JP3040873B2 - スパイラル式熱交換器 - Google Patents
スパイラル式熱交換器Info
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- JP3040873B2 JP3040873B2 JP4062243A JP6224392A JP3040873B2 JP 3040873 B2 JP3040873 B2 JP 3040873B2 JP 4062243 A JP4062243 A JP 4062243A JP 6224392 A JP6224392 A JP 6224392A JP 3040873 B2 JP3040873 B2 JP 3040873B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- heat transfer
- transfer plates
- spiral
- spiral heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D9/00—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D9/04—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being formed by spirally-wound plates or laminae
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスパイラル式熱交換器に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】２流体間の熱交換をする流路間隔の異な
るスパイラル式熱交換器の従来例を図３以下に示す。図
３、図４において、17、18は帯状伝熱板で、それぞれス
タッドピン19、20を介して流路間隔を異にするよう巻付
けられ、巻終り部には当て板21、22を設けて流路をシー
ルしている。23、24は外胴である。25、26は流体の出入
口を示す。この流体の出入口25、26は熱交換器の中心線
上で対称位置に設けられている。
るスパイラル式熱交換器の従来例を図３以下に示す。図
３、図４において、17、18は帯状伝熱板で、それぞれス
タッドピン19、20を介して流路間隔を異にするよう巻付
けられ、巻終り部には当て板21、22を設けて流路をシー
ルしている。23、24は外胴である。25、26は流体の出入
口を示す。この流体の出入口25、26は熱交換器の中心線
上で対称位置に設けられている。
【０００３】図５は２つの帯状伝熱板の端部を直接外胴
に接合して巻付けた例を示す。27、28は帯状伝熱板、2
9、30は外胴、31、32は流体の出入口を示す。
に接合して巻付けた例を示す。27、28は帯状伝熱板、2
9、30は外胴、31、32は流体の出入口を示す。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】スパイラル式熱交換器
の場合、必要な伝熱面積を計算し、この伝熱面積の半分
を１枚の伝熱板から得るので、帯状伝熱板17と18は同長
となる。流路間隔を異にするスパイラル式熱交換器の場
合、スタッドピン19が大きく間隔が大の場合、巻取り径
が大きいので、巻数が少なくなり、スタッドピン20が小
さく間隔が小の場合と比較して巻き数が少なく、巻き終
り端が対称位置にはならない。従って、巻終り端の当て
板21、22を介して取付けられる外胴23、24の形体及び長
さが相違する。
の場合、必要な伝熱面積を計算し、この伝熱面積の半分
を１枚の伝熱板から得るので、帯状伝熱板17と18は同長
となる。流路間隔を異にするスパイラル式熱交換器の場
合、スタッドピン19が大きく間隔が大の場合、巻取り径
が大きいので、巻数が少なくなり、スタッドピン20が小
さく間隔が小の場合と比較して巻き数が少なく、巻き終
り端が対称位置にはならない。従って、巻終り端の当て
板21、22を介して取付けられる外胴23、24の形体及び長
さが相違する。
【０００５】図４に示したのは、このような２つの帯状
伝熱板の巻終り外周に外胴23、24を取付ける場合を示す
もので、２つの外胴の内、１つは長く且つ屈曲長さが大
きいので、帯状伝熱板の側方から取付けることができ
ず、上方からスライドして取付けなければならない。従
って、外胴の形体を異にし、取付け時の操作が複雑であ
り、流体の出入口25、26を対称位置に設ける場合、一方
の流体の液溜り部33（図３の場合）、又は34（図５の場
合）が大きく、２媒体間の有効伝熱面積が減少し、性能
が低下するという難点がみられた。
伝熱板の巻終り外周に外胴23、24を取付ける場合を示す
もので、２つの外胴の内、１つは長く且つ屈曲長さが大
