JP2005136912A - 情報機器及びノート型パーソナルコンピュータ - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイバーシティアンテナとしての通信可能範囲を広げる。
【解決手段】 ノート型パーソナルコンピュータは、パーソナルコンピュータ本体11と、このパーソナルコンピュータ本体11に対して回動可能に開閉する表示装置12とを有する。この表示装置12の4隅のうちの2隅の部分の双方には、水平偏波用アンテナ及び垂直偏波用アンテナの組が搭載された基板1,2が内蔵されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 ノート型パーソナルコンピュータは、パーソナルコンピュータ本体11と、このパーソナルコンピュータ本体11に対して回動可能に開閉する表示装置12とを有する。この表示装置12の4隅のうちの2隅の部分の双方には、水平偏波用アンテナ及び垂直偏波用アンテナの組が搭載された基板1,2が内蔵されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、偏波特性または指向性の異なる複数のアンテナを備えたノート型パーソナルコンピュータ等の情報機器に関する。
無線通信においては、フェージング対策などの観点から、受信アンテナにダイバーシティ方式がよく採用される。
ダイバーシティの方式としては、2つのアンテナの距離を考慮して配置する空間ダイバーシティや、2つのアンテナの角度を考慮して配置する偏波ダイバーシティが良く知られている。
このようなダイバーシティを利用したアンテナの技術としては、例えば、特許文献1が挙げられる。この文献の技術は、2つのパッチアンテナを送受信周波数の3/4波長だけ離して絶縁基板上に点対称に2つ配設したことを特徴としている。この2つのアンテナは、ダイバーシティ方式を採用している。
特開2000−114848号公報
ところで、通信相手となる無線通信機器によっては、送信電波の偏波成分に偏りがある場合が考えられる。その場合、強い偏波成分を受信可能なアンテナにて空間ダイバーシティを構成した方が良い。例えば、2つのアンテナで受信するレベルがどちらも水平偏波成分が強い場合には、2つのアンテナを水平偏波用アンテナにして空間ダイバーシティを構成する。場合によっては、右側を水平偏波用アンテナとし、左側を垂直偏波用アンテナとして動作させることも考えられる。
このように、広い通信可能範囲を確保するためには、通信相手となる無線通信機器のアンテナ偏波特性に応じて、ダイバーシティアンテナの構成を柔軟に変える必要がある。
しかしながら、上記文献の技術では、空間ダイバーシティまたは偏波ダイバーシティのどちらか一方の方式を選択しなければならない構成であるため、十分に広い通信可能範囲を実現することができないという問題がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、ダイバーシティアンテナとしての通信可能範囲を広げた情報機器及びノート型パーソナルコンピュータを提供することを目的とする。
本発明に係る情報機器は、機器本体と、前記機器本体に対して回動可能に開閉する表示装置と、前記表示装置を開いたときの右上方に設ける第1の水平偏波用アンテナ及び第1の垂直偏波用アンテナと、前記表示装置を開いたときの左上方に設ける第2の水平偏波用アンテナ及び第2の垂直偏波用アンテナとを具備することを特徴とする。
ダイバーシティアンテナとしての通信可能範囲を広げることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るノート型パーソナルコンピュータの外観を示す図である。
情報機器としてのノート型パーソナルコンピュータは、パーソナルコンピュータ本体11と、このパーソナルコンピュータ本体11に対しヒンジ部にて回動可能に開閉する表示装置12とを有する。
情報機器としてのノート型パーソナルコンピュータは、パーソナルコンピュータ本体11と、このパーソナルコンピュータ本体11に対しヒンジ部にて回動可能に開閉する表示装置12とを有する。
この表示装置12の4隅のうち、当該表示装置12を開いたときに上方に位置する2隅の部分(右上部及び左上部)に、水平偏波用アンテナ及び垂直偏波用アンテナの組合せを搭載したアンテナ基板1,2がそれぞれ内蔵されている。上記2隅の位置が放射特性が特に良好である。また、表示装置12の筐体内にコンパクトにアンテナを内蔵することができるので、使用する専有面積を最小限に抑えることができる。
