JP3044396B2 - E/d型電界効果半導体装置の製造方法 - Google Patents
E/d型電界効果半導体装置の製造方法Info
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- JP3044396B2 JP3044396B2 JP3012374A JP1237491A JP3044396B2 JP 3044396 B2 JP3044396 B2 JP 3044396B2 JP 3012374 A JP3012374 A JP 3012374A JP 1237491 A JP1237491 A JP 1237491A JP 3044396 B2 JP3044396 B2 JP 3044396B2
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Description
た複数の半導体活性層を、共通の工程によって、それぞ
れ所定の異なる深さにリセスエッチングしてショットキ
ゲートを形成することにより、目的とするノーマリオフ
特性を有するE(エンハンスメント)型およびノーマリ
オン特性を有するD(デプレッション)型のMESFE
T、HEMT等の素子を構成するE/D型電界効果半導
体装置の製造方法に関する。
電界効果半導体素子を同一の半導体基板上に備えるE/
D型電界効果半導体装置を製造するにあたって、工数を
低減するために、E型およびD型の電界効果半導体素子
を共通の工程によって製造することが有効であり、従来
から行われている。図6(A)〜(E)および図7
(A)〜(D)は、従来のE/D型電界効果半導体装置
の製造工程図である。これらの図において、61はi−
GaAs層、62は二次元電子ガス、63、65、67
はn−AlGaAs層、64、66、68はn−GaA
s、69、73はSiO2 層、70、78はフォトレジ
スト層、71は素子間分離領域、72、79、80、8
1、82は開口、74、76はソース電極、75、77
はドレイン電極、83、84はショットキゲートであ
る。なお、i−GaAs層61を支持する半導体基板は
省略され、図示されていない。
る。 第1工程(第6図(A)参照) i−GaAs層61の上にn−AlGaAs層63、n
−GaAs層64、n−AlGaAs層65、n−Ga
As層66、n−AlGaAs層67、n−GaAs層
68をMBE法、MOCVD法等によって成長する。こ
の図には二次元電子ガス(2DEG)62を模式的に示
している。そして、この図の左半分をE型の電界効果半
導体素子を形成するE型領域、右半分をD型の電界効果
半導体素子を形成するD型領域としている。
とD型領域にフォトレジスト層70、70を形成する。
クとしてO+ をイオン注入し、フォトレジスト層70、
70がない部分の半導体層を多結晶化して、素子間分離
領域71を形成する。このとき、先に形成したSiO2
層69は結晶の保護層として機能するが、この工程の後
に除去される。
トレジスト層を用い、5Pa以下の圧のCCl2 F2 の
RIEによってE型領域のゲート部に相当するn−Ga
As層68を異方性エッチングして除去し、開口72を
形成する。このRIEにおいて、n−GaAs層のエッ
チング速度が、n−AlGaAs層の500倍程度であ
るから、その下のn−AlGaAs層67はエッチング
ストッパーとして機能する。このn−AlGaAs層6
7は、HF:H2 O=1:20を用いたエッチングによ
って除去される。
SiO2層73のE型領域およびD型領域の、ソース電
極とドレイン電極を設ける部分を選択エッチングによっ
て除去し、その除去した部分にリフトオフによってAu
Ge/Auからなり、n−GaAs層68とオーミック
接触するソース電極74、76とドレイン電極75、7
7を形成する。
80をとおして、SiO2 層73にE型領域とD型領域
のショットキゲートを形成するための開口81、82を
形成する。
E型領域のn−AlGaAs層67をエッチングして除
去した後、n−GaAs層66を、また、開口82を通
してD型領域のn−GaAs層68をCCl2 F2 のR
IEによって異方性エッチングして除去する。
型領域のn−AlGaAs層65、D型領域の67をエ
ッチングして除去した後、SiO2 層73の開口81を
とおしてE型領域のn−GaAs層64を、また、開口
