JP3042090U - 走行玩具における着順判定装置 - Google Patents

走行玩具における着順判定装置

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JP3042090U
JP3042090U JP1997002351U JP235197U JP3042090U JP 3042090 U JP3042090 U JP 3042090U JP 1997002351 U JP1997002351 U JP 1997002351U JP 235197 U JP235197 U JP 235197U JP 3042090 U JP3042090 U JP 3042090U
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陽亮 米田
誠 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動的にかつ確実に、着順の判定が行える着
順判定装置を提供する。 【解決手段】 2つの受け板は独立して揺動できるよう
に構成され、2つの着順判定表示板は揺動によって起立
位置と伏倒位置とを取り得るようになっていると共に常
態では前記伏倒位置を取るように構成され、前記2つの
受け板および前記2つの着順判定表示板との間には、シ
ーソー板が設けられ、前記2つの受け板のそれぞれには
各1つの支持片が連結され、この2つの支持片で2つの
前記アーム部を同時に支持させることで該シーソー板を
前記中立位置に係止するように構成され、早く前記走行
玩具が衝突した側の前記受け板の揺動に伴う前記係止片
の動作によって該係止片に対応する前記アーム部の係止
が解除された際に前記シーソー板を前記中立位置から前
記偏倚位置に移行させる偏倚手段と、前記シーソー板が
前記偏倚位置に移行した際にその偏倚方向を確定させる
ため該シーソー板をその偏倚方向に付勢する付勢手段と
が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、走行玩具の着順判定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の着順判定装置として、例えば実開平7ー28593号公報に記載のも のが知られている。この着順判定装置は、隣合う2つの走行路のそれぞれに対応 して設けられた各1つの受け板と、この受け板のそれぞれに対応して設けられた 各1つの着順判定表示板とを備え、前記2つの受け板のいずれにに早く走行玩具 が衝突したかに応じて前記2つの着順判定表示板のいずれか1つを動作させるよ うに構成されている。具体的には、この着順判定装置においては、2つの受け板 が一体的に構成され、この2つの受け板が鉛直軸を中心に揺動可能に構成されて いる。また、2つの着順判定表示板はそれぞれ起立方向に付勢され、この2つの 着順判定表示板は前記2つの受け板と一体的に前記鉛直軸を中心に揺動する係止 片によって伏倒状態に係止されている。そして、受け板に走行玩具が衝突したと きに、その力で係止片が動作し、衝突した側の着順判定板の係止が解除されて起 立するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この着順判定装置によれば、2つの受け板が一体的に構成されているため、相 前後して走行玩具がこの2つの受け板に衝突すると、まず、最初の衝撃により係 止片が一方の方向へ揺動しようとするが、次の衝撃で係止片が今度は反対の方向 へ揺動しようとする。この場合、最初の衝撃で係止片が1つの着順判定表示板の 係止を解除してしまえば問題は少ない。しかし、2台の走行玩具が極めて短時間 に2つの受け板に衝突することもある。この場合には、最初の衝撃で係止片の1 つの着順判定表示板の係止を解除しないうちに次の衝撃で係止片が反対方向に揺 動する可能性があり、その場合には、着順と異なる着順判定表示板が起立してし まう虞れがあるし、2つの着順判定表示板が双方とも起立しない虞れもある。ま た、少し間があって走行玩具が2つの受け板に衝突すると、まず、最初の衝撃で 係止片が1つの着順判定表示板の係止を解除し、次の衝撃で係止片が他の着順判 定表示板の係止を解除してしまうこともあり、この場合には、双方の着順判定表 示板が起立してしまう。したがって、遊戯者のどちらの着順判定表示板が先に起 立したかを監視していなければならないという問題があった。
