JP3039534U - ダイバーシテイアンテナ装置 - Google Patents

ダイバーシテイアンテナ装置

Info

Publication number
JP3039534U
JP3039534U JP1996012820U JP1282096U JP3039534U JP 3039534 U JP3039534 U JP 3039534U JP 1996012820 U JP1996012820 U JP 1996012820U JP 1282096 U JP1282096 U JP 1282096U JP 3039534 U JP3039534 U JP 3039534U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
antenna
output
hybrid circuit
external antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996012820U
Other languages
English (en)
Inventor
実則 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyoshi Electronics Corp
Original Assignee
Miyoshi Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miyoshi Electronics Corp filed Critical Miyoshi Electronics Corp
Priority to JP1996012820U priority Critical patent/JP3039534U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3039534U publication Critical patent/JP3039534U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】移動通信用超小形携帯型端末において、近接し
て設けられた外部アンテナと内部アンテナをハイブリッ
ト回路等で位相差を持たせて結合し、最も大きい信号出
力を選択する切替ダイバーシテイアンテナの提供。 【解決手段】外部アンテナ1の出力端子11から加えら
れた高周波信号は、ハイブリット回路5の端子14およ
び端子15に分岐されるが、両端子間に90度の位相差
があり、結合損が3dBの時は等分に、3dBより大き
い場合には端子14が大きく端子15が小さく分岐され
る。同様に、内部アンテナ2の出力端子12からの信号
は、ハイブリット回路5の端子14および端子15に分
岐されるが、両端子間に90度の位相差があり、結合損
が3dBの時は両端子に等分に、3dBより大きい場合
には端子14が小さく端子15が大きく分岐される。外
部アンテナ1と内部アンテナ2が相互に結合している場
合でも、切り替え回路3により選択し、端子13に出力
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、移動通信用超小形携帯型端末において、近接して設けられた複数 のアンテナをハイブリット回路等で合成し、複数の異なった合成信号の出力の中 から、ダイバーシテイ切り替えにより、最も大きい信号出力を選択するように構 成されたダイバーシテイアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
第3図は、従来のダイーバーシテイアンテナ装置の構成を示し、1は外部アン テナ、2は内部アンテナ、3は切り替え回路、4はケース、11は外部アンテナ 1の出力端子、12は内部アンテナ2の出力端子、13は切り替え回路3の出力 端子である。 次に動作について説明する。先ず最初に、切り替え回路3が外部アンテナ1の 出力端子11を選択している場合、外部アンテナ1の出力が切り替え回路3の出 力端子13に接続される。逆に、切り替え回路3が内部アンテナ2の出力端子1 2を選択している場合、内部アンテナ2の出力が切り替え回路3の出力端子13 に接続される。 例えば、外部アンテナ1と内部アンテナ2が共に垂直偏波のアンテナでありお 互いに近接して設置されていると両者は強く結合するので、放射パターンは切り 替え回路3により外部アンテナ1を選んだ場合も内部アンテナ2を選んだ場合も ほとんで変化がなく、良好なダイバーシテイ機能が実現できない問題があった。 このため、従来は、外部アンテナ1に垂直偏波のアンテナを用いると内部アンテ ナ2には水平偏波のアンテナを用いるなどの対策を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のダイバーシテイアンテナは上記のように1個の外部アンテナと1個の内 部アンテナが切り替え回路により切り替えられて出力されていたため、これらの アンテナの偏波面が同じでありお互いに強く結合している場合には両方のアンテ ナの放射パターンが同じになりダイバーシテイ効果が得られない問題があった。 また、
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、2個のアンテナをハイブリット回路あるいはラットレ ース型電力分配器などを用いて結合してダイバーシテイアンテナ装置として機能 させようとするものである。 請求項2の考案は、当該アンテナの一方がケースの外部に設置され、もう一方 がケースの内部に設置され、当該結合器の結合損が3dBから15dBの間に設 定されるものである。
【0005】
【作用】
請求項1記載の考案によれば、2個の異なる指向性パターンが構成される。 請求項2の考案によれば、一方のアンテナがケース内に設置されるため、携帯 型端末の超小形化が実現でき、外部アンテナと内部アンテナの利得に差がある場 合に両者の結合の度合を調節して本来の利得を損なわないように工夫されている 。
【0006】
【実施例】
以下この考案の一実施例を図について説明する。第1図において、1は外部ア ンテナ、2は内部アンテナ、3は切り替え回路、4は携帯型端末のケース、5は ハイブリット回路、11は外部アンテナ1の出力端子、12は内部アンテナ2の 出力端子、13は切り替え回路3の出力端子、14、15はハイブリット回路5 の出力端子である。 外部アンテナ1の出力端子11から加えられた高周波信号は、ハイブリット回 路5の出力端子14および15に分岐されるが、両端子間には例えば90度の位 相差があり、結合損が3dBの時は等分に分岐されるが、結合損が3dBより大 きい場合には端子14が大きく端子15が小さく分岐される。同様に、内部アン テナ2の出力端子12から加えられた高周波信号は、ハイブリット回路5の端子 14および端子15に分岐されるが、両端子間には例えば90度の位相差があり 、結合損が3dBの時は両端子ぶ等分に分岐されるが、結合損が3dBより大き い場合には端子14が小さく端子15が大きく分岐される。 外部アンテナ1と内部アンテナ2が大きく結合している場合でも、ハイブリッ ト回路5により結合されると、端子14には外部アンテナ1の出力が位相遅れな く内部アンテナ2の出力が90度の位相差で結合され、一方、端子15には内部 アンテナ2の出力が位相遅れなく外部アンテナ1の出力が90度の位相差で結合 される。 切り替え回路3により、外部アンテナ1および内部アンテナ2の位相差の異な る信号を切り替え、端子13に出力する。外部アンテナ1と内部アンテナ2の間 に利得の差があり、例えば、外部アンテナ1の利得が高く内部アンテナ2の利得 が低い場合には、ハイブリット回路5の結合損を3dBにすると両アンテナの利 得の平均値になるのに対して、ハイブリット回路5の結合損を3dBより大きく すると、外部アンテナ1の利得に近い値でハイブリット回路5の出力端子14に 外部アンテナ1からの信号が取り出せ、内部アンテナの利得に近い値でハイブリ ット回路5の出力端子15に内部アンテナ2の信号が取り出せることになる。
【0007】 第2図に、ハイブリット回路5の出力端子14および15から見た外部アンテ ナ1と内部アンテナ2が結合された放射パターンを示す。例えば、端子14から 見た放射パターンが21aおよび21bとすると、端子15から見た放射パター ンは22aおよび22bとなりお互いに相補関係になる。切り替え回路3により 端子14と15を切り替えれば、良好な指向性ダイバーシテイアンテナが実現で きる。
【0008】 かくして、既存のダイバーシテイ装置にハイブリット回路等の結合器を追加す ることによって、良好なダイバーシテイ特性を有するダイバーシテイアンテナ装 置が実現できる。 以上の説明では、ハイブリット回路を結合器に用いるとしたが、ラットレース 型の電力分配器でも同様な機能が実現できる。 また、外部アンテナと内部アンテナを用いる場合について述べたが、複数の外 部アンテナ、あるいは複数の内部アンテナについても同様な効果が得られる。 また、外部アンテナと内部アンテナに任意の偏波面のアンテナを用いても同様 な効果が得られる。
【0009】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、高感度のダイバーシテイアンテナ装置が実現出 来る。 請求項2の考案によれば、両アンテナの本来の利得近い値での結合が実現でき る。
【図面の簡単な説明】
【第1図】は、本考案の一実施例を示す構成図である。
【第2図】は、本考案の実施例による放射パターンを示
す図である。
【第3図】は、従来の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 外部アンテナ 2 内部アンテナ 3 切り替え回路 4 超小形携帯型端末のケース 5 ハイブリット回路 11 外部アンテナ1の出力端子 12 内部アンテナ2の出力端子 13 切り替え器3の出力端子 14、15 ハイブリット回路の出力端子 21a、21b 例えば、ハイブリット回路5の
端子14からみた放射パターン 22a、22b 例えば、ハイブリット回路5の
端子15からみた放射パターン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動通信用の超小形携帯型端末において、
    少なくとも2個のアンテナを近接して設置し、当該各ア
    ンテナの出力端子をハイブリット回路あるいはラットレ
    ース型電力分配器等のように少なくとも2個以上の出力
    端子を有する結合器で結合し、当該結合器の2個以上の
    出力端子を切り替えて選択することによりダイバーシテ
    イ切り替えを実現することを特徴とするダイバーシテイ
    アンテナ装置
  2. 【請求項2】当該アンテナのうち少なくとも1個が外部
    アンテナであり、少なくとも1個が内部アンテナであ
    り、当該結合器の結合損が3dBから15dBの間であ
    ることを特徴とする実用新案登録請求第1項記載のダイ
    バーシテイアンテナ装置
JP1996012820U 1996-11-11 1996-11-11 ダイバーシテイアンテナ装置 Expired - Lifetime JP3039534U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996012820U JP3039534U (ja) 1996-11-11 1996-11-11 ダイバーシテイアンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996012820U JP3039534U (ja) 1996-11-11 1996-11-11 ダイバーシテイアンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3039534U true JP3039534U (ja) 1997-07-22

