JP3042031U

JP3042031U - 敷物

Info

Publication number: JP3042031U
Application number: JP1997002961U
Authority: JP
Inventors: 尚登岩間
Original assignee: 尚登岩間
Priority date: 1997-04-01
Filing date: 1997-04-01
Publication date: 1997-10-07
Anticipated expiration: 2003-04-01

Abstract

(57)【要約】【課題】使用者を心地良くリラックスさせ、ストレス
を解消させる快適な敷物を提供する。【解決手段】布製の袋体（１）を多数の独立した室
（３）に折り畳み自在に区画し、各室内に木粉（９）と
炭粉（１１）とを収納したことを特徴とする敷物。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は敷物に関するものである。本考案による敷物は、ベッド、敷布団等の上に敷いて使用し、或いは自動車等の座席におけるシートないしバックレスト（背もたれ）の表面に取り付けて使用し、更には枕としても使用することができるものである。

【０００２】

【従来の技術】

ベッド、敷布団等の上に敷いて使用する敷物としては、布製のシーツ、毛布等が従来より使用されている。自動車等の座席におけるシートないしバックレストの表面に取り付けて使用する敷物としては、袋体内に綿、スポンジ等を充填してなるクッション等が従来より使用されている。また、枕としては、袋体内に綿等の詰め物を充填してなるものが従来より使用されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来の敷物ないし枕はそれぞれ好ましく使用されているが、本考案はこれらの敷物ないし枕を一層快適なものにしようとしてなされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために、本考案は下記の敷物を提供するものである。

【０００５】（１）布製の袋体を多数の独立した室に折り畳み自在に区画し、各室内に木粉（木の粉）と炭粉（炭の粉）とを収納したことを特徴とする敷物（請求項１）。

【０００６】（２）布製の袋体を多数の独立した室に折り畳み自在に区画し、各室内には木粉と炭粉とを充填した小袋を収納したことを特徴とする敷物（請求項２）。

【０００７】

【作用】［請求項１の敷物］請求項１の敷物は、折り畳むことなく広げた状態で又は適宜折り畳んだ状態で使用する。即ち、ベッド、敷布団等の上に敷いて使用し（図３参照）、或いは自動車等の座席におけるシートないしバックレストの表面に取り付けて使用し（図４参照）、更には枕としても使用（図３参照）することができるものである。敷物は各室内に木粉と炭粉とを収納しているため、敷物は好ましい木の香りを発すると共に心地良い感触と硬さを備え、更に吸湿作用、吸臭作用をなす。

【０００８】［請求項２の敷物］請求項２の敷物は木粉と炭粉を小袋に充填した状態で各室内に収納するようにしているため、製造が容易である。その他の点においては、請求項２の敷物は請求項１の敷物と同様の作用をなす。

【０００９】

【考案の実施の形態】

次に、本考案の実施の形態を添付図面に従って説明する。符号１に示すものは袋体である。袋体１は綿等の布により形成する。袋体１は多数の独立した室３、３・・・に折り畳み自在に区画する。即ち、一例として袋体１を縦横に縫着することにより略正方形又は略長方形をなす多数の独立した室３、３・・・に折り畳み自在に区画する。符号５、７は縦横の縫着線である。各室３内には杉、檜等の木粉９と竹炭などの炭粉１１とを収納する。各室３内には杉、檜等の木粉９と竹炭などの炭粉１１とを収納するに当っては、木粉９と炭粉１１とを紙、布等の小袋１３内に充填した状態で各室３内に収納してもよい。なお、袋体１には適宜のカバー１５を着脱自在に被覆させることが望ましい。カバー１５は綿等の布により形成することが望ましい。カバー１５は袋体１から取り外して洗濯することも可能である。なお、符号１７に示すものはベッド又は敷布団、符号１９は自動車等の座席、符号２１はシート、符号２３はバックレストである。

【００１０】

【考案の効果】本考案による敷物は、折り畳むことなく広げた状態で又は適宜折り畳んだ状態で、ベッド、敷布団等の上に敷いて使用し、或いは自動車等の座席におけるシートないしバックレストの表面に取り付けて使用し、更には枕としても使用することができることは前述の通りである。なお、本考案による敷物の用途はこれらに限られるものではなく、例えば膝掛け、座布団等として使用しても差し支えないことはいうまでもない。本考案による敷物は各室内に木粉と炭粉とを収納しているため、敷物は好ましい木の香りを発すると共に心地良い感触と硬さを備える。従って、本考案による敷物は使用者を心地良くリラックスさせ、ストレスを解消させるものとなる。更に、本考案による敷物は吸湿作用、吸臭作用をなすため、使い心地は一層向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案による敷物の一例を示す斜視図である。

【図２】同上敷物にカバーを被覆させた状態を示す断面
図である。

【図３】同上敷物の使用状態を示す側面図である。

【図４】同上敷物の別の使用状態を示す側面図である。

【符号の説明】

１袋体３室５縫着線７縫着線９木粉１１炭粉１３小袋１５カバー１７ベッド又は敷布団１９自動車等の座席２１シート２３バックレスト

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】布製の袋体を多数の独立した室に折り畳
み自在に区画し、各室内に木粉と炭粉とを収納したこと
を特徴とする敷物。
【請求項２】布製の袋体を多数の独立した室に折り畳
み自在に区画し、各室内には木粉と炭粉とを充填した小
袋を収納したことを特徴とする敷物。