールと内部テーパ型のロールおよび間隔調節装置
等を具備する食品切断粉砕機を提供すること。 【解決手段】 ここで、内部・外部テーパ型のロール
６，６´にそれぞれ具備される溝刃７，７´は殆ど直角
の刃として内外部の刃が相互に行き交いながら鋏式に切
断されるもので溝刃７，７´の直角であり、傾斜線また
は大変緩慢な円角形の螺線を成すことが良好である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は切断機または粉砕機に関するもので、特に食品切断粉砕機に関するも のである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、一般的に食品粉砕機はリボン型、スクリュー型、平ローラ型または溝刃 を有するローラを使用する唐辛子粉砕機等があった。

【０００３】 また、搾汁機は２個のねじ型またはスクリュー型のブレンダを噛み合うように する粉砕搾汁するものとなっているので、スクリュー同士噛み合うので鉄粉が生 ずる弊害があった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は上記のような問題点を解決するために案出したもので、本考案からは 空洞を有する軸と一体となったスクリュブレンダまたはスパイラルミル：このス クリュブレンダの軸の内部空洞から外部に水を通過する水孔をもっており、内外 ２個に相互に噛み合う直角刃を有する円角テーパ型のロールまたは円錐型のスパ イラルミルとして外部テーパ型のロールと内部テーパ型のロールおよび間隔調節 装置等を具備する食品切断粉砕機を提供する。

【０００５】 ここで、内部・外部テーパ型のロールにそれぞれ具備される溝刃は殆ど直角の 刃として内外部の刃が相互に行き交いながら鋏式に切断されるもので、溝刃の角 は直角であり、傾斜線または大変緩慢な円角型の螺線を成すことが良好である。

【０００６】 このような本考案の切断粉砕機は食品・野菜・肉類を洗浄して即時連続的に微 細に切断粉砕するもので、

【課題を解決するための手段】 以下、本考案を添付図面を参照して詳細に説明すると次のようである。

【０００７】

【考案の実施の形態】

図１は本考案による切断粉砕機の斜視図、 図２は本考案による切断粉砕機の構成を示す横断面図であって、本体ケーシン グ１０の内部に装置されるスクリュブレンダ１は軸方向の内部に空洞を有する軸 ２をもっており、水注入口３から注入される水がスクリュブレンダ軸の内部空洞 ２をへてスクリュブレンダ軸２の外部に傾斜に開いた孔４より通過して野菜等を 洗浄することができる。

【０００８】 水注入口３から入って来る水は水連結装置およびＯリング（図面に図示されて いない）等を使用するパッキング手段によって連通注入される。

【０００９】 内外２個に相互に噛み合う直角刃７を有する円角テーパ型のロール６または円 錐型スパイラルミルとして外部テーパ型のロール６と内部テーパ型のロール６′ および間隔調節装置８等を具備する食品切断粉砕機である。

【００１０】 未説明符号５は排出口、９はスイッチ、１３は水排出口である。

【００１１】 スクリュブレンダ１と内部テーパ型のロール６′を一体として動力伝達および 回転を同一にすることができ、または公知の各種の手段によってそれぞれ異なり にすることもできる。

【００１２】 即ち、スクリュブレンダ１とテーパ型のロール６′をそれぞれギヤモータと歯 車（図面省略）によって動力伝達を異なりにすることができる。

【００１３】 ここで、内部・外部テーパ型のロール６，６′にそれぞれ具備される溝刃７は 殆ど直角の刃として内外部の刃７，７′が相互に行き交いながら鋏式に切断され るもので、溝刃の角は直角であり、傾斜線または大変緩慢な円角螺線型を成すこ とが良好である。

【００１４】

【考案の説明】

本考案の食品切断粉砕機は食品・野菜・肉類を洗浄して即時連続的に微細に切 断粉砕するもので、食品の栄養的な損失が小さいので鉄粉が発生されない。

【００１５】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案による切断粉砕機の傾斜図。

【図２】本考案による切断粉砕機の構成を示す横断面
図。

【図３】図２のＡ−Ａ線の断面図である。

【符号の説明】

１ スクリュブレンダ、スパイラルミル ２ 空洞軸 ３ 水注入口 ４ 孔 ５ 排出口 ６，６′ テーパ型のロール ７，７′ 溝刃 ８ 間隔調節装置 ９ スイッチ １０ ケーシング １３ 水排出口

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 空洞を有する軸２と一体となったスクリ
   ュブレンダまたはスパイラルミル１と、このスクリュブ
   レンダの軸２の内部空洞から外部に水を通過している水
   孔４をもって、内外２個に噛み合う直角刃７，７′を有
   する円角テーパ型のロール６，６′または円錐型のスパ
   イラルミルで外部テーパ型のロール６と内部テーパ型の
   ロール６′および間隔調節装置８等を具備する食品切断
   粉砕機。
2. 【請求項２】 上記内部・外部テーパ型のロール６，
   ６′にそれぞれ具備される刃７，７′は殆ど直角の刃で
   内外部の刃７，７′が相互に行き交いながら鋏式に切断
   される請求項１に記載の食品切断粉砕機。