JP3044415B2 - 電子回路モジュール - Google Patents
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- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
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- H01L2224/481—Disposition
- H01L2224/48151—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/48221—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
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- H01L2224/48227—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item
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- H—ELECTRICITY
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- H01L2924/191—Disposition
- H01L2924/19101—Disposition of discrete passive components
- H01L2924/19105—Disposition of discrete passive components in a side-by-side arrangement on a common die mounting substrate
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/181—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K3/4611—Manufacturing multilayer circuits by laminating two or more circuit boards
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- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、回路基板上にICな
らびにこれと協働して特定の電子回路を構成するべき複
数個の電子部品を搭載して構成されるいわゆるハイブリ
ッドIC等の電子回路モジュールに関し、詳しくは、基
板上への実装密度をより高めることができるとともに、
上下高さを抑制することができるように構成したものに
関する。
らびにこれと協働して特定の電子回路を構成するべき複
数個の電子部品を搭載して構成されるいわゆるハイブリ
ッドIC等の電子回路モジュールに関し、詳しくは、基
板上への実装密度をより高めることができるとともに、
上下高さを抑制することができるように構成したものに
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従前
の一般的なハイブリッドICは、図8に示すように、回
路基板1の表面および裏面に所定の配線パターン2,3
を形成しておくとともに、これら表面および裏面の各配
線パターン2,3を適当な部位において貫通スルーホー
ル4によって結線しておき、これらの配線パターン2,
3の所定部位に、IC4を直接ボンディングするととも
にその周辺のパターンに対してワイヤボンディングを施
す一方、回路基板上のその余の配線パターン上には上記
ICと協働して特定の電子回路を構成するべく、チップ
型抵抗器、面実装型のコンデンサー、トランジスタ、等
の複数個の電子部品5…がハンダ付けによって搭載され
ている。
の一般的なハイブリッドICは、図8に示すように、回
路基板1の表面および裏面に所定の配線パターン2,3
を形成しておくとともに、これら表面および裏面の各配
線パターン2,3を適当な部位において貫通スルーホー
ル4によって結線しておき、これらの配線パターン2,
3の所定部位に、IC4を直接ボンディングするととも
にその周辺のパターンに対してワイヤボンディングを施
す一方、回路基板上のその余の配線パターン上には上記
ICと協働して特定の電子回路を構成するべく、チップ
型抵抗器、面実装型のコンデンサー、トランジスタ、等
の複数個の電子部品5…がハンダ付けによって搭載され
ている。
【0003】ところで、近年の半導体製造技術の進歩に
伴い、上記IC4のベアチップそれ自体の薄型化、ある
いはワイヤボンディング技術の改善により、樹脂封止後
のIC高さを低くすることは、かなりの程度まで実現さ
れている。しかしながら、このようなIC4を用いて、
他の電子部品と組合せながら図8のようなハイブリッド
IC等電子回路モジュールを形成する場合、この電子回
路モジュール全体としての上下高さを低めたり、電子回
路モジュールそれ自体としての高密度実装をするための
方策までは、いまだ考慮されていないのが現状である。
伴い、上記IC4のベアチップそれ自体の薄型化、ある
いはワイヤボンディング技術の改善により、樹脂封止後
のIC高さを低くすることは、かなりの程度まで実現さ
れている。しかしながら、このようなIC4を用いて、
他の電子部品と組合せながら図8のようなハイブリッド