82を通してD型領域のn−GaAs層66をCCl2
F2 のRIEによって異方性エッチングして除去する。
領域に露出したn−AlGaAs層63と、D型領域に
露出したn−GaAs層64に、フォトレジスト層78
を用いたリフトオフによってショットキゲート83、8
4を形成する。この製造方法によると、当初、E型領域
のn−GaAs層68のゲートを形成する部分に開口7
2を設けた後は、E型領域とD型領域に同じ工程を加え
ることによって、E型の電界効果半導体素子とD型の電
界効果半導体素子を効率よく形成することができる。
技術には、つぎのような問題がある。1.図6(D)に
おいて、E型領域の最上のn−GaAs層68に開口7
2を形成した後に、SiO2 層73をCVDによって形
成するため、SiO2 層73の上面に段差が生じて表面
が平坦でなくなり、開口81を形成する際のフォトリソ
工程の条件設定が困難になって加工精度が低下する。
層78をパターニングして、SiO2 層73に、E型領
域とD型領域のゲート電極を形成するための開口81、
82を設ける際、マスク合わせの余裕をとる必要があ
り、ソース・ゲート間を大きく設計しなけばならないた
め、ソース抵抗が増大し素子特性が劣化する。そのた
め、図7(D)に示されるようにショットキゲート8
3、84を形成した場合に、E型領域のショットキゲー
ト83がショットキ接触するn−AlGaAs層63か
らソース電極74あるいはドレイン電極75までの経路
であり、また、D型領域のショットキゲート84がショ
ットキ接触するn−GaAs層64からソース電極76
あるいはドレイン電極77までの経路でもある、n−G
aAs層66の抵抗が大きくなるのを防ぐため、n−G
aAs層66を厚くしてシート抵抗を小さくすることが
必要になる。
と、E型領域のショットキゲート83の側面が、n−G
aAs層64とこの厚いn−GaAs層66と広い面積
で接触し、また、D型領域のショットキゲート84が、
この厚いn−GaAs層66とn−AlGaAs層67
とn−GaAs層68と広い面積で接触するために、シ
ョットキゲート耐圧の低下がより深刻な問題になる。ま
た、そのために、ショットキゲート83、84を形成す
るための半導体活性層のリセス部の深さが増大するた
め、ショットキゲート83、84の形成が困難になる。
本発明は、上記の問題を解決し、ゲート耐圧が高く、高
精度の加工を容易に行うことができるE/D型電界効果
半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
電界効果半導体装置の製造方法においては、半導体基板
上に半導体活性層とエッチングストッパー層を交互に成
長する工程と、その上にE型領域とD型領域にショット
キゲートを形成するための開口を有する耐エッチングマ
スク層を形成する工程と、D型領域にショットキゲート
を形成するための開口を閉じた状態で、耐エッチングマ
スク層のE型領域の開口を通して最上の半導体活性層の
E型領域のショットキゲートを形成する領域を、その下
のエッチングストッパー層をストッパーとしてエッチン
グ除去する工程と、前工程で用いたエッチングストッパ
ー層を除去した後、上から2番目の半導体活性層のE型
領域のショットキゲートを形成する領域と、最上の半導
体活性層のD型領域のショットキゲートを形成する領域
を、それぞれの半導体活性層の下のエッチングストッパ
ー層をストッパーとしてエッチング除去する工程と、こ
のエッチングによって露出した異なる深さの各半導体活
性層にE型領域およびD型領域のショットキゲートを形
成する工程を採用した。また、上記の製造方法におい
て、少なくとも上層の半導体活性層を非異方性エッチン
グによって除去し開口を形成する工程を採用した。
効果半導体装置の一例の構成を説明する。図1は、本発
明によって製造されたE/D型電界効果半導体装置の一
例の構成図である。この図面において、31はi−Ga
As層、32は二次元電子ガス,33、35、37はn
−AlGaAs層、34、36、38はn−GaAs
層、39はSiO2 層、41は素子間分離領域、46、
48はソース電極、47、49はドレイン電極、54、
55はショットキゲートである。
−GaAs層31の上にn−GaAs層34、36、3
8とn−AlGaAs層33、35、37を交互に成長
し、その上に、E型領域とD型領域にショットキゲート
