JP3044676B2 - ディスクローディング装置 - Google Patents

ディスクローディング装置

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JP3044676B2 JP4077831A JP7783192A JP3044676B2 JP 3044676 B2 JP3044676 B2 JP 3044676B2 JP 4077831 A JP4077831 A JP 4077831A JP 7783192 A JP7783192 A JP 7783192A JP 3044676 B2 JP3044676 B2 JP 3044676B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクプレーヤに使
用されるディスクローディング装置に関するものであ
り、特に大小2種類のディスクの径に応じて適宜ディス
クをローディングするディスクローディング装置に係
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスクプレーヤの技術的な進歩
は著しく、様々な装置を備えたプレーヤが開発されてい
る。例えば、径のサイズが異なる大小2種類のディスク
を、その径に応じて正確にローディングできるディスク
ローディング装置が知られている。このディスクローデ
ィング装置において、搬送ローラによりディスクが所定
の位置までローディングされた後、前記搬送ローラを回
転させていた駆動モータからのローディング力を、クラ
ンプ動作を行うためのクランプ力に利用する装置が提案
されている。ここでクランプ動作とは上下方向に回動す
るクランパリンクにより、ローディングされたディスク
をターンテーブル上に固着するための動作である。
【0003】ローディング力をクランプ力として利用す
るためには、ディスクローディングが完了した時点で吸
引プランジャ等のソレノイドで間欠ギヤを動作させて力
の働く方向を切換えなくてはならない。この駆動力を切
換えるタイミングには正確さが要求されることは言うま
でもない。
【0004】そこで、駆動力の切換時つまりディスクロ
ーディング完了時を検出するために、従来よりディスク
ローディング装置に複数の光センサが配設されている。
光センサはディスクの存在を検出すると検出信号を発
し、この検出信号に基づいてディスクのサイズ及び現在
位置が把握される。すなわち、光センサによりディスク
が所定のローディング完了位置に達したことが検出され
ると、この検出信号はソレノイドへ送られ、ローディン
グ力からクランプ力へ駆動力の切換が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
においては、次のような問題点が指摘されている。すな
わちソレノイドや光センサは高価であり、構造が大形化
し易いため、製造コストが高騰した。しかも、ディスク
径が異なる大小2種類のディスクをその径に応じてロー
ディングしようとする場合、光センサが多数必要とな
り、その構造の複雑化を招いた。
【0006】本発明は、以上の様な状況に鑑みて提案さ
れたものであり、その目的とするところは、大小2種類
のディスク径に応じて適宜ディスクをローディング可能
であり、且つ駆動力切換用のソレノイド及びディスクの
位置を検出する光センサを用いないことにより製造コス
ト及び消費電力量を低減することができるディスクロー
ディング装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解消する為
に、請求項1記載の本発明のディスクローディング装置
は、シャーシと、前記シャーシに支持され、ディスクを
再生する再生部と、前記再生部に対してディスクをロー
ディングする回転可能な搬送ローラと、前記搬送ローラ
を回転させる駆動モータとを備えたディスクプレーヤに
使用されるディスクローディング装置であって、大小2
種類のディスク径に応じて適宜ディスクを再生部にロー
ディングするディスクローディング装置において、先端
部にはディスクに接触可能なセンサピンを、基端部には
突起を備え、ローディングされるディスクの径に応じて
前記センサピンがディスクに押圧されて回動可能なよう
に前記シャーシに設けられた一対のセンサアームと、
【0008】前記突起に係合する長穴を備え、前記一対
のセンサアームのうち一方のみが回動しようとする時
に、前記センサアームの回動を規制するように前記シャ
ーシに設けられるスライドプレートと、クランプ動作可
能範囲に達したディスクに接触して該ディスクの位置決
めを行うストッパピンを備え、前記センサアームがディ
スクに押圧されて回動する方向とは逆方向へ回動するよ
うに付勢され、前記センサアームの回動に応じて該セン
サアームと同方向に且つ任意のディスク位置決め位置ま
で回動可能なように前記シャーシに設けられたストッパ
アームと、を具備したことを特徴とする。
