JP3043864B2 - 周波数変調型計測装置 - Google Patents

周波数変調型計測装置

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JP3043864B2
JP3043864B2 JP3269407A JP26940791A JP3043864B2 JP 3043864 B2 JP3043864 B2 JP 3043864B2 JP 3269407 A JP3269407 A JP 3269407A JP 26940791 A JP26940791 A JP 26940791A JP 3043864 B2 JP3043864 B2 JP 3043864B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種計測分野で使用され
る周波数変調型計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種のプラント等における物理量の計測
においては、計測値を遠隔地に伝送する必要がしばしば
生じる。
【0003】このような場合、伝送に用いられる信号の
形態して様々なものが使用されるが、周波数変調による
伝送などは変復調が簡単なことから良く使用される。
【0004】そして、変調された信号は受信した受信部
で復調された後、予め設定されている形式の信号に変換
されて高位の処理装置等に供給される。
【0005】この場合、工業計測などのように高精度な
計測を行なうときには、周波数変調装置も充分に直線性
の良いものを用い、復調側でもパルス間隔の時間計測を
行ない、その逆数から周波数を計測するレシプロ計測等
を行なって周波数計測の精度を上げることが多い。
【0006】図6はこのようなレシプロ型の周波数復調
をおこなう周波数変調型計測装置の一例を示すブロック
図である。
【0007】この図に示す周波数変調型計測装置は周波
数変調送信部102と、伝送ライン103と、周波数復
調受信部104とを備えており、センサ101によって
得られた計測結果を周波数変調送信部102によって周
波数信号に変換し、これを伝送ライン103を介して周
波数復調受信部104に伝送するとともに、この周波数
復調受信部104で復調してこの復調動作によって得ら
れた信号を上位の装置に供給する。
【0008】周波数変調送信部102は前記センサ10
1によって得られた検出信号を取り込むとともに、これ
を周波数変調して図7(a)、(b)に示す如く連続値
または離散値を示す周波数信号を生成し、これを光ファ
イバやペア線によって構成される伝送ライン103を介
して前記周波数復調受信部104に供給する。
【0009】周波数復調受信部104は図8に示す如く
信号変換回路110と、タイマ回路111と、マイクロ
コンピュータ112と、ROM113と、RAM114
と、カウンタ115と、レジスタ116と、DI/O
(デジタル入出力装置)117と、DAC(デジタル/
アナログコンバータ)118と、ランプ119とを備え
ており、前記伝送ライン103を介して供給される周波
数信号を取り込むとともに、これを復調して平均化した
後、この平均化処理によって得られた信号を上位側の装
置に供給する。
【0010】カウンタ15は基準クロックが供給される
毎に、これを計数してこの計数動作によって得られたカ
ウント値をレジスタ116に供給する。
【0011】また、信号変換回路110は前記伝送ライ
ン103を介して供給される前記周波数変調送信部10
2からの周波数信号を取り込んでこれを波形整形した
後、マイクロコンピュータ112の第1割込み入力端子
INT0とレジスタ116とに供給する。
【0012】レジスタ116は前記信号変換回路110
から信号が供給されたとき、前記カウンタ115から供
給されるカウント値を取り込み、前記マイクロコンピュ
ータ112から読み出し指令が供給されたとき、取り込
んでいるカウント値を前記マイクロコンピュータ112
に供給する。
【0013】また、タイマ回路111は前記マイクロコ
ンピュータ112から初期化指令が供給されたとき、初
期化され、この後計時動作を行なって予め設定されてい
る時間が経過する毎に、割込み信号を生成してこれを前
記マイクロコンピュータ112の第2割込み端子INT
1に供給する。
【0014】また、ROM113は前記マイクロコンピ
