JP3040265U - 写真保護及び装飾用シール - Google Patents

写真保護及び装飾用シール

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JP3040265U JP1997000489U JP48997U JP3040265U JP 3040265 U JP3040265 U JP 3040265U JP 1997000489 U JP1997000489 U JP 1997000489U JP 48997 U JP48997 U JP 48997U JP 3040265 U JP3040265 U JP 3040265U
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sheet
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JP1997000489U
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清人 神田
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清人 神田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】写真に必要なデータを直接記入することができ
るようにする。 【解決手段】シール(10)は、透明シート(14)と、該透明
シート(14)の裏面に形成された接着層(16)と、接着層(1
6)を介してシート(14)の裏面に張り付けられた剥離可能
な剥離紙(18)とからなり、透明シート(14)の表面には、
文字その他の図形を書き込むことができる領域(20)が形
成されている。剥離紙(18)を剥がした後、シート(14)を
写真(12)に張り付け、領域(20)に文字その他の図形(22)
を書き込むことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、写真その他これに類する図画(以下、単に「写真」と呼ぶ)の表面 に張り付けることにより、該写真の傷みを防止するとともに、該写真に所望の情 報を記入することができるような写真保護用かつ装飾用のシールに関する。
【0002】
【従来の技術】
写真の表面は水性又は油性を問わずインクをはじく性質を有しているので、そ の写真に関するデータを残しておきたい場合でも、写真に直接記入することはで きず、例えば、写真を紙に張り付け、その写真の下方においてその紙にデータを 書き込むことが多く行われてきた。
【0003】 また、これまで、写真はそのままの状態で渡されたり、保管されたりしている が、その写真に装飾を施したいような場合であっても、簡単に装飾を施すことが できるような手段はなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、写真に必要なデータを 直接記入することができるとともに、写真に簡単に装飾を施すことができるよう な手段として写真保護用かつ装飾用のシールを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案のうちの請求項1に記載した写真用シールは 、張り付ける対象である写真と同一の大きさを有し、透明材料からなるシートと 、前記シートの裏面に形成された接着層と、前記接着層を介して前記シートの裏 面に張り付けられ、前記接着層に対して剥離可能な剥離紙と、前記シートの表面 に形成され、文字その他の図形を書き込むことができる領域とからなり、前記剥 離紙を剥がした後、写真に張り付け、前記領域に文字その他の図形を書き込むこ とができる、あるいは、前記領域に文字その他の図形を書き込んだ後、前記剥離 紙を剥がし、写真に張り付けることができることを特徴とする。
【0006】 ここで、「文字その他の図形を書き込むことができる領域」とは、水性又は油 性のインクをはじくことがなく、従って、インクが付着し得る領域を意味してお り、シートの表面そのものをインクがはじかないように加工してもよく、あるい は、インクをはじかない材質の他のシートを予め形成し、それをシート表面に接 着させてもよい。
【0007】 本写真用シールは以下のようにして用いられる。先ず、剥離紙を剥がし、接着 層を写真の表面に合わせ、シートを写真に圧着する。シートの表面には、文字そ の他の図形を書き込むことができる領域が形成されているので、その領域に必要 な情報を書き込むことができる。あるいは、その領域に必要な情報を書き込んだ 後、剥離紙を剥がし、シートを写真に張り付けることもできる。
【0008】 請求項2に記載した写真用シールは、所定の形状に形成されたシートであって 、表面が、張り付ける対象である写真とほぼ同じ大きさの透明部分と、該透明部 分以外の着色部分とからなるシートと、前記シートの裏面のうち、少なくとも前 記着色部分に対応する領域に形成された接着層と、前記接着層を介して前記シー トの裏面に張り付けられ、前記接着層に対して剥離可能な剥離紙であって、前記 透明部分に対応する領域を覆う第一部分と前記着色部分に対応する領域を覆う第 二部分の二つの部分に分かれている剥離紙とからなり、前記剥離紙の第一部分を 剥がした後、前記シートの裏面のうちの透明部分に対応する領域に写真を張り付 け、次いで、前記剥離紙の第二部分を剥がし、前記シートを所望の場所に張り付 けることを特徴とする。