IC等電子回路モジュールを形成する場合、この電子回
路モジュール全体としての上下高さを低めたり、電子回
路モジュールそれ自体としての高密度実装をするための
方策までは、いまだ考慮されていないのが現状である。
【0004】したがって、図8に表れているように、I
C4が搭載される面に、このIC4の厚みよりも大きな
中型あるいは大型の電子部品が搭載されることもあり、
そうすると、せっかくIC4の樹脂封止後の高さがかな
り低くなっているにもかかわらず、かかる点が電子回路
モジュール全体の上下高さを低めることに何ら利用され
ておらず、全体として電子回路モジュールの上下高さが
高くなってしまうというようなことも起こっていた。
C4が搭載される面に、このIC4の厚みよりも大きな
中型あるいは大型の電子部品が搭載されることもあり、
そうすると、せっかくIC4の樹脂封止後の高さがかな
り低くなっているにもかかわらず、かかる点が電子回路
モジュール全体の上下高さを低めることに何ら利用され
ておらず、全体として電子回路モジュールの上下高さが
高くなってしまうというようなことも起こっていた。
【0005】さらに、回路基板1に搭載するべき電子部
品5…としては、1mm角程度の小型部品から、数mm
角の大きさをもつ中型ないし大型の電子部品まで、様々
な大きさの電子部品があるが、かかる様々な大きさの電
子部品をどのようにして搭載すれば基板1上でのより高
密度な実装が達成されるかの考慮もあまりなされていな
かったのが現状である。
品5…としては、1mm角程度の小型部品から、数mm
角の大きさをもつ中型ないし大型の電子部品まで、様々
な大きさの電子部品があるが、かかる様々な大きさの電
子部品をどのようにして搭載すれば基板1上でのより高
密度な実装が達成されるかの考慮もあまりなされていな
かったのが現状である。
【0006】本願発明は、上述のような知見のもとで考
えだされたものであって、従来のハイブリッドIC等電
子回路モジュールにおける上記のような問題を解消し、
回路基板上に設けるべき各種の電子部品の配置の面から
電子回路モジュールの上下高さを抑制するとともに、モ
ジュール基板上でのより高密度な実装を可能とした電子
回路モジュールを提供することをその課題としている。
えだされたものであって、従来のハイブリッドIC等電
子回路モジュールにおける上記のような問題を解消し、
回路基板上に設けるべき各種の電子部品の配置の面から
電子回路モジュールの上下高さを抑制するとともに、モ
ジュール基板上でのより高密度な実装を可能とした電子
回路モジュールを提供することをその課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0008】すなわち、本願の請求項1に記載した電子
回路モジュールは、表面配線層、裏面配線層および1ま
たは複数の中間配線層をもつ多層配線基板を形成する一
方、上記表面配線層にICをチップボンディングおよび
ワイヤボンディングにより搭載するとともに小型電子部
品をハンダ付け搭載し、かつ、上記裏面配線層に上記表
面配線層にハンダ付け搭載された小型電子部品より大き
い中型ないし大型電子部品をハンダ付け搭載してなる電
子回路モジュールであって、上記表面配線層と上記中間
配線層とをブラインドスルーホールでつなぐとともに、
このブラインドスルーホールの表面配線層側を盲状パッ
ドとし、上記小型電子部品の一部または全部を、この盲
状パッドを利用してその上にハンダ付けすることにより
搭載するようになしたことを特徴としている。
回路モジュールは、表面配線層、裏面配線層および1ま
たは複数の中間配線層をもつ多層配線基板を形成する一
方、上記表面配線層にICをチップボンディングおよび
ワイヤボンディングにより搭載するとともに小型電子部
品をハンダ付け搭載し、かつ、上記裏面配線層に上記表
面配線層にハンダ付け搭載された小型電子部品より大き
い中型ないし大型電子部品をハンダ付け搭載してなる電
子回路モジュールであって、上記表面配線層と上記中間
配線層とをブラインドスルーホールでつなぐとともに、
このブラインドスルーホールの表面配線層側を盲状パッ
ドとし、上記小型電子部品の一部または全部を、この盲
状パッドを利用してその上にハンダ付けすることにより
搭載するようになしたことを特徴としている。
【0009】そして、本願の請求項2に記載した電子回
路モジュールは、上記請求項1の電子回路モジュールに
おいて、上記表面配線層と上記裏面配線層を貫通スルー
ホールでつなぐとともに、裏面配線層における上記貫通
スルーホールが開口するパッドを利用してその上にハン
ダ付けすることにより上記中型ないし大型電子部品の一
部または全部を搭載するようになしたことを特徴として
いる。
路モジュールは、上記請求項1の電子回路モジュールに
おいて、上記表面配線層と上記裏面配線層を貫通スルー
ホールでつなぐとともに、裏面配線層における上記貫通
スルーホールが開口するパッドを利用してその上にハン
ダ付けすることにより上記中型ないし大型電子部品の一
部または全部を搭載するようになしたことを特徴として
いる。
【0010】
【発明の作用および効果】まず本願発明においては、表
面配線層と、裏面配線層と、1または複数の中間配線層
とを含む多層配線基板を用いることを前提とするととも
に、表面配線層にベアチップICをチップボンディング
およびワイヤボンディングにより搭載するとともに、同
じくこの表面配線層に、ICチップのI/O端子と関連
の深い部品である小型の電子部品をハンダ付け搭載する
ようにしている。したがって、同種あるいは近似した機
