JP3044466B2 - キシロテトライトール結晶及びそれを含有する含蜜結晶並びにそれらの製造方法及び用途 - Google Patents

キシロテトライトール結晶及びそれを含有する含蜜結晶並びにそれらの製造方法及び用途

Info

Publication number
JP3044466B2
JP3044466B2 JP2073543A JP7354390A JP3044466B2 JP 3044466 B2 JP3044466 B2 JP 3044466B2 JP 2073543 A JP2073543 A JP 2073543A JP 7354390 A JP7354390 A JP 7354390A JP 3044466 B2 JP3044466 B2 JP 3044466B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
xylotetriitol
crystals
crystal
honey
producing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2073543A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03275693A (ja
Inventor
薫 松山
ゆかり 針生
雅昭 布施
宏一 形浦
良文 石井
和昭 加藤
Original Assignee
東和化成工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東和化成工業株式会社 filed Critical 東和化成工業株式会社
Priority to JP2073543A priority Critical patent/JP3044466B2/ja
Publication of JPH03275693A publication Critical patent/JPH03275693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3044466B2 publication Critical patent/JP3044466B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seasonings (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、キシロテトライトール結晶及びそれを含有
する含蜜結晶並びにそれらの製造方法及び用途に関する
ものである。
(従来の技術) キシロテトライトールは、キシロテトラオースを還元
して得られる糖アルコールであり、志水一允等の特開昭
62−278962号公報などに記載されている還元キシロオリ
ゴ糖を製造したときの少量成分として、その液状のもの
の存在が知られており、水溶液状のキシロテトライトー
ルを含む溶液の甘味質はクセやくどさのないサラリとし
た良質な甘味で、甘味度は砂糖の約40%以下と低く、ヒ
トの消化器官により消化されにくく、大腸内の有用菌で
あるビフィズス菌等に良く資化され、口腔細菌により発
酵されにくいことから、低カロリー食品、ダイエット食
品、低う蝕性食品、健康食品などの甘味源として各種用
途の開発が期待されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来からキシロテトライトールは優れた性質
を有すると考えられていたが、結晶、含蜜結晶又は粉末
状の形では得られておらず、通常は水溶液状態でのみ取
り扱われ、その理化学的な性質の多くは知られておら
ず、用途は極めて限定された範囲であった。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記の課題を解決するために、キシロ
テトライトールの結晶及びそれを含有する含蜜結晶の製
造方法を鋭意研究した。
その結果、広葉樹、綿実殻等から抽出されたキシラン
水溶液に、ストレプトマイセス・エスピー(Streptomyc
es sp.)E−86により生産された酵素であるキシラナー
ゼを作用させてキシロオリゴ糖水溶液を得、濃度約30重
量%(以下単に%と云うことがある。)に濃縮したもの
を活性炭充填カラムに通してキシロテトラオースを単離
し、精製、濃縮してキシロテトラオースを晶出させ、分
蜜した後、純度99%以上のキシロテトラオースを得た。
次に、このキシロテトラオース結晶をラネーニッケル
触媒の存在下で水素添加し、精製した後、80%まで濃縮
して純度98%以上の高純度キシロテトライトール水溶液
を得た。
この高純度キシロテトライトール水溶液の一部を取
り、それにエタノールを添加して加熱、冷却、静置を約
1週間繰り返したところ、その内壁に結晶が析出した。
この結晶を分離し、濃度75%に調製した前記の高純度
キシロテトライトール水溶液に種結晶として添加し、ゆ
っくりと攪拌しながら結晶の成長を促し、得られたマス
キットを分蜜して、少量の水で結晶を洗浄し、更に純度
の高い結晶を得た。
