JP3045597B2 - ヘッドプロテクタテ−プ用カセット - Google Patents

ヘッドプロテクタテ−プ用カセット

Info

Publication number
JP3045597B2
JP3045597B2 JP4086544A JP8654492A JP3045597B2 JP 3045597 B2 JP3045597 B2 JP 3045597B2 JP 4086544 A JP4086544 A JP 4086544A JP 8654492 A JP8654492 A JP 8654492A JP 3045597 B2 JP3045597 B2 JP 3045597B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal
head
cassette
head protector
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4086544A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0699648A (ja
Inventor
正己 徳永
且次 畑野
Original Assignee
株式会社パイロット
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社パイロット filed Critical 株式会社パイロット
Priority to JP4086544A priority Critical patent/JP3045597B2/ja
Publication of JPH0699648A publication Critical patent/JPH0699648A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3045597B2 publication Critical patent/JP3045597B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサ−マルプリンタに装着
するヘッドプロテクタテ−プ用のカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】近来、ワ−ドプロセッサ(通称ワ−プ
ロ)が広く普及し、個人用も増えてきた。この個人用ワ
−プロの多くは熱転写型のサ−マルプリンタを使ってい
るため、熱転写インキリボンカセットを装着する仕様と
なっているが、この熱転写インキリボンは1〜2回の使
い捨て型がほとんどであるため費用がかさむ欠点があっ
た。そこで、個人用ワ−プロのユ−ザ−の多くは、この
熱転写インキリボンを使わずにプリンタから取外し、比
較的安価な感熱紙をプリンタにセットし、その感熱紙に
サ−マルヘッドを直に接触させて印字をする人が多くな
ってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにサ
−マルヘッドを感熱紙に直に接触させて長期間印字を行
っていると、感熱紙に含まれている様々な物質がサ−マ
ルヘッドに悪い影響を与えることがあった。例えば、チ
タン白等の無機顔料はヘッドを磨耗させ、発色剤、バイ
ンダ−、分散剤等の有機物質はヘッドを腐蝕させ、ハロ
ゲン、アルカリ金属等はヘッドの電極を破壊する等、次
第に印字品質が低下するので、ユ−ザ−がメ−カ−にク
レ−ムをつける等のトラブルが多発していた。
【0004】本発明はこれらの欠点を除去するものであ
って、すなわち、普段は熱転写インキリボンを使用して
印字するサ−マルプリンタでありながら、ユ−ザ−が熱
転写インキリボンを取外してプラテン上に感熱紙をセッ
トし、その感熱紙に直に印字を行おうとした場合であっ
ても、プリンタに特別な機構を設けることなく、感熱紙
によるサ−マルヘッドへの悪影響を防止できるヘッドプ
ロテクタテ−プ用のカセットをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題を
解決するため、ヘッドプロテクタテ−プ用カセットを、
一縁部に左右対称のに凹部を2個設けたカセットと、薄
膜状のヘッドプロテクタテ−プとからなり、カセットが
左右対称のコアを2個保持し、その2個のコアにヘッド
プロテクタテープの両端部を固着して巻き回し、かつ2
個のコアのうち少なくとも1個をプリンタのキャリッジ
に立設した駆動軸に連結させて、ヘッドプロテクタテ−
プをカセット内と2つの凹部内を走行させ、ヘッドプロ
テクタテ−プの一部を一方の凹部内に配したサ−マルヘ
ッドとプラテン上にセットした感熱紙との間に挿通し、
印字の際、このヘッドプロテクタテ−プを挟んでサ−マ
ルヘッドが感熱紙に印字を行うような構成とした。
【0006】本発明におけるカセットの凹部は2個とも
いずれかにサーマルヘッドが挿入可能なもので左右対称
に設けられており、2個のコアは供給コアと巻き取りコ
アで、カセットは熱転写インキリボンを挿入するカセッ
トとほぼ同形をなす。
【0007】本発明に用いられるヘッドプロテクタテ−
プは、サ−マルヘッドと感熱紙の間に挟むことが可能な
薄膜状のものであればよく、プラスチック、紙、金属等
から選ぶことができる。
【0008】
【作用】本発明によれば、印字の際、サ−マルヘツドと
感熱紙との間には薄膜状のヘッドプロテクタテ−プを挟
んであるので、感熱紙に含まれている様々な物質がサ−
マルヘッドに付着することはなく、前述の磨耗や腐蝕等
を起こさない。なお、ヘッドプロテクタテ−プは、キャ
リッジの駆動軸によりキャリッジの走行(サ−マルヘッ
ドも同時に移動する)とともに走行されるので、サ−マ
ルヘッドと接触する部分は常に新たな部分と接触する。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面によって説明するが、
本発明はこれに限定するものではない。図1は本発明の
実施例のカセットの斜視図であり、図2は同実施例のカ
セットをプリンタに装着した状態を示す斜視図である。