を形成するための開口を有するSiO2 層39を形成
し、D型領域のショットキゲートを形成するための開口
をフォトレジスト層によって閉じた状態で、SiO2層
39のE型領域の開口を通して最上のn−GaAs層3
8のE型領域のショットキゲートを形成する領域を、そ
の下のn−AlGaAs層37をストッパーとして異方
性エッチングによって除去し、上記のフォトレジスト層
を除去した後、両方の開口をとおして、上から2番目の
n−GaAs層36のE型領域のショットキゲートを形
成する領域と、最上のn−GaAs層38のD型領域の
ショットキゲートを形成する領域を、それぞれのn−G
aAs層の下のn−AlGaAs層37、35をストッ
パーとして非異方性エッチングによって除去し、この工
程でストッパーとして用いたn−AlGaAs層を除去
した後、上から3番目のn−GaAs層34のE型領域
のショットキゲートを形成する領域と、上から2番目の
n−GaAs層36のD型領域のショットキゲートを形
成する領域を、それぞれのn−GaAs層の下のn−A
lGaAs層35、33をストッパーとして異方性エッ
チングによって除去し、露出した異なる深さのn−Al
GaAs層33とn−GaAs層34上にE型領域およ
びD型領域のショットキゲート54、55を形成し、さ
らにE型領域およびD型領域の最上のn−GaAs層3
8の両端にソース電極46、48とドレイン電極47、
49を形成して製造される。
た半導体活性層とエッチングストッパー層の上に、当初
から、E型領域とD型領域にショットキゲートを形成す
るための開口を有する耐エッチングマスク層を形成し、
この耐エッチングマスク層の1つまたは2つの開口を用
いて、E型領域とD型領域にショットキゲートを形成す
るための工程を加えるため、フォトリソグラフィー技術
を適用する表面に段差がなく平坦であるため高い加工精
度が確保され、そのため、マスク合わせの余裕を大きく
とる必要がなく、ソース、ドレイン間の抵抗を低減する
ことができ高速動作特性が達成できる。また、半導体活
性層とエッチングストッパー層の積層体にショットキゲ
ートを形成するための開口を形成するにあたって、少な
くとも上層の半導体活性層の開口を非異方性エッチング
によって形成するため、開口がサイドエッチングされて
大径になり、後に形成するショットキゲートと接触する
ことがなく、ショットキゲートの耐圧を向上させること
ができる。
る。 (第1実施例)図2(A)〜(E)および図3(A)〜
(D)は、本発明の第1実施例の製造工程図である。こ
れらの図において、1はi−GaAs層、2は二次元電
子ガス、3、5はn−AlGaAs層、4、6はn−G
aAs層、7はSiO2 層、8、17はフォトレジスト
層、9は素子間分離領域、10、11、12、18、1
9は開口、13、15はソース電極、14、16はドレ
イン電極、20はWSi層、21、22はショットキゲ
ートである。
aAs層4、n−AlGaAs層5、n−GaAs層6
を順次成長する。なお、この図示の製造工程は、HEM
Tを製造することを予定しているため、i−GaAs層
1に二次元電子ガス(2DEG)2が発生する状態が模
式的に示されている。この図の左半分をE型トランジス
タを形成するE型領域、右半分をD型トランジスタを形
成するD型領域としている。なお、この半導体装置を形
成する半導体基板は図示されていない。
層8を形成し、そのE型領域とD型領域を囲む溝状の部
分を除去する。
て多結晶化したトランジスタ素子間分離領域9を形成す
る。SiO2 層7は、このO+ のイオン注入によって、
E型領域とD型領域の半導体活性層が劣化するのを防ぐ
機能をもつ。
3 +SF6 等のRIEによって、SiO2 層7のE型領
域とD型領域に開口10と11を形成する。
開口10に相当する箇所に大径の開口12を形成する。
このフォトレジスト層12はD型領域の開口11を閉じ
るために形成するものであるから、高い精度は必要な
い。開口10を有するSiO2 層7をマスクとする第1
のRIEによって、E型領域のゲート電極を形成する部
分のn−GaAs層6を除去する。n−AlGaAs層
5は、このエッチングに際して、エッチングストッパー
として機能するが、エッチング後HF:H2 O=1:2
0によって除去される。
技術によって、E型領域とD型領域のソース電極とドレ
インを形成する部分のSiO2 層7を選択的に除去す