【0009】又、請求項2記載の本発明は、請求項1記
載のディスクローディング装置において、ディスクがほ
ぼローディング完了状態となったときに前記スライドプ
レートを移動し、前記一対のセンサアーム及びストッパ
アームをさらに回動させて前記センサピン及び前記スト
ッパピンをディスクから離脱させるピン退避手段を具備
したことを特徴とする。
【0010】さらに、請求項3記載の本発明は、請求項
1又は請求項2記載のディスクローディング装置におい
て、前記一対のセンサアームの一方に設けられ、該セン
サアームの回動に応じてディスクローディング方向へ移
動可能なトリガーリンクと、ディスクがクランプ動作可
能範囲に達すると、前記トリガーリンクの移動に応じて
ディスクローディング方向へ移動されてディスクのロー
ディング完了を検出するように設けられたトリガープレ
ートとを具備したことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の様な構成を有する本発明において、ロー
ディングするディスクがセンサピンに接触すると、この
ディスクをローディングする力によって該ディスクの径
に応じて一対のセンサアームが回動するとともに、各セ
ンサアームの基端部に形成される突起が各々移動する。
センサアームの突起は、スライドプレートに設けられた
長穴に係合しているため、前記センサアームの回動に応
じてディスクのローディング方向とは逆方向に移動し、
且つ前記一対のセンサアームのうち一方のみが回動しよ
うとする時には前記センサアームの回動を規制する。
又、センサアームがディスクに押圧されて回動する方向
とは逆方向へ回動するように付勢されたストッパアーム
も、ディスクのローディングによるセンサアームの回動
に応じて、前記付勢に逆らって該センサアームと同方向
に回動される。この時、ストッパアームは、任意のディ
スク位置決め位置まで回動可能なようにシャーシに設け
られているため、クランプ動作可能範囲に達したディス
クとストッパピンとが接触して該ディスクの位置決めが
なされる。
【0012】又、請求項2記載の本発明によると、ディ
スクがほぼローディング完了状態となったとき、ピン退
避手段がスライドプレートを移動して、前記一対のセン
サアーム及びストッパアームをさらに回動させることに
より、センサピン及びストッパピンをディスクから離脱
させることができる。
【0013】更に、請求項3記載の本発明によると、セ
ンサアームの一方に設けられたトリガーリンクが該セン
サアームの回動に応じてディスクローディング方向へ移
動すると、これに応じてトリガープレートがディスクロ
ーディング方向へ移動してディスクのローディング完了
が検出される。
【0014】
【実施例】以下、本発明のディスクローディング装置の
一実施例を図1〜図6に基づいて具体的に説明する。図
1〜図5は本実施例の平面図、図6は同側面図である。
また、本実施例は車載用CDプレーヤに採用されるもの
で、大小2種類のCD、すなわち通常の12cmCD
と、シングルCDと呼ばれる8cmCDとを、その径に
応じて適宜ローディングするディスクローディング装置
である。
【0015】図1〜図5において、図1に示した矢印A
がディスクローディング方向であり、ローディング方向
を上方として図中の左右が決定される。ローディング方
向とはユーザーから見て手前側から奥側への方向であ
り、又、各部材において手前側を先端部、奥側を基端部
とする。
【0016】まず、本実施例が採用される車載用CDプ
レーヤの概要に付いて説明する。◎この車載用CDプレ
ーヤは、車両側に固定されるシャーシ12と、ディスク
再生部に含まれるターンテーブル13と、ターンテーブ
ル13に対してディスクをローディングする回転可能な
搬送ローラ、及び搬送ローラを回転させる駆動モータ
(共に図示せず)とを備えている。
【0017】このうちターンテーブル13は図示しない
ダンパ等の衝撃吸収部材によりシャーシ12のほぼ中心
に遊動可能に支持されており、外部からの振動がターン
テーブル13に伝わらないように構成されている。尚、
衝撃吸収部材によって遊動される範囲は一般にターンテ
ーブル13の振動領域と呼ばれ、この振動領域が確保さ
れることにより安定したディスク再生を行うことが可能
となる。
【0018】続いて本実施例の構成について説明する。
本実施例の主要構成部材は、センサアーム2L,2R、
スライドプレート3、ストッパアーム4L,4R、トリ
ガーリンク5、トリガープレート6、アシストプレート
9及びアシストレバー10である。これらの主要部材
は、シャーシ12(より具体的にはシャーシを構成する
アッパーカバー及びロワーケースのうちの前者)に設け
られ、全て板状部材から成る。図6を参照して各部材の
上下関係を説明する。上下関係の基準は各部材の板部分
とする。上記部材において、アシストプレート9だけが
シャーシ12上面側に設けられいる。これに対して残り
