JP3041961B2 - 液晶表示パネル用フィルム - Google Patents
液晶表示パネル用フィルムInfo
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- JP3041961B2 JP3041961B2 JP2401543A JP40154390A JP3041961B2 JP 3041961 B2 JP3041961 B2 JP 3041961B2 JP 2401543 A JP2401543 A JP 2401543A JP 40154390 A JP40154390 A JP 40154390A JP 3041961 B2 JP3041961 B2 JP 3041961B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示パネル用フィ
ルムに関する。さらに詳しくは、表示解像度に優れ、軽
量で耐久性に優れた液晶表示パネル用フィルムに関す
る。
ルムに関する。さらに詳しくは、表示解像度に優れ、軽
量で耐久性に優れた液晶表示パネル用フィルムに関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】液晶
表示は、現在、電卓、時計、テレビ、パーソナルコンピ
ュータ、ワードプロセッサ、自動車の計器類等、広範囲
にわたって使用されている。特に最近は、液晶表示パネ
ルの軽量化、大画面化、あるいは表示の高解像度化、カ
ラー化が望まれるようになり、各用途に応じた改良が試
みられている。従来、液晶パネル用基材としてガラス板
が使用されていたが、近年、軽量化あるいは形状のフレ
キシビリティを持たせる等の目的でプラスチックフィル
ムの使用が提案されている。かかるプラスチックフィル
ムの例として、一軸配向ポリエステルフィルムを使用す
ることが、例えば特開昭59−88719号公報等で提
案されている。また、ポリカーボネート(PC)、ポリ
サルフォン(PS)、ポリエーテルスルホン(PE
S)、ポリアリレート(PAR)等から形成されるフィ
ルムを用いることが、例えば特開昭60−177320
号公報等で提案されている。
表示は、現在、電卓、時計、テレビ、パーソナルコンピ
ュータ、ワードプロセッサ、自動車の計器類等、広範囲
にわたって使用されている。特に最近は、液晶表示パネ
ルの軽量化、大画面化、あるいは表示の高解像度化、カ
ラー化が望まれるようになり、各用途に応じた改良が試
みられている。従来、液晶パネル用基材としてガラス板
が使用されていたが、近年、軽量化あるいは形状のフレ
キシビリティを持たせる等の目的でプラスチックフィル
ムの使用が提案されている。かかるプラスチックフィル
ムの例として、一軸配向ポリエステルフィルムを使用す
ることが、例えば特開昭59−88719号公報等で提
案されている。また、ポリカーボネート(PC)、ポリ
サルフォン(PS)、ポリエーテルスルホン(PE
S)、ポリアリレート(PAR)等から形成されるフィ
ルムを用いることが、例えば特開昭60−177320
号公報等で提案されている。
【0003】しかしながら、これらのフィルムを用いた
場合、以下に示すような問題点が存在する。例えば一軸
配向ポリエステルフィルムを使用する場合は、光学的要
求特性として、フィルム面内の任意の基準方向に対する
主配向の方向(屈折率が最大となる方向)がフィルム全
体にわたって一定であることが必要であるが、主配向の
方向がばらついている場合はコントラストや明るさがば
らつき、その結果、均質な画像が得られなくなる。特に
液晶表示パネルの大型化が進行している現在において
は、かかるポリエステルフィルムも必然的に大面積が必
要とされるが、この場合、主配向の方向を一定に保つこ
とはフィルムの製造上難しく、歩留りの低下の原因とな
る。
場合、以下に示すような問題点が存在する。例えば一軸
配向ポリエステルフィルムを使用する場合は、光学的要
求特性として、フィルム面内の任意の基準方向に対する
主配向の方向(屈折率が最大となる方向)がフィルム全
体にわたって一定であることが必要であるが、主配向の
方向がばらついている場合はコントラストや明るさがば
らつき、その結果、均質な画像が得られなくなる。特に
液晶表示パネルの大型化が進行している現在において
は、かかるポリエステルフィルムも必然的に大面積が必
要とされるが、この場合、主配向の方向を一定に保つこ
とはフィルムの製造上難しく、歩留りの低下の原因とな
る。
【0004】また、一軸配向フィルムは強度、収縮率
等、他の物性も異方性があり、取り扱い時に注意を要す
る。例えば配向方向と直角の方向は強度が弱く脆いた
め、しばしば保護フィルム等による補強が必要となっ
た。一方、PC、PS、PES、PAR等の非晶性ポリ