能をもつ小型の電子部品が同一配線層にハンダ付けされ
ていることから、この表面配線層の配線パターンを比較
的簡略化し、一定の面積の基板上により多くの小型部品
を搭載することができる。
面配線層と、裏面配線層と、1または複数の中間配線層
とを含む多層配線基板を用いることを前提とするととも
に、表面配線層にベアチップICをチップボンディング
およびワイヤボンディングにより搭載するとともに、同
じくこの表面配線層に、ICチップのI/O端子と関連
の深い部品である小型の電子部品をハンダ付け搭載する
ようにしている。したがって、同種あるいは近似した機
能をもつ小型の電子部品が同一配線層にハンダ付けされ
ていることから、この表面配線層の配線パターンを比較
的簡略化し、一定の面積の基板上により多くの小型部品
を搭載することができる。
【0011】また、この表面配線層にハンダ付け搭載さ
れる小型電子部品間を、ジャンパー配線によって結線す
る必要がある場合においても、中間配線層をもつ多層配
線基板が用いられていることから、表面配線層と中間配
線層とをつなぐブラインドスルーホールによって上記の
ようなジャンパー配線を達成することができ、基板の表
裏面を貫通する貫通スルーホールをそれほど多く設けな
くてもよいことになる。すなわち、基板の表裏面を貫通
する貫通スルーホールの数をそれだけ少なくすることが
できるのであり、このことも表面配線層上でのスペース
の節約に大きく寄与する。
れる小型電子部品間を、ジャンパー配線によって結線す
る必要がある場合においても、中間配線層をもつ多層配
線基板が用いられていることから、表面配線層と中間配
線層とをつなぐブラインドスルーホールによって上記の
ようなジャンパー配線を達成することができ、基板の表
裏面を貫通する貫通スルーホールをそれほど多く設けな
くてもよいことになる。すなわち、基板の表裏面を貫通
する貫通スルーホールの数をそれだけ少なくすることが
できるのであり、このことも表面配線層上でのスペース
の節約に大きく寄与する。
【0012】さらにベアチップICがボンディングされ
る表面配線層には、中型ないし大型の電子部品は搭載せ
ず、小型の電子部品のみを搭載するようにしているの
で、ベアチップICの配置位置の制限がそれだけ少なく
なり、このことも、表面配線層でのスペースの利用効率
の向上につながるのである。
る表面配線層には、中型ないし大型の電子部品は搭載せ
ず、小型の電子部品のみを搭載するようにしているの
で、ベアチップICの配置位置の制限がそれだけ少なく
なり、このことも、表面配線層でのスペースの利用効率
の向上につながるのである。
【0013】このように、本願発明に係る電子回路モジ
ュールにおいては、基本的に、とりわけ表面配線層での
実装密度を向上させることができるがゆえに、全体とし
ての高密度実装を可能とすることができ、また、表面配
線層には、ベアチップIC以外には、比較的厚みの小さ
い小型の電子部品のみが搭載されているので、電子回路
モジュール全体としての上下高さも従来に比較してそれ
だけ低めることができるようになる。
ュールにおいては、基本的に、とりわけ表面配線層での
実装密度を向上させることができるがゆえに、全体とし
ての高密度実装を可能とすることができ、また、表面配
線層には、ベアチップIC以外には、比較的厚みの小さ
い小型の電子部品のみが搭載されているので、電子回路
モジュール全体としての上下高さも従来に比較してそれ
だけ低めることができるようになる。
【0014】そして、請求項1の電子回路モジュールに
おいてはとくに、多層配線基板における表面配線層と中
間配線層とをブラインドスルーホールでつなぐととも
に、このブラインドスルーホールの表面配線層側を盲状
パッドとし、この盲状パッドの上に直接上記小型電子部
品の端子部をハンダ付け搭載するようにしたことを特徴
としている。すなわち、スルーホールの表面配線層側に
は、孔が開口しているのではなく、この孔が塞がれて、
それが導体パッドで塞がれている恰好となっている。
おいてはとくに、多層配線基板における表面配線層と中
間配線層とをブラインドスルーホールでつなぐととも
に、このブラインドスルーホールの表面配線層側を盲状
パッドとし、この盲状パッドの上に直接上記小型電子部
品の端子部をハンダ付け搭載するようにしたことを特徴
としている。すなわち、スルーホールの表面配線層側に
は、孔が開口しているのではなく、この孔が塞がれて、
それが導体パッドで塞がれている恰好となっている。
【0015】スルーホールは、ブラインドスルーホール
あるいは貫通スルーホールに限らず、その孔径は、0.
5mm程度である。したがって、表面配線層上のパッド
にこのような大きさの孔があいていると、1mm角ある
いは縦1mm横0.5mmといった小型の電子部品の端
子部を、確実性をもって上記スルーホール孔の上にハン
ダ付けすることが不可能である。しかしながら、本願発
明においては、上記のスルーホール孔が、その上を導体
層で覆われて盲状パッドを形成しているので、このスル
ーホール孔と対応する部位に、直接的に上記小型の電子
部品をハンダ付けすることが可能となる。すなわち、本
願発明のようにしてブランイドスルーホールの出口孔を
導体層で覆って盲状パッドとすることにより、スルーホ
ールの存在が、小型電子部品をハンダ付けするためのパ
ッド形成の邪魔になるということが全くなくなるのであ
る。したがって、表面配線層にハンダ付け搭載される小
型電子部品の実装密度をより高めることができる。
あるいは貫通スルーホールに限らず、その孔径は、0.