アンテナ基板1,2は、それぞれ同軸ケーブル(もしくは配線)21,22により、ヒンジ部を経て、ノート型パーソナルコンピュータ本体11に内蔵されている無線モジュール3に電気的に接続されている。
図2は、図1中に示される2つのアンテナ基板1,2に共通する表面及び裏面の実装構造を示す平面図である。
図2に示されるように、各アンテナ基板には、水平偏波用アンテナ31及び垂直偏波用アンテナ32のほか、切換スイッチ33が実装されている。水平偏波用アンテナ31及び垂直偏波用アンテナ32の組合せは、同じ形状を有するアンテナ同士を90度ずらして配置したものである。このようにアンテナの実装方向を互いに90度ずらして配置することにより、互いに異なる偏波特性または指向特性を有するようにしている。切換スイッチ33は、水平偏波用アンテナ31及び垂直偏波用アンテナ32のうち使用する方のアンテナを選択するためにある。切換スイッチ33により選択されたアンテナは、前述の無線モジュール3と電気的に接続されることになる。
なお、アンテナ素子としては、セラミックチップアンテナや逆Fアンテナ等、どのようなアンテナを用いても良い。また、各アンテナ基板には、ガラスエポキシ基板、セラミック基板やFPC基板を用いても良い。
図3は、図2中に示される垂直偏波用アンテナ32の放射特性を示す図である。一方、図4は、図2中に示される水平偏波用アンテナ31の放射特性を示す図である。
垂直偏波用アンテナ32は、図3に示されるように、X−Y平面内で垂直偏波成分に対して利得が高い特性を有する。これに対し、水平偏波用アンテナ31は、図4に示されるように、X−Y平面内において、水平偏波成分の利得が高い特性を有する。
垂直偏波用アンテナ32は、図3に示されるように、X−Y平面内で垂直偏波成分に対して利得が高い特性を有する。これに対し、水平偏波用アンテナ31は、図4に示されるように、X−Y平面内において、水平偏波成分の利得が高い特性を有する。
よって、通信相手となる無線通信機器の送信電波をそれぞれのアンテナで受信し、受信レベルの高い方のアンテナを適宜選択することにより、従来のダイバーシティ方式と比較して通信可能範囲を広げることができる。
図5は、アンテナ基板1,2及び無線モジュール3の第1の構成例を示すブロック図である。なお、図1と共通する要素には同一の符号を付している。
図5中のアンテナA,Bは、図2中の水平偏波用アンテナ31に該当するものである。一方、図5中のアンテナA’,B’は、図2中の垂直偏波用アンテナ32に該当するものである。また、図5中の切換スイッチSW1,SW2は、図2中の切換スイッチ33に該当するものである。
図5中のアンテナA,Bは、図2中の水平偏波用アンテナ31に該当するものである。一方、図5中のアンテナA’,B’は、図2中の垂直偏波用アンテナ32に該当するものである。また、図5中の切換スイッチSW1,SW2は、図2中の切換スイッチ33に該当するものである。
アンテナ基板1には、アンテナA,A’、スイッチSW1が搭載されるほか、コンデンサC1なども搭載される。スイッチSW1は、後述する第2のスイッチ切換制御回路42から送られてくる切換制御信号K1に従って、ケーブル21に電気的に接続されるべきアンテナ(2つのアンテナA,A’のいずれか一方)を選択する。ケーブル21上に介在するコンデンサC1は、高周波成分のみを通過させ、切換制御信号K1の伝送を阻止する。
同様に、アンテナ基板2には、アンテナB,B’、スイッチSW2が搭載されるほか、コンデンサC2なども搭載される。スイッチSW2は、後述する第2のスイッチ切換制御回路42から送られてくる切換制御信号K2に従って、ケーブル22に電気的に接続されるべきアンテナ(2つのアンテナB,B’のいずれか一方)を選択する。ケーブル22上に介在するコンデンサC2は、高周波成分のみを通過させ、切換制御信号K2の伝送を阻止する。
無線モジュール3には、コンデンサC3,C4、レベル検波回路40A,40B、ダイバーシティスイッチSWdiv、RF入出力回路30、第1のスイッチ切換制御回路41が搭載されるほか、従来は存在しなかった第2のスイッチ切換制御回路42(及びこれに接続される配線群)が搭載されている。
コンデンサC3は、高周波成分のみを通過させる。また、レベル検波回路40Aは、アンテナAまたはA’により受信された信号のレベル検波を行い、検出されたレベルを示す信号T1を第1のスイッチ切換制御回路41に送る。同様に、コンデンサC4は、高周波成分のみを通過させる。また、レベル検波回路40Bは、アンテナBまたはB’により受信された信号のレベル検波を行い、検出されたレベルを示す信号T1を第1のスイッチ切換制御回路41に送る。
