JP3044752U - ラベル搬送装置 - Google Patents

ラベル搬送装置

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JP3044752U
JP3044752U JP1997006688U JP668897U JP3044752U JP 3044752 U JP3044752 U JP 3044752U JP 1997006688 U JP1997006688 U JP 1997006688U JP 668897 U JP668897 U JP 668897U JP 3044752 U JP3044752 U JP 3044752U
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label
endless belt
transport
conveying surface
pressing body
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JP1997006688U
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Inventor
基治 北野
Original Assignee
株式会社中和
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラベルの的確な搬送を損なうことなくコスト
ダウンを図り得るラベル搬送装置を提供する。 【構成】 ラベルAを搬送するためのラベル搬送面13
aをもつ無端ベルト13を備え、該ベルト13の搬送面
13aに対面するように押え体16を配設して、該押え
体16を板ばね18をして常時搬送面13a側に押し付
けるべく構成し、かつ、この押え体16の押し面に摩擦
係数の小さい滑り層16aを形成する一方、上記無端ベ
ルト13の走行方向前側にストッパー部材5を配設し
て、無端ベルト13によるラベルAの搬送をストッパー
部材5への当接をして停止させるように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、所定の紙片に洗濯マーク・製造者・製造番号・商品番号・その他 トレードマークなどを印字して所望のラベル(タグ)を製作するための印字装置 において用いられるラベル搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のラベル搬送装置としては数多くのものが提案されおり、その一 例としては、貯溜用ホッパーに収容された多数枚のラベルを、真空ポンプにより 動作する吸盤で一枚づつ吸い付けて印字部にまで搬送させるように構成したもの や、貯溜用ホッパーに収容された多数枚のラベルを蹴出装置などで蹴り出すこと により一枚づつ供給するように構成するとともに、供給されたラベルを互いに相 対面する一対の無端ベルト間に挟み込ませた状態で印字部にまで搬送するように 構成したものなどが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した前者構造のラベル搬送装置にあっては、装置全体の大 型化が避けられず、しかも、真空ポンプなど高価な付帯設備が必要である。
【0004】 また、後者構造のラベル搬送装置にあっては、印字部にまで搬送されるラベル を精度よく停止させることが非常に困難であり、すなわち、無端ベルト間に挟み 込んで印字部にまで搬送したラベルを当り(ストッパー部材)に当接させること により、無端ベルトの駆動を停止させてラベルの搬送停止を行っているが、この ように無端ベルトの駆動を停止させても慣性により無端ベルトが極く僅か前進駆 動されることになり、その結果ラベルは当りに強く押し付けられて撓んだり皺に なったりして、印字部での正確美麗な印字ができないなどの問題が生じる。この ような問題を無くするには上記無端ベルトを駆動するためのモーターとして、駆 動停止を精度よく行わせ得るブレーキ付きのものが必要となるが、このブレーキ 付きモーターも真空ポンプと同様非常に高価であって、コストダウンを図ること ができない。
【0005】 この考案は上記したような問題点を解決するためになされたもので、ラベルを 的確に搬送できるとともに、その搬送停止を確実に精度よく行わせることができ 、それでいて安価に製作することができるラベル搬送装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため本考案に係るラベル搬送装置は、所定の間隔を置 いて相対向するプーリー間に、ラベル搬送面をもつ無端帯を掛設するとともに、 該無端帯の駆動走行によりラベル搬送面上に供給されたラベルを搬送するように 構成し、かつ、上記無端帯の搬送面内側に、無端帯の内側への偏位を阻止すべく 搬送面に沿った案内体を附設する一方、上記無端帯の搬送面に対面すべく押え体 を配設して、押え体を常時搬送面側に弾性部材をして押し付けるように構成する とともに、押え体の搬送面側に摩擦係数の小さい滑り材層を形成し、かつ、上記 無端帯の走行方向前側にラベルの搬送を停止させるためのストッパー部材を配設 したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
この考案によれば、無端帯の搬送面に供給されたラベルを押え体で軽く搬送面 に押し付けながら印字部側に搬送するもので、押え体によるラベルの搬送面への 押し付け力はラベルが搬送面上で滑って空送りにならない程度とし、それでいて 、押え体の滑り材層による滑り効果をしてラベル搬送を確実に行わせることがで き、また、これによって、ストッパー部材に当接して停止されるラベルが撓んだ り皺になったりすることがない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1は本考案によるラベル搬送装置が組み込まれた印字装置を示す概略正面図 、図2は同平面図、図3は要部の拡大断面図である。
【0009】 同図において、1は多数枚の印字前ラベルAが収容された貯溜用ホッパー、2 はラベルAに文字や記号などを印字するための印字部で、駆動回転するプラテン ローラー2aと、該ローラー2aに対向して上下動する印字ヘッド2bとにより 構成される。3はホッパー1内のラベルAを印字部2にまで搬送するための本案 ラベル搬送装置、4はホッパー1内のラベルAを搬送装置3に一枚づつ供給する ための蹴出装置で、ホッパー1の下で往復動するブロック体4aと、該ブロック 体4aに固定された蹴り爪4c付きの板ばね4bとにより構成されている。5は 搬送装置3によるラベルAの搬送を停止させるためのストッパー部材で、ラベル 搬送装置3のラベル搬送方向前側に変位可能に設けらる。また、このストッパー 部材5はラベルAの当接をガイドするガイド板5aを備えている。