1はプリンタの側板(図示せず)間に支持されたゴム等
からなるプラテンであり、2は同じ側板間にプラテン1
と平行に支持されたガイド軸である。プラテン1は感熱
紙3を半回転させて保持してあり、1行の印字毎に矢印
方向に移動するようにしてある。ガイド軸2にはキャリ
ッジ4がガイド軸2に沿って移動可能に支持されてい
る。キャリッジ4にはプラテン1上の感熱紙3と対向す
るようにサ−マルヘッド5が立設してあり、プラテン1
に向かって一定の圧力を付勢している。
【0010】キャリッジ4には、サ−マルヘッド5が挿
入可能な凹部6を有し、かつ熱転写インキリボンカセッ
トとほぼ同形のカセット7を装着し、カセット7内には
供給コア8と巻取りコア9を回転可能に支持し、巻取り
コア9はキャリッジ4の駆動軸(図示せず)と連結して
ある。供給コア8と巻取りコア9には、薄膜状のポリエ
チレンテレフタレ−トのフィルムからなるヘッドプロテ
クタテ−プ10の両端部を固着し巻き回してある。供給コ
ア8から引き出されたヘッドプロテクタテ−プ10は、カ
セット7内のリボン通路に沿って移動し、凹部6内のサ
−マルヘッド5と感熱紙3との間を通って巻取りコア9
に巻取られる。
【0011】この実施例で印字を行うのに、熱転写イン
キリボンを使うときは、キャリッジ4に熱転写インキリ
ボンカセット(図示せず)を装着し、サ−マルヘッド5
で熱転写インキリボンをプラテン1上の記録紙(図示せ
ず)に当接し熱転写して印字する。
【0012】ユ−ザ−が熱転写インキリボンを使わずに
感熱紙に直に印字をしようとするときは、プラテン1に
感熱紙3をセットするとともに、熱転写インキリボンカ
セットをキャリッジ4から取り外し、そこへヘッドプロ
テクタテ−プ10を収納したカセット7を装着する。この
状態でプリンタを作動させれば、サ−マルヘッド5はヘ
ッドプロテクタテ−プ10を感熱紙3に押し当てつつ信号
により発熱し印字する。したがって、感熱紙3に含まれ
ている様々な物質はヘッドプロテクタテ−プ10で遮蔽さ
れているので、サ−マルヘッド5に付着することはな
い。また、ヘッドプロテクタテ−プ10は前述のプリンタ
側の駆動軸によりサ−マルヘッド5と同速度で走行して
いるので、常に新たな部分がサ−マルヘッド5と当接す
るので焼損等は起こらない。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の構成により、普段は熱転
写インキリボンを使用するサ−マルプリンタで、ユ−ザ
−が熱転写インキリボンを使わずに取外し、感熱紙をプ
ラテンにセットして直に印字したとしても、熱転写イン
キリボンカセットの替わりにこのヘッドプロテクタテ−
プのカセットを装着すれば、インキリボン用の駆動ロー
ラがそのまま送りローラに連結できるため、ヘッドプロ
テクタテ−プがサーマルヘッドと感熱紙間に送られるの
で、感熱紙に含まれている物質がサ−マルヘッドに付着
することを防ぐことができ、印字品質の低下等によるト
ラブルがなくなる。また、ユ−ザ−にとっても熱転写イ
ンキリボンのカセットとヘッドプロテクタテ−プ用のカ
セットを交換するだけの簡単な操作なので、戸惑いもな
く受入れ易い。また、感熱紙側からみても、サ−マルヘ
ッドへの影響を考えなくてよくなるので、その成分選定
でヘッドからくる制約がなくなり、より印字性能のよい
成分が自由に選べるようになる等の効果がある。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のカセットを示す斜視図であ
る。
【図2】同実施例のカセットをプリンタに装着した状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 プラテン 3 感熱紙 4 キャリッジ 5 サーマルヘッド 6 凹部 7 カセット 7’カセット 8 コア 9 コア 10 ヘッドプロテクタテープ 10’ヘッドプロテクタテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 31/05 B41J 32/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一縁部に左右対称の凹部を2個設けたカセ
    ットと、薄膜状のヘッドプロテクタテ−プとからなり、
    カセットが左右対称のコアを2個保持し、その2個のコ
    アにヘッドプロテクタテープの両端部を固着して巻き回
    し、かつ2個のコアのうち少なくとも1個をプリンタの
    キャリッジに立設した駆動軸に連結させて、ヘッドプロ
    テクタテ−プをカセット内と2つの凹部内を走行させ、
    ヘッドプロテクタテ−プの一部を一方の凹部内に配した
    サ−マルヘッドとプラテン上にセットした感熱紙との間
    に挿通し、印字の際、このヘッドプロテクタテ−プを挟
    んでサ−マルヘッドが感熱紙に印字を行うようにしてな
    る、ヘッドプロテクタテ−プ用カセット。
JP4086544A 1992-03-10 1992-03-10 ヘッドプロテクタテ−プ用カセット Expired - Fee Related JP3045597B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4086544A JP3045597B2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 ヘッドプロテクタテ−プ用カセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4086544A JP3045597B2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 ヘッドプロテクタテ−プ用カセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0699648A JPH0699648A (ja) 1994-04-12
JP3045597B2 true JP3045597B2 (ja) 2000-05-29