の部材はシャーシ12下面に設けられいる。シャーシ1
2下面側の部材は上中下の3段に分けることができ、上
段にはトリガープレート6及びアシストレバー10が、
中段にはスライドプレート3、ストッパアーム4L,4
R、及びトリガーリンク5が、そして、下段にはセンサ
アーム2L,2Rが位置する。
【0019】一対のセンサアーム2L,2Rは、シャー
シ12の奥側に左右対称に配設される。各センサアーム
2L,2Rは略ブーメラン状の板状部材であり、支軸2
aを中心にして回動可能に設けられている。又、各セン
サアーム2L,2Rの先端部にはディスクに接触するセ
ンサピン2bが形成され、基端部には突起2cが形成さ
れている。更に、各センサアーム2L,2Rのほぼ中間
部には溝部2dが設けられている。
【0020】スライドプレート3は、シャーシ12の奥
側中央に配設される略三角形状の部材であり、縦方向の
中心線上に2つのガイドピン3a(手前側),3b(奥
側)が形成されている。又、左右端部には横方向に長い
長穴3L,3Rが形成されている。この長穴3L,3R
にはセンサアーム2L,2Rの突起2cが摺動自在に係
合されている。そのため、センサアーム2L,2Rの回
転力が、突起2cから長穴3L,3Rを介してスライド
プレート3に伝わり、スライドプレート3は移動する。
更に、シャーシ12の奥側中央には縦方向にガイド穴H
が形成されており、ここにガイドピン3a,3bが係合
されている。そのため、スライドプレート3はガイド穴
Hに沿って前後方向のみに移動する。スライドプレート
3のガイドピン3bは、スライドプレート3の力の作用
点である一対の長穴3L,3Rのほぼ中央部に固着され
ており、且つセンサアーム2L,2Rの回転支点は、長
穴3L,3Rよりもローディング方向上流側すなわち図
中下側に設けられている。
【0021】一対のストッパアーム4L,4Rは、支軸
4aを中心にしてシャーシ12に左右対象に回動可能に
配設されている。又、ストッパアーム4L,4Rの先端
部にはディスクの位置決めを行うストッパピン4bが形
成されている。更に、支軸4aに近接して突出ピン4c
が設けられており、この突出ピン4cはセンサアーム2
L,2Rの溝部2dに挿通されている。又、ストッパア
ーム4L,4Rにはスプリング15L,15Rが付設さ
れており、このスプリング15L,15Rによりストッ
パアーム4L,4Rは初期位置に規制される。
【0022】トリガーリンク5は、センサアーム2Rの
センサピン2bを一頂点として配置される略三角形状の
部材であり、センサピン2bを中心に回動可能にシャー
シ12に設けられている。トリガーリンク5の残る2つ
の頂点のうち、一方にはディスクに接触するように突出
するリンクピン5aが、他方にはディスクに接触しない
ように突出するガイドピン5bが、それぞれ形成されて
いる。
【0023】トリガープレート6は、トリガーリンク5
に近接して前後方向に移動可能にシャーシ12に設けら
れる略台形部材であり、その奥側斜辺部に沿ってカム溝
6aが形成されている。このカム溝6aは図中の左下側
から右上側に向って傾斜しており、ここにトリガーリン
ク5のガイドピン5bが挿通されている。又、トリガー
プレート6の図中右側側縁部にはストッパ(図示せず)
が設けられている。
【0024】アシストプレート9及びアシストレバー1
0は、ディスクに接触するストッパピン4b及びリンク
ピン5aをディスクから退避させるピン退避手段であ
る。このうちアシストプレート9は、シャーシ12の図
中右側の側面部に近接して設けられる縦長部材であり、
前後方向に移動可能にシャーシ12に設けられている。
アシストプレート9の基端部には略コの字形のフック9
aが設けられ、アシストプレート9の先端部にはアシス
トプレート9を初期位置へ規制するスプリング14が付
設されている。
【0025】アシストレバー10は、センサアーム2R
の支軸2aに回動可能に設けられる横長の部材であり、
右側端部に前記アシストプレート9のフック9aに係合
する係合ピン10aが、左側端部に前記スライドプレー
ト3のガイドピン3aに係合する係合溝10bがそれぞ
れ設けられている。
【0026】ところで、シャーシ12の図中右側の側面
部には、ローディング力をクランプ力に切換える切換機
構が設けられている。この切換機構は、スイングプレー
ト7、ギヤ部16、このギヤ部16と噛合うラック(図
示せず)を有するシフトプレート8から構成される。
【0027】次に本実施例の動作について説明する。 [1.12cmCD1をローディングする場合] 図1に示すように、12cmCD1は図示しない搬送ロ
ーラによりセンサアーム2L,2Rの各センサピン2b
に均等に12cmCD1のエッジが当たるまでローディ
ングする。ローディングされる12cmCD1がセンサ
ピン2bを押して、センサアーム2L,2Rに等しく力
が加わると、スライドプレート3は後退する。
【0028】但し、後述するように、8cmCD11を
