JP3043413U - 防球ネット支持装置 - Google Patents

防球ネット支持装置

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JP3043413U
JP3043413U JP1997004470U JP447097U JP3043413U JP 3043413 U JP3043413 U JP 3043413U JP 1997004470 U JP1997004470 U JP 1997004470U JP 447097 U JP447097 U JP 447097U JP 3043413 U JP3043413 U JP 3043413U
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ball
girder
proof net
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JP1997004470U
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Inventor
正則 萩原
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株式会社谷川電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばゴルフ場やテニスコート等の球技施設
に設置して打球の飛び出しを防ぐ防球ネットの支持装置
の構成、特に桁材の長さ調節機構の構成を簡略化するこ
とを目的とする。 【解決手段】 所定の間隔をおいて立設した複数本の支
柱1の上部に、防球ネットNを取付け支持させる桁材2
を、自在継手3を介して連結保持させると共に、その自
在継手3と桁材2との間に桁材2の長さ調整手段を設け
た防球ネット支持装置において、上記の長さ調整手段と
して、互いに摺動可能に嵌合した一対の角筒状の筒体4
1・42を設け、その一方の筒体42にはその軸線方向
の少なくとも1箇所に、他方の筒体41には軸線方向複
数箇所に、それぞれボルト挿通孔を設け、そのボルト挿
通孔に選択的にボルト8aを挿通し、ナット8bをねじ
込むことによって両筒体41・42を所望の伸長状態に
連結固定するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、例えばゴルフ場やテニスコート等の球技施設に設置して打球の飛び 出しを防ぐ防球ネットの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の防球ネット支持装置として本出願人は、先に、防球ネットを取付ける 複数本の支柱を所定の間隔を置いて立設し、その隣り合う支柱の上部を連結する 桁材を長さ調節可能に構成すると共に、上記桁材の両端を自在継手を介して支柱 に連結固定することを提案した(実公平4−4769号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記考案の改良に係り、上記のような防球ネット支持装置における桁 材の長さ調節機構の構成を簡略化することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案による防球ネット支持装置は、以下の構成 としたものである。
【0005】 即ち、防球ネットを取付ける複数本の支柱を所定の間隔を置いて立設し、その 隣り合う支柱の上部を連結する桁材を長さ調節可能に構成すると共に、上記桁材 の両端を自在継手を介して支柱に連結固定するようにした防球ネット支持装置に おいて、上記桁材の両端部に一対の筒体を伸縮可能に設けると共に、その一方の 筒体にはその軸線方向の少なくとも1箇所に、他方の筒体には軸線方向複数箇所 にそれぞれボルト挿通孔を設け、そのボルト挿通孔に選択的にボルトを挿通し、 ナットをねじ込むことによって上記両筒体を所望の伸長状態で連結固定し得るよ うに構成したことを特徴とする。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案による防球ネット支持装置を図に示す実施形態に基づいて具体的 に説明する。
【0007】 図1(a)・(b)は本考案による防球ネット支持装置の一実施形態を示す平 面図および正面図、図2(a)・(b)はその拡大平面図および正面図、図3は 図2(b)におけるA−A線断面図、図4は桁材の連結部分の平面図、図5は図 2(b)におけるB−B線断面図、図6は支柱と桁材との連結部の横断平面図で ある。