5mm程度である。したがって、表面配線層上のパッド
にこのような大きさの孔があいていると、1mm角ある
いは縦1mm横0.5mmといった小型の電子部品の端
子部を、確実性をもって上記スルーホール孔の上にハン
ダ付けすることが不可能である。しかしながら、本願発
明においては、上記のスルーホール孔が、その上を導体
層で覆われて盲状パッドを形成しているので、このスル
ーホール孔と対応する部位に、直接的に上記小型の電子
部品をハンダ付けすることが可能となる。すなわち、本
願発明のようにしてブランイドスルーホールの出口孔を
導体層で覆って盲状パッドとすることにより、スルーホ
ールの存在が、小型電子部品をハンダ付けするためのパ
ッド形成の邪魔になるということが全くなくなるのであ
る。したがって、表面配線層にハンダ付け搭載される小
型電子部品の実装密度をより高めることができる。
【0016】請求項2に記載された電子回路モジュール
は、請求項1の構成に加え、表面配線層と裏面配線層と
を貫通スルーホールでつなぐとともに、裏面配線層にお
ける上記貫通スルーホールが開口するパッドを利用して
その上に中型ないし大型電子部品をハンダ付け搭載する
ようにしたことに特徴づけられている。
は、請求項1の構成に加え、表面配線層と裏面配線層と
を貫通スルーホールでつなぐとともに、裏面配線層にお
ける上記貫通スルーホールが開口するパッドを利用して
その上に中型ないし大型電子部品をハンダ付け搭載する
ようにしたことに特徴づけられている。
【0017】上述したように、スルーホールの孔径は、
0.5mm程度であるが、かかる孔径のスルーホールが
開口するパッドを、中型ないし小型電子部品用のパッド
として形成する場合においては、このパッドの大きさに
比較して上記スルーホール孔の大きさは、十分に小さ
く、このようにスルーホール孔が開口するパッドに中型
ないし大型電子部品を確実性をもってハンダ付けをする
ことに、なんらの不都合が生じなくなる。
0.5mm程度であるが、かかる孔径のスルーホールが
開口するパッドを、中型ないし小型電子部品用のパッド
として形成する場合においては、このパッドの大きさに
比較して上記スルーホール孔の大きさは、十分に小さ
く、このようにスルーホール孔が開口するパッドに中型
ないし大型電子部品を確実性をもってハンダ付けをする
ことに、なんらの不都合が生じなくなる。
【0018】したがって、裏面配線層については、貫通
スルーホールの存在が中型ないし大型電子部品のための
パッド形成の邪魔となることがなく、貫通スルーホール
の位置にかかわらず、自由にパッドを形成することがで
きる。したがって、裏面配線層においても、中型ないし
大型電子部品をハンダ付けするに際し、貫通スルーホー
ルがスペース的に重大な影響を及ぼすことがなく、その
結果、裏面配線層においても中型ないし大型電子部品の
実装密度が向上する。
スルーホールの存在が中型ないし大型電子部品のための
パッド形成の邪魔となることがなく、貫通スルーホール
の位置にかかわらず、自由にパッドを形成することがで
きる。したがって、裏面配線層においても、中型ないし
大型電子部品をハンダ付けするに際し、貫通スルーホー
ルがスペース的に重大な影響を及ぼすことがなく、その
結果、裏面配線層においても中型ないし大型電子部品の
実装密度が向上する。
【0019】なお、この場合、上述したように本願発明
は、中間配線層を含む多層配線基板を用いることを前提
としているので、そもそも、表面配線層と裏面配線層と
をつなぐ貫通スルーホールの数がそれだけ少なくなって
いるのであり、よって貫通スルーホールの存在が、裏面
配線層において電子部品の配置の自由度を阻害すること
がそもそも少ないのである。
は、中間配線層を含む多層配線基板を用いることを前提
としているので、そもそも、表面配線層と裏面配線層と
をつなぐ貫通スルーホールの数がそれだけ少なくなって
いるのであり、よって貫通スルーホールの存在が、裏面
配線層において電子部品の配置の自由度を阻害すること
がそもそも少ないのである。
【0020】以上説明したように、本願発明の電子回路
モジュールにおいては、回路基板上での各電子部品の実
装密度をより高くして全体の平面的大きさを縮小するこ
とができる一方、表面側に比較的背の低い小型の電子部
品と本来的に薄型のベアチップICを搭載するようにし
ていることから、全体の上下高さも小さくすることがで
きる。したがって、本願発明のような電子回路モジュー
ルを用いてさらにこれらをマザー基板に実装して電子回
路を構成する場合においても、その実装密度を上げるこ
とにもなるのである。
モジュールにおいては、回路基板上での各電子部品の実
装密度をより高くして全体の平面的大きさを縮小するこ
とができる一方、表面側に比較的背の低い小型の電子部
品と本来的に薄型のベアチップICを搭載するようにし
ていることから、全体の上下高さも小さくすることがで
きる。したがって、本願発明のような電子回路モジュー
ルを用いてさらにこれらをマザー基板に実装して電子回
路を構成する場合においても、その実装密度を上げるこ
とにもなるのである。
【0021】
【実施例の説明】以下、本願発明の好ましい実施例を、
図面を参照しつつ具体的に説明する。図1に示すよう
