JP3042642B2 - オ−トフォ−カシング装置 - Google Patents

オ−トフォ−カシング装置

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JP3042642B2
JP3042642B2 JP3302833A JP30283391A JP3042642B2 JP 3042642 B2 JP3042642 B2 JP 3042642B2 JP 3302833 A JP3302833 A JP 3302833A JP 30283391 A JP30283391 A JP 30283391A JP 3042642 B2 JP3042642 B2 JP 3042642B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラのオ−トフォ−
カシング装置に係り、とくに映像信号の高域周波数成分
が最大になるようにフォ−カシング機構を制御するビデ
オカメラのオ−トフォ−カシング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオカメラのオ−トフォ−カシ
ング方法は特開昭58−188966号公報に開示のよ
うに、撮像素子よりバンドパスフィルタ(BPF)を介
して取り出される映像信号内の高域周波数成分が最大と
なるようにフォ−カシングレンズの位置を制御するよう
にしていた。上記映像信号の強度は蛍光灯照明の場合に
は蛍光灯の輝度に比例する。商用周波数点灯の場合、蛍
光灯は商用周波数の2倍の周波数で放電するので映像信
号には商用周波数の2倍の雑音が重畳していた。従来技
術においてはフリッカの除去についてはとくに論じられ
ていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記蛍光灯は放電発光
を行っているので、発光の繰返し周波数は商用周波数で
あるものの、その強度は不規則波形となっている。この
結果、従来装置には蛍光灯発光強度の揺らぎの影響を受
けるためオートフォーカシングの精度が甘くなり、ま
た、動作が安定になるという問題があった。本発明の
目的は、上記の問題を改善して安定で高精度のオートフ
ォーカシング装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、イメ−ジセンサが出力する映像信号の高周波成分を
抽出し、その強度信号を周期毎にサンプリングして得ら
れる出力により合焦レンズ位置を制御するようにしたカ
メラのオ−トフォ−カシング装置において、上記サンプ
リング出力の連続する所定数のサンプルの平均値を演算
する平均値演算手段と、上記平均値の増減を比較して合
焦状態を判定する合焦状態判定手段とを備え、該合焦状
態判定手段の出力により上記カメラの合焦機構を駆動す
と共に、上記合焦状態判定手段は、上記平均値演算手
段の連続する出力の所定数をそれぞれ記憶する平均値メ
モリと、上記平均値メモリが記憶する平均値間の差分を
検出して差分信号を出力する手段と、上記平均値間の差
分が所定値以下であるときに差分ゼロ信号を発生する手
段と、上記差分信号の極性反転時に上記平均値の最大値
を検出して記憶する手段と、上記平均値の最大値と上記
平均値メモリが記憶する平均値間の差分を検出する手段
とを備えるようにし、上記平均値間の差分信号または上
記平均値の最大値と上記平均値間の差分信号により上記
合焦レンズの制御速度を可変化する手段を備えるように
する。
【0005】さらに、上記映像信号に重畳する周期的雑
音の周期をTn、上記サンプリングパルスの周期をTs
として、 MTs=NTn なる関係を満たす整数MとNを用いて、N周期幅の上記
雑音をM回サンプリングするようにする。さらに、上記
サンプリングパルスのパルス幅tsを上記雑音周期Tn
のM分の1、またはその整数倍に設定するようにする。
さらに、上記サンプリングパルスを上記イメ−ジセンサ
の垂直同期周波数に同期させるようにする。
【0006】
【0007】
【作用】本発明では、映像信号の高周波成分の平均値に
よりカメラの合焦状態を制御する。また、MとNを整数
