JP3043618U - オーダーメイドのループタイ - Google Patents

オーダーメイドのループタイ

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JP3043618U
JP3043618U JP1997002606U JP260697U JP3043618U JP 3043618 U JP3043618 U JP 3043618U JP 1997002606 U JP1997002606 U JP 1997002606U JP 260697 U JP260697 U JP 260697U JP 3043618 U JP3043618 U JP 3043618U
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JP1997002606U
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孝一 佐藤
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孝一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、従来のループタイ締め金具では対
応が出来なかった、ステータスが十二分に表現された装
飾を提供しようとするものである。 【解決手段】 本考案は、貴金属製のループタイ締め金
具で、その表面を、彫刻的に刻んだ文字、イニシャル等
で装飾することで、課題に答えるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、貴金属製のループタイ締め金具に係るものであり、詳しくは、表面 の鋳造した装飾部分と、内部の中空、そして裏面の鑞着に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のループタイ締め金具は表面を陶器、宝石等で装飾し、側面と裏面とが一 連になっている、メッキ製の既製品である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前項で述べた通り、従来のループタイ締め金具は既製品であり、一般的には、 それはそれで良い訳ですが、偶々使用者の中から、ステータスを十二分に表現し た装飾を求められた場合、従来の既製品では対応が出来ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従って本考案は、その使用者の希望を、どのように具象化するかに掛かって来 る訳ですが、その手段として使用者の直筆か、またはその承諾を得た文字、イニ シャル等を彫刻的に刻んだ鋳造品で、ループタイ締め金具の表面を装飾するとと もに、裏面も含め全てを同一の貴金属製にすることで、使用者の希望に応えるも のである。なお、材料を同一の貴金属製としたのは、美観、防錆、鑞着等の案件 を考慮した結果である。特に鑞着に関しては異質金属間の難点を解消出来た。
【0005】
【考案の実施の形態】
ループタイ締め金具の表面は、彫刻的に刻んだ文字、イニシャル等で装飾され 、止め小金具が付いた裏面がそれに鑞着されている。そして、全てが同一の貴金 属製であり、なおかつ内部が中空である。
【0006】
【実施例】 その前に、使用者直筆の文字がイニシャルのKSで、使用貴金属が金18Kで あることを補足する。では、以下添付図面に従って一実施例を説明する。白紙上 にKSを縦に書いて貰う、文字の大きさに依ってはコピー機で調整するが今回は その必要が無かった。次に、白字の彫り方で写真製版に依り樹脂液を硬化させ、 所要の厚さにすると、KSが刻まれた半透明な樹脂版図2ができる。
【0007】 樹脂版図2に歯科医等で使用の印象剤を被せ、圧着、型取りする。そして、そ の印象剤の中に石膏を流し込み、硬化させ、取り出すと、樹脂版図2と同形の石 膏模型が得られる。次に、その石膏模型を所要の大きさに、四隅を落とした長方 形に削り整形すると、目的の石膏模型図3ができる。
【0008】 石膏模型図3に再び印象剤を被せ、圧着、型取りすると、型取りした印象剤図 4ができる。次に、その内側全面に亙りワックスを所要の薄さに塗り固めると、 表面3と側面4とが一連になったワックス模型が出来上がる。このワックス模型 は石膏模型図3の外郭を保持しながら、内側は大きく中空になっているので、完 成時の貴金属の使用量を減らす効果がある。
【0009】 ワックス模型を基に、金18Kで鋳造したのが、鋳造した装飾部分1である。 次は、金18Kの裏面図5であるが、上部に金18Kの小片で加工した止め小金 具6を鑞着した。なお、余白部分7には、電話番号等を鏨で刻印することが出来 る。従来の既製品では、メッキ及び下地金属に傷が付き錆を発生させるので容易 には出来なかったが、本考案ではその心配はない。
【0010】 鋳造した装飾部分1と裏面図5とを鑞着して完成図1である。申すまでもなく 使用者が希望した、ステータスが十二分に表現された装飾がそこに有ります。ま た、形態は円形、方形等自由です。完成品の内部の中空部分は図6で示す。
【0011】
【考案の効果】
従来のループタイ締め金具に対して、些か不満足感を抱いている使用者に、本 考案は、十分なる満足を与えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の完成品の一実施例を示す要部斜視図で
ある。
【図2】本考案の樹脂版の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図3】本考案の石膏模型の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図4】本考案の型取りした印象剤の一実施例を示す斜
視図である。
【図5】本考案の裏面の一実施例を示す斜視図である。
【図6】本考案の一実施例の完成品の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 鋳造した装飾部分 2 紐 3 表面 4 側面 5 印象剤 6 止め小金具 7 余白部分 8 内側の中空部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貴金属製のループタイ締め金具で、表面
    を、彫刻的に刻んだ文字、イニシャル等で装飾するとと
    もに、内部が中空であるもの。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000152811A (ja) * 1998-11-18 2000-06-06 Nobumasa Yoshida 止め具の製造方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000152811A (ja) * 1998-11-18 2000-06-06 Nobumasa Yoshida 止め具の製造方法。

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