JP3041143U - 建物ドアの消音装置 - Google Patents
建物ドアの消音装置Info
- Publication number
- JP3041143U JP3041143U JP1996012261U JP1226196U JP3041143U JP 3041143 U JP3041143 U JP 3041143U JP 1996012261 U JP1996012261 U JP 1996012261U JP 1226196 U JP1226196 U JP 1226196U JP 3041143 U JP3041143 U JP 3041143U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- shock absorber
- closed
- hydraulic shock
- damper
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- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドアが閉鎖する際の衝突音を消音して、騒音
の低減を図ることを目的とする。 【解決手段】 ドア1を自動閉鎖するチェック3のダン
パーアーム3bに、取付けアダプタ4を着脱自在に取付
けると共に、上記取付けアダプタ4に、閉鎖直前にロッ
ド6aの先端がドア1に当接するよう調整式油圧ショッ
クアブソーバー6を取付けたもので、ドア1の閉鎖速度
が調整式油圧ショックアブソーバー6により減速され
て、ドア1がドア枠2にゆっくり当接するため、閉鎖時
の衝突音を消音することができ、これによって騒音の低
減が図れるようになる。
の低減を図ることを目的とする。 【解決手段】 ドア1を自動閉鎖するチェック3のダン
パーアーム3bに、取付けアダプタ4を着脱自在に取付
けると共に、上記取付けアダプタ4に、閉鎖直前にロッ
ド6aの先端がドア1に当接するよう調整式油圧ショッ
クアブソーバー6を取付けたもので、ドア1の閉鎖速度
が調整式油圧ショックアブソーバー6により減速され
て、ドア1がドア枠2にゆっくり当接するため、閉鎖時
の衝突音を消音することができ、これによって騒音の低
減が図れるようになる。
Description
この考案は、建物ドアが閉まるとき、ドアとドア枠の接触音が大きい為、和ら げる装置である。従来ドアには、アルミ製、鉄板製があり、ドア上部の内側か外 側に、ダンパー装置がついている。現在のダンパーは、調整ネジを絞める事によ り、ドアをゆっくりと、閉める事は出来るがmm、ドア、ドア枠の密着音が消せ ない。マンションアパート、ビル、病院などの騒音被害をなくす為、ドアの表面 と調整式油圧、ショックアブソーバーのロットの先端部分が、ドアが閉まる瞬間 に作動し、徐々にドアの閉まる力を吸収し音を和らげる様に、考案したものであ る。 又、付随するその他の構造に関しては、次の様な物もある。 ドア枠に取りつけアダプターをつけ、調整式油圧ショックアブソーバーを取り 付ける構造。アーム(3)’を調整式油圧ダンパーの構造。ダンパー内部に、調 整式油圧ショックアブソーバーを内蔵してもよい。
【提出日】平成9年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
この考案はドアが閉鎖する際に発生する衝突音を消音する建物ドアの消音装置 に関する。
【0002】
従来建物の開口部には開閉自在なドアが取付けられており、建物へ出入りする 際このドアを開閉するが、ドアが自動的に閉鎖されるようにチェックを設けたド アもある。
【0003】 上記チェックはドアを自動的に閉鎖する機能に加えて、ドアが閉鎖する直前に 閉鎖速度を減速するダンバ機能も有している。
【0004】
上記従来のドアチェックは調節ねじにより、ドアの閉鎖速度を調整できるよう になっているが、ドアが閉鎖する際ドア枠に衝突して発生する衝突音を完全に消 音することができない。
【0005】 特にマンションやアパート、病院などのように、アルミニウムや鉄などの金属 で形成された金属製のドアを使用している場合、ドア閉鎖時の衝突音が大きいた め、騒音公害の原因ともなっている。
【0006】 この考案はかかる事情に鑑みなされたもので、ドアが閉鎖する際に発生する衝 突音を消音できる建物ドアの消音装置を簡単な構成で安価に提供することを目的 とするものである。
【0007】
上記目的を達成するため請求項1記載の考案は、ドアを自動閉鎖するチェック のダンパーアームに、取付けアダプタを着脱自在に取付けると共に、上記取付け アダプタに、閉鎖直前にロッドの先端がドアに当接するよう調整式油圧ショック アブソーバーを取付けたものである。
【0008】 上記構成により、ドアが閉鎖される直前に調整式油圧ショックアブソーバーの ロッドがドアに当接して、ドアの閉鎖速度を減速し、ドアがドア枠にゆっくり当 接するため、ドアが閉鎖されるときの衝突音をほとんど消音することができるよ うになる。
【0009】
この考案の実施の形態を図面を参照して詳述する。 図において1は建物の開口部に設けられたドア枠2に開閉自在に取付けられた ドア、3はドア1を自動閉鎖するチェック(ダンパー)を示す。
【0010】 上記チェック3は一端側が枢着された一対のダンパーアーム3a,3bを有し ていて、これらダンパーアーム3a,3bの他端側は、一方がドア枠2に、そし て他方はチェック3に取付けられていて、開放されたドア1を自動閉鎖するよう になっている。
【0011】 上記ダンパーアーム3a,3bのうち、チェック3側に接続されたダンパーア ーム3bには、取付けアダプタ4が着脱自在に取り付けられている。 上記取付けアダプタ4は、ほぼ凸形に形成された上部材4aと、ほぼT形に形 成された下部材4bとより構成されていて、上部材4aと、下部材4bの間でダ ンパーアーム3bを挟着することにより、ダンパーアーム3bに対して取付けら れており、下部材4b側に設けられた固定ねじ5を締め付けることにより、ダン パーアーム3bに固定されている。