に、本願発明の電子回路モジュール11は、基板12の
表面配線層13にベアチップIC14をチップボンディ
ングするとともに所定のワイヤボンディングをすること
により搭載し、同じく表面配線層13に、たとえば、1
mm角以下のチップ型抵抗器等の小型の電子部品15…
をハンダ付けによって搭載する一方、裏面側配線層16
には、表面側配線層13に搭載された小型の電子部品1
5…より大きい数mm角以上の中型ないし大型の電子部
品17…をハンダ付けにより搭載して大略構成されてい
る。
図面を参照しつつ具体的に説明する。図1に示すよう
に、本願発明の電子回路モジュール11は、基板12の
表面配線層13にベアチップIC14をチップボンディ
ングするとともに所定のワイヤボンディングをすること
により搭載し、同じく表面配線層13に、たとえば、1
mm角以下のチップ型抵抗器等の小型の電子部品15…
をハンダ付けによって搭載する一方、裏面側配線層16
には、表面側配線層13に搭載された小型の電子部品1
5…より大きい数mm角以上の中型ないし大型の電子部
品17…をハンダ付けにより搭載して大略構成されてい
る。
【0022】そして、本願発明の電子回路モジュール1
1における上記の基板12は、図2に詳示するように、
表面配線層13と裏面配線層16以外に、1または複数
の中間配線層18が形成された、いわゆる多層配線基板
を用いることが前提されている。図示例では、第一の中
間配線層18と、第二の中間配線層19とを含む、四層
配線基板となっている。
1における上記の基板12は、図2に詳示するように、
表面配線層13と裏面配線層16以外に、1または複数
の中間配線層18が形成された、いわゆる多層配線基板
を用いることが前提されている。図示例では、第一の中
間配線層18と、第二の中間配線層19とを含む、四層
配線基板となっている。
【0023】そして、表面配線層13と裏面配線層16
とは、基板全体を貫通するいわゆる貫通スルーホール2
0によって電気的に接続されるとともに、表面配線層1
3または裏面配線層16と中間配線層18,19との間
の電気的な接続は、いわゆるブラインドスルーホール2
1によって行われる。
とは、基板全体を貫通するいわゆる貫通スルーホール2
0によって電気的に接続されるとともに、表面配線層1
3または裏面配線層16と中間配線層18,19との間
の電気的な接続は、いわゆるブラインドスルーホール2
1によって行われる。
【0024】かかる貫通スルーホール20あるいはブラ
インドスルーホール21をもつ多層配線基板12は、た
とえば次のようにして作製することができる。まず、図
3に示すように、ブラインドスルーホール21を形成す
るべき貫通穴22を形成した2枚の材料基板23,24
に無電解銅メッキを施すことによってその表裏両面なら
びに貫通孔22の内周面に銅皮膜を施した後、中間配線
層18,19を構成するべき銅皮膜、すなわち上側材料
基板23の下面の銅皮膜と下側材料基板24の上面の銅
皮膜にエッチングによって配線パターンを形成する。
インドスルーホール21をもつ多層配線基板12は、た
とえば次のようにして作製することができる。まず、図
3に示すように、ブラインドスルーホール21を形成す
るべき貫通穴22を形成した2枚の材料基板23,24
に無電解銅メッキを施すことによってその表裏両面なら
びに貫通孔22の内周面に銅皮膜を施した後、中間配線
層18,19を構成するべき銅皮膜、すなわち上側材料
基板23の下面の銅皮膜と下側材料基板24の上面の銅
皮膜にエッチングによって配線パターンを形成する。
【0025】次に、上記の2枚の材料基板23,24
を、図4に示すように、プリプレグ28を介して圧着す
る。このとき上記プリプレグは、2枚の材料基板23,
24に対する圧着力により、その一部が貫通孔22を充
填することになる。すなわち、このとき、内周面に銅皮
膜が形成された上記貫通孔22には、その入口までプリ
プレグが詰まっている恰好となる。
を、図4に示すように、プリプレグ28を介して圧着す
る。このとき上記プリプレグは、2枚の材料基板23,
24に対する圧着力により、その一部が貫通孔22を充
填することになる。すなわち、このとき、内周面に銅皮
膜が形成された上記貫通孔22には、その入口までプリ
プレグが詰まっている恰好となる。
【0026】次に、上記2枚の材料基板23,24の積
層体に対し、図5に示すように所定の部位にドリリング
を施して貫通スルーホール20を構成するべき貫通孔2
5を開ける。そして、次にこの基板積層体の表裏面に再
度無電解銅メッキを施す。そうすると、図6に示すよう
に、表裏面にあらかじめ形成されていた銅皮膜29に重
なるようにして、さらに銅皮膜30が形成されるととも
に、この銅皮膜が上記貫通スルーホールを形成するべき
貫通孔25の内周面にも形成されることになる。ここで
注目するべきは、ブラインドスルーホール21を形成す
るべき貫通孔22の内部にプリプレグが充填される結
果、このブラインドスルーホール21の開口には、これ
を塞ぐようにして、上記の2回目の無電解銅メッキによ
って形成される銅皮膜30で覆われるということであ
る。したがって、上記ブラインドスルーホール21の開