この純度の高い結晶を水に溶解し、同様に処理して再
結晶化させ、更に高純度の結晶を採取し、この結晶の理
化学的な性質を調べたところ、従来知られていなかった
理化学的性質を有するキシロテトライトール結晶である
ことを見出し、キシロテトライトール結晶及びそれを含
有する含蜜結晶を得ることに成功し、それらの工業規模
での製造方法を開発することに成功し、更に、それらの
用途を開発することに成功し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、分子式C20H36O17で表され、融点
が196.5℃〜199.0℃であるキシロテトライトール結晶で
ある。
また、本発明は、分子式C20H36O17で表され、融点
が196.5℃〜199.0℃であるキシロテトライトール結晶を
含有する含蜜結晶である。
また、本発明は、キシロテトライトール結晶が乾燥
固形物当たり95重量%以上のキシロテトライトール純度
を有することを特徴とする前記記載のキシロテトライ
トール結晶である。
また、本発明は、キシロテトライトール結晶が乾燥
固形物当たり95重量%以上のキシロテトライトール純度
を有することを特徴とする前記記載のキシロテトライ
トール結晶を含有する含蜜結晶である。
また、本発明は、キシロテトライトール結晶が組成
物であることを特徴とする前記記載のキシロテトライ
トール結晶である。
また、本発明は、キシロテトライトール結晶を含有
する含蜜結晶が組成物であることを特徴とする前記記
載のキシロテトライトール結晶を含有する含蜜結晶であ
る。
また、本発明は、キシロテトライトール結晶が成形
物であることを特徴とする前記記載のキシロテトライ
トール結晶である。
また、本発明は、キシロテトライトールを含有する
含蜜結晶が成形物であることを特徴とする前記記載の
キシロテトライトール結晶を含有する含蜜結晶である。
また、本発明は、キシロテトライトール水溶液か
ら、分子式C20H36O17で表され、融点が196.5℃〜199.0
℃であるキシロテトライトール結晶を晶出せしめ、これ
を採取することを特徴とするキシロテトライトール結晶
の製造方法である。
また、本発明は、キシロテトライトール水溶液か
ら、分子式C20H36H17で表され、融点が196.5℃〜199.0
℃であるキシロテトライトール結晶を晶出せしめ、これ
を採取又は固化することを特徴とするキシロテトライト
ール結晶を含有する含蜜結晶の製造方法である。
また、本発明は、キシロテトライトール水溶液のキ
シロテトライトール純度が乾燥固形物当たり85重量%以
上であることを特徴とする前記記載のキシロテトライ
トール結晶の製造方法である。
また、本発明は、キシロテトライトール水溶液のキ
シロテトライトール純度が乾燥固形物当たり85重量%以
上であることを特徴とする前記記載のキシロテトライ
トールを含有する含蜜結晶の製造方法である。
また、本発明は、晶出温度が0〜95℃であることを
特徴とする前記又は記載のキシロテトライトール結
晶の製造方法である。
また、本発明は、晶出温度が0〜95℃であることを
特徴とする前記又は記載のキシロテトライトール結
晶を含有する含蜜結晶である。
また、本発明は、キシロテトライトール水溶液に種
晶を共存せしめることを特徴とする前記、又は又は
の何れか一つに記載のキシロテトライトール結晶の製
造方法である。
また、本発明は、キシロテトライトール水溶液に種
晶を共存せしめることを特徴とする前記、、又は
の何れか一つに記載のキシロテトライトール結晶を含有
する含蜜結晶の製造方法である。
また、本発明は、キシロテトライトール結晶を含有
することを特徴とする飲食物である。
また、本発明は、キシロテトライトール結晶を含有
する含蜜結晶を含有することを特徴とする飲食物であ
る。
本発明のキシロテトライトールは以下の理化学的性質
を有する。
(1)元素分析 理論値 C=43.79% H=6.62% O=49.59% 測定値 C=43.97% H=6.66% O=49.37% (2)分子量 548.5 (3)結晶の融点 196.5℃〜199.0℃ (4)結晶の示差走査熱量分析 吸熱極大値=204.0℃〜209.0℃ (示差走査熱量測定計を用い、10℃/分の昇温速度で測
定) (5)比旋光度 ▲[α]20 D▼=−72.06゜(20.62g/) (6)紫外部吸収 水溶液として測定すると、特に特徴ある吸収は示さな
い。
(7)赤外線吸収スペクトル 結晶キシロテトライトール1mgと脱水KBr200mgとを混
合攪拌して透明なタブレット(厚さ0.6mm)を作成し、
赤外線吸収スペクトルを測定した。結果を第1表に示し
た。
第1表 赤外線の吸収が測定された波長 3100〜3700 (cm-1) 2800〜3000 1200〜1500 920〜1200 840〜 920 700付近 このうち840cm-1〜920cm-1の吸収はβ−1,4結合の存
在で裏付けている。
(8)溶解度 室温(25℃)の水に対するキシロテトライトール結晶
の溶解度は約75%である。