【0004】 本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、自動的にかつ確実に、着順 の判定が行える着順判定装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の着順判定装置は、例えば、隣合う2つの走行路のそれぞれに対 応して設けられた各1つの受け板と、この2つの受け板のそれぞれに対応して設 けられた各1つの着順判定表示板とを備え、前記2つの受け板のいずれに早く走 行玩具が衝突したかに応じて前記2つの着順判定表示板のいずれか1つを選択的 に起立させるように構成された着順判定装置において、前記2つの受け板のそれ ぞれは前記走行路を横切る方向に延びる軸を中心に互いに独立して揺動できるよ うに構成され、前記2つの着順判定表示板のそれぞれは所定の軸を中心とする揺 動によって起立位置と伏倒位置とを取り得るようになっていると共に常態では前 記伏倒位置を取るように構成され、前記2つの受け板および前記2つの着順判定 表示板との間には、前記走行路に沿って延びる軸を中心として揺動可能で中立位 置と偏倚位置とを取り得、かつ前記偏倚位置ではその偏倚方向に応じて前記2つ の着順判定表示板のいずれか1つを強制的に起立させるように構成されたシーソ ー板が設けられ、このシーソー板の両アーム部のそれぞれ対応して前記2つの受 け板のそれぞれには該2つの受け板のそれぞれと一体的に動作する各1つの支持 片が連結され、この2つの支持片で2つの前記アーム部を同時に支持させること で該シーソー板を前記中立位置に係止するように構成され、早く前記走行玩具が 衝突した側の前記受け板の揺動に伴う前記係止片の動作によって該係止片に対応 する前記アーム部の係止が解除された際に前記シーソー板を前記中立位置から前 記偏倚位置に移行させる偏倚手段と、前記シーソー板が前記偏倚位置に移行した 際にその偏倚方向を確定させるため該シーソー板をその偏倚方向に付勢する付勢 手段とが設けられていることを特徴とする。 なお、「前記2つの受け板のそれぞれは前記走行路を横切る方向に延びる軸を 中心に互いに独立して揺動できるように構成され」とされているが、該軸は鉛直 方向に延びるものであっても良い。つまり、「前記2つの受け板のそれぞれは互 いに独立して揺動できるように構成され」ていれば良い。すなわち、2つの受け 板が独立動作を行えるのであるならば、受け板を軸を中心として揺動可能に構成 しなくても良い。例えば、各受け板を往復動作可能に構成しておき、走行玩具の 突き当たりによって一方向へ動作させ、他方向への動作はばね等の付勢手段によ ってさせるようにしても良い。この場合でも、前記受け板と前記支持片とは連動 することに変更はない。以下、請求項2〜6においても同じである。
【0006】 請求項2記載の着順判定装置は、請求項1記載の着順判定装置において、前記 2つの着順判定表示板のそれぞれはスプリングによって前記伏倒位置側に付勢さ れており、また、前記2つの着順判定表示板のそれぞれには前記2つのアーム部 にそれぞれ対応して各1つのピンが偏心位置に設けられ、この2つのピンはそれ ぞれ対応する前記2つのアーム部の下面に当接され、前記シーソー板が前記中立 位置から前記偏倚位置に移行した際に前記2つの着順判定表示板のいずれかを強 制的に起立させるようになっていることを特徴とする。
【0007】 請求項3記載の着順判定装置は、例えば、隣合う2つの走行路のそれぞれに対 応して設けられた各1つの受け板と、この2つの受け板のそれぞれに対応して設 けられた各1つの着順判定表示板とを備え、前記2つの受け板のいずれに早く走 行玩具が衝突したかに応じて前記2つの着順判定表示板のいずれか1つを選択的 に起立させるように構成された着順判定装置において、前記2つの受け板のそれ ぞれは前記走行路を横切る方向に延びる軸を中心に互いに独立して揺動できるよ うに構成され、前記2つの着順判定表示板のそれぞれは所定の軸を中心とする揺 動によって起立位置と伏倒位置とを取り得るようになっていると共に常態では付 勢力により前記起立位置を取るように構成され、前記2つの受け板および前記2 