JP3044357U - 防音犬舎 - Google Patents

防音犬舎

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JP3044357U
JP3044357U JP1997005054U JP505497U JP3044357U JP 3044357 U JP3044357 U JP 3044357U JP 1997005054 U JP1997005054 U JP 1997005054U JP 505497 U JP505497 U JP 505497U JP 3044357 U JP3044357 U JP 3044357U
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kennel
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window
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JP1997005054U
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Inventor
敏治 奥居
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東京防音株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にマンション等の集合住宅で犬を飼う場合
に夜間に犬が鳴くことや走り回ること等による騒音や振
動を防止し、また犬を室内に置いたまま外出する場合で
も安心であり、近隣の住人に迷惑をかけずに犬を飼うこ
とができ、しかも簡単に組立てられ、犬舎内の環境も犬
にとって快適なものにでき、強度的にも信頼できる。 【解決手段】 複数の防音パネルを連結して犬舎となる
ボックス1を形成し、該ボックス1の前面側に位置する
防音パネルに窓2付きの扉3を設け、一方の側面側の防
音パネルの上部外側に換気扇7を取り付けた吸気ダクト
8を設け、下部外側に排気ダクト9を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、防音性能を備えた犬舎に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、犬舎は犬を外で飼うことを想定して作られているため、犬が自由に出入 りできるように出入口として大きな開口を形成していた。このため、ペットであ る犬の鳴き声が近所等への騒音となることを配慮して、犬舎に防音性を付加しよ うとしても、前記のように犬舎は大きな開口を有するため困難である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一方、近年、室内でペットとしての犬を飼う場合が多くなり、特にマンション などの集合住宅では、壁板一枚を隔てて隣接する住居となるため、夜間などに犬 が走り回ったり、吠えたり、鳴いたりすると、近隣の住人に不快感を生じさせ、 迷惑をかけてしまうおそれがあった。
【0004】 特に、飼い犬の習性として、犬を室内に置き去りにして飼い主が外出すると、 この犬はひたすら鳴き続ける場合があり、かかる場合に近隣の住人は長時間にわ たって騒音公害を受けることになり、このことは近年深刻な問題となっている。
【0005】 本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、特にマンション等の集合住宅で 犬を飼う場合に夜間に犬が鳴くことや走り回ること等による騒音や振動を防止し 、また犬を室内に置いたまま外出する場合でも安心であり、近隣の住人に迷惑を かけずに犬を飼うことができ、しかも簡単に組立てられ、犬舎内の環境も犬にと って快適なものにできる防音犬舎を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、第1に、複数の防音パネルを連結して犬舎 となるボックスを形成し、該ボックスの前面側に位置する防音パネルに窓付きの 扉を設け、一方の側面側の防音パネルの上部外側に換気扇を取り付けた吸気ダク トを設け、下部外側に排気ダクトを設けたこと、第2に、複数の防音パネルを連 結して犬舎となるボックスを形成し、該ボックスの前面側に位置する防音パネル に窓付きの扉を設け、一方の側面側の防音パネルの上部外側に換気扇を取り付け た吸気ダクトを設け、下部外側に排気ダクトを設け、防音パネルは、外側の鋼板 と内側のパンチングメタルとの間に吸音材を介在させた積層体で構成すること、 第3に、複数の防音パネルを連結して犬舎となるボックスを形成し、該ボックス の前面側に位置する防音パネルに窓付きの扉を設け、一方の側面側の防音パネル の上部外側に換気扇を取り付けた吸気ダクトを設け、下部外側に排気ダクトを設 け、底部に配設する防音パネルには高密度吸音材と防振ゴムを配設すること、第 4に、複数の防音パネルを連結して犬舎となるボックスを形成し、該ボックスの 前面側に位置する防音パネルに窓付きの扉を設け、一方の側面側の防音パネルの 上部外側に換気扇を取り付けた吸気ダクトを設け、下部外側に排気ダクトを設け 、複数の防音パネルはパッキンを介してビスなどの止め具で連結することを要旨 とするものである。