ダイバーシティスイッチSWdivは、第1のスイッチ切換制御回路41から送られてくる切換制御信号K0に従って、RF入出力回路30に電気的に接続されるべきケーブル(2本のケーブル21,22のいずれか一方)を選択するものである。RF入出力回路30は、高周波成分の信号の入出力処理を行うものであり、ダイバーシティスイッチSWdivの切換状態によって2本のケーブル21,22のいずれか一方のケーブルに電気的に接続される。
第1のスイッチ切換制御回路41は、レベル検波回路40Aから通知される信号レベルとレベル検波回路40Bから通知される信号レベルとを比較し、レベルの高い方の信号がRF入出力回路30へ送られるように制御するための切換制御信号K0を所定のタイミングでダイバーシティスイッチSWdivへ出力するものである。
第2のスイッチ切換制御回路42は、第1のスイッチ切換制御回路41から出力される切換制御信号K0に応じ、別の切換制御信号K1またはK2を、ケーブル21または22を通じて、切換スイッチSW1またはSW2に対して伝えるものである。
このように、アンテナ基板1,2の側に、アンテナA,A’,B,B’およびこれらを切換えるための簡易な切換スイッチSW1,SW2を設け、一方、無線モジュールの側においては、既存の回路構成に対して第2のスイッチ切換制御回路42および関連する配線などの簡易な構成を付加するだけなので、低コストに高性能なダイバーシティアンテナを実現することができる。
図6は、図5に示した構成の変形例である第2の構成例を示すブロック図である。なお、図5と共通する要素には同一の符号を付している。
この図6の構成では、レベル検波回路の配置位置が図5の構成とは異なる。即ち、図5の構成では2つのレベル検波回路40A,40Bがそれぞれケーブル21,22上に介在しているのに対し、図6の構成ではこれら2つのレベル検波回路を共通化した1つのレベル検波回路40がRF入出力回路30の内部(または外側)に設けられている。
この図6の構成では、レベル検波回路の配置位置が図5の構成とは異なる。即ち、図5の構成では2つのレベル検波回路40A,40Bがそれぞれケーブル21,22上に介在しているのに対し、図6の構成ではこれら2つのレベル検波回路を共通化した1つのレベル検波回路40がRF入出力回路30の内部(または外側)に設けられている。
なお、第1のスイッチ切換制御回路41は、レベル検波回路40が、アンテナAまたはA’により受信された信号のレベル検波と、アンテナBまたはB’により受信された信号のレベル検波との双方を行うことができるよう、所定のタイミングでダイバーシティスイッチSWdivを制御する必要がある。
次に、図7のフローチャートを参照して、本実施形態におけるダイバーシティアンテナ切換動作を説明する。なお、ここでは、ケーブル21側を「A側」と呼び、ケーブル22側を「B側」と呼ぶものとする。
最初に、初期処理において、切換スイッチSW1及びSW2が制御されて、アンテナA及びアンテナBが選択された状態となる(ステップS1)。
次に、第1のスイッチ切換制御回路41は、アンテナAの受信レベルRAとアンテナBの受信レベルRBとを比較する(ステップS2)。RAがRB以上である場合、受信レベルの高いアンテナAを選択するために、切換制御信号K0によってダイバーシティ切換スイッチSWdivをA側に切換える(ステップS3)。この切換制御信号K0を検出した第2のスイッチ切換制御回路42は、切換制御信号K2によって切換スイッチSW2をアンテナB’の方に切換え(ステップS4)、ステップS5の処理へ進む。
最初に、初期処理において、切換スイッチSW1及びSW2が制御されて、アンテナA及びアンテナBが選択された状態となる(ステップS1)。
次に、第1のスイッチ切換制御回路41は、アンテナAの受信レベルRAとアンテナBの受信レベルRBとを比較する(ステップS2)。RAがRB以上である場合、受信レベルの高いアンテナAを選択するために、切換制御信号K0によってダイバーシティ切換スイッチSWdivをA側に切換える(ステップS3)。この切換制御信号K0を検出した第2のスイッチ切換制御回路42は、切換制御信号K2によって切換スイッチSW2をアンテナB’の方に切換え(ステップS4)、ステップS5の処理へ進む。
次に、第1のスイッチ切換制御回路41は、アンテナAの受信レベルRAとアンテナB’の受信レベルRB’とを比較する(ステップS5)。RAがRB’以上である場合、受信レベルの高いアンテナAを選択するために、切換制御信号K0によってダイバーシティ切換スイッチSWdivをA側に切換えた状態を維持する(もしくは切換える)(ステップS6)。この切換制御信号K0を検出した第2のスイッチ切換制御回路42は、切換制御信号K2によって切換スイッチSW2をアンテナBの方に切換え(ステップS4)。ステップS2の処理へ進む。
