JP3042001B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3042001B2
JP3042001B2 JP3076166A JP7616691A JP3042001B2 JP 3042001 B2 JP3042001 B2 JP 3042001B2 JP 3076166 A JP3076166 A JP 3076166A JP 7616691 A JP7616691 A JP 7616691A JP 3042001 B2 JP3042001 B2 JP 3042001B2
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裕之 浦谷
克孝 村田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床面や畳の掃除に適した
構造を有する電気掃除機用吸込具を有する電気掃除機
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の床用吸込具は、例えば特
開昭55−10967号公報に開示されているように、
図5に示すような構成が一般的で、ペダルなどを作動さ
せての切り替え操作により、じゅうたん面と床や畳面の
掃除がそれぞれ行えるよう使い分けられていた。
【0003】すなわち、床面や畳面などの硬質平面で使
用する場合、ペダル(図示せず)を操作することにより
ブラシ21を下部吸込具22の下面より突出させて、下
部吸込具22の下面をローラ23とブラシ21で支える
ことにより掃除面から浮きあがらせている。この状態で
下部吸込具22の下面と被掃除面との隙間は1mm程度
に設定され、微細な砂などが吸い込まれても、下部吸込
具床面22の下面と掃除面に挟み込まれて掃除面を引っ
かき、掃除面損傷することがないよう配慮されている。
【0004】また、図6に示す別の構成の吸込具は、下
部吸込具24の下面外周部に直径0.15mm前後にナ
イロン糸を集束したブラシ毛25を植毛した構成の、木
床や畳専用の吸込具も考えられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成では、木床面や畳面などの硬質平面で使用する
場合、まず木床面においては、集束されて硬質化したブ
ラシ毛25が木床面をこすりつけるため、無数の細かい
すり傷が床面に生ずる。とくに、ワックス処理された床
面では、外観が悪くなり、切実な問題となっていた。同
時に、吸込具を操作する時には、吸込具を床面にこすり
つける感触となり、掃除感触の悪いものとなっていた。
また、ローラー23の移動跡がつくことや、ローラー2
3が転がるときにゴロゴロ音を発生することなどが問題
となっていた。
【0006】畳面で使用する場合でも、ブラシ21が畳
表を形成するいぐさの外皮を削り取るなどの品質的な問
題、掃除中に畳表をこすりつける不快音の問題、とくに
いぐさの配列方向と直交する方向に操作を行うときのつ
っかかりと操作感触の悪さ、畳を傷つけるような不快音
については改善が強く望まれていた。
【0007】本発明はこのような課題を解決するもの
で、木床や畳面などの硬質平面を清掃するときにも、木
床や畳などの表面を傷つけずになめらかに移動する、操
作感覚のよい電気掃除機用吸込具を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため本発明は、塵埃などを吸い込む吸込口を底面に設
けた吸込具本体と、前記吸込具本体の底面で、かつ前記
吸込口の周囲に設けた拭い体と、前記吸込具本体の吸込
口に連通するパイプと、前記パイプに吸引力を作用させ
る掃除機本体を備え、前記拭い体に形成した複数の孔と
前記パイプとを連通する空気通路を前記吸込具本体内に
設けたものである。
【0009】
【作用】この構成によれば、吸込具の底面に拭い体を配
設しているので、被掃除面を雑巾で拭いているように作
用する。また、拭い体を微細繊維が立った状態の布で形
成することで吸込具が被掃除面と接した時に接触感触が
軟らかくかつ床面をみがく効果もでるものである。この
ように、木床、畳面などの硬質平面を傷つけずに滑り性
が良くなり、さらに操作時のローラーの回転音のような
不快音もなくなる。加えて、硬質平面を雑巾でみがく作
用も発生することとなる。
【0010】また、拭い体の奥に侵入した小さなゴミな
どは、拭い体に形成した複数の孔よりパイプの吸引力が
作用して吸い込まれるため、拭い体のセルフクリーニン
グ効果も得られることとなる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例の電気掃除機用吸込
具を図面を参照しながら説明する。図1〜図4に本発明
の電気掃除機用吸込具の構成を示す。図に示すように、
吸込具本体1は上部吸込具2と下部吸込具3とを結合し
て構成され、パイプ4により電気掃除機本体の吸引側
(図示せず)にホースを介して連通した延長管が着脱自
在に接続され、上部吸込具2にリング5を介して回動自
在に連結されている。吸込口6は下部吸込具3のほぼ中
央に形成され、パイプ4に連通し、同吸込口6より下部
吸込具3の左右端へ延設された吸込溝7を形成してい
る。
【0012】吸込溝7の前後、外周部底面には堤状の取
付座8を形成している。拭い体である起毛布9は下部吸
込具3の長手方向に配設されていて、カットパイル状の
紡績布から構成され、取付座8の上面部に接着固定され
ている。
【0013】起毛布9を構成するパイルは太さ0.1m
m以下の極細繊維を主体として高密度に形成してある。
パイル長さは、吸込具本体1が掃除中に被掃除面に吸着
されて取付座8が被掃除面に接触しないよう、また操作
時に被掃除面との接触抵抗を低下させ滑り易くするため
4mm以上の長さに設定し、従来のブラシ毛あるいはロ
ーラーでは得られなかったソフトな感触を得ている。