マーから成るフィルムを用いる場合は、フィルム自身の
耐溶剤性、ガスバリア性、耐擦傷性等の物性が不十分な
ため、塗布層を設けることにより、それらの物性を補う
必要がある。しかしながら、設けた塗布層が、液晶表示
パネル製造工程や使用中に剥離してしまったり、また、
必要な特性をすべて満足させるためには塗布層を両面に
何層か重ねて設ける必要があり、実用的でなかった。
等、他の物性も異方性があり、取り扱い時に注意を要す
る。例えば配向方向と直角の方向は強度が弱く脆いた
め、しばしば保護フィルム等による補強が必要となっ
た。一方、PC、PS、PES、PAR等の非晶性ポリ
マーから成るフィルムを用いる場合は、フィルム自身の
耐溶剤性、ガスバリア性、耐擦傷性等の物性が不十分な
ため、塗布層を設けることにより、それらの物性を補う
必要がある。しかしながら、設けた塗布層が、液晶表示
パネル製造工程や使用中に剥離してしまったり、また、
必要な特性をすべて満足させるためには塗布層を両面に
何層か重ねて設ける必要があり、実用的でなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記実情に
鑑み鋭意検討を行った結果、ある特定の保護層を設け
た、ある特定の特性を有する非晶質プラスチック積層フ
ィルムが液晶表示パネル基材として好適であることを見
いだし、発明を完成するに至った。すなわち本発明の要
旨は、ポリカーボネート、ポリアリレートおよびポリエ
ステルから選ばれる1種の非晶質プラスチックフィルム
の少なくとも片面に、活性エネルギー線により架橋させ
た保護層を有する積層フィルムであって、該積層フィル
ムの厚みが50〜300μm、波長550nmにおける光
線透過率が80%以上、レターデーションが50nm以下
であることを特徴とする液晶表示パネル用フィルムに存
する。
鑑み鋭意検討を行った結果、ある特定の保護層を設け
た、ある特定の特性を有する非晶質プラスチック積層フ
ィルムが液晶表示パネル基材として好適であることを見
いだし、発明を完成するに至った。すなわち本発明の要
旨は、ポリカーボネート、ポリアリレートおよびポリエ
ステルから選ばれる1種の非晶質プラスチックフィルム
の少なくとも片面に、活性エネルギー線により架橋させ
た保護層を有する積層フィルムであって、該積層フィル
ムの厚みが50〜300μm、波長550nmにおける光
線透過率が80%以上、レターデーションが50nm以下
であることを特徴とする液晶表示パネル用フィルムに存
する。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おける非晶質プラスチックフィルムとは、いわゆる非晶
性ポリマーから得られるフィルムを指すが、結晶性ある
いは半結晶性ポリマーを実質的に結晶化を促進させない
条件下で成型したフィルムであっても構わない。かかる
フィルムの素材として用いるポリマーとしては、ポリカ
ーボネート、ポリアリレートおよびポリエステルから選
ばれる1種が用いられる。ここでいうポリエステルと
は、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレン−2,
6−ナフタレートのような結晶性ポリエステルを実質的
に結晶化を促進させない条件で成型したものでも良い
が、これらに1種以上の異成分を共重合させて非晶性ポ
リエステルとしたものが好ましい。かかる非晶性ポリエ
ステルの中でも耐熱性を高度に保つために、ポリエチレ
ン−2,6−ナフタレートにテレフタル酸、イソフタル
酸等のジカルボン酸成分および/または1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール等のグリコール成分を共重合した
ポリエステルが好ましく用いられ、また、架橋成分を導
入したものであってもよい。
おける非晶質プラスチックフィルムとは、いわゆる非晶
性ポリマーから得られるフィルムを指すが、結晶性ある
いは半結晶性ポリマーを実質的に結晶化を促進させない
条件下で成型したフィルムであっても構わない。かかる
フィルムの素材として用いるポリマーとしては、ポリカ
ーボネート、ポリアリレートおよびポリエステルから選
ばれる1種が用いられる。ここでいうポリエステルと
は、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレン−2,
6−ナフタレートのような結晶性ポリエステルを実質的
に結晶化を促進させない条件で成型したものでも良い
が、これらに1種以上の異成分を共重合させて非晶性ポ
リエステルとしたものが好ましい。かかる非晶性ポリエ
ステルの中でも耐熱性を高度に保つために、ポリエチレ
ン−2,6−ナフタレートにテレフタル酸、イソフタル