Family

ID=13889955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4086544A Expired - Fee Related JP3045597B2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 ヘッドプロテクタテ−プ用カセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3045597B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0699648A (ja) 1994-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07112559A (ja) ラベル用テープカートリッジ
KR910016496A (ko) 전사식 프린터
JP3045597B2 (ja) ヘッドプロテクタテ−プ用カセット
US6650351B2 (en) Ink ribbon cassette and thermal transfer printer using the same
JPH11188957A (ja) テープカセット
JP2990480B2 (ja) ラベル用テープカートリッジ
JP2885004B2 (ja) 交換用テープユニット
JPH0699599A (ja) サ−マルプリンタ
JP3104540B2 (ja) インクカセット
US6290408B1 (en) Ribbon cassette with friction mechanism
JP2761446B2 (ja) サーマルプリンタ
JP3440568B2 (ja) サーマルプリンタ
JP3158885B2 (ja) 印字装置
JP2519599Y2 (ja) 印字装置
JP2799752B2 (ja) 画像プリンタ
JPH0379353A (ja) サーマルプリンタ
JP2788894B2 (ja) 熱転写プリンタの印字機構
JPH06115201A (ja) 印字装置
JP2021133562A (ja) リボンカートリッジ
JPS61195877A (ja) インクリボンプリンタ
JPH04107071U (ja) ワイヤドツトプリンタ
JPS61219679A (ja) インクリボンカセツト
JPS62208966A (ja) 電子機器
JPS613774A (ja) 転写プリンタ
JPS63317378A (ja) 熱転写インクリボンカセット

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees