JPH0664176U - 異常信号監視回路 - Google Patents

異常信号監視回路

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Publication number
JPH0664176U
JPH0664176U JP005249U JP524993U JPH0664176U JP H0664176 U JPH0664176 U JP H0664176U JP 005249 U JP005249 U JP 005249U JP 524993 U JP524993 U JP 524993U JP H0664176 U JPH0664176 U JP H0664176U
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JP
Japan
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signal
output
current signal
alarm
monitoring circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP005249U
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English (en)
Inventor
昌二郎 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Publication of JPH0664176U publication Critical patent/JPH0664176U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送器の微小時間の出力変化を監視する異常
信号監視回路を提供するにある。 【構成】 物理量を電気信号に変換して電流信号として
伝送する伝送器の先の電流信号を受信しこの電流信号の
異常を監視する異常信号監視回路において、先の電流信
号に含まれる所定帯域幅以外の周波数成分をカットする
濾波手段と、この濾波手段の出力が入力され予め設定さ
れた変化幅を越えたことを検知する変動検知手段と、こ
の変動検知手段の出力により一定時間の間或いはリセッ
トされるまで警報を出力する警報手段とを具備する異常
信号監視回路である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、物理量を電気信号に変換して電流信号として伝送する伝送器のこの 電流信号を受信してこの異常を監視する異常信号監視回路に係り、特に、微小時 間の出力変化を監視する異常信号監視回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
プロセス技術の分野では、圧力、差圧、温度、流量などの物理量がセンサによ り電気信号として検出され、伝送器はこの電気信号を出力が直線性を保持するよ うに非直線補正したり、ゼロ点補正、或いはスパン補正などをして、例えば4〜 20mAなどの電流信号として2本の伝送線を介して遠く離れた負荷側に伝送し ている。
【0003】 負荷側では、この電流信号は例えば抵抗器により電圧信号として検出されて、 この電圧信号は記録計などの受信計器に表示され、或いはデジタル信号に変換さ れて上位の制御機器などに一定の周期で読み込まれる。 このようにして、プロセス変量である圧力、差圧などの値は遠隔地に配置され た記録計などの表示から知ることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のようにして検出された電流信号は、通常のプロセス変量 の幅を越えた大きなノイズが瞬間に混入した場合、あるいは伝送器に異常があっ た場合などには、瞬時的に電流信号の変動幅が通常に比べて大きくなる。
【0005】 この場合に、記録計の指示で監視しているときには常時監視していないので、 この異常を見逃したり、異常への対応が遅れたりする問題がある。 また上位の制御機器で一定の周期で読み込んでいるときには周期の谷間に入っ たときには、この異常が発見できずに異常への対応が遅れたりする問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の課題を解決するための構成として、物理量を電気信号に変換 して電流信号として伝送する伝送器の先の電流信号を受信しこの電流信号の異常 を監視する異常信号監視回路において、先の電流信号に含まれる所定帯域幅以外 の周波数成分をカットする濾波手段と、この濾波手段の出力が入力され予め設定 された変化幅を越えたことを検知する変動検知手段と、この変動検知手段の出力 により一定時間の間或いはリセットされるまで警報を出力する警報手段とを具備 するようにしたものである。
【0007】
【作 用】
濾波手段は伝送器から伝送される電流信号に含まれる所定帯域幅以外の周波数 成分をカットする。この濾波手段の出力が入力された変動検知手段は予め設定さ れた変化幅を越えたことを検知する。
【0008】 警報手段はこの変動検知手段の出力により一定時間の間或いはリセットされる まで警報を出力する。以上により、伝送器から伝送される電流信号に異常があっ ても、しかも常時監視していなくても、異常事態に対して速やかに対応すること ができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図を用いて説明する。図1は本考案の1実施例 の構成を示す構成図である。 10は圧力、差圧などを検出するセンサが内蔵された伝送器である。センサで 検出された物理量は内部で非直線性補正などの信号処理がなされて電流信号IL として2本の伝送線L1、L2を介して負荷側に伝送される。
【0010】 負荷側には、この伝送線L1、L2に受信抵抗11と直流電源12とが直列に接 続されており、受信抵抗11では電流信号ILを検出し、直流電源12からは伝 送器10で使用する電源としての電流信号ILのベースをなすベース電流4mA を供給する。
【0011】 伝送器10は、直流電源12から供給された4mAのベース電流で付勢されな がら、物理量に対応してこの電流信号ILのうち、4mA以上の部分の電流0〜 16mAを変更して受信抵抗11に伝送する。
【0012】 電流信号ILは、受信抵抗11で電圧信号VRに変換され、異常信号監視回路1 3に出力される。異常信号監視回路13は突変検知回路14と警報信号生成回路 15とから構成されている。
【0013】 突変検知回路14は帯域濾波回路BPCと変動検知回路CDCから構成されて いる。帯域濾波回路BPCは、演算増幅器Q1、コンデンサC1、2、抵抗R1、 R2などから構成されている。