ローディングする場合や、センサアーム2L,2Rの一
方のみに力が加わった場合には、以下の理由によりスラ
イドプレート3は動作することがない。仮にセンサアー
ム2Lに力が加わった場合、長穴3Lに対する突起2c
の力の作用方向は、センサアーム2Lの支軸2aと突起
2cとを結ぶ線に対して直角方向となる。この場合、ス
ライドプレート3に対しては、ガイドピン3bを中心と
して回転しようとする方向(センサピン3aが横方向に
移動する方向)に力が加わることになる。センサピン3
aはガイド穴Hに挿通され、横方向に移動することはな
いので、スライドプレート3は動作しない。
【0029】尚、スライドプレート3のセンサピン3
a,3bの代りに連続的な凸部を形成すると該凸部に対
して力が分散し、スライドプレート3が動作してしまう
恐れがあるので、センサピン3a,3bとガイド穴Hと
の組合わせが有効である。
【0030】続いて図2に示すように、12cmCD1
はセンサアーム2L,2Rを押し広げるように回転させ
ながら奥側へ進む。この時、センサアーム2L,2Rの
溝部2dにストッパアーム4L,4Rの突出ピン4cが
挿通しているため、センサアーム2L,2Rに連動して
ストッパアーム4L,4Rが対称的に回転する。
【0031】ところで、仮に図1に示したストッパアー
ム4L,4R(初期位置にある)のストッパピン4bに
対して12cmCD1のエッジが当ったとすると、スト
ッパピン4bは12cmCD1によって奥側に押され、
ストッパアーム4L,4Rの回転方向は窄められる方向
となる。しかし、センサアーム2L,2Rに連動してス
トッパアーム4L,4Rが回転するため、実際にストッ
パアーム4L,4Rのストッパピン4bに12cmCD
1のエッジが当たる時点では、ストッパアーム4L,4
Rの回転方向は押し広げられる方向となっている。
【0032】又、スライドプレート3が後退動作をとる
と、ガイドピン3aに係合溝10bが係合しているの
で、アシストレバー10は図中反時計回転方向に回転す
る。このアシストレバー10の回転によりアシストプレ
ート9は前進動作をとる。更に、トリガーリンク5はセ
ンサアーム2Rに連動して、ガイドピン5bがトリガー
プレート6のカム溝6aに沿って奥方向に移動する。
【0033】そして図3に示すように、12cmCD1
が所定の位置、すなわちターンテーブル13上方でクラ
ンプ動作可能範囲に達すると、トリガーリンク5の動き
によりトリガープレート6は前進動作を行う。このトリ
ガープレート6の動作によりローディング力をクランプ
力に切換えるように切換機構が動作する。つまり、トリ
ガープレート6が前進動作を行った時点で、ディスクの
ローディング動作が完了したと機械的に判断される。
【0034】ところで切換機構は動作前ではスイングプ
レート7がトリガープレート6のストッパに係合されて
規制され、ギヤ部16は図示しない駆動モータから駆動
力を受けて回転しているものの、シフトプレート8のラ
ック(図示せず)とは噛合っていない。そのため、駆動
モータからの駆動力はギヤ部16からシフトプレート8
に伝達されていない。
【0035】この状態から切換機構が動作すると、まず
トリガープレート6の前進により図示しないストッパが
スイングプレート7から外れ、フリクションによりシフ
トプレート8のラック(図示せず)とギヤ部16とが噛
合って、駆動モータから駆動力がシフトプレート8に伝
わり、シフトプレート8は前進動作を行う。このシフト
プレート8の動作により図示しないクランパーリンクが
動作して、12cmCD1をターンテーブル13上に固
着することができる。
【0036】最終的には、図4に示すように、シフトプ
レート8が動作することによりアシストプレート9が押
され、トリガーリンク5は12cmCD1のエッジから
離れる。又、アシストプレート9に連動するアシストレ
バー10がスライドプレート3を更に押すことによりセ
ンサアーム2L,2R、及びストッパアーム4L,4R
が12cmCD1から離れ、ターンテーブル13の振動
領域が確保される。
【0037】[2.8cmCD11をローディングする
場合] 8cmCD11の場合、センサアーム2L,2Rを同時
に押すことがないので、スライドプレート3は動作する
ことがなく、初期位置で保持されたストッパアーム4
L,4Rにより8cmCD11は位置決めされる(図
5)。この時、トリガーリンク5が8cmCD11によ
って押され、トリガープレート6は前進動作を行い、切
換機構が動作してローディング動作からグランプ動作へ
と移行する。又、振動領域の確保は、12cmCD1と
同様に、アシストプレート9に連動するアシストレバー
10がスライドプレート3を更に押すことによりセンサ
アーム2L,2R、及びストッパアーム4L,4Rが8
cmCD11から離れることにより行われる。
【0038】上述したように、本実施例のディスクロー
ディング装置によれば、高価なソレノイドや光センサを
使用することなく、機械的に12cmCD1及び8cm