(9)物性、物質の色 無色透明な結晶であり、微細な結晶は白色粉末状であ
る。砂糖の15〜20%の甘味を有し、臭いはない。吸湿性
はなく、潮解しない。また、キシロテトライトールを水
に溶解した水溶液は中性ないし微酸性を呈する。
(10)各種薬剤に対する溶解性 水、0.1N−NaOH、0.1N−HClに易溶。熱エタノールに
可溶。ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチルに不溶。
(11)構成糖 4%−トリフルオロ酢酸で加水分解して得られる糖を
高速液体クロマトグラフィーで分析すると、D−キシロ
ースとD−キシリトールのモル存在比が3:1であった。
(2)核磁気共鳴スペクトル 結晶キシロテトライトール100mgを0.6mlの重水に溶解
し、カーボンとプロトンについて核磁気共鳴スペクトル
を測定した。
13C−NMRのシグナルのうち3個のキシロース残基各々
のアノメリック炭素を示す103.3ppm付近にあるシグナル
1JCHが162.4Hz前後にあるのでβ結合であることが判
る。またキシリトールの4位の炭素を表すシグナルが大
きく低磁場側にシフトしているので、キシロテトライト
ール中のキシリトール残基とキシロース残基との間は1,
4結合をしていることが判る。
以上の事実から本発明の結晶は次に示す構造を持った
キシロテトライトールであると判断される。
(13)X線結晶構造解析 濃度85%のキシロテトライトール水溶液から晶出した
キシロテトライトール単結晶をX線により結晶構造解析
したところ、本発明の結晶の格子定数はa=7.92Å、b
=9.35Å、c=16.651Å、β=102.34゜の単斜晶系であ
り、単位格子あたりの分子数=2、単位格子容積=120
4.6Å、密度=1.512g/cm3であり、空間群はP21(#
4)であることが判明した。
前記の構造を有するキシロテトライトールは5炭糖で
ある3個のD−キシロースがβ−1,4結合で直鎖状にな
っているキシロトリオースの還元末端に、キシロースの
還元物であるキシリトールがβ−1,4で結合した4糖ア
ルコールである。
キシロテトライトールは例えば特開昭62−278961号公
報に記載されている還元キシロオリゴ糖から分取分画し
て得ることができ、また、特開昭61−285999号公報等に
記載されているようなキシロオリゴ糖からキシロテトラ
オースを単離し、例えばラネーニッケル等の触媒を用い
て水素添加することによっても得ることができる。
また上記還元キシロオリゴ糖あるいはキシロオリゴ糖
などの本発明のキシロテトライトール及びそれを含有す
る含蜜結晶の原料の由来は問われず、製造方法も自由で
ある。
キシロオリゴ糖を製造するための原料としてはキシラ
ンを含有している天然物ならばほとんど全てが使用可能
であるが、経済的な制約から原料の中でもキシラン含有
量の多いものが好ましい。
特に好ましい原料としてはバガス、コーンコブ、綿実
殻、シラカバ、ブナ等の広葉樹、稲ワラ、ビール粕等が
挙げられる。
また、キシラン、キシロオリゴ糖、還元キシロオリゴ
糖等はキシロース、キシリトール、グルコース、ソルビ
トール、澱粉等から化学的、生物学的に、または酵素を
使用して分解、重合、あるいは合成されたものであって
も本発明のキシロテトライトールを製造する原料として
使用できる。
また、キシロテトライトールはキシロース、キシリト
ール、グルコース、ソルビトール等から化学的、生物学
的に、あるいは酵素を利用して合成、重合、分解などの
過程を経て製造することもできる。
以下に本発明のキシロテトライトール結晶及びそれを
含有する含蜜結晶の製造方法について説明する。
本発明で使用する晶出用キシロテトライトール水溶液
は本発明のキシロテトライトール結晶が析出すればよ
く、キシロテトライトールの製造方法は問われない。
通常、純度65%以上、好ましくは純度85%以上のキシ
ロテトライトールを、好ましくは濃度65%〜95%の水溶
液とし、その溶液温度は溶液が凍結せず、また製造工程
上熱損失の少ない0〜95℃の範囲が望ましい。
溶液の粘度等を調整するために、例えばメタノール、
エタノール、アセトン等を共存させることも自由であ
る。
また晶出方法は通常40〜95℃の比較的高温で過飽和キ
シロテトライトール溶液を助晶缶に取り、これに種晶を
好ましくは0.1〜20%共存せしめて、ゆっくりと攪拌し
ながら冷却し晶出を促してマスキットにすればよい。
このように、本発明のキシロテトライトール及びそれ
を含有する含蜜結晶は、過飽和キシロテトライトール水
溶液にキシロテトライトール結晶又はそれを含有する含
蜜結晶を種晶として添加することにより、あるいは添加
せずに比較的容易に晶出させることができる。
晶出したマスキットからキシロテトライトール結晶及
びそれを含有する含蜜結晶を製造する方法は、本発明の
目的物であるキシロテトライトール結晶が採取できれば
よく、例えばブロック粉砕法、流動造粒法、ニーディン
グ法、噴霧乾燥法等の公知の方法を自由に採用すること
もでき、また水分が少ない場合にはそのまま固化させる
