JP3041167B2 - 操作レバー - Google Patents

操作レバー

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JP3041167B2
JP3041167B2 JP5210558A JP21055893A JP3041167B2 JP 3041167 B2 JP3041167 B2 JP 3041167B2 JP 5210558 A JP5210558 A JP 5210558A JP 21055893 A JP21055893 A JP 21055893A JP 3041167 B2 JP3041167 B2 JP 3041167B2
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耕一 原田
広幸 山下
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新キャタピラー三菱株式会社
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、建設機械、産
業機械またはその他の機械全般にて使用される握力感応
式の操作レバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示されるように、一般に機械にお
いて、操作レバー1の握り部2が操作されている状態を
感知する手段としては、操作レバー1のステム3のスト
ローク、回転などの変位を測定するセンサを例えば操作
盤5の内部に取付けるか、または操作レバー1が操作さ
れることにより操作対象部位に生じる変位、または電
流、圧力などの操作がなされた時点での立上がり変化を
それぞれに適したセンサにより検出することにより行わ
れるのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】操作レバーが操作され
ている状態を検出するのに変位を用いる場合、変位セン
サを取付ける上で周辺の取付けスペースが充分ないと
か、検出精度を維持するための取付け上の制約など厄介
な困難に出会うことがある。また、操作対象部位に生じ
る電流、圧力などの信号を検出する場合、操作始めに起
こるこれら信号の変化と、他の事由による信号の変化と
の区別がし難いとか、電流、圧力など信号の検出センサ
の取付け部位の加工の困難、センサのコストなどいろい
ろの障害、負担がある。上述のことより、操作レバーが
操作されている状態を感知するための、より簡便で的確
な手段が求められている。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、作業者により操作されている状態か否かを感知で
きるコンパクトな操作レバーを安価に提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、下面が支持された握り部と、握り部の上面に配置
されるとともに胴回りに複数配置され操作時の握力に感
応して電気信号を生じる複数の感圧素子と、握り部の上
面及び胴回りの任意の感圧素子から同時に生じた電気信
号と胴回りで互いに対面配置された二つの感圧素子から
同時に生じた電気信号との少くとも一方により握り部が
握られて操作されている状態を判断する論理素子回路と
を具備した構成の操作レバーである。
【0006】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の操作レバーにおける論理素子回路が、握り部の内部
に収められたものである。
【0007】
【作用】請求項1に記載された発明は、握り部の感圧素
子が、レバーを操作する時の握力に感応して電気信号を
発生する。この感圧素子より生じた電気信号は論理素子
回路により判別され、握り部が握られて操作されている
状態か否かが判断される。論理素子回路は、前記電気信
号のレベル及び発生のパターンを判別することにより、
操作レバーの握り部が握られて操作されている状態か否
かを判断し、それに応じた信号を出す。その際、握り部
の上面及び胴回りの任意の感圧素子から同時に生じた電
気信号により、握り部が上方から握られた場合に対応で
きるとともに、胴回りで互いに対面配置された二つの感
圧素子から同時に生じた電気信号により、握り部が側方
から握られた場合に対応できる。
【0008】請求項2に記載された発明は、レバーを操
作する時の握力に感応して握り部の感圧素子より生じた
電気信号は、握り部の内部に収められた論理素子回路に
より判別され、握り部が握られて操作されている状態か
否かが判断される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図1及び図2に示される一実
施例を参照して説明する。図1(A)、図1(B)は操
作レバーの握り部における感圧素子の配置図、図2は各
感圧素子の信号にいて信号のレベル及びパターンを判
別する論理素子回路の回路図を示す。
【0010】図1(A)、図1(B)に示されるよう
に、操作レバー1の握り部2の上面中央に感圧素子4A
を、また握り部2の胴周りの4方に感圧素子4B ,4C
,4D及び4E をそれぞれ握り部2の表面と面一に配置
する。
【0011】また、図2に示されるように、感圧素子4
