JP3039737U - 水位検出用延長電極 - Google Patents

水位検出用延長電極

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JP3039737U
JP3039737U JP1996012036U JP1203696U JP3039737U JP 3039737 U JP3039737 U JP 3039737U JP 1996012036 U JP1996012036 U JP 1996012036U JP 1203696 U JP1203696 U JP 1203696U JP 3039737 U JP3039737 U JP 3039737U
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electrode
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extension electrode
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JP1996012036U
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Inventor
昭夫 浦矢
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サンエー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】水位検出用電極の高さを調整するために、従来
のように電極棒の交換を行うという面倒な作業を要する
ことなく、高さ調節を簡単に行うことができ、しかも電
極棒または電極保持部材等にかかる負担が大きくならな
いようにした水位検出用延長電極を提供する。 【解決手段】排水ポンプ2の側面に設けられた電極保持
部材5に水位検出用の電極棒6を下方に向けて取付けた
水位検出用電極において、導電性の線材をコイル状に隙
間なく巻回して成る延長電極7を巻き方向に捩じりなが
ら押込むことにより電極棒6に脱落のないように装着
し、その押込み量によって電極の高さ調整を行うように
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、排水ポンプの水位を検出するために設けた電極の高さ調整を行う水 位検出用延長電極に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の排水ポンプの外観図を図3に示してある。この図に示すように、排水用 ポンプ10の側面には、水位検出用の電極を成す電極棒11を下向きに設け、こ の電極棒11の下端が水面12に接触したのを検出したとき、排水ポンプ10を 自動的に起動し、タイマーによって所定時間後に排水ポンプ10の自動停止を行 うことにより、渇水時の不要運転を制御するようにしてある。
【0003】 ところで、この従来の水位検出用電極は、排水ポンプ10の側面に設けた電極 保持部材13に電極棒11の上端を固定した構成としてあるため、検出水位の高 さを調整するには、電極棒11の長さを変えるしかなかったのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、排水ポンプ10を設置する場所が、砂や異物等を含む泥水等で ある場合、電極棒11に異物等が衝突すると、電極棒11の取付け部に無理な力 がかかり、種々の故障の原因になるという問題点があった。
【0005】 特に、検出すべき水位を低くしたい場合には、電極棒11を交換して電極棒1 1を長くすることにより対処し得るが、こうすると電極棒11の取付け部に作用 する力が増大して、電極棒11への負担が大きくなり、電極棒11の脱落、或は 電極保持部材13の破損につながるおそれがある。
【0006】 本考案は、このような事情に対処してなされたもので、水位検出用電極の高さ を調整するために、従来のように電極棒の交換を行うという面倒な作業を要する ことなく、高さ調節を簡単に行うことができ、しかも電極棒または電極保持部材 等にかかる負担が大きくならないようにした水位検出用延長電極を提供すること とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するために、本考案の水位検出用延長電極は、排水ポンプの 側面に設けられた電極保持部材に水位検出用の電極棒を下方に向けて取付けた水 位検出用電極において、導電性の線材をコイル状に隙間なく巻回して成る延長電 極を巻き方向に捩じりながら押込むことにより前記電極棒に脱落のないように装 着し、その押込み量によって電極の高さ調整を行うようにしたものである。
【0008】 また、前記延長電極の内径を前記電極棒の外径と同等かやや小さくするのが好 ましい。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0010】 図1は本考案による延長電極を排水ポンプの電極棒に装着した状態を示す側面 図である。図2(a) は本考案による延長電極を排水ポンプの電極棒に装着する前 の拡大斜視図であり、図2(b) はこの延長電極を電極棒に装着した状態を示す拡 大斜視図である。
【0011】 図1において、泥水1の中に設置された排水ポンプ2は、泥水1を排水ポンプ 2の底部の吸込口3から吸い上げて上方の排出管4から排出するように構成して ある。
【0012】 この排水ポンプ2の側面には電極保持部材5が固設され、該電極保持部材5に 電極棒6が下方に向けて取付けられている。この電極棒6は、該電極棒6に泥水 1の水面が接触することにより、排水ポンプ2の起動電極として作用するもので ある。
【0013】 そして、本実施例においては、この電極棒6の下方から延長電極7を所望高さ まで装着するようにしてある。