【0008】 図において、1は下端部を土中に埋設して立設したコンクリート等よりなる支 柱で、その支柱1は所定の間隔を置いて複数本設けられ、その隣り合う支柱の上 部を互いに連結する桁材2が設けられている。その桁材2は、本実施形態におい ては図2・図3に示すように丸パイプ材よりなる3本の水平主材21を平行に配 置し、その隣り合う水平主材21・21間に丸鋼材よりなる間隔保持部材22を 溶接等で一体的に固着したトラス構造のものが用いられている。そのようなトラ ス構造の桁材2を用いると、長尺に形成しても軽量で撓みが少なく、それによっ て支柱の本数を少なくできる等の利点がある。
【0009】 また上記桁材2は、長手方向に複数個に分割して連結するようにしたもので、 図示例においては図1に示すように長手方向に3分割2a〜2cに構成され、そ の隣り合う分割桁材2a・2b、2b・2cは、図2・図4に示すようにそれぞ れ連結用プレート23と連結用斜材24とで着脱可能に連結されている。その連 結用プレート23は、互いに接続すべき主材21の端部に溶接等で一体的に固着 され、その両連結用プレート23・23を互いに突き合わせてボルト25a・ナ ット25bで連結した構成であり、また連結用斜材24は、その両端部をブラケ ット26にボルト27等で連結固定した構成である。
【0010】 上記のように桁材2を、その長手方向に複数個に分割して連結するようにする と、例えば長手方向両端部の分割桁材2a・2cは変更することなく、中間部の 分割桁材2bの長さを変更するだけで、桁材全体の長さを容易に調整することが できる。
【0011】 さらに上記桁材2の両端部、すなわち両側の分割桁材2a・2cの端部は、そ れぞれ自在継手3を介して支柱1に連結すると共に、その自在継手3と桁材2と の間には、長さ調整可能な一対の角筒状の筒体41・42が設けられている。そ の自在継手3は、図示例においては支柱1の上部に緊締バンド5で取付けた支持 腕31に角筒状の連結部材32を横方向のボルト6aとナット6bで上下方向に 回動可能に連結すると共に、その連結部材32と前記筒体41とを上下方向のボ ルト7aとナット7bで横方向に回動可能に連結した構成である。
【0012】 上記筒体41は他方の筒体42内に進退可能に収容配置され、その筒体42は 桁材2の端部に一体的に設けた端板20に溶接等で一体的に固着されている。そ の両筒体41・42はボルト8aとナット8bとで連結する構成であり、両筒体 41・42には、それぞれ上記のボルト8aを挿通するボルト挿通孔が設けられ ている。図示例においては、上記ボルト挿通孔を各筒体41・42に直交方向に 設けたもので、特に図の場合は図5・図6に示すように各筒体41・42にそれ ぞれ上下方向に貫通するボルト挿通孔41a・42aと、左右方向に貫通するボ ルト挿通孔41b・42bとを設けた構成である。
【0013】 その筒体41の上下方向に貫通するボルト挿通孔41aと左右方向に貫通する ボルト挿通孔41bとは、それぞれ筒体41の軸線方向に略一定のピッチで等間 隔に複数個設けられ、その上下方向の挿通孔41aと左右方向の挿通孔41bと は半ピッチずらして設けられている。また筒体42の上下方向に貫通するボルト 挿通孔42aと左右方向に貫通するボルト挿通孔42bとは筒体42の軸線方向 ほぼ同一位置に設けられている。
【0014】 上記筒体42のボルト挿通孔42aまたは42bに、筒体41のボルト挿通孔 41aまたは41bを選択的に一致させ、その一致させたボルト挿通孔に前記の ボルト8aを上下方向もしくは左右方向から挿通し、そのボルト8aにナット8 bをねじ込むことによって筒体42に対する筒体41の張出し長さ、ひいては支 柱1に対する桁材2の長さを微妙に調節することができるものである。
【0015】 上記図2〜図6は桁材2の左端側、すなわち分割桁材2a側のみを示したが、 桁材2の右端側、すなわち分割桁材2c側も上記と同様に構成されている。上記 桁材2の両端部を図1のように支柱1・1に連結固定した状態で、その両支柱1 ・1と桁材2とで囲まれた空間内にワイヤW等を介して防球ネットNを張るもの である。図中、9は上記ワイヤWの支持ブラケットである。
【0016】 なお、図示例は一対の支柱1・1間に桁材2と防球ネットNを張設したが、支 柱1を3本以上設け、その間に桁材2と防球ネットNを張設することもできる。 また上記の実施形態においては、自在継手3として、支持腕31と連結部材32 とを横方向のボルト6aとナット6bとで連結すると共に、連結部材32と筒体 41とを上下方向のボルト7aとナット7bとで連結した構成としたが、これに 限らず、例えば十字片を用いたフック式自在継手や球関節継手等を用いることも できる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案による防球ネット支持装置は、防球ネットNを取付 ける複数本の支柱1を所定の間隔を置いて立設し、その隣り合う支柱1の上部を 連結する桁材2を長さ調節可能に構成すると共に、上記桁材2の両端を自在継手 3を介して支柱1に連結固定するようにした防球ネットの支持装置において、上 記桁材2の両端部に一対の筒体41・42を伸縮可能に設けると共に、その一方 の筒体42にはその軸線方向の少なくとも1箇所に、他方の筒体41には軸線方 向複数箇所にそれぞれボルト挿通孔41a・41b、42a・42bを設け、そ のボルト挿通孔に選択的にボルト8aを挿通し、ナット8bをねじ込むことによ って上記両筒体41・42を所望の伸長状態で連結固定し得るように構成したか ら、支柱1に対する桁材2の長さにバラツキがあっても容易に調整して取付ける ことができる。