【0009】 ここで、「所定の形状」としては、例えば、花、動物、建造物、漫画の主人公 などのキャラクターその他装飾に適するような任意の形状を選択することができ る。
【0010】 例えば、花の形に形成されているシートの表面は透明部分と着色部分に分かれ ている。透明部分は写真と同じ大きさあるいは写真よりも僅かに小さい大きさを 有しており、この透明部分の裏側に写真が張り付けられる。シートの表面のうち 透明部分以外の部分は着色部分となっており、所望の着色がなされている。着色 は一色のみならず、多色であってもよく、あるいは、所望の模様を付すこともで きる。
【0011】 接着層は、シートの裏面のうち、着色部分に対応する領域にのみ形成してもよ く、あるいは、シートの裏面全体に形成してもよい。 剥離紙は、透明部分に対応する領域を覆う第一部分と、着色部分に対応する領 域を覆う第二部分とに分かれており、例えば、第二部分は接着層に接着させたま まの状態で第一部分のみを剥がすことができる。
【0012】 請求項2に係る写真用シールは以下のようにして用いられる。まず、剥離紙の うち、透明部分に対応する領域を覆う第一部分のみを剥がし、シートの裏面のう ちの透明部分に対応する領域に写真を張り付ける。写真の張り付けは接着剤を用 いて行う。あるいは、シートの裏面全体に接着層が形成されている場合には、シ ートの裏面に写真を押し付ければ、写真は透明部分に対応する領域に張り付けら れる。
【0013】 次いで、剥離紙のうちの第二部分を剥がし、シート全体を所望の場所に張り付 ける。透明部分の裏側には写真が張り付けられているので、張り付けられたシー トの透明部分を介して写真が見えるようになっている。
【0014】 この場合、請求項3にも記載されているように、シートの着色部分には、文字 その他の図形を書き込むことができる領域を形成することができる。 かかる領域を形成することによって、シート表面に必要な情報や図画を書き込 むことができ、写真の整理あるいは写真の装飾の利便性が向上する。
【0015】
【考案の実施の形態】
図1(A)及び(B)に本考案に係る写真用シールの第一の実施形態を示す。 本実施形態に係る写真用シール10は、写真12と同一の大きさを有する透明シ ート14と、透明シート14の裏面に形成された接着層16(図1には符号のみ 示す)と、接着層16を覆って透明シート14の裏面に張り付けられ、接着層1 6に対して剥離可能な剥離紙18とからなり、透明シート14の表面には、本写 真用シール10を写真12に張り付けたときに写真12の図柄と重ならないよう な位置に文字書き込み領域20が形成されている。
【0016】 この文字書き込み領域20は、インクをはじくことがなく、従って、インクが 付着し得るように加工されている領域であり、文字その他所望の図形22を書き 込むことができるようになっている。この文字書き込み領域20は、透明シート 14をの表面そのものをインクがはじかないように加工するか、あるいは、イン クをはじかない材質の他のシートを予め形成し、それを透明シート14の表面に 接着させることにより形成される。
【0017】 この写真用シール10の用い方は次の二通りがある。 先ず、剥離紙18を剥がし、図1(B)に示すように、接着層16を写真12 の表面に合わせ、シート14を写真12に対して押圧する。これによって、接着 層16を介してシート14が写真12に張り付けられる。次いで、文字書き込み 領域20に所望の文字その他の図形を書き込む。
【0018】 あるいは、文字書き込み領域20に所望の文字その他の図形を書き込んだ後、 剥離紙18を剥がし、シート14を写真12に張り付けることもできる。
【0019】 図2(A)、(B)及び(C)は本考案に係る写真用シールの第二の実施形態 を示す。図2(A)及び(C)は表面側から見た写真用シールであり、図2(B )は裏面側から見た写真用シールである。
【0020】 本実施形態に係るシート30はハート形の形状に形成されており、図2(A) に示すように、透明部分32と着色部分34の二つの部分に分かれている。透明 部分32は写真44(図2(C)参照)と同じ大きさを有しており、シート30 の中央に形成されている。この透明部分32には着色はなされておらず、透明の 領域を形成している。シート30のうちの透明部分32以外の部分は着色部分3 4を形成しており、着色部分34には、例えば、赤の着色がなされている。ある いは、着色の他に着色部分34に模様を付すこともできる。
【0021】 シート30の裏面全体には接着層(図示せず)が形成されている。なお、この 接着層は必ずしもシート30の裏面全体に形成する必要はなく、シート30の裏 面のうち、着色部分34に対応する領域にのみ形成してもよい。 図2(B)に示すように、シート30の裏面には、接着層を介して、剥離紙3 6が張り付けられている。この剥離紙36は、透明部分32に対応する領域を覆 う第一部分38と着色部分34に対応する領域を覆う第二部分40とに切り込み 線42を介して分離されており、第一部分38と第二部分40とは相互に独立し て接着層から剥がすことができるようになっている。