【0014】 非反転入力端(+)に電圧VS1が印加された演算増幅器Q1の反転入力端(− )は、電圧信号VRがコンデンサC1と抵抗R1とで構成された直列回路を介して 印加されると共に、コンデンサC2と抵抗R2との並列回路が出力端との間に接続 されている。
【0015】 変動検知回路CDCは、比較器Q2、Q3、オアゲートQ4で構成され、さらに 比較器Q2とQ3でウインドコンパレータを構成する。比較器Q2の反転入力端( −)と比較器Q3の非反転入力端(+)には、それぞれ基準電圧VS2、VS3が印 加され、比較器Q2の非反転入力端(+)と比較器Q3の反転入力端(−)には演 算増幅器Q1の出力Vfが印加されている。
【0016】 そして、比較器Q2とQ3の各出力VC1、VC2はオアゲートQ4に印加され、そ の出力端にこれらの出力VC1とVC2の論理和が演算されて変動信号VAとして出 力される。
【0017】 この変動信号VAは、警報信号生成回路15に出力される。警報信号生成回路 15はR−SフリップフロップFFで構成され、そのセット端子SETには変動 信号VAが印加され、このリセット端RSTにはセットを解除するリセット信号 RSが印加される。出力端Qから警報信号VALが出力される。
【0018】 次に、図2〜図5を用いて図1に示す実施例の動作を説明する。図2は帯域濾 波回路BPCの動作を説明する波形図である。図2(a)は電圧信号VRの波形 を示す。電流信号ILが受信抵抗11で変換された電圧信号VRには、突変ノイズ N1の他に、超高周波のノイズN2、或いはゆっくりした変動成分N3が含まれて いる。
【0019】 帯域濾波回路BPCは、主としてコンデンサC1と抵抗R1とで構成された直列 回路でゆっくりした変動成分N3を、コンデンサC2と抵抗R2との並列回路で超 高周波のノイズN2を除去し、その出力端に図2(b)に示すような帯域の範囲 外に或るノイズが除去された形で電圧VS1をベースとして突変ノイズN1を含む 出力Vfが出力される。
【0020】 この出力Vfは、比較器Q2とQ3に出力され、ここで図3(a)に示すように 基準電圧VS2とVS3で比較され、これらの値を越えた突変ノイズN1が図3(b )、(c)に示す出力VC1、VC2としてそれぞれオアゲートQ4の入力端に出力 される。
【0021】 オアゲートQ4は、図4(a)、(b)に示すような出力VC1、VC2の論理和 を演算して、図4(c)に示す変動信号VAとして警報信号生成回路15に出力 に出力する。
【0022】 この変動信号VAは、図6(a)に示す形として警報信号生成回路15のR− SフリップフロップFFのセット端子SETに印加され、その出力端Qにこの変 動信号VAに基づいて警報信号VAL(図6(b))が出力される。
【0023】 なお、今までの説明では、電圧信号VRに含まれるノイズが増加する突変と減 少する突変とを区別することなく取り扱ったが、比較器Q2とQ3の出力VC1とV C2 とを独立して取り扱うようにして、これ等を区別して警報を発することもでき る。
【0024】
【考案の効果】
以上、実施例と共に具体的に説明したように本考案によれば、電流信号に含ま れる出力の突変を即時に検出して警報を出すことができるので、この警報を管理 しているコンピュータ等の上位の制御機器の優先順位の高い割込み信号として用 いることができる。
【0025】 また、電流信号の急な立ち下がりを検知した警報信号の場合などでは、電源の 瞬停と判断してバックアップ電池に電源を切り換えるなどの処置ができ、安定な 計測に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の構成を示す構成図である。
【図2】図1に示す帯域濾波器の動作を説明する波形図
である。
【図3】図1に示すウインドコンパレータの動作を説明
する波形図である。
【図4】図1に示すオアゲートの動作を説明する波形図
である。
【図5】図1に示す警報信号生成回路の動作を説明する
波形図である。
【符号の説明】
10 伝送器 11 受信抵抗 12 直流電源 13 異常信号監視回路 14 突変検知回路 15 警報信号生成回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】物理量を電気信号に変換して電流信号とし
    て伝送する伝送器の前記電流信号を受信しこの電流信号
    の異常を監視する異常信号監視回路において、 前記電流信号に含まれる所定帯域幅以外の周波数成分を
    カットする濾波手段と、この濾波手段の出力が入力され
    予め設定された変化幅を越えたことを検知する変動検知
    手段と、この変動検知手段の出力により一定時間の間或
    いはリセットされるまで警報を出力する警報手段とを具
    備することを特徴とする異常信号監視回路。
JP005249U 1993-02-18 1993-02-18 異常信号監視回路 Pending JPH0664176U (ja)

Priority Applications (1)

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JP005249U JPH0664176U (ja) 1993-02-18 1993-02-18 異常信号監視回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP005249U JPH0664176U (ja) 1993-02-18 1993-02-18 異常信号監視回路

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JPH0664176U true JPH0664176U (ja) 1994-09-09

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ID=11605942

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JP005249U Pending JPH0664176U (ja) 1993-02-18 1993-02-18 異常信号監視回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013546037A (ja) * 2010-09-29 2013-12-26 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 入力電流を出力電圧に変換するためのコンバータ、当該コンバータを備えた装置、および、入力電流を出力電圧に変換するための方法
CN111736008A (zh) * 2020-07-02 2020-10-02 中国电子科技集团公司第二十四研究所 一种双极性输入信号检测电路

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