こと等も自由である。
具体的には、例えば分蜜方法は通常マスキットを遠心
分離機によりキシロテトライトール結晶と蜜とに分離す
る方法で、必要に応じてその結晶を少量の水又は冷水を
スプレーすることなどによって洗浄することも容易に可
能であり、この方法はより高い純度のキシロテトライト
ール結晶を製造するのに好適である。
他のブロック粉砕法、流動造粒法、ニーディング法、
噴霧乾燥法等は蜜を分離しないので、得られる含蜜結晶
には本発明のキシロテトライトール結晶以外に蜜成分と
してキシリトール、キシロビイトール、キシロトリイト
ール、ソルビトール、マンニトール等の糖アルコール類
が微量含まれることがある。
含蜜方法のひとつであるニーディング法は、例えばニ
ーダー中で、水分5〜25%、好ましくは6〜20%のキシ
ロテトライトール溶液を徐々に冷却してゆき、キシロテ
トライトール結晶の融点以下の温度で、好ましくは10℃
〜70℃で、対溶液中固形分の0.1〜70重量%の種晶を添
加し、又は添加しないで混合しこれを各種の形状、例え
ば粉体、顆粒、球状、棒状、板状、立方体等に成形して
キシロテトライトール含蜜結晶の粉末又は成形体とする
ことも可能である。
またキシロテトライトール結晶及びそれを含有する含
蜜結晶は基本的には非吸湿性であるがその純度によっ
て、吸湿性、融点、比旋光度等の理化学的性質が変化す
る。
従って、その必要性によりキシロテトライトールの純
度を適宜選択して利用することができる。
またキシロテトライトール結晶及びそれを含有する含
蜜結晶は、甘味性、粘性、耐熱性、耐酸性、難発酵性、
難消化性、非う蝕性、ボディ付与性、保湿性、照り付与
性等の優れた性質を備えている。
また、腸内有用細菌によって選択的に資化されるため
に、これらの性質を利用した飲食物、化粧品、医薬品な
どを製造することも自由にできる。
以下に、本発明をより詳細に説明する。
本発明のキシロテトライトール結晶及びそれを含有す
る含蜜結晶は、そのまま甘味付けのため調味料として使
用することができる。
必要ならば、例えば砂糖、ブドウ糖、蜂蜜、粉飴、異
性化糖、麦芽糖、メープルシュガー、ソルビトール、ス
テビオシド、ジヒドロカルコン、グリチルリチン、サッ
カリン、アスパルテーム、α−グリコシルステビオシ
ド、羅漢果エキス、グリシン、アラニン等のような他の
甘味料の1種又は2種以上の適量と混合して使用しても
よく、また澱粉、デキストリン、乳糖等のような増量剤
と混合して使用することもできる。
また、本発明のキシロテトライトール結晶及びそれを
含有する含蜜結晶の中でも粉末状のものは、そのまま
で、あるいは必要に応じて増量剤、賦形剤、結合剤、崩
壊剤等と混合して顆粒、球状、錠剤、棒状、板状、立方
体等に成形して使用することも自由である。
また、本発明のキシロテトライトール結晶及びそれを
含有する含蜜結晶は他の糖アルコール類と同様に消化吸
収されにくいために、本発明のキシロテトライトール結
晶及びそれを含有する含蜜結晶を使用した飲食物のカロ
リーを低下させることができる。
従って、本発明のキシロテトライトール結晶及びそれ
を含有する含蜜結晶は、糖尿病患者、肥満者等のカロリ
ー制限をしている人のための低カロリー飲食物、例えば
美容食、健康食、ダイエット食等への甘味付けなどに利
用できる。
また、本発明のキシロテトライトール結晶及びそれを
含有する合蜜結晶は腸内有用細菌の成育を活性化する作
用があるために、製腸剤等の医薬品、健康食品として、
更に生菌剤等への賦形剤、甘味剤、呈味改良剤、安定化
剤等とて自由に利用することができる。
また、本発明のキシロテトライトール結晶及びそれを
含有する含蜜結晶は口腔内細菌によって発酵されにくい
ことなどにより、虫歯を起こしにくい甘味料として食品
等に利用できる。例えば、チューインガム、チョコレー
ト、キャラメル、クッキー、ビスケット等の菓子類、コ
ーラ、サイダー、ジュース、珈琲、乳酸菌飲料等の飲料
水等の低う蝕性が望まれる飲料物の甘味付けとして好適
であり、更にうがい水、練り歯磨き等のような虫歯を予
防する化粧品や医薬品などへの甘味付けとしても好適で
ある。
またキシロテトライトール結晶及びそれを含有する含
蜜結晶の甘味は、酸味、塩辛味、渋味、旨味、苦味、等
の他の呈味を有する各種の物質とよく調和し、耐酸性、
耐熱性も大きいので今まで述べた特殊な場合だけでな
く、普通一般の飲食物の甘味付け、呈味改良に、また品
質改良などに自由に利用できる。例えば、醤油、粉末醤
油、味噌、粉末味噌、もろみ、ひしお、各種ふりかけ、
マヨネーズ、ドレッシング、食酢、三杯酢、粉末すし
酢、中華の素、天つゆ、麺つゆ、ソース、ケチャップ、
焼き肉のたれ、カレールウ、シチュウの素、スープの
素、だしの素、複合調味料、みりん、新みりん、テーブ
ルシュガー、コーヒーシュガー等の各種調味料として自
由に使用することができる。
また、例えば、煎餅、あられ、おこし、餅類、饅頭、
ういろう、餡類、羊羹、水羊羹、錦玉、ゼリー、カステ
ラ、飴玉等の各種和菓子、パン、パイ、ビスケット、ク
ラッカー、プリン、バタークリーム、カスタードクリー