る。この後、SiO2 層7を選択的に除去した部分に、
リフトオフによって、n−GaAs層6とオーミック接
触する、AuGe/Auのソース電極13、15および
ドレイン電極14、16を形成するここでオーミック工
程を、第4、第5工程より後に行うのは、オーミック電
極が第4工程のリソグラフィーの高精度化の妨げになる
ためである。
領域のゲート電極を形成する部分に開口18、19を形
成する。このフォトレジスト層17はソース電極13、
15およびドレイン電極14、16を、後のエッチング
から保護し、ショットキゲート21、22の引出し電極
を画定するために形成されるものであるから高い精度を
必要としない。そして、この開口18、19を通してR
IEを加える。このRIEによって、E型領域では、n
−GaAs層4がn−AlGaAs層3をエッチングス
トッパーとしてエッチングされ、同時に、D型領域で
は、n−GaAs層6がn−AlGaAs層5をエッチ
ングストッパーとしてエッチングされる。D領域のn−
AlGaAs層5は、HF:H2 O=1:20によって
エッチング除去される。
る。開口18、19の部分では、WSi層20はその底
に堆積し、フォトレジスト層17が存在する部分では、
その上に堆積する。WSiの他に、Al、Ti/Pt/
Au等でもよい。
フォトレジスト層17上に堆積していたWSi層20
は、いわゆるリフトオフによって除去され、ショットキ
ゲート21と22が形成される。
図5(A)〜(D)は、本発明の第2実施例の製造工程
図である。これらの図において、31はi−GaAs
層、32は二次元電子ガス,33、35、37はn−A
lGaAs層、34、36、38はn−GaAs層、3
9はSiO2 層、40、44、50はフォトレジスト
層、41は素子間分離領域、42、43、45、51、
52は開口、46、48はソース電極、47、49はド
レイン電極、53はWSi層、54、55はショットキ
ゲートである。
−GaAs層34、n−AlGaAs層35、n−Ga
As層36、n−AlGaAs層37、n−GaAs層
38を順次成長する。この図の左半分をE型トランジス
タを形成するE型領域、右半分をD型トランジスタを形
成するD型領域とする。なお、この図において、i−G
aAs層1に二次元電子ガス(2DEG)32を模式的
に示している。また、i−GaAs層31を支持する半
導体基板は図示されていない。
ト層40を形成し、そのE型領域とD型領域の周囲を溝
状に除去する。
して多結晶化した素子間分離領域41を形成する。フォ
トレジスト層40を除去した後、フォトリソグラフィー
技術を用いて、SiO2 層39のE型領域とD型領域に
開口42と43を形成する。
39のD型領域の開口43を覆った状態で、E型領域の
開口42に相当する箇所に大径の開口45を形成する。
開口45、42を有するフォトレジスト層44とSiO
2層39をマスクとする第1のRIEによって、E型領
域のゲート電極を形成する部分のn−GaAs層38を
除去する。このRIEにおいては、反応ガスとして5P
a以下のCCl2 F2 を用いるため異方性エッチングと
なる。なお、後に述べるように、CCl2 F2 の圧が1
0Paを超えると非異方性エッチングとなる。本発明の
説明において用いる異方性エッチングは半導体活性層の
サイドエッチングが顕著でない場合、および、非異方性
エッチングは、半導体活性層のサイドエッチングが顕著
である場合を意味している。
技術によって、E型領域とD型領域のソース電極とドレ
イン領域に相当するSiO2 層39を選択的に除去し、
選択的に除去した部分に、リフトオフによって、AuG
e/Auのソース電極46、48およびドレイン電極4
7、49を形成する。
領域のショットキゲートを形成する部分に開口51、5
2を形成する。この開口は後のエッチング工程でソース
電極とゲート電極を保護し、ショットキゲートの引出し
電極を画定するためのものであるから高精度の加工を必
要としない。そして、この開口51、52とSiO2 層
39の開口42、43を通してRIEする。このRIE
は、10Pa以上の圧のCCl2 F2 を用いるため、E
型領域では、n−GaAs層38がサイドエッチングさ
れ、n−GaAs層36がn−AlGaAs層35をエ
ッチングストッパーとして等方的にエッチングされる。
また、D型領域では、n−GaAs層38がn−AlG