【0007】 請求項1記載の本考案によれば、複数の防音パネルを連結するだけで犬舎を形 成できるから組立が容易である。そして、犬舎の内部の犬が鳴いても犬舎は防音 のボックスとなっているから、鳴き声が外に漏れることは少ない。
【0008】 さらに、換気扇を作動して吸気ダクトから室内の空気を舎内に強制的に導入し 、舎内の空気を排気ダクトから排出することで、舎内を換気できるとともに舎内 の温度を室温と同じに保持でき、舎内の犬に快適な住環境を与えることができる 。この場合、吸気ダクトを上方位置に、排気ダクトを下方に位置させたから、空 気が籠もって温度が上昇しやすい舎内の換気を効率よく行える。
【0009】 請求項2記載の本考案によれば、前記請求項1記載の本考案の作用に加えて、 ボックスの外側を鋼板で形成することで外部からの力に対処でき、また、犬が直 接接する内部をパンチングメタルで形成することで、犬が爪で引っ掻いたり、噛 んだりしても破損することを防止できる。
【0010】 請求項3記載の本考案によれば、前記請求項1記載の本考案の作用に加えて、 底部に配設する防音パネルには高密度吸音材と防振ゴムを配設することにより、 舎内で犬が活発に動いても床に伝わる振動を少なくできる。
【0011】 請求項4記載の本考案によれば、前記請求項1記載の本考案の作用に加えて、 複数の防音パネルはビスなどの止め具で連結するだけで現場で簡単に組み立てら れ、しかも防音パネル間にはパッキンを介装したからパネル間の隙間からの音漏 れを防げる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、図面について本考案の実施の形態を詳細に説明する。図1は本考案の防 音犬舎の実施の形態を示す斜視図、図2は同上平面図、図3は同上正面図で、本 考案の防音犬舎は防音材で構成した防音パネルにより、前面板1a、背面板1b 、左右の側面板1c,1d、底板1e、天板1fからなる直方体または立方体の 犬舎となるボックス1を形成し、前面板1aにはガラスなどの透明板を嵌め込ん だ窓2を有する扉3を蝶番5で開閉自在に取り付けた。図中4は気密性を保持で きるような密着型のロックハンドルを示す。
【0013】 これら前面板1a、背面板1b、左右の側面板1c,1d、底板1e、天板1 fは相互の接合面にスポンジパッキン6を介装してビスなどの止め具で連結して ボックス1に組み立てる。
【0014】 ボックス1の例えば右の側面板1dにはほぼ中央に透明な窓6を設ける。また 、左の側面板1cには、その外側の上部に換気扇7を取り付けた吸気ダクト8を 設け、外側の下部には排気ダクト9を設ける。前記換気扇7の駆動モータには例 えばACサーボモータ(ハーフスピードタイプ)を使用する。
【0015】 前面板1a等を構成する防音パネルは、図4に示すように外側を鋼板10、内側 をパンチングメタル14とし、その中間に外側からブチル系またはアスファルト系 の制振材11、高密度の吸音材12、ウレタン系(連続発泡)吸音材13を介装した。 そして、少なくとも底板1eの部分には高密度吸音材と防振ゴム(図示は省略し た)を敷く。
【0016】 また、図示は省略するが、犬舎の内部に照明具を取り付けて、内部の犬の様子 が外からよくわかるようにする。
【0017】 以上のようにして、扉3を開いてボックス1内にペットである犬を入れれば、 扉3が閉じている状態では該ボックス1は防音体として作用し、内部で犬が大き な声で鳴いたり、吠えたりしても防音パネルでその音が吸収され、外部に漏れる ことがない。
【0018】 また、ボックス1内で犬が活発に動き回っても、その振動は制振材11を有する 底板1eや防振ゴムで吸収されるから、室の床に振動が伝わることがなく、階下 への騒音を防止できる。また、内部の犬の様子は扉3に設けた窓2や側面の窓6 から看取できる。
【0019】 そして、吸気ダクト8に取り付けた換気扇7を作動することで、ボックス1を 設置したある室内の空気をボックス1内に強制的に送り込むことができ、排気ダ クト9からボックス1内の空気を排出するから、ボックス1内の換気を図ること ができるとともに、ボックス1内の温度を室温と同じ温度に保持でき、犬の住環 境を快適に維持できる。