酸等のジカルボン酸成分および/または1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール等のグリコール成分を共重合した
ポリエステルが好ましく用いられ、また、架橋成分を導
入したものであってもよい。
【0007】本発明で用いるフィルムは、液晶表示パネ
ルの製造工程あるいは使用中の変形、変質を防ぐため耐
熱性を有することが望ましい。このため、用いるフィル
ムのガラス転移温度は好ましくは100℃以上、さらに
好ましくは110℃以上である。本発明においては、か
かるフィルムの片面または両面に耐溶剤性等を向上させ
るために保護層を形成させるが、保護層の材料は活性エ
ネルギー線の照射により架橋構造を形成し得る化合物で
あればいかなる化合物でもよい。中でも保護層の強度、
耐溶剤性等の特性を考慮した場合には、一分子中に2個
以上のアクリロイル基またはメタクリロイル基を有する
化合物を主体とする材料を用いることが好ましい。
ルの製造工程あるいは使用中の変形、変質を防ぐため耐
熱性を有することが望ましい。このため、用いるフィル
ムのガラス転移温度は好ましくは100℃以上、さらに
好ましくは110℃以上である。本発明においては、か
かるフィルムの片面または両面に耐溶剤性等を向上させ
るために保護層を形成させるが、保護層の材料は活性エ
ネルギー線の照射により架橋構造を形成し得る化合物で
あればいかなる化合物でもよい。中でも保護層の強度、
耐溶剤性等の特性を考慮した場合には、一分子中に2個
以上のアクリロイル基またはメタクリロイル基を有する
化合物を主体とする材料を用いることが好ましい。
【0008】かかる化合物として、例えば、2価以上の
多価アルコールまたはその誘導体等と、これらの化合物
と反応し得る基、アクリロイル基またはメタクリロイル
基を有する化合物とを反応させることによって得られる
化合物類が挙げられる。その具体例としては、多価アル
コールと(メタ)アクリル酸、そのハロゲン化物または
その低級アルキルエステルとを反応させることによって
得られる化合物を挙げることができる。ここでいう多価
アルコールの例としては、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ブチレングリコール、ジエチレングリ
コール、テトラエチレングリコール、トリメチロールプ
ロパン、ペンタグリセロール、ペンタエリスリトール、
ジペンタエリスリトール、グリセリン、ジグリセリン等
を挙げることができる。これらのアルコールと(メタ)
アクリル酸とから得られる特に好ましい化合物として
は、各(メタ)アクリロイルオキシ基を結ぶ基が炭素数
20個以下、好ましくは10個以下で0または1個のエ
ーテル基を有する炭化水素基であるものであり、例えば
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペ
ンタグリセロールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエ
リスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、エチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。
多価アルコールまたはその誘導体等と、これらの化合物
と反応し得る基、アクリロイル基またはメタクリロイル
基を有する化合物とを反応させることによって得られる
化合物類が挙げられる。その具体例としては、多価アル
コールと(メタ)アクリル酸、そのハロゲン化物または
その低級アルキルエステルとを反応させることによって
得られる化合物を挙げることができる。ここでいう多価
アルコールの例としては、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ブチレングリコール、ジエチレングリ
コール、テトラエチレングリコール、トリメチロールプ
ロパン、ペンタグリセロール、ペンタエリスリトール、
ジペンタエリスリトール、グリセリン、ジグリセリン等
を挙げることができる。これらのアルコールと(メタ)
アクリル酸とから得られる特に好ましい化合物として
は、各(メタ)アクリロイルオキシ基を結ぶ基が炭素数
20個以下、好ましくは10個以下で0または1個のエ
ーテル基を有する炭化水素基であるものであり、例えば
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペ
ンタグリセロールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエ
リスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、エチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。
【0009】また、これらの他に活性エネルギー線の照
射による硬化する化合物として、いわゆる光重合性オリ
ゴマーを用いることができる。かかる化合物の例として
は、エポキシアクリレート、エポキシ化油アクリレー
ト、ウレタンアクリレート、不飽和ポリエステル、ポリ
エステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、シ
リコーンアクリレート、ポリブタジエンアクリレート、
ポリスチリルエチルメタクリレート等が挙げられる。
射による硬化する化合物として、いわゆる光重合性オリ
ゴマーを用いることができる。かかる化合物の例として
は、エポキシアクリレート、エポキシ化油アクリレー
ト、ウレタンアクリレート、不飽和ポリエステル、ポリ
エステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、シ
リコーンアクリレート、ポリブタジエンアクリレート、
ポリスチリルエチルメタクリレート等が挙げられる。
【0010】本発明で用いる保護層の材料は、上述した
ような多官能モノマー類あるいはオリゴマー類を主体と
するものであるが、その塗工作業性あるいは保護層の物
性を改良するために、他の共重合可能なモノマー類を併
用することができる。これらの具体例としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸またはこれらのカルボ
ン酸およびアルコール類、例えばメタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール、イソプロパノール、ヘ
キサノール、2−エチルヘキサノール、シクロヘキサノ
ール、ベンジルアルコール、ステアリルアルコール、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレン
グリコール、グリセリン等とのエステル化合物、グリシ
ジル(メタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテ
ル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニ
ル、スチレン、α−メチルスチレン、α−クロロスチレ
ン、(メタ)アクリルアミド、N−メチロールアクリル
アミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、
不飽和ポリエステルジメタクリレート、ビニルトリエト
キシシラン、ビニルトリメトキシシラン、アクリロイル
オキシプロピルトリエトキシシラン、メタクリロイルオ
キシプロピルトリエトキシシラン、アクリロイルオキシ
プロピルトリメトキシシラン、メタクリロイルオキシト
リメトキシシランなどを挙げることができ、これらのモ
ノマー類は保護層形成材料中の50重量%以下の範囲で
加えて用いるのが好ましい。
ような多官能モノマー類あるいはオリゴマー類を主体と
するものであるが、その塗工作業性あるいは保護層の物
性を改良するために、他の共重合可能なモノマー類を併
用することができる。これらの具体例としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸またはこれらのカルボ
ン酸およびアルコール類、例えばメタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール、イソプロパノール、ヘ
キサノール、2−エチルヘキサノール、シクロヘキサノ
ール、ベンジルアルコール、ステアリルアルコール、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレン
グリコール、グリセリン等とのエステル化合物、グリシ
ジル(メタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテ
ル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニ
ル、スチレン、α−メチルスチレン、α−クロロスチレ
ン、(メタ)アクリルアミド、N−メチロールアクリル
アミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、
不飽和ポリエステルジメタクリレート、ビニルトリエト
キシシラン、ビニルトリメトキシシラン、アクリロイル
オキシプロピルトリエトキシシラン、メタクリロイルオ
キシプロピルトリエトキシシラン、アクリロイルオキシ
プロピルトリメトキシシラン、メタクリロイルオキシト