つの着順判定表示板との間には、前記走行路に沿って延びる軸を中心として揺動 可能で中立位置と偏倚位置とを取り得、かつ、前記中立位置では前記2つの着順 判定表示板の起立を拘束し、しかも、前記偏倚位置ではその偏倚方向に応じて前 記2つの着順判定表示板のいずれか1つの拘束を解くように構成されたシーソー 板が設けられ、このシーソー板の両アーム部のそれぞれに対応して前記2つの受 け板のそれぞれには該2つの受け板のそれぞれと一体的に動作する各1つの支持 片が連結され、この2つの支持片で2つの前記アーム部を同時に支持させること で該シーソー板を前記中立位置に係止するように構成され、早く前記走行玩具が 衝突した側の前記受け板の揺動に伴う前記係止片の動作によって該係止片に対応 する前記アーム部の係止が解除された際に前記シーソー板を前記中立位置から前 記偏倚位置に移行させる偏倚手段と、前記シーソー板が前記偏倚位置に移行した 際にその偏倚方向を確定させるため該シーソー板をその偏倚方向に付勢する付勢 手段とが設けられていることを特徴とする。
【0008】 請求項4記載の着順判定装置は、請求項1〜3いずれか記載の着順判定装置に おいて、前記偏倚手段として、前記シーソー板の前記軸を該シーソー板の前後に 突出し、この前後に突出した突出部の一方を、上下方向に延びる長穴から構成さ れる軸受に遊嵌し、他方の突出部を、前記シーソー板の偏倚を妨げない形状の穴 から構成される軸受に遊嵌した構造を有していることを特徴とする。
【0009】 請求項5記載の着順判定装置は、請求項1〜4いずれか記載の着順判定装置に おいて、前記付勢手段として、前記シーソー板のスプリング掛けと固定部との間 に掛け渡されたスプリングを有し、このスプリングは、前記シーソー板が中立位 置にあるときには該シーソー板をいずれにも偏倚させない方向に付勢し、かつ、 前記シーソー板が前記偏倚位置にあるときにはその偏倚を増大させる方向に付勢 するようになっていることを特徴とする。
【0010】 請求項6記載の着順判定装置は、請求項1〜5いずれか記載の着順判定装置に おいて、先端が前記2つのアーム部に当接可能で、作動させることによって前記 先端で前記シーソー板を前記中立位置まで移動させるリセットレバーを備えるこ とを特徴とする。
【0011】 以上の着順判定装置では、一方の受け板に走行玩具が衝突すると、シーソー板 を支持している一方の支持片がシーソー板から外れ、偏倚手段がシーソー板をあ る方向に偏倚させる。シーソー板がある方向に偏倚すると、付勢手段がこの偏倚 を増大させる方向にシーソー板を付勢し、所定の着順判定表示板を起立させる。 この一連の動作は、走行玩具の衝突後直ちに行われる。この場合、シーソー板の 偏倚は不可逆的に行われるので、その後に他方の受け板に走行玩具が衝突しても 、他の着順判定表示板は起立しない。
【0012】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案に係る着順判定装置を備えたレーシングコースを示している。 このレーシングコース1では、スタートユニット2と、走行路ユニット3と、ゴ ールユニット4とによって構成されている。そして、このレーシングコース1で は、自走式走行玩具5が使用される。自走式走行玩具5としては、例えばゼンマ イやモーターを動力源とするものが使用される。
【0013】 スタートユニット2は並設された2つのゲート6を備え、それらのゲート6は レバー7を操作することによって開かれる。このスタートユニット2では、2つ のゲート6で2台の走行玩具5をそれぞれ拘束しておき、レバー7を操作してゲ ート6を開くことで拘束を解除して走行玩具5を発進させる。
【0014】 走行路ユニット3には、2つの走行路8が画成されている。そして、複数個の 走行路ユニット3を連接して任意の長さ(図1では、4つ)の走行路を形成する 。
【0015】 ゴールユニット4は、ケース4a内に着順判定装置10を備えている。着順判 定装置10は、図2に示すように、各走行路8に対向して配置される2つの受け 板11,12を備えている。この受け板11,12は走行路8を横切るように配 設された軸13にそれぞれ揺動自在に支持されている。さらに、それらの受け板 11,12は、軸13に対して反対方向へ延びる支持片14,15を備えている 。そして、それらの受け板11,12は、スプリング16,17によって走行路 8方向へ付勢され、ストッパー18,19によって所定の姿勢(走行路8に対向 する姿勢)に維持される。