ュータ112の動作を規定するプログラムや各種の定数
データ等が格納されており、前記マイクロコンピュータ
112から読み出し指令が供給されたとき、この読み出
し指令によって指定された内容を読み出してこれを前記
マイクロコンピュータ112に供給する。
【0015】また、RAM114は前記マイクロコンピ
ュータ112の作業エリア等として使用される部分であ
り、前記マイクロコンピュータ112から書き込み指令
が供給されたとき、この書き込み指令とともに供給され
るデータを取り込んで記憶し、また前記マイクロコンピ
ュータ112から読み出し指令が供給されたとき、この
読み出し指令に応じた内容を読み出してこれを前記マイ
クロコンピュータ112に供給する。
【0016】マイクロコンピュータ112は前記ROM
113に格納されているプログラムに基づいて第1割込
み端子INT0や第2割込み端子INT1に割込み信号
が供給される毎に予め設定されている第1割込み処理や
第2割込み処理を行なうとともに、第2割込み処理結果
が得られたとき、この処理結果をDI/O117やDA
C118に供給する。
【0017】DI/O117は前記マイクロコンピュー
タ112から書き込み指令が供給されたとき、この書き
込み指令とともに供給される処理結果を取り込んでLE
D等によって構成されるランプ119を点滅させる。
【0018】また、DAC118は前記マイクロコンピ
ュータ112から書き込み指令が供給されたとき、この
書き込み指令とともに供給される処理結果を取り込むと
ともに、この処理結果をD/A変換(デジタル/アナロ
グ変換)して上位側の装置に供給する。
【0019】そして、周波数変調送信部102からセン
サ101の出力を周波数変換して得られた周波数信号が
出力され、これが伝送ライン103を介して周波数復調
受信部104に供給されれば、この周波数復調受信部1
04の信号変換回路110によってこれが取り込まれて
波形整形される。
【0020】そして、この波形整形処理によって得られ
た信号が信号変換回路110から出力されれば、レジス
タ116はカウンタ115から出力されるカウント値を
取り込んでこれを保持するとともに、前記カウンタ11
5にリセット信号を供給してこれをリセットして新たな
計数動作を開始させる。
【0021】また、この動作と並行して、前記信号変換
回路110から信号が出力され、これがマイクロコンピ
ュータ112の第1割込み端子INT0に入力されれ
ば、マイクロコンピュータ112は図9に示す如く前記
レジスタ116に読み出し指令を供給してこのレジスタ
116に保持されているカウント値を読み出し、これを
時間差データとして記憶するとともに(ステップST1
01、102)、図11に示す如くRAM114内の時
間差テーブル120に格納されている各時間差データの
うち、最も古い時間差データを消去して今回の第1割込
み処理で得られた新たな時間差データを格納する(ステ
ップST103)。
【0022】以下、伝送ライン103を介して前記周波
数変調送信部102から周波数信号が出力される毎に、
上述した動作が繰り返されてRAM114内の時間差テ
ーブル120に格納されている各時間差データがFIF
O形式で順次、更新される(ステップST101〜ST
103)。
【0023】また、この動作と並行して、タイマ回路1
11がタイムアップしてマイクロコンピュータ112の
第2割込み端子INT1に信号が供給される毎に、マイ
クロコンピュータ112は図10に示す如く時間差テー
ブル120内に格納されている各時間差データを読み出
して次式に示す演算を行ない、単位時間当たりの平均周
波数fを求める(ステップST105)。
【0024】f=N/ΣΔT …(1) 但し、ΣΔT:時間差データの合計値 N:平均化処理対象となる時間差データの数 この後、マイクロコンピュータ112は前記平均周波数
fに基づいて出力データを生成し、これをDAC118
に供給してD/A変換(デジタル/アナログ変換)さ
せ、上位側の装置に供給させるとともに(ステップST
106)、前記出力データに基づいてランプ点滅信号を
生成してこれをDI/O117に供給し、ランプ119
を点滅させる(ステップST107)。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の周波数変調型計測装置においては、平均周波数