口は、基板の表面になんら表れないことなる。最後に、
上記基板12の表面および裏面の銅皮膜29,30に対
し、図2に表れているように、配線パターンをエッチン
グによって形成するのである。
層体に対し、図5に示すように所定の部位にドリリング
を施して貫通スルーホール20を構成するべき貫通孔2
5を開ける。そして、次にこの基板積層体の表裏面に再
度無電解銅メッキを施す。そうすると、図6に示すよう
に、表裏面にあらかじめ形成されていた銅皮膜29に重
なるようにして、さらに銅皮膜30が形成されるととも
に、この銅皮膜が上記貫通スルーホールを形成するべき
貫通孔25の内周面にも形成されることになる。ここで
注目するべきは、ブラインドスルーホール21を形成す
るべき貫通孔22の内部にプリプレグが充填される結
果、このブラインドスルーホール21の開口には、これ
を塞ぐようにして、上記の2回目の無電解銅メッキによ
って形成される銅皮膜30で覆われるということであ
る。したがって、上記ブラインドスルーホール21の開
口は、基板の表面になんら表れないことなる。最後に、
上記基板12の表面および裏面の銅皮膜29,30に対
し、図2に表れているように、配線パターンをエッチン
グによって形成するのである。
【0027】上記のごとく形成された回路基板12の表
面配線層13には、上記したように、ベアチップIC1
4がボンディングされるとともに、所定のワイヤボンデ
ィングが施される。そして、同じく、表面配線層13に
は、1mm角あるいはそれ以下の大きさの小型の電子部
品15がハンダ付けにより搭載される。このとき、かか
る小型の電子部品15をハンダ付けするべきパッド26
は、上記ブラインドスルーホール21に重なる銅皮膜に
対して形成することができる。このことが表面配線層1
3への小型の電子部品15…の高密度実装を促進するこ
とができるのであるが、その技術的意味は次のとおりで
ある。
面配線層13には、上記したように、ベアチップIC1
4がボンディングされるとともに、所定のワイヤボンデ
ィングが施される。そして、同じく、表面配線層13に
は、1mm角あるいはそれ以下の大きさの小型の電子部
品15がハンダ付けにより搭載される。このとき、かか
る小型の電子部品15をハンダ付けするべきパッド26
は、上記ブラインドスルーホール21に重なる銅皮膜に
対して形成することができる。このことが表面配線層1
3への小型の電子部品15…の高密度実装を促進するこ
とができるのであるが、その技術的意味は次のとおりで
ある。
【0028】仮に、上記ブラインドスルーホール21の
開口が配線パターン上に表れている場合、このブライン
ドスルーホール21の径は、通常0.5mm程度である
ため、その上にたとえば0.5mm×1mm程度の小型
の電子部品をハンダ付けしようとすれば、ハンダ付けす
るべき接触面積が上記開口によって大きく削減されるた
め、確実な電気的導通を図ることができないことにな
る。したがって、ブラインドスルーホールが配線パター
ン上に開口する場合、この開口を避けて別のパッド面を
形成し、こうして形成されたパッド面に対して上記小型
の電子部品をハンダ付けする必要がでてくる。要する
に、ブラインドスルーホールを避けながら表面配線層1
3にハンダ付け搭載するべきパッドをパターン形成する
必要がでてくるのであり、それだけ表面配線層13のス
ペース効率が悪化することになる。
開口が配線パターン上に表れている場合、このブライン
ドスルーホール21の径は、通常0.5mm程度である
ため、その上にたとえば0.5mm×1mm程度の小型
の電子部品をハンダ付けしようとすれば、ハンダ付けす
るべき接触面積が上記開口によって大きく削減されるた
め、確実な電気的導通を図ることができないことにな
る。したがって、ブラインドスルーホールが配線パター
ン上に開口する場合、この開口を避けて別のパッド面を
形成し、こうして形成されたパッド面に対して上記小型
の電子部品をハンダ付けする必要がでてくる。要する
に、ブラインドスルーホールを避けながら表面配線層1
3にハンダ付け搭載するべきパッドをパターン形成する
必要がでてくるのであり、それだけ表面配線層13のス
ペース効率が悪化することになる。
【0029】一方、本願発明においては、ブラインドス
ルーホール21が配線パターン上に開口することなく、
図7に示すようにこのブラインドスルーホールを背後に
隠した盲状パッド26を形成することができるので、こ
のブラインドスルーホール21を避けながら小型電子部
品を搭載するべきパッドを形成するといった必要が全く
なくなり、その分、小型電子部品を搭載するべきパッド
形成の自由度が高まるとともに、高密度な実装が可能と
なるのである。
ルーホール21が配線パターン上に開口することなく、
図7に示すようにこのブラインドスルーホールを背後に
隠した盲状パッド26を形成することができるので、こ
のブラインドスルーホール21を避けながら小型電子部
品を搭載するべきパッドを形成するといった必要が全く
なくなり、その分、小型電子部品を搭載するべきパッド
形成の自由度が高まるとともに、高密度な実装が可能と
なるのである。
【0030】一方、裏面配線層16に搭載するのは、本
願発明では、上記表面側配線層13に搭載される1mm
