JP3043034U - 防水性胴付き長ズボン - Google Patents

防水性胴付き長ズボン

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JP3043034U
JP3043034U JP1997004034U JP403497U JP3043034U JP 3043034 U JP3043034 U JP 3043034U JP 1997004034 U JP1997004034 U JP 1997004034U JP 403497 U JP403497 U JP 403497U JP 3043034 U JP3043034 U JP 3043034U
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long pants
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一郎 筑後
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で着心地,作業性のよい作業用の防水性
胴付き長ズボン。 【解決手段】 防水材被覆繊維生地からなるサスペンダ
−を有する防水性胴付き長ズボンとして、左右の脇腹部
に1対のスナップボタンをその上辺両端に配したマチを
それぞれ付け、少なくとも内股と脇部分を縫製し、縫製
部分の裏側に目止めテ−プを貼合してあり、さらに、左
右の腹部にダ−ツを付けてある。 【効果】 軽量で作業性がよいので、水作業や動物類の
血液が飛散する水産加工の作業現場のみならず、食肉や
魚肉加工など食品加工の作業現場においても広く使用す
ることができる。製作が容易であり、耐久性もかなりあ
るので経済的であるから、従来品に置き代わることが充
分予測される。なお、防水材被覆繊維生地として色彩を
豊富に揃えることが可能なので、中高年の多い女性の職
場ではファッション性をとり入れることにより作業効率
の増進が期待される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は作業用の防水性胴付き長ズボンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、水産加工や食肉加工などの作業場において、作業用の防水性胴付き長ズ ボンは長年ゴム製のものが使用されてきた。このものは生地の接合に加熱溶着す るウエルダ−加工がおこなわれているので、その部分が破損しやすく耐久性に乏 しい。年に2、3着取替えるほど、ウエルダ−加工個所の損耗がはげしいので経 済上問題がある。しかし、なによりも重量が大で1kg以上のものが多く、着用 して疲労しやすいばかりでなく、履き心地が悪い。とくに、ズボンをゴムベルト で肩に吊るので、長時間作業に従事する人,特に女性においては肩部に鬱血をき たし、肩凝りや腰痛を招き、健康を損なう場合が多く問題になっている。
【0003】 これを多少改善するものとして、ポリエステルやナイロンなどの繊維生地に合 成ゴムやポリ塩化ビニルを被覆したものが最近見受けられるが、内股をウエルダ −加工しているので、そこが破損しやすく耐久性に問題がある。また脇部分が縫 製なしの生地で形成されているので、人間工学的に履き心地がよくないというこ とも知られている。重量も0.8kg程度はあり、肩部に及ぼす影響も改善され ていない。なお、ゴム長靴を履いたまま着用する関係で、着用しやすくするため 、胴部を大きくしたものがあるが、かえって作業時の安定が悪く機動性に欠ける 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は軽量で作業性のよい防水性胴付き長ズボンを提供せんとするものであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】 ここにおいて本考案者は、防水材被覆繊維生地からなるサスペンダ−を有する 防水性胴付き長ズボンにおいて、左右の脇腹部に1対のスナップボタンをその上 辺両端に配した逆三角形状のマチをそれぞれ付け、少なくとも内股と脇部分を縫 製し、縫製部分の裏に目止めテ−プを貼合してあることを特徴とする防水性胴付 き長ズボンを見出し、さらに、左右の腹部にダ−ツを付けてあるものを見出すに いたった。
【0006】
【考案の実施の形態】
近年、繊維製品の研究開発が進み、薄手でしかも防水性等にすぐれた各種の生 地が実用化されるにいたっている。本考案の防水性胴付き長ズボンに使用される 防水材被覆繊維生地は、ナイロン等の繊維生地にウレタン樹脂等を超薄層に被覆 した極めて軽量なものであり、耐久性が抜群で防水性がある。表面の滑り性がす ぐれているので、処理物の付着血液が除去しやすく、汚れにくいので、防かび・ 防菌性がある。傷が付きにくく、引裂強度が強くて破れにくく、寒冷下でも硬く ならず風合いがよい。また魚類の酸性体液にも耐える。このように加工された繊 維生地は縫製が容易であるから、作業性に富む形状の胴付き長ズボンを製作する ことができる。