【0018】 又その場合、一方の筒体42には、その軸線方向の少なくとも1箇所に、他方 の筒体41には軸線方向複数箇所に、それぞれ互いに略直交する方向にボルト挿 通孔を設け、上記他方の筒体41の互いに略直交するボルト挿通孔のピッチを略 半ピッチずつずらして設けるようにすれば、筒体の強度があまり低下することな く、より細かいピッチで長さ調整が可能となる。
【0019】 さらに、桁材2をトラス構造にすれば、長尺に形成しても軽量で撓みの少ない 桁材が得られ、支柱の本数を少なくすることができると共に、その桁材2を長手 方向に複数個に分割して連結するように構成すれば、例えば長手方向両端部の分 割桁材は変更することなく、中間部の分割桁材の長さを変更するだけで、桁材全 体の長さを容易に調整できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案による防球ネット支持装置の一
実施形態を示す平面図。(b)はその正面図。
【図2】(a)は上記の防球ネット支持装置の一部の拡
大平面図。(b)はその正面図。
【図3】図2(b)におけるA−A線拡大断面図。
【図4】桁材の連結部の拡大平面図。
【図5】図2(b)におけるB−B線拡大断面図。
【図6】支柱と桁材との連結部の拡大平面図。
【符号の説明】
1 支柱 2 桁材 2a〜2c 分割桁材 3 自在継手 41、42 筒体 41a,41b,42a、42b ボルト挿通孔 5 緊締バンド 6a、7a、8a ボルト 6b、7b、8b ナット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔をおいて立設した複数本の支
    柱の上部に、防球ネットを取付け支持させる桁材を、自
    在継手を介して連結保持させると共に、その自在継手と
    桁材との間に桁材の長さ調整手段を設けた防球ネット支
    持装置において、上記長さ調整手段として、互いに摺動
    可能に嵌合した一対の角筒状の筒体を上記自在継手と桁
    材との間に設けると共に、その一方の筒体にはその軸線
    方向の少なくとも1箇所に、他方の筒体には軸線方向複
    数箇所に、それぞれボルト挿通孔を設け、そのボルト挿
    通孔に選択的にボルトを挿通し、ナットをねじ込むこと
    によって上記両筒体を所望の伸長状態に連結固定するよ
    うに構成したことを特徴とする防球ネット支持装置。
  2. 【請求項2】 前記一方の筒体にはその軸線方向の少な
    くとも1箇所に、他方の筒体には軸線方向複数箇所に、
    それぞれ互いに略直交する方向にボルト挿通孔を設け、
    上記他方の筒体の互いに略直交するボルト挿通孔のピッ
    チを略半ピッチずつずらして設けてなる請求項1記載の
    防球ネット支持装置。
  3. 【請求項3】 前記桁材はトラス構造に構成され、その
    長手方向に複数個に分割可能に構成すると共に、その長
    手方向両端部を除く中央部の分割桁材の長さを適宜調整
    して前記桁材の全体長さを変更し得るようにしてなる請
    求項1または2記載の防球ネット支持装置。
JP1997004470U 1997-05-14 1997-05-14 防球ネット支持装置 Expired - Lifetime JP3043413U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016209089A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 日本コンクリート工業株式会社 桁材

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JP2016209089A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 日本コンクリート工業株式会社 桁材

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