fの計算は割り込みINT1の時間間隔で決まる過去N
個分の平均となるため、N個のデータを収集するのに要
する時間が異なり、平均化処理によって生じるフィルタ
効果が一定しないという問題があった。
【0026】この影響は特に変調周波数が低く、収集デ
ータ数Nが大きい場合に顕著になる。例えば、1秒毎に
100個データの平均周波数出力を行なうとき、変調周
波数範囲が10〜110Hzの場合は、100個のデー
タを収集するのに、10Hzの場合は10秒間、110
Hzの場合は0.9秒間とその差は著しく、平均化によ
るフィルタ効果に大きな差が出てしまう。
【0027】これによって、例えば、図12(a)に示
す如く周波数変調送信部102の出力が10Hz〜11
0Hzになり、この後110Hz〜10Hzになる場合
を考えると、図7(b)に示す如く立ち上がりが早く、
立ち下がりが極端に遅くなってしまう。
【0028】本発明は上記の事情に鑑み、平均周波数を
求めるとき、周波数に影響されることなく、予め設定さ
れているフィルタ効果を得ることができる周波数変調型
計測装置を提供することを目的としている。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による周波数変調型計測装置は、周波数変調
送信部によって計測信号を周波数変調して遠隔地にある
周波数復調受信部に伝送し、この周波数復調受信部で前
記周波数変調送信部からの送信信号を周波数復調する周
波数変調型計測装置において、周波数復調するとき、処
理対象となる送信信号の周波数に応じて前記送信信号の
時間差データ数を変化させることを特徴としている。
【0030】
【作用】上記の構成において、周波数復調するとき、処
理対象となる送信信号の周波数に応じて前記送信信号の
時間差データ数を変化させることにより、平均周波数を
求めるとき、周波数に影響されることなく予め設定され
ているフィルタ効果を得る。
【0031】
【実施例】図1は本発明による周波数変調型計測装置の
一実施例を示すブロック図である。
【0032】この図に示す周波数変調型計測装置は周波
数変調送信部2と、伝送ライン3と、周波数復調受信部
4とを備えており、センサ1によって得られた計測結果
を周波数変調部2によって周波数信号に変換してこれを
伝送ライン3を介して周波数復調受信部4に伝送し、こ
の周波数復調受信部4で復調してこの復調動作によって
得られた信号を上位の装置に供給する。
【0033】周波数変調送信部2は前記センサ1によっ
て得られた検出信号を取り込むとともに、これをを周波
数変調して連続値または離散値を示す周波数信号を生成
し、これを伝送ライン3を介して前記周波数復調受信部
4に供給する。
【0034】周波数復調受信部4は図2に示す如く信号
変換回路5と、タイマ回路6と、マイクロコンピュータ
7と、ROM8と、RAM9と、カウンタ10と、レジ
スタ11と、DI/O12と、DAC13と、ランプ1
4とを備えており、前記伝送ライン3を介して供給され
る前記周波数変調送信部2からの周波数信号を取り込む
とともに、これを復調して平均化した後、この平均化処
理によって得られた信号を上位側の装置に供給する。
【0035】カウンタ10は基準クロックが供給される
毎に、これを計数してこの計数動作によって得られたカ
ウント値をレジスタ11に供給する。
【0036】また、信号変換回路5は前記伝送ライン3
を介して供給される前記周波数変調送信部2からの周波
数信号を取り込んでこれを波形整形した後、マイクロコ
ンピュータ7の第1割込み入力端子INT0とレジスタ
11とに供給する。
【0037】レジスタ11は前記信号変換回路5から信
号が供給されたとき、前記カウンタ10から供給される
カウント値を取り込み、前記マイクロコンピュータ7か
ら読み出し指令が供給されたとき、取り込んでいるカウ
ント値を前記マイクロコンピュータ7に供給する。
【0038】また、タイマ回路6は前記マイクロコンピ
ュータ7から初期化指令が供給されたとき、初期化さ
れ、この後計時動作を行なって予め設定されている時間
が経過する毎に、割込み信号を生成してこれを前記マイ
クロコンピュータ7の第2割込み端子INT1に供給す
る。
【0039】また、ROM8は前記マイクロコンピュー
タ7の動作を規定するプログラムや各種の定数データ等
が格納されており、前記マイクロコンピュータ7から読