リメトキシシランなどを挙げることができ、これらのモ
ノマー類は保護層形成材料中の50重量%以下の範囲で
加えて用いるのが好ましい。
【0011】本発明においては、これらの化合物に加
え、適当な開始剤(重合開始剤、光増感剤など)を含有
させる。かかる開始剤としては種々のものがあるが、例
えば2,2−エトキシアセトフェノン、1−ヒドロキシ
シクロヘキシルフェニルケトン、ジベンゾイル、ベンゾ
イン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエ
ーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、p−クロロ
ベンゾフェノン、p−メトキシベンゾフェノン、ミヒラ
ーケトン、アセトフェノン、2−クロロチオキサント
ン、アントラキノン、フェニルジスルフィド等を挙げる
ことができ、これらを単独であるいは組合せて使用する
ことができる。この場合、この開始剤の使用量は、保護
層形成材料100重量部に対し0.05〜5.0重量部
の範囲で選定すれば良い。
え、適当な開始剤(重合開始剤、光増感剤など)を含有
させる。かかる開始剤としては種々のものがあるが、例
えば2,2−エトキシアセトフェノン、1−ヒドロキシ
シクロヘキシルフェニルケトン、ジベンゾイル、ベンゾ
イン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエ
ーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、p−クロロ
ベンゾフェノン、p−メトキシベンゾフェノン、ミヒラ
ーケトン、アセトフェノン、2−クロロチオキサント
ン、アントラキノン、フェニルジスルフィド等を挙げる
ことができ、これらを単独であるいは組合せて使用する
ことができる。この場合、この開始剤の使用量は、保護
層形成材料100重量部に対し0.05〜5.0重量部
の範囲で選定すれば良い。
【0012】また、光増感剤の例としては、トリエチル
アミン、トリエタノールアミン、2−ジメチルアミノエ
タノール等の3級アミン系、トリフェニルホスフィン等
のアルキルホスフィン系、β−チオジグリコール等のチ
オエーテル系等が挙げられる。これら光増感剤は、1種
あるいは2種以上を混合して使用できる。その配合量は
保護層形成材料100重量部に対し0.1〜10重量部
の範囲が好ましい。本発明においては、上記したような
架橋性を有する化合物よりなる組成物を適当な手段によ
ってフィルムに塗布または積層し、活性エネルギー線を
照射して架橋硬化させ、保護層を形成する。かかる活性
エネルギー線としては紫外線、可視光線、電子線、X
線、α線、β線、γ線等を用いることができる。活性エ
ネルギー線は、通常、塗布層または積層面側から照射す
るが、フィルムとの密着性を高めるため、フィルム面側
に活性エネルギー線を反射しうる反射板を設けたり、フ
ィルム面側から活性エネルギー線を照射しても構わな
い。
アミン、トリエタノールアミン、2−ジメチルアミノエ
タノール等の3級アミン系、トリフェニルホスフィン等
のアルキルホスフィン系、β−チオジグリコール等のチ
オエーテル系等が挙げられる。これら光増感剤は、1種
あるいは2種以上を混合して使用できる。その配合量は
保護層形成材料100重量部に対し0.1〜10重量部
の範囲が好ましい。本発明においては、上記したような
架橋性を有する化合物よりなる組成物を適当な手段によ
ってフィルムに塗布または積層し、活性エネルギー線を
照射して架橋硬化させ、保護層を形成する。かかる活性
エネルギー線としては紫外線、可視光線、電子線、X
線、α線、β線、γ線等を用いることができる。活性エ
ネルギー線は、通常、塗布層または積層面側から照射す
るが、フィルムとの密着性を高めるため、フィルム面側
に活性エネルギー線を反射しうる反射板を設けたり、フ
ィルム面側から活性エネルギー線を照射しても構わな
い。
【0013】また、フィルムと保護層との密着性をより
高めるため、塗布あるいは積層の前にフィルムにコロナ
放電処理、紫外線照射処理等の表面活性化処理を行なう
ことが好ましい。本発明における保護層の厚みは0.1
μm〜10μmの範囲が好ましく、さらに好ましくは
0.5〜7μmの範囲である。保護層の厚みが0.1μ
m未満では、ピンホールが生じやすく、10μmを超え
ると、透明性が低下したり、フィルムと保護層との密着
性が悪化するようになり、液晶表示パネルの品質を悪化
させるため好ましくない。
高めるため、塗布あるいは積層の前にフィルムにコロナ
放電処理、紫外線照射処理等の表面活性化処理を行なう
ことが好ましい。本発明における保護層の厚みは0.1
μm〜10μmの範囲が好ましく、さらに好ましくは