【0016】 また、着順判定装置10は、受け板11,12の後方に着順判定表示板20, 21を備えている。これらの着順判定表示板20,21は、走行路8に沿って延 びる軸22,23によって揺動自在に支持されている。さらに、それらの着順判 定表示板20,21は、軸22,23に対して異なる方向へ延びるアーム24, 25を備えており、該アーム24,25には軸22,23と平行でかつ前方へ延 びるピン26,27を備えている。そして、それらの着順判定表示板20,21 は、スプリング28,29によって着順判定表示板20,21が伏倒する方向へ 付勢され、伏倒位置(ケース4a内に収容される位置)に維持される。
【0017】 また、着順判定装置10は、受け板11,12と着順判定表示板20,21と の間にシーソー板30を備えている。このシーソー板30は、その中央部に走行 路8に沿って前後に突設された軸31a,31bを有している。そして、軸31 aは縦方向に延びる長穴を有する軸受32に遊嵌され、また軸31bは該軸31 bの外径よりも僅かに大きな穴を有する軸受33に遊嵌されている。さらに、シ ーソー板30は、その中央上方へ突出し、かつ軸31a,31bと平行に前方へ 延びるスプリング掛け34を備えている。そして、シーソー板30は、スプリン グ掛け34とケース4aに突設させたスプリング掛け(固定部)35との間に張 設されたスプリング36によって下方へ付勢されている。なお、図5(a),( b)に示すように、シーソー板30が中立位置にあるとき、スプリング36は、 シーソー板30の軸31a,31bの延長線上の点を通って張設された状態にあ る(図5(b))。
【0018】 そして、シーソー板30は、上記受け板11,12の支持片14,15がシー ソー板30の軸31a,31bによって区画されるアーム部30a,30bにお ける軸31a,31bに関して対称な位置の下面に当接して、水平状態に維持さ れる。また、着順判定表示板20,21は、ピン26,27がシーソー板30の 下面に当接している。
【0019】 さらに、着順判定装置10は、着順判定表示板20,21の後方に、リセット レバー37を備えている。このリセットレバー37は、走行路8を横切るように 配設された軸38に揺動自在に支持されており、図7に示すように、その先端3 7aをシーソー板30の先端側下面の下方に臨ませている。
【0020】 この状態、すなわち図2、図5(a),(b)の状態で、2台の走行玩具5の うち着順判定装置10に先に到達した一方が受け板11,12のうちの例えば受 け板11を押し込むと、支持片14がシーソー板30のアーム部30aから外れ る。すると、シーソー板30の軸31aがスプリング36の付勢力によって軸受 33の長穴32に沿って下方へ移動する。一方、受け板12は以前の状態が維持 されているので、その支持板15はシーソー板30のアーム部30bの下側位置 にある。したがって、シーソー板30は、図3および図6(a)に示すように、 その一方のアーム部30aが前方に倒れ込むようにして下方に傾動し、それに伴 ってピン34が一方に回動する。ピン34が一方に回動すると、シーソー板30 に作用しているスプリング36の付勢力のバランスが崩れ、その結果、シーソー 板30のアーム部30aは図6(b)に示すようにさらに下方に傾動する。この ようにしてシーソー板30が傾動すると、該シーソー板30のアーム部30aに よって着順判定表示板20のピン26が下方へ移動し、それに伴って着順判定表 示板20が上方へ回動してケース4aから突出する。なお、他方の着順判定表示 板21は、従前の位置、即ちケース4a内に維持される。
【0021】 ところで、後に着順判定装置10に到達した走行玩具5によって受け板12が 押し込まれても、該受け板12の支持片15は、シーソー板30に何ら影響を与 えることはない。
【0022】 なお、2台の走行玩具5のうち着順判定装置10に先に到達した一方が受け板 12を押し込むと、上記動作と同様な動作によって着順判定表示板21が上方へ 回動してケース4aから突出する。この場合には他方の着順判定表示板20は、 従前の位置、即ちケース4a内に維持される。
【0023】 着順判定装置10をリセットする場合には、リセットレバー37の操作釦37 aを下方へ操作すればよい。すると、リセットレバー37の先端37aがシーソ ー板30の前部側下面に当接し、該シーソー板30の前部側下面を上方へ持ち上 げる。そして、シーソー板30の前部が上動して、受け板11の支持片14は、 図7に示すように、再びシーソー板30の下方にもぐり込み、図1に示すように 、該シーソー板30を支持する。
【0024】 以上、本考案に係る着順判定装置の実施形態について説明したが、本考案は、 かかる実施形態に限定はされず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可 能であることはいうまでもない。
【0025】 例えば、前記実施形態では、常態では伏倒位置を取る着順判定表示板11,1 2の例を示したが、反対に、付勢力により常態では起立位置を取る着順判定表示 板を用い、この着順表示板の起立をシーソー板のアーム部で拘束しておき、シー ソー板の偏倚位置ではその偏倚方向に応じて着順判定表示板の拘束を解くように 構成しても良い。
【0026】
【考案の効果】
本考案の走行玩具における着順判定装置では、常に、一方の着順表示板しか起 立しないので、着順が確実に表示されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る走行玩具における着順判定装置が
採用されるレーシングコースを示した斜視図である。
【図2】本考案に係る走行玩具における着順判定装置の
常態を示した斜視図である。
【図3】本考案に係る走行玩具における着順判定装置の
作動状態を示した斜視図である。
【図4】本考案に係る走行玩具における着順判定装置の
主要部分の分解斜視図である。
【図5】本考案に係る走行玩具における着順判定装置の
作動前の状態を示した図である。
【図6】本考案に係る走行玩具における着順判定装置の
作動後の状態を示した図である
【図7】本考案に係る走行玩具における着順判定装置の
作動前の状態を示した図である
【符号の説明】 10 着順判定装置 11,12 受け板 14,15 支持片 20,21 着順判定表示板 30 シーソー板 30a,30b アーム部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣合う2つの走行路のそれぞれに対応し
    て設けられた各1つの受け板と、この2つの受け板のそ
    れぞれに対応して設けられた各1つの着順判定表示板と
    を備え、前記2つの受け板のいずれに早く走行玩具が衝
    突したかに応じて前記2つの着順判定表示板のいずれか
    1つを選択的に起立させるように構成された着順判定装
    置において、前記2つの受け板のそれぞれは所定の軸を
    中心に互いに独立して揺動できるように構成され、前記
    2つの着順判定表示板のそれぞれは所定の軸を中心とす
    る揺動によって起立位置と伏倒位置とを取り得るように
    なっていると共に常態では前記伏倒位置を取るように構
    成され、前記2つの受け板および前記2つの着順判定表
    示板との間には、前記走行路に沿って延びる軸を中心と
    して揺動可能で中立位置と偏倚位置とを取り得、かつ前
    記偏倚位置ではその偏倚方向に応じて前記2つの着順判
    定表示板のいずれか1つを強制的に起立させるように構
    成されたシーソー板が設けられ、このシーソー板の両ア
    ーム部のそれぞれに対応して前記2つの受け板のそれぞ
    れには各1つの支持片が連結され、この2つの支持片で
    2つの前記アーム部を同時に支持させることで該シーソ
    ー板を前記中立位置に係止するように構成され、早く前
    記走行玩具が衝突した側の前記受け板の揺動に伴う前記
    係止片の動作によって該係止片に対応する前記アーム部
    の係止が解除された際に前記シーソー板を前記中立位置
    から前記偏倚位置に移行させる偏倚手段と、前記シーソ
    ー板が前記偏倚位置に移行した際にその偏倚方向を確定
    させるため該シーソー板をその偏倚方向に付勢する付勢
    手段とが設けられていることを特徴とする、走行玩具に
    おける着順判定装置。