きいので、帯状伝熱板の側方から取付けることができ
ず、上方からスライドして取付けなければならない。従
って、外胴の形体を異にし、取付け時の操作が複雑であ
り、流体の出入口25、26を対称位置に設ける場合、一方
の流体の液溜り部33（図３の場合）、又は34（図５の場
合）が大きく、２媒体間の有効伝熱面積が減少し、性能
が低下するという難点がみられた。
【０００６】本発明の目的は上記のような難点を解消
し、液溜り部が少なく、有効伝熱面積の減少がなく、且
つ外胴が同じ形体をして帯状伝熱板の側方から取付ける
ことができ、流体の出入口の取付位置も対称的にするこ
とができるスパイラル式熱交換器を提供しようとするも
のである。
し、液溜り部が少なく、有効伝熱面積の減少がなく、且
つ外胴が同じ形体をして帯状伝熱板の側方から取付ける
ことができ、流体の出入口の取付位置も対称的にするこ
とができるスパイラル式熱交換器を提供しようとするも
のである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、２枚の帯状伝熱板をスパイラル状に巻付
け、これら帯状伝熱板を介して隣接する間隙の異なる２
つの流路間で熱交換を行なうスパイラル式熱交換器にお
いて、前記２枚の帯状伝熱板の巻終り位置を熱交換器の
中心線上で対称的に設けたスパイラル式熱交換器とし
た。
め本発明は、２枚の帯状伝熱板をスパイラル状に巻付
け、これら帯状伝熱板を介して隣接する間隙の異なる２
つの流路間で熱交換を行なうスパイラル式熱交換器にお
いて、前記２枚の帯状伝熱板の巻終り位置を熱交換器の
中心線上で対称的に設けたスパイラル式熱交換器とし
た。
【０００８】
【作用】本発明では２枚の帯状伝熱板の巻終り位置を熱
交換器の中心線上で対称的に設けることにより、巻終り
端部に設けた当て板を介して取付けられる２つの外胴も
熱交換器を２つ割した対称的な形体でよく、取付け時に
側方から合わせることができ、さらに流体の出入口も対
称位置に設置できるようになった。さらに２流体間の有
効伝熱面積が減少することもなく、効率のよいスパイラ
ル式熱交換器を得ることができる。
交換器の中心線上で対称的に設けることにより、巻終り
端部に設けた当て板を介して取付けられる２つの外胴も
熱交換器を２つ割した対称的な形体でよく、取付け時に
側方から合わせることができ、さらに流体の出入口も対
称位置に設置できるようになった。さらに２流体間の有
効伝熱面積が減少することもなく、効率のよいスパイラ
ル式熱交換器を得ることができる。
【０００９】
【実施例】以下、図面に示した実施例につき説明する。
図１はスタッドピンを用いて流路間隙が異なるスパイラ
ル式熱交換器を示す。１、２は帯状伝熱板である。これ
ら２枚の帯状伝熱板１、２をスパイラル状に巻付け、巻
終り位置を熱交換器の中心線（Ｘ−Ｘ）上で対称的に設
けている。３、４はスタッドピン、５、６は当て板であ
る。７、８は外胴で、流体の出入口９、10を有し、円周
を２つ割にした対称形となっている。
図１はスタッドピンを用いて流路間隙が異なるスパイラ
ル式熱交換器を示す。１、２は帯状伝熱板である。これ
ら２枚の帯状伝熱板１、２をスパイラル状に巻付け、巻
終り位置を熱交換器の中心線（Ｘ−Ｘ）上で対称的に設
けている。３、４はスタッドピン、５、６は当て板であ
る。７、８は外胴で、流体の出入口９、10を有し、円周
を２つ割にした対称形となっている。
【００１０】図２は２枚の帯状伝熱板の巻終りの端部に
直接外胴を接合し、同時に巻付けたスパイラル式熱交換
器を示す。11、12は帯状伝熱板、13、14は外胴で、帯状
伝熱板11、12の巻終り端部が熱交換器の中心線上で対称
的に設けられ、この端部がそれぞれ外胴13、14に直接接
合され同時に巻付けている。外胴13、14の巻終り端部位
置も熱交換器の中心線を通り対称的となっている。15、
16は流体の出入口を示す。
直接外胴を接合し、同時に巻付けたスパイラル式熱交換
器を示す。11、12は帯状伝熱板、13、14は外胴で、帯状
伝熱板11、12の巻終り端部が熱交換器の中心線上で対称
的に設けられ、この端部がそれぞれ外胴13、14に直接接
合され同時に巻付けている。外胴13、14の巻終り端部位
置も熱交換器の中心線を通り対称的となっている。15、
16は流体の出入口を示す。
【００１１】上記のように本発明では図１の場合、外胴
７、８が２つ割の形体をとり、ほぼ１８０度の半円弧状
になり、帯状伝熱板の側方から取付けることができると
共に流体の出入口も対称位置に容易に配設できる。又、
図２の場合、外胴を接合して巻付けた端部位置が熱交換
器の中心線上で対称的になっているので、取付けが極め
て容易である。いずれの場合も従来例にみられた液溜り
部が少なく有効伝熱面積の減少がなく、効率のよいスパ
イラル式熱交換器を提供できた。
７、８が２つ割の形体をとり、ほぼ１８０度の半円弧状