み出し指令が供給されたとき、この読み出し指令によっ
て指定された内容を読み出してこれを前記マイクロコン
ピュータ7に供給する。
【0040】また、RAM9は前記マイクロコンピュー
タ7の作業エリア等として使用される部分であり、前記
マイクロコンピュータ7から書き込み指令が供給された
とき、この書き込み指令とともに供給されるデータを取
り込んで記憶し、また前記マイクロコンピュータ7から
読み出し指令が供給されたとき、この読み出し指令に応
じた内容を読み出してこれを前記マイクロコンピュータ
7に供給する。
【0041】マイクロコンピュータ7は前記ROM8に
格納されているプログラムに基づいて第1割込み端子I
NT0や第2割込み端子INT1に割込み信号が供給さ
れる毎に予め設定されている第1割込み処理や第2割込
み処理を行なうとともに、第2割込み処理結果が得られ
たとき、この処理結果をDI/O12やDAC13に供
給する。
【0042】DI/O12は前記マイクロコンピュータ
7から書き込み指令が供給されたとき、この書き込み指
令とともに供給される処理結果を取り込んでLED等に
よって構成されるランプ14を点灯させる。
【0043】また、DAC13は前記マイクロコンピュ
ータ7から書き込み指令が供給されたとき、この書き込
み指令とともに供給される処理結果を取り込むととも
に、この処理結果をD/A変換(デジタル/アナログ変
換)して上位側の装置に供給する。
【0044】次に、図3に示すフローチャート〜図5に
示す模式図を参照しながらこの実施例の動作を説明す
る。
【0045】まず、周波数変調送信部2からセンサ1の
出力を周波数変換して得られた周波数信号が出力され、
これが伝送ライン3を介して周波数復調受信部4に供給
されれば、この周波数復調受信部4の信号変換回路5に
よってこれが取り込まれて波形整形される。
【0046】そして、この波形整形処理によって得られ
た信号がレジスタ11に供給されれば、レジスタ11は
カウンタ10から出力されるカウント値を取り込んでこ
れを保持するとともに、前記カウンタ10をリセットし
て新たな計数動作を再開させる。
【0047】また、この動作と並行して、前記信号変換
回路5から信号が出力され、これがマイクロコンピュー
タ7の第1割込み端子INT0に入力されれば、マイク
ロコンピュータ7は前記レジスタ11に読み出し指令を
供給してこのレジスタ11に保持されているカウント値
を読み出すとともに、図5に示す如くRAM9内の時間
差テーブル15に格納されている各時間差データのう
ち、最も古い時間差データを消去して今回の第1割込み
処理で得られた新たな時間差データを格納する。
【0048】以下、伝送ライン3を介して前記周波数変
調送信部2から周波数信号が出力される毎に、上述した
動作が繰り返されてRAM9内の時間差テーブル15に
格納されている各時間差データがFIFO形式で順次、
更新される。
【0049】また、この動作と並行して、タイマ回路6
がタイムアップしてマイクロコンピュータ7の第2割込
み端子INT1に信号が供給される毎に、マイクロコン
ピュータ7は図3で示される如く時間差テーブル15内
に格納されている各時間差データと、これらの時間差デ
ータの合計値とを使用して平均化処理を行なう(ステッ
プST1)。
【0050】この平均化処理では、マイクロコンピュー
タ7は図4に示す如く最初に合計データ数Nmin と、時
間差合計値ΣΔTとを初期化した後(ステップST
5)、合計データ数Nmin の値が予め設定されているサ
ンプル数Nになっているかどうかをチェツクし(ステッ
プST6)、これが“Nmin <N”であれば、時間差合
計値ΣΔTが予め設定されされている時間T0 を超えて
いるかどうかをチェツクする(ステップST7)。
【0051】そして、“ΣΔT<T0 ”であれば、マイ
クロコンピュータ7は時間差テーブル15内に格納され
ている未処理の各時間差データのうち、最も新しい時間
差データΔTN-Nminを読み出してこの時間差データΔT
N-Nminとそれまでの時間差合計値ΣΔTとを加算してこ
の加算結果を新たな時間差合計値ΣΔTとして記憶する
とともに、合計データ数Nmin に“1”を加算してこの
合計データ数Nmin をインクリメントする(ステップS
T8)。
【0052】以下、“ΣΔT=N”または“ΣΔT≧T
0 ”のいずれかの条件が満たされるまで、マイクロコン
