JP3040400U - 洋装用ベルト - Google Patents

洋装用ベルト

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JP3040400U
JP3040400U JP1996012576U JP1257696U JP3040400U JP 3040400 U JP3040400 U JP 3040400U JP 1996012576 U JP1996012576 U JP 1996012576U JP 1257696 U JP1257696 U JP 1257696U JP 3040400 U JP3040400 U JP 3040400U
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JP
Japan
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belt
surface side
belt body
front surface
woven fabric
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Application number
JP1996012576U
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English (en)
Inventor
好一郎 大須賀
Original Assignee
有限会社 オ々スカ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ベルト本体を紋織物で構成して、民芸調の落着
いたムードを醸し出し、アクセントとなるような装身機
能を発揮させ、需要者の潜在的欲求や趣味感を満足させ
る洋装用ベルトを提供することを課題とする。 【解決手段】少くとも表面側を紋織物2aで構成し、表
面側と裏面側との折り目部分を袋耳4組織で構成してベ
ルト体2を形成し、ベルト本体2の端部側に止具3を装
備した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、洋装用ベルトに係り、詳しくは、ベルト本体を紋織物で形成するこ とにより、民芸調の落着いたム−ドを醸し出して、需要者の潜在的欲求や趣味感 を満足させ、ファッションとしても斬新性を有する洋装用ベルトに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、和服と帯、洋服とネクタイとの関係は、装身機能の点で極めて近親関係 にあることから、需要者は帯の選定やネクタイの選定に当たっては、和服や洋服 の色、柄等を考慮しながら、繊細な注意力を払って選定し、潜在的欲求や趣味感 を満足させている。
【0003】 ところが、洋装とベルトの関係も、上記和服と帯や洋服とネクタイとの関係と 同様に、極めて近親関係にあるにもかかわらず、ベルトの選定に当たっては、帯 やネクタイを選定する程の注意力を払わずに選定している。 このため、ベルトに関しては、従来から革ベルト、布ベルト、ゴムベルト等が 市販されているものの、いずれもアクセントとなるような装身機能を発揮するも のがなく、したがって、需要者の潜在的欲求や趣味感を満足させるものがないう え、ファッションとしても斬新性に欠けているのが実状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記のような実状に鑑み、従来の欠点を一掃すべく創案されたもの であって、その意図するところは、装身具としてのベルト本体を紋織物で形成す ることにより、民芸調の落着いたム−ドを醸し出すとともに、アクセントとなる ような装身機能を発揮せしめ、もって、需要者の潜在的欲求や趣味感を満足させ 、ファッションとしても斬新性を有する洋装用ベルトを提供することを課題とす るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案が採用した技術手段は、少くとも表面側を紋 織物で構成し、表面側と裏面側との折り目部分を袋耳組織で構成してベルト本体 を形成するとともに、上記ベルト本体の端部側に止具を装備してなることを特徴 とするものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1において、1 は洋装用ベルトであって、該洋装用ベルト1はベルト本体2と、その端部側に装 備された止具3とによって構成されている。上記ベルト本体2は、少くとも表面 側は経緯糸により織成された紋織物2aで構成され、表面側と裏面側との折り目 部分は袋耳4で構成されている。
【0007】 紋織物2aの構成原糸となる上記経緯糸は先染めされたものが用いられるが、 その材質に制限がなく、綿糸でも、絹糸でも、レ−ヨン糸でも、アセテート糸で も、合成繊維糸でもよい。そして合成繊維糸を使用する場合には、ポリアミド系 のものでも、ポリビニルアルコ−ル系のものでも、ポリ塩化ビニリデン系のもの でも、ポリ塩化ビニル系のものでも、ポリエステル系のものでも、ポリアクリル 系のものでもよい。
【0008】 上記ベルト本体2は二重織の多層組織を応用し、接結を多くさせて堅固に製織 されており、したがって、筬打ちは2度打ちされている。 また紋織物2aは、地組織をなす経緯糸に別の色糸を加え、色の差異によって 紋様2bを立体的に表わされているが、これに限定されるものではなく、地組織 をなす経緯糸と、紋様2bとなる経糸あるいは緯糸が地組織と同色の糸によって 、地合と異なる組織で紋様2bを立体的に表わしたものでもよい。また、紋様2 bも実施例では亀甲形の紋様がベルト本体2の長手方向に表出されたものを示し たが、これに限定されるものではなく、花柄、家紋など所望の紋様をベルト本体 2の長手方向に表わしてもよい。
【0009】 地組織は平織とするのが一般的であるが、これに限定させるものではなく、3 枚または4枚の斜文織としてもよい。 次に接結は特別の接結糸を用いずに地経糸の数本を接結糸に用い、堅固に組織 させて製織してもよく、また、地経糸以外に特別の経糸を用いて1〜2循環内に 2本の接結糸で2/2、3/3、4/4、5/5、6/6などの正則経畝織を用 いて接結させてもよい。また、厚地にしたい場合には芯経糸入りとしてもよい。 止具3は、バックル式のもの、係止金具式のもの等、公知の止具3がベルト本 体2の端部側に装備されている。
【0010】 いま、叙上のように構成した洋装用ベルト1を図2ないし図3に示すように、 洋服のズボンまたはワンピースに着帯すると、ベルト本体2は堅固な組織で製織 されているものでありながら、耳組織がベルト本体2より軟らかい袋耳4で構成 されているので、着帯時の触感がソフトであるうえ、人目に最もつき易いベルト 本体2の表面側が、紋様を立体的に表出した紋織物で構成されているため、看者 に民芸調の落着いたムードを醸し出すことができ、しかもベルト本体2の長手方 向に表出した紋様2bがアクセントラインとなって洋装にマッチしたユニークな 装身機能を発揮することができ、需要者の潜在的欲求や趣味感を満足させること ができる。また、ファッションとしても斬新であるため、民芸調のベルトとして 室内の装飾品として利用することができる。
【0011】
【考案の効果】
これを要するに本考案は、少くとも表面側を紋織物で構成し、表面側と裏面側 との折り目部分を袋耳組織で構成してベルト本体を形成するとともに、上記ベル ト本体の端部側に止具を装備してなるものであるから、民芸調の落着いたムード を醸し出すとともに、着帯時にはアクセントとなるような装身機能を発揮するこ とができ、また、ファッションとしても斬新であるため、需要者の潜在的欲求や 趣味感を満足させることができるものでありながら、室内の装飾品としても利用 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面図
【図2】洋服のズボンに着帯した状態を示す正面図
【図3】ワンピースに着帯した状態を示す正面図
【符号の説明】
1 洋装用バルト 2 ベルト本体 2a 紋織物 2b 紋様 3 止具 4 袋耳

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少くとも表面側を紋織物で構成し、表面側
    と裏面側との折り目部分を袋耳組織で構成してベルト本
    体を形成するとともに、上記ベルト本体の端部側に止具
    を装備してなることを特徴とする洋装用ベルト。
JP1996012576U 1996-11-25 1996-11-25 洋装用ベルト Expired - Lifetime JP3040400U (ja)

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