【0007】 すなわち、本考案の最大の特徴は、左右の脇腹部に1対のスナップボタンをそ の上辺両端に配した逆三角形状のマチをそれぞれ付け、胴回りをかなり大きくし ておき、ゴム長靴を履いたままでも容易に着用できるようにしてある。マチの形 状は拡開時、逆三角形状を呈しており、着用後は当該三角形の高さ相当の位置を 折り曲げ、三角形を二つ折りして、マチの上部両端に設けてある着脱容易な金属 性のスナップボタンを嵌合し、マチを折り込んで胴回りを締め、作業性をよくす る。
【0008】 また、作業中に力のかかる内股と脇部分を縫製して強度を付与し、耐久性をも たせ、とくに履き心地をよくして、作業中動きやすくしてある。
【0009】 なお、防水性胴付き長ズボンにおいて、体にできるだけフィットさせ立体的に 体を包む目的で、生地の余った部分を縫い合せるダ−ツ加工をほどこすと効果的 である。その目的で左右の腹部にダ−ツを付けることにより、着用時に安定感が 得られ作業しやすくなる。ダ−ツは一対で足りるが、体形に合わせ本数を増加し ても差し支えない。
【0010】 さらに、防水性胴付き長ズボンの作製において、上述以外にも、胸当て部と胴 部との接合や裾の部分の生地解れ防止などに縫製箇所が生ずるが、それら縫製部 分のミシン目は、いかに微細孔といえども作業中水が浸入するので、縫製個所の 裏側にミシン目を充分被覆するように,防水性のある市販の目止めテ−プを加熱 接着しておく。目止めテ−プは片面に接着剤が被覆されてあり、アイロン等によ り600ないし800℃で押圧して繊維生地に容易に接着することができる。
【0011】
【実施例】
以下、実施例により本考案をさらに具体的に説明する。防水性胴付き長ズボン 用に、ナイロンフィラメント生地にウレタン樹脂を両面コ−ティングしてある厚 さ約220ミクロンの東レ株式会社製#614Kという防水性繊維生地を使用し て、図1、図2に示す形状のものを作製した。これにはダ−ツ1が左右の腹部に 1対設けてある。また、左右の脇腹部に1対のスナップボタン3をその上辺両端 に配した逆三角形状(上辺13cm、高さ15cm)のマチ2をそれぞれ付けて ある。図1ではマチ2の半分に当たる形状が示されてあるが、図2には1対のス ナップボタン3とともに、逆三角形を呈するマチ2全体が示されてある。1対の スナップボタン3を嵌合した状態は図3に示してある。さらに、縫製箇所のすべ ての裏側に目止めテ−プ4を当て、アイロンで加熱しながらこれを接着してある 。それらの状態を図4に示してある。なお、サスペンダ−5として着脱容易に伸 縮性のあるゴムテ−プを付けてある。仕上がり重量は350gで極めて軽量であ る。
【0012】
【考案の効果】 本考案の防水性胴付き長ズボンは軽量で作業性がよいので、水作業や動物の血 液等の伴う水産加工のみならず、食肉や魚肉加工などの食品加工の作業分野にお いても広く使用することができる。製作が容易であり、耐久性もかなりあるので 経済的であるから、従来品に置き代わることが充分予測される。なお、防水材被 覆繊維生地として色彩を豊富に揃えることが可能なので、中高年の多い女性の作 業現場では、ファッション性をとり入れることにより作業効率の増進が期待され る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 防水性胴付き長ズボンの正面からみた説明図
である。
【図2】 マチの開放時における防水性胴付き長ズボン
を側面からみた説明図である。
【図3】 マチの閉鎖時における防水性胴付き長ズボン
を側面からみた説明図である。
【図4】 防水性胴付き長ズボンの裏側において目止め
テ−プを貼合わせた状態を示す説明図である。(a)は
正面、(b)は背面、(c)は側面の各裏側にあたる。
【符号の説明】
1 ダ−ツ 2 マチ 3 スナップボタン 4 目止めテ−プ 5 サスペンダ−

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水材被覆繊維生地からなるサスペンダ
    −を有する防水性胴付き長ズボンにおいて、左右の脇腹
    部に1対のスナップボタンをその上辺両端に配した逆三
    角形状のマチをそれぞれ付け、少なくとも内股と脇部分
    を縫製し、縫製部分の裏に目止めテ−プを貼合してある
    ことを特徴とする防水性胴付き長ズボン。
  2. 【請求項2】 防水材被覆繊維生地からなるサスペンダ
    −を有する防水性胴付き長ズボンにおいて、左右の腹部
    にダ−ツを付けてある請求項1記載の防水性胴付き長ズ
    ボン。
JP1997004034U 1997-05-01 1997-05-01 防水性胴付き長ズボン Expired - Lifetime JP3043034U (ja)

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