aAs層37をエッチングストッパーとしてサイドエッ
チングされる。
たn−AlGaAs層37、35を除去した後、5Pa
以下の圧のCCl2 F2 を用いてエッチングする。この
RIEによって、E型領域では、n−GaAs層34が
n−AlGaAs層33をエッチングストッパー層とし
て異方性エッチングされ、D型領域では、n−GaAs
層36がn−AlGaAs層35をエッチングストッパ
ーとして異方的にエッチングされて正確なショットキゲ
ート幅のn−AlGaAs層33とn−GaAs層34
が露出される。
る。開口51、52の部分では、WSi層53はその底
に堆積し、フォトレジスト層50が存在する部分では、
その上に堆積する。WSiに代えて、Al、Ti/Pt
/Au等でもよい。
上に堆積していたWSi層53を、いわゆるリフトオフ
によって除去し、ショットキゲート54と55を形成す
る。本実施例によると、第1実施例による、フォトリソ
グラフィー技術の精度が向上することに基づく効果の他
に、少なくとも上層の半導体活性層の開口を非異方性エ
ッチングによって形成して大径にするため、この層の半
導体活性層とショットキゲートと接触が防がれ、ショッ
トキゲートの耐圧が向上する。上記の第1実施例および
第2実施例においては、ショットキゲート21、22、
54、55をリフトオフ法によって形成したが、蒸着法
によってWSi層を全面に形成し、ショットキゲートと
して必要な部分以外のWSi層(Al、Ti/Pt/A
u等)を選択的にエッチングして形成することも可能で
ある。また、第2実施例においては、最上と2番目の半
導体活性層を非異方性エッチングしてその開口を大径と
したが、最上の半導体活性層がノンドープあるいはライ
トドープされている場合、あるいは、この層に動作中に
空乏層が形成され導電性をもたない場合は、最上の半導
体活性層の開口だけを大径にしても、上記の同様な効果
を生じる。
体装置を製造する過程において、フォトリソグラフィー
技術を適用する表面が平坦になるため高い加工精度が確
保され、その結果、マスク合わせの余裕を大きくとる必
要がなくなり、ソース、ドレイン間の抵抗を低減するこ
とができ装置の高速動作が可能となる。また、半導体活
性層とエッチングストッパー層の積層体に形成するショ
ットキーゲート形成用の開口が大径になって、ショット
キーゲートと接触するのを防ぐことができ、ショットキ
ゲートの耐圧を向上させることが可能になる。
半導体装置の一例の構成図である。
(A)は第1工程、(B)は第2工程、(C)は第3工
程、(D)は第4工程、(E)は第5工程である。
(A)は第6工程、(B)は第7工程、(C)は第8工
程、(D)は第9工程である。
(A)は第1工程、(B)は第2工程、(C)は第3工
程、(D)は第4工程、(E)は第5工程である。
(A)は第6工程、(B)は第7工程、(C)は第8工
程、(D)は第9工程である。
程図であり、(A)は第1工程、(B)は第2工程、
(C)は第3工程、(D)は第4工程、(E)は第5工
程である。
程図であり、(A)は第6工程、(B)は第7工程、
(C)は第8工程、(D)は第9工程である。
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体基板上に半導体活性層とエッチン
グストッパー層を交互に成長する工程と、その上に、E
型領域とD型領域にショットキゲートを形成するための
開口を有する耐エッチングマスク層を形成する工程と、
D型領域のショットキゲートを形成するための開口を閉
じた状態で、耐エッチングマスク層のE型領域の開口を
通して最上の半導体活性層のE型領域のショットキゲー
トを形成する領域を、その下のエッチングストッパー層
をストッパーとしてエッチング除去する工程と、前工程
で用いたエッチングストッパー層を除去した後、上から
2番目の半導体活性層のE型領域のショットキゲートを
形成する領域と、最上の半導体活性層のD型領域のショ
ットキゲートを形成する領域を、それぞれの半導体活性
層の下のエッチングストッパー層をストッパーとしてエ
ッチング除去する工程と、このエッチングによって露出
した異なる深さの各半導体活性層にE型領域およびD型
領域のショットキゲートを形成する工程を含むことを特
徴とするE/D型電界効果半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 半導体基板上に半導体活性層とエッチン