になり、帯状伝熱板の側方から取付けることができると
共に流体の出入口も対称位置に容易に配設できる。又、
図２の場合、外胴を接合して巻付けた端部位置が熱交換
器の中心線上で対称的になっているので、取付けが極め
て容易である。いずれの場合も従来例にみられた液溜り
部が少なく有効伝熱面積の減少がなく、効率のよいスパ
イラル式熱交換器を提供できた。
【００１２】
【発明の効果】本発明は帯状伝熱板の巻終り端部を熱交
換器の中心線上で対称的に設けたので、液溜り部が少な
く、有効伝熱面積の減少がなく、外胴が同じ形体に構成
し、取付作業も容易である等優れたスパイラル式熱交換
器を提供することができた。
換器の中心線上で対称的に設けたので、液溜り部が少な
く、有効伝熱面積の減少がなく、外胴が同じ形体に構成
し、取付作業も容易である等優れたスパイラル式熱交換
器を提供することができた。
【図１】本発明の一実施例を示す要部断面図
【図２】同他実施例を示す要部断面図
【図３】従来例を示す要部断面図
【図４】帯状伝熱板に外胴を取付ける例を示す説明図
【図５】従来の他例を示す要部断面図
１、２ 帯状伝熱板 Ｘ−Ｘ 中心線
Claims (1)
- 【請求項１】 ２枚の帯状伝熱板をスパイラル状に巻付
け、これら帯状伝熱板を介して隣接する間隙の異なる２
つの流路間で熱交換を行なうスパイラル式熱交換器にお
いて、前記２枚の帯状伝熱板の巻終り位置を熱交換器の
中心線上で対称的に設けたことを特徴とするスパイラル
式熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4062243A JP3040873B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | スパイラル式熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4062243A JP3040873B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | スパイラル式熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05264181A JPH05264181A (ja) | 1993-10-12 |
| JP3040873B2 true JP3040873B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=13194508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4062243A Expired - Fee Related JP3040873B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | スパイラル式熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3040873B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3090915B1 (ja) | 1999-04-16 | 2000-09-25 | 株式会社カンキョー | 熱交換器、その製造方法及びそれを含む除湿機 |
| WO2002014770A1 (fr) * | 1999-04-16 | 2002-02-21 | Kankyo Co., Ltd. | Echangeur de chaleur, procede de fabrication correspondant et deshumidificateur comprenant ledit echangeur de chaleur |
| KR100880454B1 (ko) * | 2008-09-25 | 2009-01-29 | 주식회사 호국이엔지 | 스파이럴 열교환기 |
| CN109764703B (zh) * | 2019-02-27 | 2020-05-15 | 兰州兰洛炼化高新装备股份有限公司 | 螺旋板换热器抗磨损进出口装置 |
| EP3973169A1 (en) | 2019-05-21 | 2022-03-30 | General Electric Company | Monolithic heater bodies |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP4062243A patent/JP3040873B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05264181A (ja) | 1993-10-12 |
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