ピュータ7は上述した時間差合計値ΣΔTの算出処理
と、合計データ数Nmin のインクリメント処理とを繰り
返す(ステップST6〜ST8)。
【0053】この後、マイクロコンピュータ7は前記各
条件のうち、“Nmin =N”が満たされれば(ステップ
ST6)、平均化対象となった時間差データの数が予め
設定されている値になったと判定し、また“ΣΔT≧T
0 ”が満たされれば(ステップST7)、最初に処理し
た時間差データが得られた時刻から最後に処理した時間
差データが得られた時刻までの時間が予め設定されてい
る時間以上となったと判定して次式に示す演算を行ない
平均周波数fを求める。
【0054】 f=Nmin /ΣΔT …(2) そして、この平均周波数fが得られれば、マイクロコン
ピュータ7はメインルーチンに戻って前記平均周波数f
の値をDAC13に供給し、このDAC13に前記平均
周波数fをD/A変換させて上位側の装置に供給させる
とともに(ステップST2)、ランプ14を点滅させる
信号を生成してこれをDI/O12に供給し、このDI
/O12に接続されているランプ14を点滅させる(ス
テップST3)。
【0055】このようにこの実施例においては、タイマ
回路6から割込み信号が出力される毎に、RAM9内に
構成されている時間差テーブル15から各時間差データ
を順次、読み出してこれを累積加算しながら、累積加算
した時間差データの数が予め設定される数になったや累
積加算した時間差データの累積時間(時間差合計値ΣΔ
T)が予め設定されている時間になったとき、時間差合
計値ΣΔTによって合計データ数Nmin を除算して平均
周波数fを求めるようにしているので、平均化対象とな
る時間差データの収集時間をほぼ一定にすることがで
き、これよって低い周波数のとき、時間差データ数が少
なくなって平均化精度が多少低下するものの、周波数に
影響されることなく、一定なフィルタ効果を得ることが
できる
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、平
均周波数を求めるとき、周波数に影響されることなく、
予め設定されているフィルタ効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による周波数変調型計測装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】図1に示す周波数復調受信部の詳細な回路例を
示すブロック図である。
【図3】図1に示す周波数復調受信部の第2割込み処理
例を示すフローチャートである。
【図4】図3に示す平均化処理で使用される平均化処理
ルーチンの詳細な一例を示すフローチャートである。
【図5】図1に示す周波数復調受信部で作成される時間
差テーブルの一例を示す模式図である。
【図6】従来から知られている周波数変調型計測装置の
一例を示すブロック図である。
【図7】図6に示す周波数変調送信部から送信される周
波数信号の一例を示す模式図である。
【図8】図6に示す周波数復調受信部の詳細な回路例を
示すブロック図である。
【図9】図6に示す周波数復調受信部の第1割込み処理
例を示すフローチャートである。
【図10】図6に示す周波数復調受信部の第2割込み処
理例を示すフローチャートである。
【図11】図6に示す周波数復調受信部で作成される時
間差テーブルの一例を示す模式図である。
【図12】図6に示す周波数変調型計測装置の問題点を
説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 センサ 2 周波数変調送信部 3 伝送ライン 4 周波数復調受信部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数変調送信部によって計測信号を周
    波数変調して遠隔地にある周波数復調受信部に伝送し、
    この周波数復調受信部で前記周波数変調送信部からの送
    信信号を周波数復調する周波数変調型計測装置におい
    て、 周波数復調するとき、処理対象となる送信信号の周波数
    に応じて前記送信信号の時間差データ数を変化させる、 ことを特徴とする周波数変調型計測装置。
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