CD11を判別して、適宜ディスクローディングの完了
を検出することができるので、製造コストを大幅に削減
することが可能となる。
【0039】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、例えばガイドピン3bは更にローディ
ング方向の下流側すなわち図中上側にあっても良く、
又、ガイドピン3a,3bの位置は、長穴3L,3R、
並びにセンサアーム2L,2Rの各支軸2aの位置に応
じて(すなわち長穴3L,3Rに対する突起2cの作用
方向に応じて)適宜変更可能である。更に、各部材の形
状及び寸法等は適宜変更可能であることはいうまでもな
い。
【0040】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明のディスクロー
ディング装置によれば、機械的に径の異なる2種類のデ
ィスクを判別して、適宜ディスクローディングの完了を
検出することが可能となり、高価なソレノイドや光セン
サを使用する必要がなく、構成が簡単であり、製造コス
トの削減を図ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図であり、12cmC
Dのローディング開始状態を示す。
【図2】本実施例の平面図であり、12cmCDのロー
ディング時のストッパアームの動作を示す。
【図3】本実施例の平面図であり、12cmCDのロー
ディング時の各部材の関係を示す。
【図4】本実施例の平面図であり、12cmCDのロー
ディング動作からクランプ動作への移行、及び振動領域
の確保の状態を示す。
【図5】本実施例の平面図であり、8cmCDのローデ
ィング完了状態を示す。
【図6】本実施例の側面図であり、主要構成部の上下関
係を示す。
【符号の説明】
1 12cmCD 2L,2R センサアーム 3 スライドプレート 4L,4R ストッパアーム 5 トリガーリンク 6 トリガープレート 7 スイングプレート 8 シフトプレート 9 アシストプレート 10 アシストレバー 11 8cmCD 12 シャーシ 13 ターンテーブル 14,15L,15R スプリング 16 ギヤ部 H ガイド穴

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシと、前記シャーシに支持され、
    ディスクを再生する再生部と、前記再生部に対してディ
    スクをローディングする回転可能な搬送ローラと、前記
    搬送ローラを回転させる駆動モータとを備えたディスク
    プレーヤに使用されるディスクローディング装置であっ
    て、大小2種類のディスク径に応じて適宜ディスクを再
    生部にローディングするディスクローディング装置にお
    いて、 先端部にはディスクに接触可能なセンサピンを、基端部
    には突起を備え、ローディングされるディスクの径に応
    じて前記センサピンがディスクに押圧されて回動可能な
    ように前記シャーシに設けられた一対のセンサアーム
    と、 前記突起に係合する長穴を備え、前記一対のセンサアー
    ムのうち一方のみが回動しようとする時に、前記センサ
    アームの回動を規制するように前記シャーシに設けられ
    るスライドプレートと、 クランプ動作可能範囲に達したディスクに接触して該デ
    ィスクの位置決めを行うストッパピンを備え、前記セン
    サアームがディスクに押圧されて回動する方向とは逆方
    向へ回動するように付勢され、前記センサアームの回動
    に応じて該センサアームと同方向に且つ任意のディスク
    位置決め位置まで回動可能なように前記シャーシに設け
    られたストッパアームと、 を具備したことを特徴とするディスクローディング装
    置。
  2. 【請求項2】 ディスクがほぼローディング完了状態と
    なったときに前記スライドプレートを移動し、前記一対
    のセンサアーム及びストッパアームをさらに回動させて
    前記センサピン及び前記ストッパピンをディスクから離
    脱させるピン退避手段を具備したことを特徴とする請求
    項1記載のディスクローディング装置。
  3. 【請求項3】 前記一対のセンサアームの一方に設けら
    れ、該センサアームの回動に応じてディスクローディン
    グ方向へ移動可能なトリガーリンクと、 ディスクがクランプ動作可能範囲に達すると、前記トリ
    ガーリンクの移動に応じてディスクローディング方向へ
    移動されてディスクのローディング完了を検出するよう
    に設けられたトリガープレートと、 を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のディスクローディング装置。
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