【0014】 図2に示すように、この延長電極7は、鋼材等の導電性の線材をコイル状に隙 間なく巻回することにより構成する。そして、この延長電極7を電極棒6に脱落 のないように装着するために、延長電極7の内径を電極棒6の外径と同等かやや 小さくしてある。
【0015】 このため、コイル状の延長電極7を電極棒6に延長電極7の巻き方向に捩じり ながら押込むと(図2(b) の状態)、電極棒6の外周面と延長電極7の内周面と に摩擦抵抗が生じるため、延長電極7のコイル形状が内径を拡げる方向に変形す る。なお、図2(a) において、Aが延長電極7の巻き方向、Bが捩じり方向、C が押込み方向を示すものである。
【0016】 従って、この延長電極7を電極棒6に捩じりながら押し込み、その押込み量( 長さL部分)を調整することにより、延長電極7を所望高さまで装着することが 可能となる。
【0017】 また、この延長電極7を電極棒6から抜き出したり、電極棒6に装着した延長 電極7の下端位置を低くしたりするには、延長電極7を巻き方向に捩じりながら 引き出すことにより自由な位置まで移動させ、または完全に抜き出すことが可能 となる。
【0018】 なお、この延長電極7においては、線材を隙間なくコイル状に巻回することが 肝要である。なぜなら、こうすることにより、延長電極7は巻回方向への捩じり 動作によって内径を拡大する方向へ変形するのであるが、延長電極7の巻回に隙 間があるとき、延長電極7を巻き方向に捩じると、延長電極7の内径が縮小する 方向に変形し、上記のような電極棒6への押込みは不可能となるからである。
【0019】 上記の構成において、電極棒6に装着した延長電極7を捩じ込むことなく引っ 張ると、延長電極7の内径が縮小する方向へ変形して、電極棒6への固定をより 堅固にすることができ、引張力等の外力によってこの延長電極7が脱落するとい う危険性を回避することが可能となる。
【0020】 また、泥水1内に含まれた異物等が延長電極7に当たっても、この延長電極7 が線材のコイル状部材により弾力性を有するため、電極棒6への外力を緩和して 、電極保持部材5への影響を極めて少なくすることができる。
【0021】 なお、本考案においては、導電性の線材をコイル状に隙間なく巻回する部分、 或は延長電極7の内径を電極棒6の外径と同等かやや小さくする部分を、電極棒 6に装着する部分(長さL部分)に限定することも可能であり、それ以外の部分 を隙間を有するコイル状に巻回したり、線状に垂下するようにしても電極棒6に 装着することは可能である。従って、装着部(長さL部分)以下を線状に伸ばし た形状にしてもよい。
【0022】 ただし、本考案においては、延長電極7の押込み量を調整することによって延 長電極7の下端部の高さ調整を行うものであるから、電極棒6に対する延長電極 7の装着部(長さL部分)の長さは余長をもって所望の押込み量に対処する必要 がある。従って、図2のように延長電極7の全長を隙間のないコイル状に巻回し 、この全長を押込み調整可能な構成にするのが好ましい。
【0023】 また、延長電極7を隙間のないコイル状に巻回することにより、電極の表面積 が拡大する結果、この電極の感度を向上することができる。
【0024】 さらに、泥水中に多く含まれる不良導体が延長電極7に付着しても、上記のよ うに電極の表面積が拡大した分、延長電極7の導体部分を残しておくことができ るため、延長電極を頻繁に清掃しなくても、正常な水面感知を行うことが可能で ある。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の水位検出用延長電極は、導電性の線材をコイル 状に隙間なく巻回して成る延長電極を巻き方向に捩じりながら押込むことにより 電極棒に装着し得る構成としてあるため、高さ調整を可能とした極めて簡単な水 位検出用電極を得ることができる。
【0026】 また、延長電極の装着及び高さ調整を容易に行うことができ、延長電極を引っ 張る方向への外力が作用してもより堅固に固定され、しかも延長電極が有する弾 力性のために、泥水中の異物等がこれに衝突しても、該延長電極の破損のみなら ず、電極棒及び電極保持部材への衝撃を緩和して、これを保護するのに有用であ る。
【0027】 さらに、延長電極を隙間のないコイル状に巻回することにより、電極の表面積 が拡大した結果、電極の感度を向上することができ、頻繁に清掃を行わなくても 、正常な水面感知能力を維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案による延長電極を排水ポンプの電
極棒に装着した状態を示す側面図である。
【図2】図2 (a)は本考案による延長電極を排水ポンプ
の電極棒に装着する前の拡大斜視図であり、図2(b) は
この延長電極を電極棒に装着した状態を示す拡大斜視図
である。
【図3】図3は従来の排水ポンプの電極棒を示す側面図
である。
【符合の説明】
1…泥水 2…排水ポンプ 3…吸込口 4…排出管 5…電極保持部材 6…電極棒 7…延長電極

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】排水ポンプの側面に設けられた電極保持部
    材に水位検出用の電極棒を下方に向けて取付けた水位検
    出用電極において、導電性の線材をコイル状に隙間なく
    巻回して成る延長電極を巻き方向に捩じりながら押込む
    ことにより前記電極棒に脱落のないように装着し、その
    押込み量によって電極の高さ調整を行うようにしたこと
    を特徴とする水位検出用延長電極。
  2. 【請求項2】前記延長電極の内径を前記電極棒の外径と
    同等かやや小さくしたことを特徴とする請求項1記載の
    水位検出用延長電極。
JP1996012036U 1996-11-25 1996-11-25 水位検出用延長電極 Expired - Lifetime JP3039737U (ja)

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