ム、シュークリーム、ワッフル、スポンジケーキ、ドー
ナツ、チョコレート、チューインガム、キャラメル、キ
ャンディー等の各種洋菓子、アイスクリーム、シャーベ
ット等の氷菓、果実のシロップ漬、氷蜜等のシロップ
類、フラワーペースト、ピーナッツペースト、フルーツ
ペースト等のペースト類、ジャム、マーマレード、シロ
ップ漬、糖菓等の果実、野菜の加工食品類、パン類、麺
類、米飯類、人造肉等の穀類加工食品類、福神漬、べっ
たら漬、千枚漬、らっきょう漬等の漬物類、たくあん漬
の素、はくさい漬の素等の漬物の素類、ハム、ソーセー
ジ、かまぼこ、ちくわ、天ぷらなどの魚肉製品類、う
に、イカの塩から、酢コンブ、さきするめ、ふぐのみり
ん干し等の各種珍味類、のり、山菜、するめ、小魚、貝
等で製造される佃煮類、煮豆、ポテトサラダ、こんぶ巻
等のそう菜食品、乳製品、魚肉、畜肉、果実、野菜のビ
ン詰、缶詰類、合成酒、果実酒、洋酒等の酒類、コーヒ
ー、ココア、ジュース、炭酸飲料、乳酸飲料、乳酸菌飲
料等の清涼飲料水、プリンミックス、ホツトケーキミッ
クス等のプレミックス粉類、即席ジュース、即席コーヒ
ー、即席しるこ、即席スープ等の即席飲食品等の各種飲
食物への甘味料として、また、呈味改良剤、品質改良剤
としても自由に利用できる。
また、本発明のキシロテトライトール結晶及びそれを
含有する含蜜結晶は、非吸湿性で、流動性が良好なこと
により、例えば、チューインガム、酢こんぶ等の表面を
被覆するなどして内容物表面と包装紙の付着防止、滑り
改良剤としても有利に利用できる。
また、家畜、家禽、その他ミツバチ、蚕、魚等の飼育
動物のために飼料、餌料等の嗜好性を向上させる目的や
動物の腸内有用細菌の成育活性化の目的で使用すること
もできる。
その他、たばこ、練り歯磨き、口紅、リップクリー
ム、内服薬、トローチ、肝油ドロップ、口中清涼剤、口
中香剤、うがい薬等各種固形状、ペースト状、液状など
で嗜好品、化粧品、医薬品等への呈味改良剤、品質改良
剤等として自由に利用できる。
また、本発明のキシロテトライトール結晶及びそれを
含有する含蜜結晶をわずかに湿らせた状態にして、低圧
圧縮成形することにより、グラニュー糖から製造した成
形砂糖と同様に各種形状、例えばさいころ状、魚、花な
どに自由に成形できるので、コーヒー、紅茶等の好適な
成形甘味料が容易に製造できる。この際には、例えば各
種の糖類や人工甘味料等を含有せしめて増甘すること、
各種の食用色素で着色することも、更には各種のフレー
バー類を含有せしめて成形することも自由にできる。ま
た、フレーバーの使用に当たっては、予め各種フレーバ
ーをサイクロデキストリン等の包接化合物に包接させる
こともできる。
また、本発明のキシロテトライトール結晶又はそれを
含有する含蜜結晶に、例えばビタミン剤、抗生物質、乳
酸菌、ビフィズス菌等を混合して顆粒状、錠剤等の各種
形状に成形して種々の用途に使用することもできる。
また、本発明のキシロテトライトール結晶又はそれを
含有する含蜜結晶は、軽く熱風乾燥するだけで簡単に無
水物になるので、非水系の化学反応用糖アルコールとし
て利用できる。
従って、キシロテトライトール結晶から非水系の化学
反応により極めて容易に、例えばエーテル誘導体、エス
テル誘導体等を製造できる。
これらの誘導体、キシロテトライトール結晶、及びそ
れらを含有する含蜜結晶は界面活性剤、乳化剤、酵素反
応用試薬、各種糖含有化合物の合成基剤等として有利に
利用できる。
(実施例) 以下に実施例を掲げて本発明の内容を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に制限されるものではな
い。また、以下の実施例において%は特に断らないかぎ
り全て重量%を表す。
実施例−1 シラカバ爆砕物300kgを水で抽出し、この抽出液をス
トレプトマイセス・エスピー(Streptomyces sp.)E−
86が産生するキシラナーゼで加水分解した後、常法によ
り活性炭、イオン交換樹脂を用いて精製し、濃度50%ま
で濃縮して得られたキシロオリゴ糖液(キシロテトラオ
ース含量が固形分に対して30%)を固形分重量に対して
3%のラネーニツケル触媒を使用し、圧力150kg/cm2
水素添加し、キシロテトライトール含有量が固形分に対
して30%の還元キシロオリゴ糖液30kgを得た。
この還元キシロオリゴ糖液を常法により精製し、固形
分相当で1kgを取り分けて濃度33%に調整し、活性炭充
填カラムを用いてキシロテトライトール画分を分取し、
濃度80%まで濃縮して純度99.5%のキシロテトライトー
ル水溶液を276.4g得た。
この高純度キシロテトライトール水溶液の10gをナス
型フラスコに取り、エタノールを加えて攪拌しながら約
1週間加熱冷却を繰り返したところ、その内壁に結晶が
生じた。
この結晶を濾取し、60℃の減圧乾燥器中で1夜乾燥し
た。
この結晶0.5gを種結晶として、先に得られた濃度80%
のキシロテトライトール水溶液に温度30℃で加え約20時
間放冷しながら攪拌してマスキットを得た。このマスキ