角以下の小型の電子部品より大きい、数mm角あるいは
それ以上の中・大型電子部品17であるので、かかる中
・大型の電子部品17をハンダ付け搭載するべく裏面配
線層16に形成されるパッド27は、図7に示すように
貫通スルーホール20の大きさに対して十分大きいもの
となり、したがって、かかるパッド27の上に貫通スル
ーホール21が開口していても、このパッド27に対し
て中・大型の電子部品17をハンダ付け搭載する上で、
その電気的導通の確実性にほとんど悪影響を及ぼさない
ことになる。
願発明では、上記表面側配線層13に搭載される1mm
角以下の小型の電子部品より大きい、数mm角あるいは
それ以上の中・大型電子部品17であるので、かかる中
・大型の電子部品17をハンダ付け搭載するべく裏面配
線層16に形成されるパッド27は、図7に示すように
貫通スルーホール20の大きさに対して十分大きいもの
となり、したがって、かかるパッド27の上に貫通スル
ーホール21が開口していても、このパッド27に対し
て中・大型の電子部品17をハンダ付け搭載する上で、
その電気的導通の確実性にほとんど悪影響を及ぼさない
ことになる。
【0031】以上説明したように、本願発明の電子回路
モジュール11においては、表面側配線層13に、ベア
チップIC14を所定のようにして搭載するとともに、
このベアチップIC14が搭載される同じ面に、1mm
角以下の小型の電子部品14…をハンダ付け搭載し、裏
面側配線層16に、数mm角あるいはそれ以上の中・大
型の電子部品17をハンダ付け搭載するように構成して
いるから、基本的に、電子回路モジュール11に全体と
しての高密度実装を可能とする。また、ベアチップIC
14それ自体の半導体製造技術の向上により、その薄型
化が達成されていることとあいまって、かかるベアチッ
プICが搭載される面に小型の電子部品15が搭載され
ているので、ベアチップICが薄型化されている点が最
大限に生かされ、電子回路モジュール11の全体として
の上下高さを従来に比較して低めることができることに
なる。
モジュール11においては、表面側配線層13に、ベア
チップIC14を所定のようにして搭載するとともに、
このベアチップIC14が搭載される同じ面に、1mm
角以下の小型の電子部品14…をハンダ付け搭載し、裏
面側配線層16に、数mm角あるいはそれ以上の中・大
型の電子部品17をハンダ付け搭載するように構成して
いるから、基本的に、電子回路モジュール11に全体と
しての高密度実装を可能とする。また、ベアチップIC
14それ自体の半導体製造技術の向上により、その薄型
化が達成されていることとあいまって、かかるベアチッ
プICが搭載される面に小型の電子部品15が搭載され
ているので、ベアチップICが薄型化されている点が最
大限に生かされ、電子回路モジュール11の全体として
の上下高さを従来に比較して低めることができることに
なる。
【0032】また、表面側配線層と中間配線層とをつな
ぐブラインドスルーホールの表面配線層側を盲状パッド
とし、この盲状パッドの上に上記の小型電子部品端子部
をハンダ付け搭載するようにすると、かかる小型電子部
品を搭載するべきパッドを、ブラインドスルーホールを
避けるようにして形成することなく、このブラインドス
ルーホールに重なるようにして形成することができる。
したがって、小型部品の配置の自由度がそれだけ増し、
このことによっても、基板への各部品の高密度実装が促
進される。
ぐブラインドスルーホールの表面配線層側を盲状パッド
とし、この盲状パッドの上に上記の小型電子部品端子部
をハンダ付け搭載するようにすると、かかる小型電子部
品を搭載するべきパッドを、ブラインドスルーホールを
避けるようにして形成することなく、このブラインドス
ルーホールに重なるようにして形成することができる。
したがって、小型部品の配置の自由度がそれだけ増し、
このことによっても、基板への各部品の高密度実装が促
進される。
【0033】もちろん、この発明の範囲は上述の実施例
に限定されることはない、実施例では、表面配線層、裏
面配線層、および2つの中間配線層からなる、四層多層
基板を用いて基板12を形成する例を示しているが、中
間配線層をさらに増やして多層配線基板を形成する場合
も、もちろん本願発明の範囲に含まれる。また、小型電
子部品あるいはそれより大きい中型ないし大型電子部品
の実際の大きさは、上記の説明において例示した寸法に
限定されるものではないことはもちろんである。重要な
ことは、貫通スルーホールあるいはブラインドスルーホ
ールの孔径との相対的な大きさにおいて、仮にこのスル
ーホールが開口する場合にその開口の上にハンダ付けに
よって搭載するのが不適当な程度に小さい電子部品が、
本願発明にいう小型の電子部品ということなる。
に限定されることはない、実施例では、表面配線層、裏
面配線層、および2つの中間配線層からなる、四層多層
基板を用いて基板12を形成する例を示しているが、中
間配線層をさらに増やして多層配線基板を形成する場合
も、もちろん本願発明の範囲に含まれる。また、小型電
子部品あるいはそれより大きい中型ないし大型電子部品
の実際の大きさは、上記の説明において例示した寸法に