【0020】 さらに、防音パネルの外側を鋼板10で形成したから外部からの力に対して強度 を維持でき、また、内側をパンチングメタル14としたから、内部の犬が噛んだり 、爪で引っ掻いても損傷せず、安全性、耐久性を有する。
【0021】 この場合、吸気ダクト8を排気ダクト9より高い位置に取り付けることで、空 気が籠もって温度が上昇しやすいボックス1内の換気を効率よく行える。
【0022】 なお、本考案の犬舎は、例えば店頭で犬の購入時に同時に購入する場合、この 犬舎に犬を直接入れることはせずに、別の専用のケージに入れる。そして、この ケージは室内で犬舎に並設しての使用が可能である。
【0023】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の防音犬舎は、特にマンション等の集合住宅で犬を飼 う場合に夜間に犬が鳴くことや走り回ること等による騒音や振動を防止し、また 犬を室内に置いたまま外出する場合でも安心であり、近隣の住人に迷惑をかけず に犬を飼うことができ、しかも簡単に組立てられ、犬舎内の環境も犬にとって快 適なものにでき、さらに強度的にも信頼できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の防音犬舎の実施の形態を示す斜視図で
ある。
【図2】本考案の防音犬舎の実施の形態を示す横断平面
図である。
【図3】本考案の防音犬舎の実施の形態を示す正面図で
ある。
【図4】本考案の防音犬舎の防音パネルの構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1…ボックス 1a…前面板 1b…背面板 1c,1d…側面板 1e…底板 1f…天板 2…窓 3…扉 4…ロックハンドル 5…蝶番 6…窓 7…換気扇 8…吸気ダクト 9…排気ダクト 10…鋼板 11…制振材 12…高密度の吸音材 13…ウレタン系(連
続発泡)吸音材 14…パンチングメタル

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の防音パネルを連結して犬舎となる
    ボックスを形成し、該ボックスの前面側に位置する防音
    パネルに窓付きの扉を設け、一方の側面側の防音パネル
    の上部外側に換気扇を取り付けた吸気ダクトを設け、下
    部外側に排気ダクトを設けたことを特徴とする防音犬
    舎。
  2. 【請求項2】 複数の防音パネルを連結して犬舎となる
    ボックスを形成し、該ボックスの前面側に位置する防音
    パネルに窓付きの扉を設け、一方の側面側の防音パネル
    の上部外側に換気扇を取り付けた吸気ダクトを設け、下
    部外側に排気ダクトを設け、前記防音パネルは、外側の
    鋼板と内側のパンチングメタルとの間に吸音材を介在さ
    せたことを特徴とする防音犬舎。
  3. 【請求項3】 複数の防音パネルを連結して犬舎となる
    ボックスを形成し、該ボックスの前面側に位置する防音
    パネルに窓付きの扉を設け、一方の側面側の防音パネル
    の上部外側に換気扇を取り付けた吸気ダクトを設け、下
    部外側に排気ダクトを設け、底部に配設する防音パネル
    には高密度吸音材と防振ゴムを配設することを特徴とす
    る防音犬舎。
  4. 【請求項4】 複数の防音パネルを連結して犬舎となる
    ボックスを形成し、該ボックスの前面側に位置する防音
    パネルに窓付きの扉を設け、一方の側面側の防音パネル
    の上部外側に換気扇を取り付けた吸気ダクトを設け、下
    部外側に排気ダクトを設け、複数の防音パネルはパッキ
    ンを介してビスなどの止め具で連結することを特徴とす
    る防音犬舎。
JP1997005054U 1997-06-13 1997-06-13 防音犬舎 Expired - Lifetime JP3044357U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03253153A (ja) * 1990-03-01 1991-11-12 Fujitsu Ltd フレーム受信処理回路
JP2003319727A (ja) * 2002-05-07 2003-11-11 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 防音機能をもったペット用ハウス

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JPH03253153A (ja) * 1990-03-01 1991-11-12 Fujitsu Ltd フレーム受信処理回路
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