JP3041611B2 - 焼却炉の異常診断方法 - Google Patents

焼却炉の異常診断方法

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JP3041611B2
JP3041611B2 JP10310526A JP31052698A JP3041611B2 JP 3041611 B2 JP3041611 B2 JP 3041611B2 JP 10310526 A JP10310526 A JP 10310526A JP 31052698 A JP31052698 A JP 31052698A JP 3041611 B2 JP3041611 B2 JP 3041611B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は焼却炉に付設したセ
ンサの異常の有無を診断する際に用いて好適な焼却炉の
異常診断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、生活廃棄物や産業廃棄物等の被
焼却物を焼却するための焼却炉は各種知られている。
【0003】従来、企業や病院等に設置される比較的中
規模な焼却炉は、燃焼バーナー及びエア供給部を付設し
た燃焼室(一次燃焼室)を備えている。そして、使用時
には、投入口の開閉扉を開き、被焼却物を燃焼室の内部
へ直接投入するとともに、燃焼バーナーを点火し、エア
供給部からエアを供給しながら焼却する。また、被焼却
物を追加投入する場合には、投入口の開閉扉を開いて、
追加の被燃焼物を燃焼中の燃焼室に順次投入する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プラスチッ
ク等を燃焼させた際に発生するダイオキシン等の生態系
に与える有害物質が社会的問題になっており、このよう
な有害物質の発生源は上述した従来の焼却炉であること
も多い。一般に、ダイオキシンは摂氏800℃以上の高
温で分解するため、性能面においてダイオキシン等の有
害物質の発生を抑制することは可能である。
【0005】しかし、従来の焼却炉では、焼却炉に付設
した温度センサや炭酸ガス濃度センサ等のセンサ類に故
障や劣化等の異常が発生した場合、このような異常を迅
速,容易かつ的確に発見することができず、結局、セン
サ類の検出誤差がかなり大きくなっているにも拘わらず
そのまま使用を継続し、制御不良に基づく不完全燃焼に
より有害物質を大気中に放出し続けてしまう問題があっ
た。
【0006】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、焼却炉に付設したセンサ類
の異常の有無を迅速,容易かつ的確に診断して、ダイオ
キシン等の有害物質の放出を確実に防止できるようにし
た焼却炉の異常診断方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明に
係る焼却炉Hの異常診断方法は、焼却炉Hに付設したセ
ンサの異常の有無を診断するに際し、焼却炉Hに被焼却
物を投入しない状態で、焼却炉Hに備える作動部(燃焼
バーナー4a…,エア供給部5a…及び送風装置6等)
の一部又は全部を一定の条件で作動させ、焼却炉Hに付
設した炭酸ガス濃度センサ3a…、または炭酸ガス濃度
センサ3a…及び温度センサ2a…により検出する物理
量、即ち、炭酸ガス濃度検出値、または炭酸ガス濃度検
出値及び温度検出値が予め設定したモニタ範囲を外れて
いるときは、異常と診断して異常処理を行うようにした
ことを特徴とする。
【0008】このように、温度センサ2a…,炭酸ガス
濃度センサ3a…に異常が生じた場合、焼却炉Hに被焼
却物を投入しない状態で、作動部を一定の条件で作動さ
せ、このときの温度センサ2a…,炭酸ガス濃度センサ
3a…から得る温度検出値,炭酸ガス濃度検出値に基づ
いて、温度センサ2a…,炭酸ガス濃度センサ3a…の
異常の有無を診断するようにしたため、焼却処理を行う
前に、異常のあるセンサ類を使用することに基づく制御
不良を回避できる。
【0009】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0010】まず、本発明を明確にするため、本実施例
に係る異常診断方法を実施できる焼却炉Hの構成及び動
作について、図2〜図4を参照して説明する。
【0011】焼却炉Hにおいて、50は一次燃焼室Cf