限定されるものではないことはもちろんである。重要な
ことは、貫通スルーホールあるいはブラインドスルーホ
ールの孔径との相対的な大きさにおいて、仮にこのスル
ーホールが開口する場合にその開口の上にハンダ付けに
よって搭載するのが不適当な程度に小さい電子部品が、
本願発明にいう小型の電子部品ということなる。
【0034】さらに、裏面配線層には、必ずしも中・大
型部品のみが搭載されねばならないということはなく、
小型部品が混在していてもかまわない。また、基板面積
が広い場合、その一部において本願の構成が採用されて
いる場合、その領域において本願発明の効果を奏するこ
とができるので、この場合も本願発明の範囲に含まれ
る。
型部品のみが搭載されねばならないということはなく、
小型部品が混在していてもかまわない。また、基板面積
が広い場合、その一部において本願の構成が採用されて
いる場合、その領域において本願発明の効果を奏するこ
とができるので、この場合も本願発明の範囲に含まれ
る。
【図1】本願発明の一実施例の模式的断面図である。
【図2】要部拡大断面図である。
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】基板作製方法の説明図である。
【図7】表面配線層において小型部品をハンダ付け搭載
するときのパッドの例の拡大平面図である。
するときのパッドの例の拡大平面図である。
【図8】従来例の説明図である。
11 電子回路モジュール 12 基板 13 表面配線層 14 IC 15 小型電子部品 16 裏面配線層 17 中・大型電子部品 18,19 中間配線層 20 貫通スルーホール 21 ブラインドスルーホール 26 盲状パッド
Claims (2)
- 【請求項1】 表面配線層、裏面配線層および1または
複数の中間配線層をもつ多層配線基板を形成する一方、
上記表面配線層にICをチップボンディングおよびワイ
ヤボンディングにより搭載するとともに小型電子部品を
ハンダ付け搭載し、かつ、上記裏面配線層に上記表面配
線層にハンダ付け搭載された小型電子部品より大きい中
型ないし大型電子部品をハンダ付け搭載してなる電子回
路モジュールであって、 上記表面配線層と上記中間配線層とをブラインドスルー
ホールでつなぐとともに、このブラインドスルーホール
の表面配線層側を盲状パッドとし、上記小型電子部品の
一部または全部を、この盲状パッドを利用してその上に
ハンダ付けすることにより搭載するようになした ことを
特徴とする、電子回路モジュール。 - 【請求項2】 上記表面配線層と上記裏面配線層を貫通
スルーホールでつなぐとともに、裏面配線層における上
記貫通スルーホールが開口するパッドを利用してその上
にハンダ付けすることにより上記中型ないし大型電子部
品の一部または全部を搭載するようになしたことを特徴
とする、請求項1の電子回路モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27425191A JP3044415B2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 電子回路モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27425191A JP3044415B2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 電子回路モジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05114692A JPH05114692A (ja) | 1993-05-07 |
JP3044415B2 true JP3044415B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=17539100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27425191A Expired - Fee Related JP3044415B2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 電子回路モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3044415B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010165711A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Sansha Electric Mfg Co Ltd | コイル及び変圧器 |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP27425191A patent/JP3044415B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05114692A (ja) | 1993-05-07 |
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