JP3046424U - フューエルデリバリパイプのホース取付構造 - Google Patents
フューエルデリバリパイプのホース取付構造Info
- Publication number
- JP3046424U JP3046424U JP1997007976U JP797697U JP3046424U JP 3046424 U JP3046424 U JP 3046424U JP 1997007976 U JP1997007976 U JP 1997007976U JP 797697 U JP797697 U JP 797697U JP 3046424 U JP3046424 U JP 3046424U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- delivery pipe
- fuel
- fuel delivery
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フューエルデリバリパイプに接合するホース
を、フューエル導入管端末に挿入後クランプにより締結
固定するだけでなく、該部分にかかる圧力や振動などの
負荷を低減して、ホースの耐久性を向上させ、安全性の
上からも効果を高め、安価で実用性の高いフューエルデ
リバリパイプのホース取付構造を提供する。 【構成】 フューエルデリバリパイプの本体ケースにフ
ューエル導入管を突設し、フューエル導入管に燃料タン
クよりのホースを嵌挿し嵌挿部をクランプで締結してな
る装置において、フューエルデリバリパイプの本体ケー
スにホース支持アームを設けるとともに、支持アームの
先端の保持部に前記嵌挿部におけるホース至端の直前部
を着脱可能に嵌入保持してなることを特徴としている。
を、フューエル導入管端末に挿入後クランプにより締結
固定するだけでなく、該部分にかかる圧力や振動などの
負荷を低減して、ホースの耐久性を向上させ、安全性の
上からも効果を高め、安価で実用性の高いフューエルデ
リバリパイプのホース取付構造を提供する。 【構成】 フューエルデリバリパイプの本体ケースにフ
ューエル導入管を突設し、フューエル導入管に燃料タン
クよりのホースを嵌挿し嵌挿部をクランプで締結してな
る装置において、フューエルデリバリパイプの本体ケー
スにホース支持アームを設けるとともに、支持アームの
先端の保持部に前記嵌挿部におけるホース至端の直前部
を着脱可能に嵌入保持してなることを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は、自動車等のフューエルデリバリパイプのホース取付構造に関する。
【0002】
フューエルデリバリパイプは、燃料タンクよりポンプにて取出された燃料を、 インテークマニホールドに取付けられている各インジェクタに分配する燃料分配 用のパイプであるが、従来はフューエルデリバリパイプに接合するホースをフュ ーエル導入管端末に挿入後、単にクリップ又はクランプのみにより締結し固定す るようにされていた。
【0003】
上記した従来の構成では、ホース接続部のクランプ部分には、燃料の圧力やエ ンジンの回転による振動及び自動車走行中における振動が常に間断なくかかって いる為にクランプ部分におけるホースの劣化、亀裂や損傷を起し易い等の悪影響 を及ぼすといった問題点を有していた。
【0004】 本考案は、従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする ところは、フューエルデリバリパイプに接合するホースを、フューエル導入管端 末に挿入後クランプにより締結固定するだけでなく、該部分にかかる圧力や振動 などの負荷を低減して、ホースの耐久性を向上させ、安全性の上からも効果を高 め、安価で実用性の高いフューエルデリバリパイプのホース取付構造を提供しよ うとするものである。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案におけるフューエルデリバリパイプのホー ス取付構造は、フューエルデリバリパイプの本体ケース1にフューエル導入管2 を突設し、フューエル導入管2に燃料タンクよりのホース3を嵌挿し嵌挿部をク ランプ4で締結してなる装置において、フューエルデリバリパイプの本体ケース 1にホース支持アーム5を設けるとともに、支持アーム5の先端の保持部6に前 記嵌挿部におけるホース至端の直前部を着脱可能に嵌入保持してなるものである 。
【0006】
自動車用のフューエルデリバリパイプ10は図1〜2に示すように、燃料タン ク11よりポンプ12にて取出された燃料を、インジェクター13に分配する燃 料分配用のものであり、フューエルデリバリパイプの本体ケース1に設けられた フューエル導入管2の至端部2aにホース3で接続される。ホース3の接続部に はクランプ4で外れたり、ルーズに遊動しないように強固に締結し固定する。
【0007】 ホース支持アーム5はフューエルデリバリパイプの本体ケース1よりホース支 持方向へ指向して分岐するよう一体的に設けられる。図3に示す実施例では支持 アーム5をケース本体1の外壁部よりL字形又はクランクアーム形に屈曲した形 状のものを一体的に取付けたものとなり、先端の保持部6はホース3を挟持又は 掴持できるように2叉状に形成されている。この保持部6にホースを嵌合保持さ せるものである。