を有する一次燃焼ユニットであり、この一次燃焼ユニッ
ト50の内部下部にはロストル51を介して焼却灰収容
室Caを備える。そして、この一次燃焼ユニット50に
おける正面部には被焼却物を一次燃焼室Cf内に投入す
るための投入装置52を付設する。この投入装置52は
交互に開閉する外扉52oと内扉52iを有する。な
お、53は焼却灰収容室Caの焼却灰Mfを外部に取り
出す際に、焼却灰Mfが飛散しないように散水する散水
装置、4aは一次燃焼室Cfに臨ませた一次燃焼バーナ
ー、5a,5b,5c,5dは一次燃焼室Cfにエアを
供給する複数のエア供給部である。
【0012】また、55はサイクロン型の二次燃焼室C
sを有する二次燃焼ユニットであり、この二次燃焼ユニ
ット55の側面部上部と一次燃焼ユニット50の側面部
上部は、導管56により連通接続する。この導管56に
は二次燃焼室Cs側に向けた二基の二次燃焼バーナー4
b,4cを備える。
【0013】一方、57は二次燃焼ユニット55に隣接
した排ガス処理ユニットであり、内部には、集塵塔58
と除湿塔59を備えるとともに、この集塵塔58と除湿
塔59の下方に中和槽60を備える。集塵塔58と除湿
塔59の下端部開口は、中和槽60を介して連通する。
また、中和槽60は二次燃焼ユニット55の底部とも連
通する。そして、集塵塔58の上面部は、湾曲した煙導
管61を介して二次燃焼ユニット55に連通接続し、特
に、煙導管61の入口は二次燃焼室Csの中間位置に臨
ませる。集塵塔58はスクラバー方式を採用し、内部に
は複数のシャワーユニット62…を配設する。一つのシ
ャワーユニット62(他も同じ)は、水平方向へ霧状に
噴射する複数の噴射ノズル63…及びこのシャワーユニ
ット62の下端部に設けた傘形のガイド64を有する。
除湿塔59は内部に幾層にも配した水滴除去板66…を
有し、これにより複雑流路を形成する。そして、除湿塔
59の上面部には煙突67を起設するとともに、この煙
突67には送風装置6を付設する。送風装置6は、電動
モータにより回転するファンを有する送風機6xと、こ
の送風機6xによる送風をガイドする送風管6yを備
え、この送風管6yの先端側は煙突67の周面部から内
部に入れ、折曲することにより先端吹出口6ysは煙突
67の排出方向Eに向ける。
【0014】また、中和槽60の底面部には煤塵回収装
置69を付設する。煤塵回収装置69は煤塵Msを沈殿
させる煤塵沈殿槽70及びこの煤塵沈殿槽70に沈殿し
た泥状の煤塵Msをスクリュ71sにより回収タンク
(不図示)に回収する排出機構71を備える。中和槽6
0には中和液が収容され、この中和液が循環機構により
シャワーユニット62a…に供給されて噴射される。中
和液のpHはpH計により検出され、一定のpH(通
常、pH7)となるように中和剤供給部から中和剤が供
給されるとともに、必要に応じて水が供給される。な
お、72は貯熱タンクである。
【0015】他方、焼却炉Hの内部には複数の温度セン
サを付設する。2a,2b,2cは一次燃焼室Cfの内
部に配設した温度センサ、2dは導管56の内部に配設
した温度センサ、2eは二次燃焼室55(煙導管61の
入口)の内部に配設した温度センサ、2fは集塵塔58
の出口に配設した温度センサ、2gは煙突67(除湿塔
59の出口)の内部に配設した温度センサを示す。ま
た、煙導管61の内部及び煙突67の内部にはそれぞれ
炭酸ガス濃度センサ3a及び3bを付設する。
【0016】一方、コンピュータ機能を有する制御部
(コントローラ)20を備え、制御部20の入力側に、
各温度センサ2a〜2g及び各炭酸ガス濃度センサ3
a,3b、さらには、操作部(操作パネル)21を接続
する。また、制御部20の出力側には表示部22を接続
する。制御部20は、制御プログラムに従って本発明に
係る異常診断方法を実行する。
【0017】このように構成される焼却炉Hの基本動作
は次のようになる。まず、被焼却物は投入装置52によ
り一次燃焼室Cfに投入される。図2中、矢印Wは被焼
却物の投入経路を示す。そして、被焼却物は一次焼却室
Cfにおいて一次焼却される。この場合、一次燃焼バー
ナー4aが点火され、また、複数のエア供給部5a…か
らはエアが供給されることにより、被焼却物に対する焼
却が行われる。なお、焼却灰Mfはロストル51を通し
て焼却灰収容室Caに蓄積される。
【0018】一方、焼却時に発生する排ガス(煙)は、
送風装置6による誘引送風により煙突67側に吸引され