グストッパー層を交互に成長する工程と、その上に、E
型領域とD型領域にショットキゲートを形成するための
開口を有する耐エッチングマスク層を形成する工程と、
D型領域のショットキゲートを形成するための開口を閉
じた状態で、耐エッチングマスク層のE型領域の開口を
通して最上の半導体活性層のE型領域のショットキゲー
トを形成する領域を、その下のエッチングストッパー層
をストッパーとして異方性エッチングによって除去する
工程と、上から2番目の半導体活性層のE型領域のショ
ットキゲートを形成する領域と、最上の半導体活性層の
D型領域のショットキゲートを形成する領域を、それぞ
れの半導体活性層の下のエッチングストッパー層をスト
ッパーとして非異方性エッチングによって除去する工程
と、前工程で用いたエッチングストッパー層を除去した
後、上から3番目の半導体活性層のE型領域のショット
キゲートを形成する領域と、上から2番目の半導体活性
層のD型領域のショットキゲートを形成する領域を、そ
れぞれの半導体活性層の下のエッチングストッパー層を
ストッパーとして異方性エッチングによって除去する工
程と、露出した異なる深さの各半導体活性層上にE型領
域およびD型領域のショットキゲートを形成する工程を
含むことを特徴とするE/D型電界効果半導体装置の製
造方法。 - 【請求項3】 半導体基板上に半導体活性層とエッチン
グストッパー層を交互に成長する工程と、その上に、E
型領域とD型領域にショットキゲートを形成するための
開口を有する耐エッチングマスク層を形成する工程と、
D型領域のショットキゲートを形成するための開口を閉
じた状態で、耐エッチングマスク層のE型領域の開口を
通して最上層の半導体活性層のE型領域のショットキゲ
ートを形成する領域を、その下のエッチングストッパー
層をストッパーとして非異方性エッチングによって除去
する工程と、上から2番目の半導体活性層のE型領域の
ショットキゲートを形成する領域と、最上の半導体活性
層のD型領域のショットキゲートを形成する領域を、そ
れぞれの半導体活性層の下のエッチングストッパー層を
ストッパーとして異方性エッチングによって除去する工
程と、前工程で用いたエッチングストッパー層を除去し
た後、上から3番目の半導体活性層のE型領域のショッ
トキゲートを形成する領域と、上から2番目の半導体活
性層のD型領域のショットキゲートを形成する領域を、
それぞれの半導体活性層の下のエッチングストッパー層
をストッパーとして異方性エッチングによって除去する
工程と、露出した異なる深さの各半導体活性層上にE型
領域およびD型領域のショットキゲートを形成する工程
を含むことを特徴とするE/D型電界効果半導体装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3012374A JP3044396B2 (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | E/d型電界効果半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3012374A JP3044396B2 (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | E/d型電界効果半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0513464A JPH0513464A (ja) | 1993-01-22 |
JP3044396B2 true JP3044396B2 (ja) | 2000-05-22 |
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ID=11803495
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3012374A Expired - Lifetime JP3044396B2 (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | E/d型電界効果半導体装置の製造方法 |
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