JP3040918U - 健康マット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は取扱い便利にして且つ任意の大き
さ，形状に組立て連結することができ、しかも健康増進
の一助となる健康マットを新規に提供することを目的と
するものである。 【構成】 本考案は六面体形状のブロックを形成し、該
ブロックの垂直四面に咬合用の平面ファスナーを設けて
該ブロックを縦横に咬合連結して各種の形状の健康マッ
トを組立て形成することを特徴とする健康マットにあ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は健康マット、詳しくは組立て形成することのできる健康マットに関 するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、マットは折畳み展開可能の折線を中間に有して一定の大きさにて作られ ている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら従来のマットは大きいために取扱いに難儀し、また湿気を帯びて 健康的でないという課題がある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は六面体形状のブロックを形成し、該ブロックの垂直四面に咬合用の平 面ファスナーを設けて該ブロックを縦横に咬合連結して各種の形状の健康マット を組立て形成し、また各ブロックの中間に１乃至複数個の孔を設け、さらに該孔 内に健康を促進する鉱植物チップまたは乾燥、消臭、防虫、殺菌、抗菌、防ダニ 、調湿，防湿材等を交換自在に挿着するようにして、かかる課題を解決するよう にしたのである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下図面に基づいて説明する。

【０００６】 マットを形成することの可能な資材にて縦横共50ｃｍ、厚さ20ｃｍ程度の大き さの四角立方体形状をしたブロック１を形成する。ブロック１は図１に示すよう に下狭傾斜を付した孔２を数個づつ縦設して、各孔２内に開閉蓋3a付の網袋３内 に健康促進材として例えば、頭部を冷やす水晶、遠赤外線を発生して足を温める 木炭、血行をよくしたりマイナスイオンを発生したりするミネラル鉱石、神経を 安定させる薬草，香草などのそれぞれのチップ４や乾燥、消臭、防虫、殺菌、抗 菌、防ダニ、調湿、防湿材５等を詰め入れして任意の位置の孔２内に挿着する。

【０００７】 このようにして形成したブロック１はファスナーの開閉にて取外し自在とする 上布６にて周面を覆い、垂直な四周側面に咬合用の平面ファスナー７を取付ける のである。なお、上布６を被せない場合にはブロック１の垂直四面に直接平面フ ァスナー７を取付けることとなる。

【０００８】 ブロック１は用途によって図３に示すように平面ファスナー７の咬合により縦 長形に連結したり横長形または正四角形等に連結して一定の大きさにして使用す るのである。

【０００９】 敷布団用のマットとして使用するときは水晶等の冷却効果のあるチップ４を挿 着したブロック１を頭が当る部分に連結し、遠赤外線の発生によって温熱効果の ある木炭チップ４を挿着したブロック１が腰や足元に位置するようにして連結す る。その他の部分にはミネラル鉱石チップ４，薬草，香草チップ４や乾燥、消臭 、防虫、殺菌、抗菌、防ダニ、調湿，防湿材５などを単独でまたは混合して挿着 したブロック１を連結するのである。マットを使用しないときは図４に示すよう にブロック１を１個づつにして部屋の隅や押入などに片付けておくのである。ま た、ブロック１を１段または数段に重ねて椅子としたり、小さく連結してクッシ ョンとして使用することもできる。

【００１０】 なお、ブロック１はダンボール，木材，竹材，籐材，ヤシの実の繊維，麻繊維 ，発泡スチロール，スポンヂ，ウレタン，プラスチック，コイルスプリング、そ の他で形成する。図５に示すようにブロック１をコイルスプリング８の並列にて 形成するときはコイルスプリング８間の隙間に内容物を詰入れした網袋３を挟挿 するのである。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は以上のようにして、ブロックの縦横の接面連結にて一定の大きさの健 康マットを形成するので、不使用時には接面連結を解くことによって小型軽量と し、力のない使用者にも収納，保管等の取扱いが容易になるという効果を生ずる 。

【００１２】 健康マットを縦長形，横長形など任意の形状，大きさに変形組立てすることが できるので、使用場所や使い勝手に合わせて組み合わせることができるほか、夜 は敷布団用のマットとし、昼間は椅子やクッションとして使用するなどの有効利 用ができるという効果を生ずる。

【００１３】 ブロックに縦孔を設けることにより、マットと床面の間に湿気が滞ることが防 止され、さらに該縦孔内に健康を促進するチップ，湿気防止材等を詰入れするこ とにより、血行を良好にするほか、生活環境を向上することができるという効果 を生ずる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 ブロックの縦断面図である。

【図２】 上布で覆ったブロックと、同、上布のファス
ナーを開けた状態を示す斜視図である。

【図３】 ブロックを縦長形と正四角形に連結した例を
示す平面図である。

【図４】 連結を解いた各ブロックを部屋の隅に積重ね
た状態を示す斜視図である。

【図５】 コイルスプリングで形成したブロックの例を
示す縦断面図である。

【符号の説明】

１はブロック ２は縦孔 ３は網袋 3aは開閉蓋 ４はチップ ５は防湿材等 ６は上布 ７は平面ファスナー ８はコイルスプリング

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 六面体形状のブロックを形成し、該ブロ
   ックの垂直四面に咬合用の平面ファスナーを設けて該ブ
   ロックを縦横に咬合連結して各種の形状の健康マットを
   組立て形成することを特徴とする健康マット。
2. 【請求項２】 各ブロックの中間に１乃至複数個の孔を
   設ける請求項１記載の健康マット。
3. 【請求項３】 各ブロックの中間に設けた１乃至複数個
   の孔に健康を促進する鉱植物チップまたは乾燥、消臭、
   防虫、殺菌、抗菌、防ダニ、調湿，防湿材等を交換自在
   に挿着する請求項２記載の健康マット。