【0012】 また上記取付けアダプタ4の下部材4b側に調整式油圧ショックアブソーバー 6がダブルナット7により固定されている。 上記調整式油圧ショックアブソーバー6は、一端側にロッド6aが出没自在に 突設されていて、このロッド6aの先端が閉鎖直前のドア1に当接するように位 置が調整されて下部材4bに取付けられている。
【0013】 次に上記構成された消音装置の作用を説明すると、開放されたドア1は、チェ ック3の作用で自動的に閉鎖されるが、ドア1が閉鎖直前になると、ダンパーア ーム3bに取付けアダプタ4を介して取付けられた調整式油圧ショックアブソー バー6のロッド6a先端がドア1と当接し、調整式油圧ショックアブソーバー6 の緩衝機能により、ドア1が閉鎖する直前の速度を減速する。
【0014】 これによってドア1はゆっくりとドア枠2に当接するため、ドア1とドア枠2の 衝突音をほとんど発生することなく、ドア1を閉鎖することができるようになる 。 なお調整式油圧ショックアブソーバー6をチェック3内に設けても同様な機能 が得られるものである。
【0015】
この考案は以上詳述したように、ドアを自動閉鎖するチェックのダンパーアー ムに、取付けアダプタを介して調整式油圧ショックアブソーバーを取り付けて、 この調整式油圧ショックアブソーバーにより閉鎖直前のドアを減速するようにし たことから、ドアがドア枠に当接する際の衝突音を消音することができる。
【0016】 これによって金属製のドアであっても、閉鎖時の衝突音がほとんど発生しない ので、騒音公害を防止することができるようになる。
【0017】 また既存のドアチェックに簡単に取付けて使用できるため、ドアチェックを交 換する必要がないと共に、構成も簡単なため安価に提供することができる。
第1図は本案の正面図 第2図は本案の縦断面図 (1):ドア (2):ダンパー (3)(3)’:ダンパーアーム (4)(4)’:取りつけアダプター (5):固定ネジ (6):調整式油圧ショックアブソーバー (7)(7)’:ダブルナット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 建物ドアの消音装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の形態になる建物ドアの消音装
置を示す正面図である。
置を示す正面図である。
【図2】図1のA方向からの矢視図である。
【符号の説明】 1 ドア 2 ドア取付け枠 3 チェック 3a, 3b ダンパーアーム 4 取付けアダプタ 5 固定ねじ 6 調整式油圧ショックアブソーバー 6a ロッド 7 ダブルナット
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) ドア(1)ダンパー(2)ダンパーアーム
(3)(3)’取りつけアダプター(4)(4)’を、
ダンパーアーム(3)に取りつけアダプター(4)
(4)’を、取りつけ固定ネジ(5)で固定する。 (ロ) 調整式油圧ショックアブソーバー(6)を取り
つけアダプター(4)に取りつけ、調整式油圧ショック
アブソーバー(6)を、固定ダブルナット(7)
(7)’にて、固定する。 以上の如く、構成された建物ドア消音装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996012261U JP3041143U (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 建物ドアの消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996012261U JP3041143U (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 建物ドアの消音装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3041143U true JP3041143U (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=43175680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996012261U Expired - Lifetime JP3041143U (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 建物ドアの消音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3041143U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011213454A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Sinfonia Technology Co Ltd | 振動搬送装置 |
JP2018003280A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | コクヨ株式会社 | 可動間仕切壁 |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP1996012261U patent/JP3041143U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011213454A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Sinfonia Technology Co Ltd | 振動搬送装置 |
JP2018003280A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | コクヨ株式会社 | 可動間仕切壁 |
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