る。図2中、矢印Fは気流の方向を示している。したが
って、一次焼却室Cf内の排ガスは、導管56を通って
二次燃焼室Csに流入する。この場合、導管56を通過
する排ガスは、二基の二次燃焼バーナー4b,4cによ
り加熱され、サイクロン型の二次燃焼室Csにおいて二
次焼却される。これにより、ダイオキシン等の有害物質
は完全に分解される。なお、二次燃焼室Csでは粉塵の
一部が底部に収容された中和液中に落下する。
【0019】さらに、二次燃焼室Cs内の排ガスは、煙
導管61を通って集塵塔58に流入する。スクラバー方
式の集塵塔58では、シャワーユニット62…から噴射
されるシャワー(中和液)により排ガス中の粉塵が除去
されるとともに、排ガスが冷却される。粉塵の除去され
た排ガスは、除湿塔59に流入し、排ガス中の湿気が除
去された後、煙突67から大気中に放出される。また、
シャワーユニット62…から噴射されたシャワー及び除
湿塔59で除去された水分(水滴)は中和槽60に落下
する。
【0020】なお、焼却処理が終了したなら、散水装置
52から焼却灰収容室Caに蓄積された焼却灰Mfに散
水する。これにより、焼却灰Mfを外部に取り出す際
に、例えば、風が強い場合であっても焼却灰Mfの飛散
は防止される。また、中和槽60における中和液中の粉
塵Msは煤塵回収装置69により回収される。即ち、煤
塵Msは煤塵沈殿槽70に沈殿し、この沈殿した泥状の
煤塵Msは排出機構71におけるスクリュ71sの回転
により回収タンク(不図示)に回収される。
【0021】次に、本実施例に係る焼却炉Hの異常診断
方法について、図1に示すフローチャート及び図2を参
照して説明する。
【0022】予め、制御部20には、各温度センサ2a
…及び各炭酸ガス濃度センサ3a…の異常の有無を診断
するためのモニタ範囲を設定する。
【0023】モニタ範囲の設定は、一例として次のよう
に行うことができる。まず、焼却炉Hに被焼却物を投入
しない状態において、焼却炉Hに備える作動部、即ち、
燃焼バーナー4a…,エア供給部5a…及び送風装置6
の一部又は全部を一定の条件で作動させる。この場合、
一定の条件で作動させるとは、例えば、燃焼バーナー4
aのみをフル燃焼させ、かつ特定した一個所のエア供給
部5a及び送風装置6をフル作動させた状態で一定時間
継続させるなど、各作動部の動作条件を一定にすること
を意味する。さらに、他の一定の条件を付加する場合も
一定の条件で作動させる態様に含まれる。他の一定の条
件を付加するとは、炭酸ガス濃度センサ3a…の異常の
有無を診断する際に、ボンベから一定濃度(3%)のサ
ンプル用炭酸ガスを一次燃焼室Cfに供給するような場
合である。そして、このような一定の条件の下で、正常
であることを確認した各温度センサ2a…により温度を
検出して温度検出値を得るとともに、正常であることを
確認した各炭酸ガス濃度センサ3a…により炭酸ガス濃
度を検出して炭酸ガス濃度検出値を得る。このような検
出作業を時を変えて何回か行い、そのバラつきを考慮し
てモニタ範囲となる適当な上限値と下限値を設定する。
このようにモニタ範囲は実験的に求めることができる。
なお、モニタ範囲は各センサ2a…,3a…毎に設定す
る。
【0024】一方、診断処理は次のように行う。まず、
始動スイッチをオンにすることにより、自動的に異常診
断モードに移行する(ステップS1)。これにより、最
初に予熱運転が行われる(ステップS2)。この予熱運
転は、被焼却物を一次燃焼室Cfに投入する前に、適正
な温度環境(例えば、摂氏800℃以上)にすることを
目的とする。このような予熱運転を行うことにより、結
果的に、適正な温度環境により焼却できるまでの時間を
短縮できる。この予熱運転は、例えば、一次燃焼室Cf
の温度が安定すると見込まれる設定時間だけ行うことが
できる(ステップS3,S4)。
【0025】そして、本実施例では、この予熱運転を異
常診断処理に利用する。即ち、予熱運転では、焼却炉H
に被焼却物を投入しない状態において、焼却炉Hに備え
る作動部、即ち、燃焼バーナー4a…,エア供給部5a
…及び送風装置6の一部又は全部を作動させる。したが
って、上述したモニタ範囲の設定時と同一条件により予
熱運転を行えば、予熱運転と同時に異常診断を行うこと
ができる。今、予熱運転を、例えば、モニタ範囲の設定
時と同一条件になる燃焼バーナー4aのみをフル燃焼さ
せ、かつ特定した一個所のエア供給部5a及び送風装置
6をフル作動させた状態で一定時間継続させたものとす