として、N周期幅の雑音をM回サンプリングし、このM
個のサンプリング値の平均値を上記映像信号の高周波成
分平均値として用いる。また、上記サンプリングにおけ
るサンプリングパルス幅を上記雑音周期のM分の1、ま
たはその整数倍に設定することにより、上記N周期幅の
雑音を洩れなくサンプリングする。また、上記サンプリ
ング周波数源としてカメラ内の映像信号の垂直同期周波
数を利用する。
【0008】さらに、上記M個のサンプリング値を記憶
し、加算平均して上記高周波成分の平均値を算出する。
また、上記平均値間の差分信号を用いてフォ−カシング
を制御し、上記差分信号が所定値以下に収まったときに
フォ−カシング制御を停止する。また、フォ−カシング
制御が行き過ぎた場合には上記差分信号の極性が反転す
るので、この時の上記平均値の最大値を記憶し、以後は
上記平均値が上記最大値から所定の幅内に収まるように
フォ−カシング制御を行なう。また、上記平均値を上記
最大値に近づけるフォ−カシング制御では制御速度を低
める。
【0009】
【実施例】図1は本発明によるオ−トフォーカシング回
路実施例のブロック図である。図1において、光はズー
ムレンズの前玉レンズ1と変倍レンズ群2、およびフォ
ーカシングレンズ3を介してセンサ6に入射され映像信
号に変換される。フォーカシングレンズ3はステップモ
ータ等のAFモータ5によりギヤ4を介して光軸方向に
移動されピントが調節される。センサ6の映像信号出力
はプリアンプ7により増幅されてカメラ回路8によりN
TSC規格のビデオ信号に変換されると同時に、帯域通
過フィルタ(BPF)9により高域周波数成分が抽出さ
れ、アッテネータ10によりレベルを適正化されて検波
回路11によりレベル検出され、積分回路12により平
均値である焦点電圧に変換される。
【0010】検波回路11は1フィ−ルド画面の中央部
の映像信号のみを検波する。このため、同期信号発生回
路13はアッテネータ10の出力から上記1フィ−ルド
画面の中央部のみを切り出すために必要な水平および垂
直同期信号に同期したゲ−トパルスを生成して検波回路
11に送り、その入力を制御する。積分回路12は上記
1フィ−ルド画面の中央部の映像信号を積分し、画面ご
とにリセットされる。ゲートパルス発生回路14は上記
リセットパルスを積分回路12に供給する。
【0011】次いで、積分回路12の出力はAD変換回
路15によりデジタル信号VFに変換されて信号処理回
路17内に印加される。信号処理回路17は上記VFに
応じてAFモータ5の駆動用信号を生成し、駆動回路1
9を介してAFモータ5の回転を制御する。なお、AF
モータ5が停止しときは上記VFが変化しないので信
号処理回路17は出力を出さない。したがって、起動時
とか再起動時には所定時間だけ再起動回路18より起動
用電圧を印加するするようにする。ゲイン検出回路16
は上記VFを監視してアッテネータ10の減衰値を制御
する自動利得調整を行なう。また、この利得調整に応じ
てVFレベルが変化するのでゲイン検出回路16はこの
ことを信号処理回路17に伝える。
【0012】上記AFの値は図2に示すように、フォ−
カシングレンズ3が合焦方向に移動するときには増加
し、合焦点から遠ざかるときには減少する。また、上記
AF信号には蛍光灯その他の電源周波数雑音が重畳し、
AF信号の変化が緩やかになる合焦点近傍でその影響が
最大となる。本発明の第1の目的は上記電源周波数雑音
を消去してフォ−カシング精度を向上することにある。
第2の目的は上記電源周波数雑音を消去したフォ−カシ
ング信号により合焦点を精度良く検出してフォ−カシン
グレンズを停止させることにある。また、上記合焦点の
フォ−カシング信号(最大値)を記憶し、合焦点を行き
過ぎた場合には上記最大値に向かってフォ−カシングレ
ンズを戻すことにある。
【0013】図3は上記電源周波数雑音を消去する本発
明の方法を説明する波形図である。積分回路12の出力
には雑音X1が重畳している。雑音X1が蛍光灯の放電
等によって発生している場合はその繰返し周波数は10
0Hzであり、映像信号の強度は上記100Hzの蛍光
灯のちらつきによって振幅変調され、これが検波回路1