【0010】 しかして、上記した本案ラベル搬送装置3を次のように構成するのである。 すなわち、所定間隔をおいて相対向する一対のプーリー11,11および駆動 プーリー12間に亙ってラベル搬送面13aをもつ無端ベルト13を掛設すると ともに、上記駆動プーリー12をモーター14に連動連結して、モーター14に よる駆動プーリー12の駆動回転をして無端ベルト13を駆動走行させるように 構成する。このとき、上記無端ベルト13における搬送面13aの内側に、無端 ベルト13の内側への偏位を阻止すべく搬送面13aに沿った案内体15を附設 する。この案内体15の無端ベルト13に対面する案内面側にはフッ素樹脂加工 が施されて滑り材層15aを形成している。
【0011】 一方、上記無端ベルト13のラベル搬送面13aに対面するように押え体16 を配設する。このとき、押え体16は図外の機壁から延びる支持杆17に帯状の 板ばね18で保持して、常時搬送面13a側に押し付けるべく構成されており、 しかも、この押え体16の搬送面13aへの対面側には、摩擦係数の小さいフッ 素樹脂加工が施されて滑り材層16aが形成されている。
【0012】 つぎに、上記した構成の動作について説明する。 まず、貯溜用ホッパー1に収容された印字前ラベルAが蹴出装置4のブロック 体4a上に受け取られるもので、該ブロック体4aの往動に伴ってラベルAが板 ばね4bの蹴り爪4cでラベル搬送装置3側に蹴り出し供給する。
【0013】 ついで、ラベル搬送装置3に供給されたラベルAは印字部2側へと搬送され、 設定位置においてストッパー部材5に当たって停止する。この停止時ラベルAの 一部は印字部2のプラテンローラー2a上にあって、該ローラー2aにより送り が掛けられるとともに、上下動する印字ヘッド2bにより適宜印字が行われるも のである。なお、上記ストッパー部材5にラベルAが当接するとき、ラベルAは ガイド板5aでガイドされるもので、後記する作用と協同してラベルAの撓みや 皺の発生を防止するのである。
【0014】 斯くして、ラベル搬送装置3に供給されたラベルAは、無端ベルト13と押え 体16とで搬送されるもので、ラベルAの先端部を無端ベルト13と押え体16 との間に銜え込み、無端ベルト13の駆動走行により搬送面13aをして担持搬 送する。このとき、ラベルAは押え体16で無端ベルト13に常時押さえ付けて いるから、ラベルAが搬送面13a上で滑って空送りになるようなことがなく、 それでいて、ラベルΛの搬送が押え体16で阻害されるようなことを極力防止し ており、すなわち、上記押え体16の搬送面13aへの対面側には、摩擦係数の 小さい滑り材層16aが形成されているので、ラベルAの押え体16への対接面 における摩擦抵抗が極めて少なく、無端ベルト13と押え体16とによるラベル Aの搬送がスムースに行われる。また、上記のように駆動走行される無端ベルト 13と固定状の押え体16とでラベルAを搬送して、滑り材層16aによる滑り 効果を発揮させながら搬送を行わせることにより、ラベルAがストッパー部材5 に当接して停止されたとき、ラベルAが撓んだり皺になったりすることがなく、 しかも、ラベルAの搬送時における傾きが修正される。すなわち、蹴出装置4に よるラベルAの無端ベルト13への蹴り出し供給が傾いた状態で行われることが 時々生じるが、無端ベルト13の搬送面13a上に乗るラベルAがストッパー部 材5に当接すると同時に傾きの修正が行われる。これはラベルAを、撓みや皺が 発生しない程度にストッパー部材5に押し付けることにより達成されるもので、 ラベルAの搬送が停止されても無端ベルト13の駆動走行が継続されることと、 押え体16の滑り材層16aによる滑り効果とに基づくものである。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案によるときは、駆動走行される無端帯と固定状の押え体と によりラベルが搬送されるもので、押え体の滑り材層による滑り効果を発揮させ ながら無端帯でラベル搬送を行わせるものであるから、ラベルの搬送がスムース に行われ、それでいて、ラベル停止時におけるラベルの撓みや皺を無くすことが でき、しかも、ラベルの搬送時における傾きを修正しながらストッパー部材で停 止させることができる。 また、このように無端帯と押え体とでラベル搬送を行うことにより、高価な真 空ポンプやブレーキ付きモーターなどが不必要となり、安価に製作できる実用的 効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係るラベル搬送置を用い
た印字機の一部を切欠した概略正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
A ラベル 3 搬送装置 5 ストッパー部材 11 プーリー 12 駆動プーリー 13 無端ベルト 13a 搬送面 15 案内体 16 押え体 16a 滑り材層

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔を置いて相対向するプーリー
    間に、ラベル搬送面をもつ無端帯を掛設するとともに、
    該無端帯の駆動走行によりラベル搬送面上に供給された
    ラベルを搬送するように構成し、かつ、上記無端帯の搬
    送面内側に、無端帯の内側への偏位を阻止すべく搬送面
    に沿った案内体を附設する一方、上記無端帯の搬送面に
    対面すべく押え体を配設して、該押え体を弾性部材をし
    て常時搬送面側に押し付けるように構成するとともに、
    押え体の搬送面側に摩擦係数の小さい滑り材層を形成
    し、かつ、上記無端帯の走行方向前側にラベルの搬送を
    停止させるためのストッパー部材を配設したことを特徴
    とするラベル搬送装置。
  2. 【請求項2】 無端帯の搬送面に対面すべく配設された
    押え体の滑り材層がフッ素樹脂加工により形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のラベル搬送装置
JP1997006688U 1997-06-24 1997-06-24 ラベル搬送装置 Expired - Lifetime JP3044752U (ja)

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JP3044752U true JP3044752U (ja) 1998-01-16

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