  2. 【請求項2】 前記2つの着順判定表示板のそれぞれは
    スプリングによって前記伏倒位置側に付勢されており、
    また、前記2つの着順判定表示板のそれぞれには前記2
    つのアーム部にそれぞれ対応して各1つのピンが偏心位
    置に設けられ、この2つのピンはそれぞれ対応する前記
    2つのアーム部の下面に当接され、前記シーソー板が前
    記中立位置から前記偏倚位置に移行した際に前記2つの
    着順判定表示板のいずれかを強制的に起立させるように
    なっていることを特徴とする請求項1記載の、走行玩具
    における着順判定装置。
  3. 【請求項3】 隣合う2つの走行路のそれぞれに対応し
    て設けられた各1つの受け板と、この2つの受け板のそ
    れぞれに対応して設けられた各1つの着順判定表示板と
    を備え、前記2つの受け板のいずれに早く走行玩具が衝
    突したかに応じて前記2つの着順判定表示板のいずれか
    1つを選択的に起立させるように構成された着順判定装
    置において、前記2つの受け板のそれぞれは所定の軸を
    中心に互いに独立して揺動できるように構成され、前記
    2つの着順判定表示板のそれぞれは所定の軸を中心とし
    て揺動可能で起立位置と伏倒位置とを取り得るようにな
    っていると共に常態では付勢力により前記起立位置を取
    るように構成され、前記2つの受け板および前記2つの
    着順判定表示板との間には、前記走行路に沿って延びる
    軸を中心とする揺動によって中立位置と偏倚位置とを取
    り得、かつ、前記中立位置では前記2つの着順判定表示
    板の起立を拘束し、しかも、前記偏倚位置ではその偏倚
    方向に応じて前記2つの着順判定表示板のいずれか1つ
    の拘束を解くように構成されたシーソー板が設けられ、
    このシーソー板の両アーム部のそれぞれに対応して前記
    2つの受け板のそれぞれには各1つの支持片が連結さ
    れ、この2つの支持片で2つの前記アーム部を同時に支
    持させることで該シーソー板を前記中立位置に係止する
    ように構成され、早く前記走行玩具が衝突した側の前記
    受け板の揺動に伴う前記係止片の動作によって該係止片
    に対応する前記アーム部の係止が解除された際に前記シ
    ーソー板を前記中立位置から前記偏倚位置に移行させる
    偏倚手段と、前記シーソー板が前記偏倚位置に移行した
    際にその偏倚方向を確定させるため該シーソー板をその
    偏倚方向に付勢する付勢手段とが設けられていることを
    特徴とする、走行玩具における着順判定装置。
  4. 【請求項4】 前記偏倚手段として、前記シーソー板の
    前記軸を該シーソー板の前後に突出し、この前後に突出
    した突出部の一方を、上下方向に延びる長穴から構成さ
    れる軸受に遊嵌し、他方の突出部を、前記シーソー板の
    偏倚を妨げない形状の穴から構成される軸受に遊嵌した
    構造を有していることを特徴とする請求項1〜3いずれ
    か記載の、走行玩具における着順判定装置。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段として、前記シーソー板の
    スプリング掛けと固定部との間に掛け渡されたスプリン
    グを有し、このスプリングは、前記シーソー板が中立位
    置にあるときには該シーソー板をいずれにも偏倚させな
    い方向に付勢し、かつ、前記シーソー板が前記偏倚位置
    にあるときにはその偏倚を増大させる方向に付勢するよ
    うになっていることを特徴とする請求項1〜4いずれか
    記載の、走行玩具における着順判定装置。
  6. 【請求項6】 先端が前記2つのアーム部に当接可能
    で、作動させることによって前記先端で前記シーソー板
    を前記中立位置まで移動させるリセットレバーを備える
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の、走行玩
    具における着順判定装置。
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