0.5〜7μmの範囲である。保護層の厚みが0.1μ
m未満では、ピンホールが生じやすく、10μmを超え
ると、透明性が低下したり、フィルムと保護層との密着
性が悪化するようになり、液晶表示パネルの品質を悪化
させるため好ましくない。
【0014】以上のようにして得られる本発明のフィル
ムの波長550nmにおける光線透過率は80%以上であ
り、100℃で3分間保持後の光線透過率の低下は、通
常、3%以下、好ましくは1%以下である。本発明のフ
ィルムの厚みは50〜300μmの範囲であり、好まし
くは75〜200μmの範囲である。厚みが50μm未
満であると、フィルムの強度が不足し、液晶表示パネル
の強度を保つことができなくなるため好ましくない。フ
ィルム厚みが300μmを超えると、フィルムの腰が強
過ぎて取扱い性が悪くなったり、微小な複屈折率の影響
で表示画像が不明瞭になったり、光線透過率が低下した
りするため好ましくない。
ムの波長550nmにおける光線透過率は80%以上であ
り、100℃で3分間保持後の光線透過率の低下は、通
常、3%以下、好ましくは1%以下である。本発明のフ
ィルムの厚みは50〜300μmの範囲であり、好まし
くは75〜200μmの範囲である。厚みが50μm未
満であると、フィルムの強度が不足し、液晶表示パネル
の強度を保つことができなくなるため好ましくない。フ
ィルム厚みが300μmを超えると、フィルムの腰が強
過ぎて取扱い性が悪くなったり、微小な複屈折率の影響
で表示画像が不明瞭になったり、光線透過率が低下した
りするため好ましくない。
【0015】本発明のフィルムのレターデーションは5
0nm以下であり、この値を超えると、表示画像が不鮮明
となり実用に供することができない。本発明のフィルム
に、電極として酸化インジウムスズ(ITO)蒸着法等
によって透明導電膜を形成し、液晶表示パネル用基材と
するが、該透明導電膜は、保護層の上に設けてもよく、
また保護層をフィルムの片面に設けた場合は、それと反
対側の面に設けてもよい。
0nm以下であり、この値を超えると、表示画像が不鮮明
となり実用に供することができない。本発明のフィルム
に、電極として酸化インジウムスズ(ITO)蒸着法等
によって透明導電膜を形成し、液晶表示パネル用基材と
するが、該透明導電膜は、保護層の上に設けてもよく、
また保護層をフィルムの片面に設けた場合は、それと反
対側の面に設けてもよい。
【0016】また、これらの積層構造の基材において、
必要に応じ耐擦傷性、耐摩耗性を向上させたり、フィル
ム、保護層、透明導電層のそれぞれの層間の密着性を高
めたり、フィルムのガスバリア性を高めたりするため、
フィルム表面および/または保護層表面に塗布層や透明
なポリマー層や珪素酸化物蒸着層等を設けることもでき
る。
必要に応じ耐擦傷性、耐摩耗性を向上させたり、フィル
ム、保護層、透明導電層のそれぞれの層間の密着性を高
めたり、フィルムのガスバリア性を高めたりするため、
フィルム表面および/または保護層表面に塗布層や透明
なポリマー層や珪素酸化物蒸着層等を設けることもでき
る。
【0017】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下
の実施例に限定されるものではない。なお、実施例にお
ける諸物性の測定法を以下に示す。 (1)フィルムの光線透過率 ダブルビーム型分光光度計(日立製作所(株)製228
型)により、タングステンランプ光源を用いて波長35
0〜800nm領域で連続的に光線透過率を測定し、記録
チャートより波長550nmでの光線透過率を読み取っ
た。
に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下
の実施例に限定されるものではない。なお、実施例にお
ける諸物性の測定法を以下に示す。 (1)フィルムの光線透過率 ダブルビーム型分光光度計(日立製作所(株)製228
型)により、タングステンランプ光源を用いて波長35
0〜800nm領域で連続的に光線透過率を測定し、記録
チャートより波長550nmでの光線透過率を読み取っ
た。
【0018】 (2)レターデーション ナトリウムD線を光源として、カールツァイス社製偏光
顕微鏡を用いて測定した。 (3)耐溶剤性 サンプルを約10cm×10cmの正方形に切り出し、中央
部に溶剤を滴下して10分後にその変化を目視で観察し
て耐溶剤性を判定した。溶剤としてアセトン、エタノー
ル、ジメチルホルムアミドの3種類について行った。
顕微鏡を用いて測定した。 (3)耐溶剤性 サンプルを約10cm×10cmの正方形に切り出し、中央
部に溶剤を滴下して10分後にその変化を目視で観察し
て耐溶剤性を判定した。溶剤としてアセトン、エタノー
ル、ジメチルホルムアミドの3種類について行った。