Family

ID=43174159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996012820U Expired - Lifetime JP3039534U (ja) 1996-11-11 1996-11-11 ダイバーシテイアンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3039534U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7212164B2 (en) Radio terminal device antenna and radio terminal device
JP3889423B2 (ja) 偏波切り替えアンテナ装置
JP4274388B2 (ja) アンテナダイバーシティシステム
JP2004015307A (ja) 可変型アンテナ整合回路
JP7526813B2 (ja) 無線周波数回路及び電子機器
JP2009543419A (ja) 差動無線通信装置用のマルチアンテナシステム
JP2005136912A (ja) 情報機器及びノート型パーソナルコンピュータ
JP2005072782A (ja) アンテナおよびそれを用いた受信装置
US6597926B1 (en) Antenna-gain diversity
CN109964368B (zh) 用于多模式有源电子扫描阵列的系统和方法
JP3039534U (ja) ダイバーシテイアンテナ装置
JPH0786825A (ja) 指向性ダイバーシティアンテナ
JPH088797A (ja) アンテナダイバーシチ回路
JP3410358B2 (ja) アンテナ装置
JPH09223993A (ja) アンテナ切換装置及びそれを用いた無線機
JP3040588U (ja) ダイバーシテイアンテナ装置
JPH08307334A (ja) ダイバーシチ方式の無線機
JP2002016433A (ja) 携帯端末用アンテナ
KR101927954B1 (ko) 빔포밍 안테나
JPH0234524B2 (ja)
JPH0625051Y2 (ja) マイクロ波アンテナ装置
JP2001313596A (ja) 切り換え装置およびそれを用いた無線機
JPS5842330A (ja) ダイバ−シチ受信装置
JPH10285075A (ja) 通信装置
JP3508845B2 (ja) アンテナ制御回路