ットを遠心分離し、純度99.8%のキシロテトライトール
結晶108.1gを得た。
この結晶を減圧乾燥器を用いて、温度60℃で18時間乾
燥し、この物の融点を測定したところ198.5℃であっ
た。
また、元素分析の結果は、理論値がC=43.79%、H
=6.62%、O=49.59%であるのに対して、それぞれ43.
97%、6.66%、49.37%であった。
実施例−2 実施例1と同様の方法で得られたキシロオリゴ糖液、
固形分相当1kgを活性炭充填カラムを用いて分画し、常
法により精製、濃度80%まで濃縮した後、冷却しながら
1夜攪拌して析出した結晶を濾取し、キシロテトラオー
ス結晶120gを得た。
このキシロテトラオース結晶を濃度50%になるように
水に溶解し、固形分重量に対して2%のラネーニツケル
触媒を使用して圧力150kg/cm2で水素添加を行い、常法
により精製した後、濃度88%まで濃縮し純度98%のキシ
ロテトライトール水溶液135.7gを得た。
このキシロテトライトール水溶液を、温度30℃で種晶
0.5gを加えて20時間攪拌しながら放冷してマスキットを
得た。
このマスキットをステンレス製バットに流し込み室温
で1夜放置して、ブロック状塊を得た。
このブロック状塊を粉砕して本発明のキシロテトライ
トール結晶を含有する含蜜結晶119.5gを得た。
この含蜜結晶の純度は98.0%であった。
実施例−3 シラカバ爆砕物の水抽出液を実施例1で使用したのと
同様の酵素で加水分解した濃度40%のキシロオリゴ糖水
溶液(キシロテトラオース純度30%)1kgを、ナトリウ
ム型にした陽イオン交換樹脂で分画し、常法により精製
濃縮して、純度95%、濃度50%のキシロテトラオース水
溶液151.6gを得た。
このキシロテトラオース水溶液を固形分重量に対して
4%のラネーニッケル触媒を使用して圧力130kg/cm2
水素添加して常法により精製濃度し濃度89%、純度95%
のキシロテトライトール水溶液83.5gを得た。
このキシロテトライトール水溶液をラボプラストミル
に入れ、温度20℃で1時間、40rpmの速度でニーディン
グし、本発明のキシロテトライトール結晶を含有する含
蜜結晶約74gを得た。
実施例−4 実施例1と同様の方法で得られたキシロテトライトー
ル結晶50重量部、カカオペースト40重量部、アスパルテ
ーム0.5重量部を混合して、リファイナーにより微細な
粉末にした後コンチェに入れて温度50℃で24時間混練し
た。
その後31℃に冷却しつつ、型に流し込み10℃で固化さ
せた。
本品は吸湿性がなく、良質な甘味を有する低う蝕性チ
ョコレートとして有用である。
実施例−5 牛乳450gに配合量の2/3に相当する実施例1と同様の
方法で得たキシロテトライトール結晶400gを加え、加熱
沸騰させ室温まで冷却したものを、卵黄250gにキシロテ
トライトール結晶の残り1/3、アスパルテーム3gを加え
て十分すり混ぜた中へ加えて良く混合する。
これを予めほぐしてクリーミングした、バター450g、
マーガリン450gからなるクリームに徐々に加え、これを
クリーミングした後ラム酒75gを混合してバタークリー
ムを製造した。
本品は口あたり、口どけ共に良好で、良質な呈味性を
有するクリームとして有用である。
実施例−6 良くほぐしたマーガリン240gに実施例2と同様の方法
で得たキシロテトライトール結晶を含有する含蜜結晶を
320g、全卵200g及び水90gを加え、更にクリーミングす
る。
これに予め混合しておいた薄力粉400gとベーキングパ
ウダー3gを加えて軽く混合して生地とする。
このものを矩形状に絞り165℃で12分間焙焼してクッ
キーを製造した。
このクッキーは口どけがよく、あきのこない味であっ
た。
実施例−7 アスピリン50重量部、実施例3と同様の方法で得たキ
シロテトライトール結晶を含有する含蜜結晶15重量部、
コーンスターチ4重量部を良く混合した後、打錠機で厚
さ5mm、直径6mmの錠剤を製造した。
この錠剤は吸湿性がなく、物理的強度も十分であり、
かつ水中での崩壊性が良好であった。
(発明の効果) 以上に記載したように本発明のキシロテトライトール
結晶及びそれを含有する含蜜結晶は各種食品、医薬品な
どとして有用であり、本発明を実施することにより、キ
シロテトライトール結晶及びそれを含有する含蜜結晶を
製造することが可能になり、更にそれを用いて各種食
品、医薬品などを工業的に有利に製造することが可能に
なる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 形浦 宏一 静岡県富士市津田134―1 東和化成工 業株式会社富士研究所内 (72)発明者 石井 良文 静岡県富士市津田134―1 東和化成工 業株式会社富士研究所内 (72)発明者 加藤 和昭 東京都千代田区大手町2丁目1番2号 和化成工業株式会社調査部内 (56)参考文献 特開 昭62−278962(JP,A) Chromatographia,V ol.7,No.7(July 1974) p.361−365 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07H 15/04 A23L 1/236 C13K 13/00 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分子式C20H36O17で表され、融点が196.5℃