【0019】実施例1〜3 プラスチックフィルムとして、ポリカーボネート(実施
例1)、ポリアリレート(実施例2)、グリコール成分
として1,4−シクロヘキサンジメタノールを35モル
%含有するポリエチレン2,6−ナフタレート共重合体
(実施例3)からなるフィルムを用い、それぞれの片面
にジペンタエリスリトールヘキサアクリレート20重量
部、6官能ウレタンアクリレート80重量部および2−
ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−
オン(商品名ダロキュアー1173)3重量部よりなる
塗布剤を厚さ2μmになるように塗布した。次いで80
0Wの高圧水銀灯の直下15cmの所にフィルムを置き、
塗布層側から1分間光を照射することにより塗布層を硬
化させ保護層を形成した。同様にして反対側の面にも保
護層を形成した。それぞれの両面に保護層を設けたフィ
ルムの物性は下記表1に示すとおりであった。
例1)、ポリアリレート(実施例2)、グリコール成分
として1,4−シクロヘキサンジメタノールを35モル
%含有するポリエチレン2,6−ナフタレート共重合体
(実施例3)からなるフィルムを用い、それぞれの片面
にジペンタエリスリトールヘキサアクリレート20重量
部、6官能ウレタンアクリレート80重量部および2−
ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−
オン(商品名ダロキュアー1173)3重量部よりなる
塗布剤を厚さ2μmになるように塗布した。次いで80
0Wの高圧水銀灯の直下15cmの所にフィルムを置き、
塗布層側から1分間光を照射することにより塗布層を硬
化させ保護層を形成した。同様にして反対側の面にも保
護層を形成した。それぞれの両面に保護層を設けたフィ
ルムの物性は下記表1に示すとおりであった。
【0020】実施例4〜7 実施例1〜3で用いたフィルムを、それぞれ20 W・mi
n/m2の処理量でコロナ処理した。コロナ処理面にビスフ
ェノールAタイプエポキシアクリレート(商品名リポキ
シSP−1509)40重量部、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート45重量部、カルビトールアクリレ
ート15重量部およびベンゾインエチルエーテル3重量
部よりなる塗布剤を厚さ3μmになるように塗布した。
次いで実施例1〜3と同様にして塗布層を硬化させ、保
護層を形成した。同様にして反対側の面にも保護層を形
成した。両面に保護層を設けたフィルムの物性は下記表
1に示すとおりであった。
n/m2の処理量でコロナ処理した。コロナ処理面にビスフ
ェノールAタイプエポキシアクリレート(商品名リポキ
シSP−1509)40重量部、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート45重量部、カルビトールアクリレ
ート15重量部およびベンゾインエチルエーテル3重量
部よりなる塗布剤を厚さ3μmになるように塗布した。
次いで実施例1〜3と同様にして塗布層を硬化させ、保
護層を形成した。同様にして反対側の面にも保護層を形
成した。両面に保護層を設けたフィルムの物性は下記表
1に示すとおりであった。
【0021】得られた実施例1〜7のフィルムの片側に
ITO蒸着層を形成し、これを用いて公知の方法に従い
液晶表示パネルを作成した。工程内では酸、アルカリお
よび数種の溶剤処理を施したが、フィルムの変質、変形
は無かった。また、得られた液晶表示パネルを点灯させ
たところ、明るさ、解像度共に優れた画像が得られた。 比較例1 実施例で使用したポリカーボネートフィルムに保護層を
設けずに液晶表示パネルの作成を試みたが、溶剤処理を
行う工程で変質し、使用は不可能であった。 比較例2 厚み38μmのポリカーボネートフィルムを用いて実施
例1と同様に液晶表示パネルを作成したが、フィルムが
薄く、腰が弱いため得られたパネルの強度が不足し、液
晶層の厚みの不均一さが原因と思われる画像のムラが見
られた。
ITO蒸着層を形成し、これを用いて公知の方法に従い
液晶表示パネルを作成した。工程内では酸、アルカリお
よび数種の溶剤処理を施したが、フィルムの変質、変形
は無かった。また、得られた液晶表示パネルを点灯させ
たところ、明るさ、解像度共に優れた画像が得られた。 比較例1 実施例で使用したポリカーボネートフィルムに保護層を
設けずに液晶表示パネルの作成を試みたが、溶剤処理を
行う工程で変質し、使用は不可能であった。 比較例2 厚み38μmのポリカーボネートフィルムを用いて実施
例1と同様に液晶表示パネルを作成したが、フィルムが
薄く、腰が弱いため得られたパネルの強度が不足し、液