【0022】 この第二の実施形態に係る写真用シールは次のようにして用いられる。 先ず、剥離紙36の第一部分38のみを剥がし、写真44の表面をシート30 の裏面のうちの透明部分32に対応する領域に押し付ける。透明部分32は写真 44と同じ大きさを有しているので、写真44は透明部分32の中に収まるよう になっている。シート30の裏面全体には接着層が形成されているので、写真4 4をシート30の裏面に押し付けることにより、透明部分32の裏側に写真44 が張り付けられる。
【0023】 次いで、剥離紙36の第二部分40を剥がした後、シート30の全体を所望の 場所に張り付ける。写真44は透明部分32の裏側に張り付けられているので、 シート30の透明部分32を介して写真44が見えるようになっている。
【0024】 図3は本写真用シールの第三の実施形態を示す。本実施形態においては、シー ト30は花形に形成されている。さらに、シート30の透明部分32の下方にお いて着色部分34の一部の領域に文字書き込み領域20が形成されている。この ように、シート30の形状を所定の形状に形成することに加えて、シート30の 表面に文字書き込み領域20を形成することにより、本写真用シールは写真の傷 みを防止する機能及び写真をさらに装飾する機能を奏し得る。
【0025】 以上の実施形態においては、本写真用シールを写真用のものとして用いたが、 本写真用シールは、写真のみならず、シート状の物であれば、どのような物にも 適用することができる。本写真用シールは、特に、「プリント倶楽部」(登録商 標)と呼ばれる装置で作られる小型の写真に有用である。
【0026】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、文字その他の図形を写真に書き込むことがで き、写真の保管や整理に有用であるとともに、他人に写真を送るときのメッセー ジを記入することもできる。 さらに、特別な手間をかけることなく、簡単に写真に装飾を施すことができ、 記念写真として保存する場合や、他人に写真を送る場合の飾り付けとして最適で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案に係る写真用シールの第一の実
施形態を示す斜視図、(B)は該シールの用い方を示す
斜視図である。
【図2】(A)は本考案に係る写真用シールの第二の実
施形態の正面図、(B)は背面図、(C)は写真を貼っ
た状態における正面図である。
【図3】本考案に係る写真用シールの第三の実施形態の
正面図である。
【符号の説明】
10 写真用シール 12 写真 14 シート 16 接着層 18 剥離紙 20 文字書き込み領域 30 シート 32 透明部分 34 着色部分 36 剥離紙 38 第一部分 40 第二部分 42 切り込み線 44 写真

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 張り付ける対象である写真と同一の大き
    さを有し、透明材料からなるシートと、 前記シートの裏面に形成された接着層と、 前記接着層を介して前記シートの裏面に張り付けられ、
    前記接着層に対して剥離可能な剥離紙と、 前記シートの表面に形成され、文字その他の図形を書き
    込むことができる領域とからなり、 前記剥離紙を剥がした後、写真に張り付け、前記領域に
    文字その他の図形を書き込むことができる、あるいは、
    前記領域に文字その他の図形を書き込んだ後、前記剥離
    紙を剥がし、写真に張り付けることができる写真用シー
    ル。
  2. 【請求項2】 所定の形状に形成されたシートであっ
    て、表面が、張り付ける対象である写真とほぼ同じ大き
    さの透明部分と、該透明部分以外の着色部分とからなる
    シートと、 前記シートの裏面のうち、少なくとも前記着色部分に対
    応する領域に形成された接着層と、 前記接着層を介して前記シートの裏面に張り付けられ、
    前記接着層に対して剥離可能な剥離紙であって、前記透
    明部分に対応する領域を覆う第一部分と前記着色部分に
    対応する領域を覆う第二部分の二つの部分に分かれてい
    る剥離紙とからなり、 前記剥離紙の第一部分を剥がした後、前記シートの裏面
    のうちの透明部分に対応する領域に写真を張り付け、次
    いで、前記剥離紙の第二部分を剥がし、前記シートを所
    望の場所に張り付ける写真用シール。
  3. 【請求項3】 前記シートの前記着色部分には、文字そ
    の他の図形を書き込むことができる領域が形成されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の写真用シール。
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