【0014】また起毛布9の取り付け配置については、
吸込具本体1の前方部は、起毛布9と起毛布9との間に
吸込通路10を複数個形成し、前方隅部の吸塵性能の確
保、向上を図っている。吸込通路10の上面部の高さを
調整することにより任意に吸塵性能を変化できる構成に
なっている。
【0015】また、起毛布9の密度は大きい方が耐久性
が向上するが、起毛布9を構成するパイル密度がつまれ
ばつまる程、小さなゴミなどが起毛布9内に蓄積され、
起毛布9のソフト感触が低下する。そして、もし、吸込
具本体1になんらかの衝撃が加わったときには、起毛布
9内に蓄積したゴミが床面に飛散するなど、好ましいも
のではない。そこで、起毛布9上に吸込口6と連通する
複数の孔11を設け、起毛布9内に侵入したゴミなどを
起毛布9に設けた複数の孔11より空気通路12を介し
て吸込口6より吸い込まれ、起毛布9をセルフクリーニ
ングしている。
【0016】また、後方部は、起毛布9を下部吸込具3
の長手方向の長さとほぼ同じ長さに一体的に形成し、吸
込溝7の気密性を向上させ、吸込圧力を高くして被掃除
面での吸塵性能を向上させている。さらに、側方部は下
部吸込具3の側方より吸塵気流が高速で吸込溝7に流入
し、側方からの吸塵性能の確保と向上を図るため側方流
入路13を設けている。なお、側方流入路13の高さ、
形状などを変化させ、その開口断面積を調整することに
より吸塵性能を可変できるものである。さらに起毛布9
の両端形状は、吸込具本体1の前方、後方より吸塵され
た塵埃が起毛布9の端部に引っかからずにスムーズに吸
込溝7へ流入されるようコーナー部をR状に形成してあ
る。
【0017】つぎに、このように構成された吸込具の動
作を説明する。吸込具本体1のパイプ4に電気掃除機本
体に接続されたホースを介した延長管に接続固定し、被
掃除面である木床あるいはクッションフロアーなどを掃
除する。このとき、下部吸込具3の取付座8に接着固定
された起毛布9の先端部が木床面に接触し、前後への移
動掃除動作に従って床面を摺動する。この時、木床面へ
の接触は微細繊維で形成されたカットパイル状の紡績布
であるため、起毛布9は極めて軟らかい弾力性を持って
いて、ソフトでスムーズに木床面を摺動して移動する。
【0018】そのため、移動感触が極めてなめらかで、
つっかかりや異常な摺動音が解消される。また、起毛布
9自体が木床面を拭き掃除する作用が発生し、木床面を
みがく効果を奏する。さらに、砂粒などの固体異物の上
を移動した時でも、起毛布9のパイル長さが4mm以上
に設定されているため、砂粒などは密集したパイルの中
へ押し込まれることにより、木床面へ強く押しつけられ
ることもなく床面の損傷が防止される。
【0019】吸込入具本体1の前方と後方部の塵埃は吸
込通路10と側方流入路13により吸込溝7へ高速で吸
込吸塵され、吸塵範囲は、吸込具本体1の幅寸法以上の
幅で掃除ができる。そのため掃除の効率も格段に向上す
ることになる。
【0020】また、起毛布9の奥に進入した小さなゴミ
などは、起毛布9上の複数の吸込穴11から空気通路1
2を通過し、吸込口6に流れる空気流により吸込口6へ
と吸い込まれるため、起毛布9のセルフクリーニング効
果も得られる。
【0021】畳面の掃除を行う場合についても木床面と
同様であるが、とくに畳表を形成するいぐさの剛性より
も、起毛布9を形成する極細繊維の剛性が小さいため、
個々のパイル側面部で滑るように動作し、摺動抵抗が低
下するので優れた操作感触がえられる。同時に、いぐさ
表面の削れ現象を防止でき、またいぐさの間にカットパ
イル先端が十分に進入し塵埃をはきだしができ、効率的
で、衛性的な、掃除ができる。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明によれば、吸込具の底面に拭い体を設け、その
拭い体に吸込口と連通する複数の孔を形成することで、
床面を拭き掃除する作用が働くと共に、拭い体の奥に侵
入した粉塵は複数の孔を通って吸込口に吸われ、拭い体
が常にきれいな状態に保たれるものである。また、拭い
体を微細繊維が立った状態の布としているため、拭い体
の弾力性が極めて軟らかく、接触摺動がソフトでスムー
ズに木床面を移動する。
【0023】そのため、移動感触が極めてなめらかで、
つっかかり異常な摺動音が解消される。また拭い体自体
が木床面を拭き掃除する作用が発生し木床面をみがく効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電気掃除機用吸込具の断面図
【図2】同吸込具の底面部の構成を示す斜視図
【図3】同起毛布の要部拡大断面図
【図4】図3のX−X線断面図
【図5】従来の電気掃除機用吸込具の断面図
【図6】同別の電気掃除機用吸込具の底面部の構成を示
す斜視図
【符号の説明】
1 吸込具本体 3 下部吸込具 6 吸込口 9 起毛布 11 吸込口 12 空気通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−264026(JP,A) 特開 平4−309317(JP,A) 実公 昭63−21229(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塵埃などを吸い込む吸込口を底面に設け
    た吸込具本体と、前記吸込具本体の底面で、かつ前記吸
    込口の周囲に設けた拭い体と、前記吸込具本体の吸込口
    に連通するパイプと、前記パイプに吸引力を作用させる
    掃除機本体を備え、前記拭い体に形成した複数の孔と前
    記パイプとを連通する空気通路を前記吸込具本体内に設
    けた電気掃除機
  2. 【請求項2】 拭い体を、微細繊維が立った状態の布で
    形成した請求項1記載の電気掃除機
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