る。
【0026】制御部20は、この時点で、炭酸ガス濃度
センサ3aから検出される炭酸ガス濃度検出値と予め設
定したモニタ範囲を比較する(ステップS5,S6)。
この結果、炭酸ガス濃度検出値がモニタ範囲を外れてい
るときは、異常と診断して異常処理を行う(ステップS
7)。この場合、異常処理としては、焼却炉Hの本運転
の開始を中止し、表示部22のアラームランプ等を点灯
させることにより、焼却炉Hの点検を要求する。このよ
うな処理は、他の炭酸ガス濃度センサ3bに対しても同
様に実行する。
【0027】また、炭酸ガス濃度検出値がモニタ範囲内
にあるときは、炭酸ガス濃度センサ3a…は正常と診断
し、次いで、温度センサ2aから検出される温度検出値
と予め設定したモニタ範囲を比較する(ステップS8,
S9)。この結果、温度検出値がモニタ範囲を外れてい
るときは、上記の場合と同様、異常と診断して異常処理
を行う(ステップS7)。この場合、異常処理として
は、焼却炉Hの本運転の開始を中止し、表示部22のア
ラームランプ等を点灯させることにより、焼却炉Hの点
検を要求する。このような処理は、他の温度センサ2b
…に対しても同様に実行する。
【0028】そして、全センサ2a…,3a…の診断に
おいて異常がなければ、本運転を開始する(ステップS
10)。本運転では前述のように、投入装置52から一
次燃焼室Cfに被焼却物が投入されることにより一連の
焼却処理が行われる。
【0029】よって、このような異常診断方法によれ
ば、焼却炉Hに付設した炭酸ガス濃度センサ3a…及び
温度センサ2a…の異常の有無を迅速,容易かつ的確に
診断でき、制御不良に基づく不完全燃焼によりダイオキ
シン等の有害物質を大気中に放出し続けてしまう問題を
確実に防止できる。
【0030】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,形状,素材,数量等において、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除すること
ができる。例えば、温度センサ2a…,炭酸ガス濃度セ
ンサ3a…の設置数,設置位置などは任意に実施でき
る。
【0031】
【発明の効果】このように、本発明に係る焼却炉の異常
診断方法は、焼却炉に被焼却物を投入しない状態で、焼
却炉に備える作動部を一定の条件で作動させ、焼却炉に
付設した炭酸ガス濃度センサ、または炭酸ガス濃度セン
サ及び温度センサにより検出する物理量が予め設定した
モニタ範囲を外れているときは、異常と診断して異常処
理を行うようにしたため、焼却炉に付設したセンサ類の
異常の有無を迅速,容易かつ的確に診断することがで
き、もって、ダイオキシン等の有害物質の放出を確実に
防止できるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る異常診断方法の処
理手順を順を追って示すフローチャート、
【図2】焼却炉の原理を示す模式的な全体構成図、
【図3】焼却炉の全体外観図、
【図4】焼却炉のレイアウトを示す模式的な全体斜視
図、
【符号の説明】
H 焼却炉 2a… 温度センサ 3a… 炭酸ガス濃度センサ 4a… 燃焼バーナー 5a… エア供給部 6a… 送風装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼却炉に付設したセンサの異常の有無を
    診断する焼却炉の異常診断方法において、焼却炉に被焼
    却物を投入しない状態で、焼却炉に備える作動部の一部
    又は全部を一定の条件で作動させ、焼却炉に付設した炭
    酸ガス濃度センサにより検出する物理量が予め設定した
    モニタ範囲を外れているときは、異常と診断して異常処
    理を行うことを特徴とする焼却炉の異常診断方法。
  2. 【請求項2】 焼却炉に付設したセンサの異常の有無を
    診断する焼却炉の異常診断方法において、焼却炉に被焼
    却物を投入しない状態で、焼却炉に備える作動部の一部
    又は全部を一定の条件で作動させ、焼却炉に付設した炭
    酸ガス濃度センサ及び温度センサにより検出する物理量
    が予め設定したモニタ範囲を外れているときは、異常と
    診断して異常処理を行うことを特徴とする焼却炉の異常
    診断方法。
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