A 〜4E 、比較器6A 〜6E 、アンド論理素子7F 〜7
K 及びオア論理素子8L 〜8P により、感圧素子4A 〜
4Eより生じた電気信号のレベル及び発生パターンを判
別する論理素子回路を構成する。この回路を構成する
圧素子4A 〜4E 以外の素子は握り部2の内部に収める
(図示せず)。
【0012】次に、操作レバー1の握り部2が握られて
操作されている状態を下記のようにして判断する。
【0013】先ず、図1(A)及び図1(B)に示され
る配置の各感圧素子4A 〜4E の信号出力のうち、予め
設定されたレベルの基準電圧を超えた信号のみが比較器
6A〜6E を通して、握力を感知した時の有意信号とし
て出される。この有意信号は、感圧素子4A 〜4E に一
定の握力以上の圧力がかかった時に取出される信号であ
る。
【0014】握り部2の頂上に配置した感圧素子4A 及
び握り部2の胴周りに配置した感圧素子4B 〜4E にお
いて、感圧素子4A と感圧素子4B ,4C ,4D ,4E
それぞれとの2個ずつを組合せる。すなわち感圧素子4
A と4B ,4A と4C ,4Aと4D ,4A と4E を組合
せる。さらに、握り部2の胴周りで互いに対面配置にな
る感圧素子4B と4D ,4C と4E の2個ずつを組合せ
る。
【0015】このような組合せにより、握り部2の上面
の感圧素子4A 及び胴回りの任意の感圧素子4B 〜4E
から同時に生じた電気信号により、握り部2が上方から
握られた場合に対応し、また、胴回りで互いに対面配置
された二つの感圧素子4B と4D ,4C と4E から同時
に生じた電気信号により、握り部2が側方から握られた
場合に対応する。
【0016】以上の各感圧素子4A 〜4E の2個ずつに
よる6組の組合せについて、それぞれの2個の感圧素子
が同時に前記有意の感知信号を出した時、図2に示され
る6個のアンド論理素子7F 〜7K で判断し出力信号を
出す。
【0017】ここでは、前記6個のアンド論理素子7F
〜7K のいずれか一つが信号を出せば、操作レバー1は
操作されている状態と判断することとする。したがって
図2に示されるように、6個のアンド論理素子7F 〜7
K を2個ずつ順にオア論理素子8L 〜8P の5個により
並列状に組合せて、最終5個目のオア論理素子8P から
信号が出た場合に操作レバー1は操作されている状態と
判断する。
【0018】以上の説明は一具体例であるが、本発明は
レバーの形状、感圧素子の数に制約されず、レバー形状
に応じた又適当な数量の感圧素子配置をも当然に本発明
の技術的範囲に含むものである。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、建
設機械、産業機械またはその他の機械全般における操作
レバーが作業者により操作されている状態か否かを判断
できる手段を、握り部の上面及び胴回りに配置された複
数の感圧素子と、感圧素子より生じた電気信号を判別す
る論理素子回路とにより、コンパクトで、かつ低コスト
で提供できる。さらに、論理素子回路は、握り部の上面
及び胴回りの感圧素子から同時に生じた電気信号と、胴
回りで互いに対面配置された二つの感圧素子から同時に
生じた電気信号との少くとも一方により、握り部が握ら
れて操作されている状態を判断するから、作業者により
操作レバーの握り部が上方及び側方のどちらから握られ
て操作されても、握り部が握られて操作されている状態
を正確に把握することができる。
【0020】請求項2に記載された発明によれば、感圧
素子より生じた電気信号を判別する論理素子回路が握り
部の内部に収められたから、よりコンパクトにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の操作レバーの一実施例を示す
正面図、(B)はその平面図である。
【図2】同上レバーに内蔵された論理素子回路の一例を
示す回路図である。
【図3】従来の操作レバーを示す正面図である。
【符号の説明】
1 操作レバー 2 握り部 4A 〜4E 感圧素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 1/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面が支持された握り部と、 握り部の上面に配置されるとともに胴回りに複数配置さ
    れ操作時の握力に感応して電気信号を生じる複数の感圧
    素子と、握り部の上面及び胴回りの任意の感圧素子から同時に生
    じた電気信号と胴回りで互いに対面配置された二つの感
    圧素子から同時に生じた電気信号との少くとも一方によ
    握り部が握られて操作されている状態を判断する論理
    素子回路とを具備したことを特徴とする操作レバー。
  2. 【請求項2】 論理素子回路は、握り部の内部に収めら
    れたことを特徴とする請求項1記載の操作レバー。
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JP4690679B2 (ja) * 2004-09-02 2011-06-01 株式会社北電子 スロットマシン
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