晶層の厚みの不均一さが原因と思われる画像のムラが見
られた。
【0022】 比較例3 厚み400μmのポリカーボネートフィルムを用いて実
施例1と同様に液晶表示パネルを作成したが厚みが大き
いためフィルムの取扱い性が悪く、該フィルムはレター
デーションが大きいため表示画像が不鮮明であった。 比較例4 実施例で用いたポリエチレン2,6−ナフタレート共重
合体に炭酸カルシウム粒子0.1重量%含有させた原料
を用いて厚み100μmのフィルムを作成し、実施例4
と同様に保護層を形成し、液晶表示パネルを作成した
が、光線透過率が低いため、得られた画像は不鮮明であ
った。
施例1と同様に液晶表示パネルを作成したが厚みが大き
いためフィルムの取扱い性が悪く、該フィルムはレター
デーションが大きいため表示画像が不鮮明であった。 比較例4 実施例で用いたポリエチレン2,6−ナフタレート共重
合体に炭酸カルシウム粒子0.1重量%含有させた原料
を用いて厚み100μmのフィルムを作成し、実施例4
と同様に保護層を形成し、液晶表示パネルを作成した
が、光線透過率が低いため、得られた画像は不鮮明であ
った。
【0023】以上、得られた結果をまとめて下記表1に
示す。
示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明のフィルムは解像度に優れ、かつ
軽量で大面積にも適用でき、液晶表示パネル用として好
適であり、その工業的価値は高い。
軽量で大面積にも適用でき、液晶表示パネル用として好
適であり、その工業的価値は高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/13 - 1/141 G09F 9/30 - 9/35 B32B 1/00 - 35/00
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリカーボネート、ポリアリレートおよ
びポリエステルから選ばれる1種の非晶質プラスチック
フィルムの少なくとも片面に、活性エネルギー線により
架橋させた保護層を有する積層フィルムであって、該積
層フィルムの厚みが50〜300μm、波長550nmに
おける光線透過率が80%以上、レターデーションが5
0nm以下であることを特徴とする液晶表示パネル用フィ
ルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2401543A JP3041961B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 液晶表示パネル用フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2401543A JP3041961B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 液晶表示パネル用フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04214340A JPH04214340A (ja) | 1992-08-05 |
JP3041961B2 true JP3041961B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=18511374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2401543A Expired - Lifetime JP3041961B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 液晶表示パネル用フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3041961B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000162584A (ja) * | 1998-11-26 | 2000-06-16 | Nitto Denko Corp | 光学部材、セル基板及び液晶表示装置 |
TWI684782B (zh) * | 2014-08-01 | 2020-02-11 | 德商拜耳材料科學股份有限公司 | 含光聚合物層與基材層之層狀結構 |
-
1990
- 1990-12-12 JP JP2401543A patent/JP3041961B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04214340A (ja) | 1992-08-05 |
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