    〜199.0℃であるキシロテトライトール結晶。
  2. 【請求項2】分子式C20H36O17で表され、融点が196.5℃
    〜199.0℃であるキシロテトライトール結晶を含有する
    含蜜結晶。
  3. 【請求項3】キシロテトライトール結晶が乾燥固形物当
    たり95重量%以上のキシロテトライトール純度を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のキシロテトライトール
    結晶。
  4. 【請求項4】キシロテトライトール結晶が乾燥固形物当
    たり95重量%以上のキシロテトライトール純度を有する
    ことを特徴とする請求項2記載のキシロテトライトール
    結晶を含有する含蜜結晶。
  5. 【請求項5】キシロテトライトール結晶が組成物である
    ことを特徴とする請求項1記載のキシロテトライトール
    結晶。
  6. 【請求項6】キシロテトライトール結晶を含有する含蜜
    結晶が組成物であることを特徴とする請求項2記載のキ
    シロテトライトール結晶を含有する含蜜結晶。
  7. 【請求項7】キシロテトライトール結晶が成形物である
    ことを特徴とする請求項1記載のキシロテトライトール
    結晶。
  8. 【請求項8】キシロテトライトールを含有する含蜜結晶
    が成形物であることを特徴とする請求項2記載のキシロ
    テトライトール結晶を含有する含蜜結晶。
  9. 【請求項9】キシロテトライトール水溶液から、分子式
    C20H36O17で表され、融点が196.5℃〜199.0℃であるキ
    シロテトライトール結晶を晶出せしめ、これを採取する
    ことを特徴とするキシロテトライトール結晶の製造方
    法。
  10. 【請求項10】キシロテトライトール水溶液から、分子
    式C20H36O17で表され、融点が196.5℃〜199.0℃である
    キシロテトライトール結晶を晶出せしめ、これを採取又
    は固化することを特徴とするキシロテトライトール結晶
    を含有する含蜜結晶の製造方法。
  11. 【請求項11】キシロテトライトール溶液のキシロテト
    ライトール純度が乾燥固形物当たり85重量%以上である
    ことを特徴とする請求項9記載のキシロテトライトール
    結晶の製造方法。
  12. 【請求項12】キシロテトライトール溶液のキシロテト
    ライトール純度が乾燥固形物当たり85重量%以上である
    ことを特徴とする請求項10記載のキシロテトライトール
    を含有する含蜜結晶の製造方法。
  13. 【請求項13】晶出温度が0〜95℃であることを特徴と
    する請求項9又は11記載のキシロテトライトール結晶の
    製造方法。
  14. 【請求項14】晶出温度が0〜95℃であることを特徴と
    する請求項10又は12記載のキシロテトライトール結晶を
    含有する含蜜結晶の製造方法。
  15. 【請求項15】キシロテトライトール水溶液に種晶を共
    存せしめることを特徴とする請求項9,11又は13のいずれ
    か一つに記載のキシロテトライトール結晶の製造方法。
  16. 【請求項16】キシロテトライトール水溶液に種晶を共
    存せしめることを特徴とする請求項10,12又は14のいず
    れか一つに記載のキシロテトライトール結晶を含有する
    含蜜結晶の製造方法。
  17. 【請求項17】キシロテトライトール結晶を含有するこ
    とを特徴とする飲食物。
  18. 【請求項18】キシロテトライトール結晶を含有する含
    蜜結晶を含有することを特徴とする飲食物。
JP2073543A 1990-03-26 1990-03-26 キシロテトライトール結晶及びそれを含有する含蜜結晶並びにそれらの製造方法及び用途 Expired - Fee Related JP3044466B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2073543A JP3044466B2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 キシロテトライトール結晶及びそれを含有する含蜜結晶並びにそれらの製造方法及び用途

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2073543A JP3044466B2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 キシロテトライトール結晶及びそれを含有する含蜜結晶並びにそれらの製造方法及び用途