【0008】
エンジンを始動すると、燃料タンク11の燃料がホース3を経てフューエルデ リバリパイプ1に供給され、これより複数のインジェクター13に分配されて燃 料が噴射される。フューエルデリバリパイプの本体ケース1のフューエル導入管 2に接続されたホース3の接続部には燃料噴射の際の圧力、及びエンジン回転に よる激しい振動等が間断なくかかっているが最も振動等を受け易い部位となる接 続部直前位置を支持アーム5で保持されているからクランプ部にかかるエンジン の振動等の影響を緩和することができる。
【0009】
【考案の効果】 本考案は、フューエルデリバリパイプの本体ケース1にホース支持アーム5を 設けるとともに、支持アーム5の先端の保持部6に前記嵌挿部におけるホース至 端の直前部を着脱可能に嵌入保持するように構成したので、ホース接続部のクラ ンプ部にかかるエンジンの振動や自動車走行による激しい振動の影響が緩和され 、その結果、ホースの局部に亀裂を生じたり損傷を未然に防止することができる 。また、クランプが緩んだり、抜脱し難い構成であり、万一ホースが緩んだ場合 でもホースホルダーで保持している為にホースが容易に抜け落ちたりするのを防 止することができる。又ホースの捻れや急激な折れ曲がり防止にも役立つ効果が あり、燃料の安定供給に役立つものであり、簡単な構成でコストの面でも有利で 実用性が高い。
【0010】
【図1】本考案装置を自動車のエンジンに実施した場合
の全体斜視図である。
の全体斜視図である。
【図2】本考案におけるフューエルデリバリパイプのホ
ース接続部の正面図である。
ース接続部の正面図である。
【図3】同上のホース接続部における拡大した側面図で
ある。
ある。
【図4】図3におけるAーA線からみたホース保持部の
拡大正面図である。
拡大正面図である。
1 本体ケース 2 フューエル導入管 3 ホース 4 クランプ 5 ホース支持アーム 6 保持部 10 フューエルデリバリパイプ 11 燃料タンク
Claims (1)
- 【請求項1】 フューエルデリバリパイプの本体ケース
1にフューエル導入管2を突設し、フューエル導入管2
に燃料タンクよりのホース3を嵌挿し嵌挿部をクランプ
4で締結してなる装置において、フューエルデリバリパ
イプの本体ケース1にホース支持アーム5を設けるとと
もに、支持アーム5の先端の保持部6に前記嵌挿部にお
けるホース至端の直前部を着脱可能に嵌入保持してなる
ことを特徴とするフューエルデリバリパイプのホース取
付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007976U JP3046424U (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | フューエルデリバリパイプのホース取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007976U JP3046424U (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | フューエルデリバリパイプのホース取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3046424U true JP3046424U (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=43180766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997007976U Expired - Lifetime JP3046424U (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | フューエルデリバリパイプのホース取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046424U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019108864A (ja) * | 2017-12-19 | 2019-07-04 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料配管 |
-
1997
- 1997-08-21 JP JP1997007976U patent/JP3046424U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019108864A (ja) * | 2017-12-19 | 2019-07-04 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料配管 |
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