1により検波され、図3に示すような波形となってい
る。
【0014】前述のように上記検波波形の中の画面の中
央部が切り取られて積分回路12により積分される。図
の積分回路出力の斜線を施した部分が上記画面の中央
部に対応してサンプリングされた部分である。一般に、
上記雑音X1の周期Tnとサンプリング周期Tsは異な
るので、図示のように積分される部分の面積がサンプリ
ングの位置によって変化し、これによって映像信号強度
が見かけ上揺らぐのでフォーカシングの位置が定まらな
いことになる。
【0015】本発明では上記サンプリングされた映像信
号の平均値を求めて上記揺らぎを低減して安定なフォ−
カシング動作が得られるようにする。このため、まず上
記平均値が雑音X1によって揺らがない条件を求める。
いま、サンプリングパルスの周期をTs、雑音X1の周
期をTnとし、サンプリングパルスのM周期間、すなわ
ちMTs内に雑音X1のN周期分が丁度納まるとする
と、 MTs=NTn (1) なる関係が得られる。
【0016】式(1)はN周期分の雑音X1をM回サン
プリングすることを意味する。したがって、サンプリン
グパルス幅をtsとすると、 ts=Tn/M (2) または、この値の整数倍に設定すると、M個のサンプリ
ングにより雑音X1の1周期分を洩れなく丁度サンプリ
ングすることができる。以上より、式(1)と同(2)
を満足するようにサンプリングを行なって得られるM個
のサンプリン値を平均化すれば周期的雑音X1の周期的
成分を完全に除去することができるのである。
【0017】例えば、商用周波数50Hzの蛍光灯照明
下では雑音X1の繰返し周波数は100Hz、したがっ
て、Tn=1/100secである。また、サンプリン
グ周波数としてカメラが内蔵するNTSC規格の垂直同
期周波数(フィ−ルド周波数、60Hz)を利用するよ
うにするとTs=1/60secであるから、式(2)
は Ts/Tn=5/3 M=3、N=5 (3) となり、式(1)より、5周期分の雑音X1を3回サン
プリングすればよいことになる。また,式(2)より ts=1/60sec (4) またはこの値の整数倍となる。
【0018】上記式(3)、(4)を満たすことによ
り、どのような波形であろうとも雑音X1の中の周期性
成分を完全に除去することができる。また、サンプリン
グパルス幅tsが上記の条件からずれた場合には上記雑
音の除去が若干不完全になるものの、依然として十分実
用的な効果を得ることができる。
【0019】図2を用いて上記平均化の過程を説明する
と、a1〜a7、b12等を上記サンプリング時点とする
と、本発明では式(3)にしたがって、例えばa7
6、a5の平均値を求め、次いでa6、a5、a4の平均
値を求め、以下同様にして平均値を求めて行くようにす
る。この結果、サンプリング周期Ts毎に雑音X1によ
る揺らぎの影響を受けない映像信号サンプルが得られる
のである。
【0020】図1の信号処理回路17は上記映像信号サ
ンプルを生成してフォ−カシング信号を出力する。図4
はこの信号処理回路17の主要部分のブロック図であ
る。なお、上記信号処理回路17やA/D変換器15、
ゲイン検出回路16等の機能をマイクロコンピュ−タに
行なわせるようにしてもよいことは勿論である。図4に
おいて、A/D変換器15の出力はメモリ20内のVF
メモリM1〜M3に逐次格納され、順に押し出されてい
く。各VFメモリに格納されるデ−タは図2に示したa
1〜a7、b12等に対応する画面毎の中央部分の映像信
号の高周波成分強度の積分信号である。
【0021】VFメモリM1〜M3のデ−タはA/D変
換器15よりデ−タが一つ押し込まれる毎に加算器21
により加算され、割算器22により平均化される。した
がって割算器22は3画面(3フィールド)分の映像信
号デ−タの平均値を順次出力することになる。なお、割
算器22は省略してもよい。割算器22の出力は平均値
メモリ23内のメモリMO1、MO2に順次格納され、
増分検出回路24にて大小関係が判定される。上記増分
検出結果により、合焦方向、非合焦方向を判断すれば、
フリッカの影響を受けずに合焦手段の移動方向を決める
ことができる。例えばメモリMO2のデ−タ値がMO1
のデ−タ値より大きければ、フォ−カシングレンズ3は
合焦点に向かって移動中であり、逆の場合はフォ−カシ
ングレンズ3が合焦点から遠ざかっていることになる。
従って上記大小関係が反転する位置が合焦点であるか
ら、増分検出回路24はこの大小関係の反転をも検出し
て最大値メモリ25に制御信号を送り、合焦点における
平均値デ−タを最大値として記憶させる。
【0022】フォ−カシングレンズ3を駆動するAFモ
−タ5は上記メモリMO1とMO2のデ−タの差分に比
例する電圧により駆動される。通常、合焦点付近ではこ
の差分値が小さくなるのでフォ−カシングレンズ3は比
較的ゆっくりと移動し行き過ぎ少なく合焦点に停止す
る。合焦点を行き過ぎた場合にはAFモ−タ5の移動方
向を反転し、平均値メモリ23のデ−タが最大値メモリ
25が記憶しているデ−タに所定の幅の範囲内に入った
ところで停止させる。上記行き過ぎは平均値メモリ23
のデ−タと最大値メモリ25のデ−タの不一致より検出
することができ、増分検出回路24はこの不一致を修正
するAFモ−タ5の駆動信号も出力する。
【0023】上記の動作においては、最大値メモリ25
が記憶する平均値デ−タをできるだけ正確に合焦点に対
応付けることが重要である。しかし、平均値デ−タは過
去の二つのVFデ−タと現在のVFデ−タを平均したも
のなので、二つの平均値デ−タの大小関係が反転したと
きにはAFモ−タは既に合焦点を行き過ぎている可能性
があり、また、AFモ−タ系の慣性によっても行き過ぎ
が発生する。したがって、上記反転を検出した時点より
若干過去側のデ−タの中に真の合焦点デ−タが存在する
場合が多い。図4では平均値メモリ23内のMO1より
MO2の方が過去側なので上記反転時においてはMO2
のデ−タを最大値メモリ25に記憶するようにしてい
る。どの程度過去側のデ−タを最大値とするかはシステ
ムの特性により異なるので、必要に応じて上記MO2の
次ぎにMO3,MO4等のメモリを追加してこれらの中
の一つを最大値メモリ25に記憶するようにする。ま
た、図4においては3個のVFメモリのデ−タを平均化
するようにしていたが、式(3)にしたがって、上記V
Fメモリの数を増やすこともできる。
【0024】図5は上記図1および図4における信号処
理の手順をさらに詳しく説明するフローチャートであ
る。ステップ31にて起動時とか再起動時のAFモータ
起動用電圧を所定時間だけ発生して印加し、その後、ス
テップ32にて各フィールド画面中央部の映像信号のみ
を検波、積分してA/D変換し、ステップ33にてA/
D変換出力をモニタしてVF信号レベルを適正化するよ
うにアッテネータの利得を制御する。
【0025】次いでステップ34にて、VF信号を調べ
て異常がなければステップ35にて連続する3つのVF
信号の平均値を求める。次いでステップ36にて上記平
均値間の差分ΔVFを求め、ΔVFが所定の微小幅の中
に納まっていればΔVF≒0と判断してステップ37に
てAFモータを停止し、ステップ32に復帰する。ΔV
Fが上記微小幅より大きければ、ステップ38に移って
AFモータを駆動し、ΔVF>0ならばまだ合焦点に
到達していないと判断し、ステップ38に移ってAFモ
ータの駆動を継続し、ΔVFの極性が反転した場合には
合焦点を通り過ぎたと判断してステップ39にて上記V
F信号平均値の最大値を記憶し、ステップ40にてAF
モータの移動方向を反転した後、ステップ38に移って
AFモータを駆動してステップ32に復帰する。
【0025】
【発明の効果】本発明により、蛍光灯照明下における商
用周波数の輝度のちらつきの影響を除去して安定、かつ
精度良くフォ−カシングを行なうことのできる映像信号
モニタ方式のビデオカメラ、および電子式スチルカメラ
用等のオ−トフォ−カシング装置を提供することができ
る。また、上記本発明では上記雑音を含む映像信号を垂
直同期周波数でサンプリングするので、回路を経済的に
構成することができる。また、オ−トフォ−カシングの
行き過ぎ検出して修正することができるので、フォ−カ
シング精度を高め、同時にハンチングを防止し、フォ−
カシング速度を速めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオ−トフォーカシングシステム実
施例のブロック図である。
【図2】フォーカシングレンズの位置と映像信号レベル
の関係を示す特性図である。
【図3】本発明における映像信号平均化の効果を説明す
る波形図である。
【図4】本発明によるフォーカシング信号生成回路のブ
ロック図である。
【図5】本発明におけるフォーカシング制御のフロ−チ
ャ−トである。
【符号の説明】
3 フォーカシングレンズ 5 オ−トフォーカシング用モ−タ(AFモ−タ) 6 センサ(撮像素子) 9 バンドパスフィルタ(BPF) 10 アッテネータ回路 11 検波回路 12 積分回路 13 同期信号発生回路 15 AD変換器 16 ゲイン検出回路 17 信号処理回路 18 再起動回路 19 AFモ−タ駆動回路 20 メモリ 21 加算器 22 割算器 23 平均値メモリ 24 増分検出回路 25 最大値メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/232 G02B 7/28 G03B 3/02 G03B 13/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメ−ジセンサが出力する映像信号の高
    周波成分を抽出し、その強度信号を周期毎にサンプリン
    グして得られる出力により合焦レンズ位置を制御するよ
    うにしたカメラのオ−トフォ−カシング装置において、
    上記サンプリング出力の連続する所定数のサンプルの平
    均値を演算する平均値演算手段と、上記平均値の増減を
    比較して合焦状態を判定する合焦状態判定手段とを備
    え、該合焦状態判定手段の出力により上記カメラの合焦
    機構を駆動すると共に、上記合焦状態判定手段は、上記
    平均値演算手段の連続する出力の所定数をそれぞれ記憶
    する平均値メモリと、上記平均値メモリが記憶する平均
    値間の差分を検出して差分信号を出力する手段と、上記
    平均値間の差分が所定値以下であるときに差分ゼロ信号
    を発生する手段と、上記差分信号の極性反転時に上記平
    均値の最大値を検出して記憶する手段と、上記平均値の
    最大値と上記平均値メモリが記憶する平均値間の差分を
    検出する手段とを備えるようにし、上記平均値間の差分
    信号または上記平均値の最大値と上記平均値間の差分信
    号により上記合焦レンズ位置を制御するようにしたこと
    を特徴とするオ−トフォ−カシング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記映像信号に重畳
    する周期的雑音の周期をTn、上記サンプリングパルス
    の周期をTsとして、 MTs=NTn なる関係を満たす整数MとNを用いて、N周期幅の上記
    雑音をM回サンプリングするようにしたことを特徴とす
    るオ−トフォ−カシング装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記サンプリングパ
    ルスのパルス幅tsを上記雑音周期TnのM分の1、ま
    たはその整数倍に設定するようにしたことを特徴とする
    オ−トフォ−カシング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    上記サンプリングパルスのパルスレ−トを上記イメ−ジ
    センサの垂直同期周波数としたことを特徴とするオ−ト
    フォ−カシング装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    上記平均値演算手段は、上記サンプリング出力の連続す
    る所定数のそれぞれを記憶するメモリと、上記各メモリ
    の記憶値を加算する手段を備えるようにしたことを特徴
    とするオ−トフォ−カシング装置。
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