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03275693A JPH03275693A (ja) 1991-12-06
JP3044466B2 true JP3044466B2 (ja) 2000-05-22

Family

ID=13521258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2073543A Expired - Fee Related JP3044466B2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 キシロテトライトール結晶及びそれを含有する含蜜結晶並びにそれらの製造方法及び用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3044466B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4675139B2 (ja) * 2005-04-15 2011-04-20 サントリーホールディングス株式会社 高純度キシロオリゴ糖組成物

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Chromatographia,Vol.7,No.7(July 1974)p.361−365

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03275693A (ja) 1991-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3436317B2 (ja) ステビア甘味料の製造方法
FI70225B (fi) Vattenfria maltitolkristaller och en av helt hydrerat staerkelsehydrolysat framstaelld fast kristallin blandning innehaollande dessa kristaller deras framstaellningsfoerfarande och anvaendning
EP2156751B1 (en) Novel sweetener having sugar-like taste and production method and use of the same
JP2896598B2 (ja) ラクトネオトレハロースとその製造方法並びに用途
US5160546A (en) Lactitol trihydrate crystal, crystalline mixture solid containing it and process for preparing them
JP2000023699A (ja) トレハロース2含水結晶とその製造方法並びに用途
GB2162524A (en) Crystalline maltose
JPH10168093A (ja) 結晶性粉末糖質とその製造方法並びに用途
JPS63304964A (ja) 甘味組成物
KR100350844B1 (ko) 네오트레할로오스구조를가진비환원성올리고당과그제조방법및용도
JPS61103889A (ja) 結晶エルロ−ス及びそれを含有する含蜜結晶並びにそれらの製造方法及び用途
JP3044466B2 (ja) キシロテトライトール結晶及びそれを含有する含蜜結晶並びにそれらの製造方法及び用途
TWI322152B (ja)
JP3044465B2 (ja) キシロビイトール結晶及びそれを含有する含蜜結晶並びにそれらの製造方法及び用途
JP3060385B2 (ja) 新規なラクチトール無水物結晶及びそれを含有する含蜜結晶並びにそれらの製造方法
JPH08217784A (ja) α−イソマルトシル α−イソマルトシドとその製造方法並びに用途
WO2018198411A1 (ja) 甘味料組成物及びステビア抽出物の味質改善方法
JPH01165346A (ja) 品質改良剤
JP4422960B2 (ja) β−マルトース含水結晶含有粉末とその製造方法並びに用途
JP3746065B2 (ja) β−マルトース含水結晶含有粉末とその製造方法並びに用途
JPH02196794A (ja) 新規なラクチトール一水和物結晶及びそれを含有する含蜜結晶並びにそれらの製造方法
JP2005015439A (ja) セロビイトール一水和物結晶及びその製造方法、並びにその用途
JP2003081992A (ja) β−マルトース含水結晶含有粉末とその製造方法並びに用途
JPH08214871A (ja) ビフィズス菌増殖促進剤とその製造方法並びに用途
JPH0722B2 (ja) シュクロース含有飲食物中のシュクロースに起因する水不溶性グルカンの生成を抑制する方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees