JP3044126B2 - ミラーキャビネットの取付け方法 - Google Patents

ミラーキャビネットの取付け方法

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JP3044126B2
JP3044126B2 JP4103391A JP10339192A JP3044126B2 JP 3044126 B2 JP3044126 B2 JP 3044126B2 JP 4103391 A JP4103391 A JP 4103391A JP 10339192 A JP10339192 A JP 10339192A JP 3044126 B2 JP3044126 B2 JP 3044126B2
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JP
Japan
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mirror
mirror cabinet
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punched
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文夫 森内
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミラーキャビネット
付け方法に関し、詳しくはミラーキャビネットの取付
け強度を外観を低下させることなく高め、かつその取付
け開口及び掛止め具の形成も合理的におこなおうとする
技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ミラーキャビネットAaは図9に
示すように、ビスbを使っておこなわれるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものにおいては、ビスbが見え、外観を低下さ
せ、仮止めなどもできないものとなっていた。本発明は
このような問題に鑑みるとともに、従来のミラーキャビ
ネットにおいてはその前面に取付けられるミラーにて大
半が覆われ、このミラーにて覆われる部分の有効利用が
なされていない点に着目したものであって、その目的と
するところは、ビスによる外観の低下を回避し、更には
ミラーキャビネットを掛止めするための取付け開口及び
掛止め具をミラーキャビネットのミラーにて覆われる部
分で形成することでミラーキャビネットのミラーにて覆
われる部分を有効に利用したミラーキャビネットの取付
け方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、成形されたミ
ラーキャビネット本体1に打ち抜き孔を打ち抜いて取付
け開口2を形成し、打ち抜き孔を打ち抜いた打ち抜き片
5から掛止め具3を形成し、掛止め具3を壁に取付け、
掛止め具3に取付け開口2の開口縁部を掛止めし、ミラ
ーキャビネット本体1に付設されるミラー4にて取付け
開口2を隠すことを特徴とするものである。
【0005】
【0006】
【作用】本発明によれば、成形されるミラーキャビネッ
ト本体1で、ミラー4にて隠されて不要となる箇所を打
ち抜いて取付け開口2を形成し、ミラー4にて隠されて
不要となる箇所を取付け開口2として有効に利用するこ
とができ、更にはミラーキャビネット本体1の打ち抜き
片5にて掛止め具3を形成し、打ち抜き片5を掛止め具
3として有効に利用することができる。
【0007】
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1乃至図3に示すように、ミラーキャビネット本
体1は合成樹脂材料を真空成形したものである。このよ
うなミラーキャビネット本体1の上部にはミラー取付け
部6が形成され、下部には二段にわたって棚部7が形成
されている。そしてミラーキャビネット本体1はその全
域において同厚になされている。ミラー取付け部6には
適宜に強度リブ8が形成されている。また、ミラー取付
け部6には掛止め具3が一体化して成形されている。
【0009】しかして、ミラーキャビネット本体1のミ
ラー取付け部6のうち図1に示す縁イにおいて打ち抜き
孔を打ち抜いて取付け開口2を形成する。この打ち抜き
孔を打ち抜いた打ち抜き片5において図1に示す縁ロを
打ち抜いて図4に示すような掛止め具3を得る。掛止め
具3は周部にフランジ9が形成され、フランジ9を複数
本のリブ10にて受けていて、樹脂製でありながら金属
製のフックのような強度を備えるようにしてある。リブ
10の基端部には取付け孔11が形成されている。
【0010】しかして、打ち抜きにて得た掛止め具3を
壁にビス12にて取付け、掛止め具3にこれよりも大径
になっている取付け開口2の開口縁部を掛止めし、仮止
めする。そして所定箇所においてミラーキャビネット本
体1をビス13にて壁に固定する。かかる場合、図1及
び図6に示すように、木片スペーサー14が上部の棚部
7の背部凹所18を跨ぐように配設され、棚部7の上に
置かれる物品による荷重を充分に支持するようにしてあ
る。そしてミラー取付け部6にはミラー4が保持金具1
6を介して取付けられる。図中17はパッキンである。
【0011】このように、ミラーキャビネット本体1を
壁に取付けるのに、ビスを使うのを少なくして、掛止め
具3を使って取付け強度を高めて取付けるのである。そ
してビスを使うことによる外観の低下を回避するのであ
る。かかる場合、掛止め具3への掛止めにてミラーキャ
ビネット本体1の仮止めもおこなえ、施工性を高めるの
である。しかも前面に付設されるミラー4にて取付け開
口2及び掛止め具3を隠し、ミラー4にて隠される背部
部分の有効利用を図るのである。特に、ミラー4にて隠
されて不要となる箇所を打ち抜いて取付け開口2を形成
し、しかもその打ち抜き片5にて掛止め具3が形成さ
れ、打ち抜き片5を有効に利用するものである。かかる
場合、掛止め具3は1回の打ち抜きにて形成してもよい
ものである。
【0012】
【発明の効果】本発明においては、成形されるミラーキ
ャビネット本体で、ミラーにて隠されて不要となる箇所
を打ち抜いて取付け開口を形成し、ミラーにて隠されて
不要となる箇所を取付け開口として有効に利用すること
ができ、更にはミラーキャビネット本体の打ち抜き片に
て掛止め具を形成し、打ち抜き片を掛止め具として有効
に利用することができる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のミラーキャビネット本体の
中間品の背面図である。
【図2】(a)は同上の平面図、(b)は同上の部分断
面図である。
【図3】(a)(b)は同上の縦断面図である。
【図4】同上の掛止め具を示し、(a)は背面図、
(b)は側面図である。
【図5】同上の部分拡大断面図である。
【図6】同上の木片スペースの使用状態を示す断面図で
ある。
【図7】同上のミラーの固定構造を示す断面図である。
【図8】(a)はミラーの正面図、(b)は保持金具の
正面図、(c)は側断面図である。
【図9】従来例を示し、(a)は正面図、(b)は断面
図である。
【符号の説明】
1 ミラーキャビネット本体 2 取付け開口 3 掛止め具 4 ミラー 5 打ち抜き片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形されたミラーキャビネット本体に打
    ち抜き孔を打ち抜いて取付け開口を形成し、打ち抜き孔
    を打ち抜いた打ち抜き片から掛止め具を形成し、掛止め
    具を壁に取付け、掛止め具に取付け開口の開口縁部を掛
    止めし、ミラーキャビネット本体に付設されるミラーに
    て取付け開口を隠すことを特徴とするミラーキャビネッ
    トの取付け方法
JP4103391A 1992-04-23 1992-04-23 ミラーキャビネットの取付け方法 Expired - Fee Related JP3044126B2 (ja)

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