上記ステップS5の処理において、RAがRB’未満である場合、受信レベルの高いアンテナB’を選択するために、切換制御信号K0によってダイバーシティ切換スイッチSWdivをB側に切換える(もしくは切換えた状態を維持する)(ステップS8)。この切換制御信号K0を検出した第2のスイッチ切換制御回路42は、切換制御信号K1によって切換スイッチSW1をアンテナA’の方に切換え(ステップS9)。ステップS10の処理へ進む。
次に、第1のスイッチ切換制御回路41は、アンテナA’の受信レベルRA’とアンテナB’の受信レベルRB’とを比較する(ステップS10)。RAがRB’未満である場合、受信レベルの高いアンテナB’を選択するために、切換制御信号K0によってダイバーシティ切換スイッチSWdivをB側に切換えた状態を維持する(もしくは切換える)(ステップS11)。この切換制御信号K0を検出した第2のスイッチ切換制御回路42は、切換制御信号K1によって切換スイッチSW1をアンテナAの方に切換え(ステップS12)。ステップS5の処理へ進む。
上記ステップS10の処理において、RA’がRB’以上である場合、受信レベルの高いアンテナA’を選択するために、切換制御信号K0によってダイバーシティ切換スイッチSWdivをA側に切換える(もしくは切換えた状態を維持する)(ステップS13)。この切換制御信号K0を検出した第2のスイッチ切換制御回路42は、切換制御信号K2によって切換スイッチSW2をアンテナBの方に切換え(ステップS14)。ステップS17の処理へ進む。
上記ステップS2の処理において、RAがRB未満である場合、受信レベルの高いアンテナBを選択するために、切換制御信号K0によってダイバーシティ切換スイッチSWdivをB側に切換える(ステップS15)。この切換制御信号K0を検出した第2のスイッチ切換制御回路42は、切換制御信号K1によって切換スイッチSW1をアンテナA’の方に切換え(ステップS16)。ステップS17の処理へ進む。
次に、第1のスイッチ切換制御回路41は、アンテナA’の受信レベルRA’とアンテナBの受信レベルRBとを比較する(ステップS17)。RA’がRB以上である場合、受信レベルの高いアンテナA’を選択するために、切換制御信号K0によってダイバーシティ切換スイッチSWdivをA側に切換える(もしくは切換えた状態を維持する)(ステップS18)。この切換制御信号K0を検出した第2のスイッチ切換制御回路42は、切換制御信号K2によって切換スイッチSW2をアンテナB’の方に切換え(ステップS19)。ステップS10の処理へ進む。
上記ステップS17の処理において、RA’がRB未満である場合、受信レベルの高いアンテナBを選択するために、切換制御信号K0によってダイバーシティ切換スイッチSWdivをB側に切換える(もしくは切換えた状態を維持する)(ステップS20)。この切換制御信号K0を検出した第2のスイッチ切換制御回路42は、切換制御信号K1によって切換スイッチSW1をアンテナAの方に切換え(ステップS21)。ステップS2の処理へ進む。
このように、信号レベルの高いアンテナからの信号をRF入出力回路30へ送り込むための切換制御を繰り返し行うことにより、空間ダイバーシティ効果と偏波ダイバーシティ効果を併せ持つ高性能なダイバーシティアンテナが実現される。
このように、本実施形態によれば、専有面積及びコストの増大を抑えつつ、偏波ダイバーシティアンテナの特性と空間ダイバーシティアンテナの特性を併せ持つダイバーシティアンテナを実現でき、通信相手となる無線通信機器のアンテナ偏波特性に拘わらず、ダイバーシティアンテナとしての通信可能範囲を広げることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1,2…アンテナ基板、3…無線モジュール、11…パーソナルコンピュータ本体、12…表示装置、21,22…同軸ケーブル(もしくは配線)、30…RF入出力回路、31…水平偏波用アンテナ、32…垂直偏波用アンテナ、33…切換スイッチ、40,40A,40B…レベル検波回路、41…第1のスイッチ切換制御回路、42…第2のスイッチ切換制御回路。
Claims (13)
- 機器本体と、
前記機器本体に対して回動可能に開閉する表示装置と、
前記表示装置を開いたときの右上方に設ける第1の水平偏波用アンテナ及び第1の垂直偏波用アンテナと、
前記表示装置を開いたときの左上方に設ける第2の水平偏波用アンテナ及び第2の垂直偏波用アンテナと
を具備することを特徴とする情報機器。 - 前記第1及び第2の水平偏波用アンテナと、前記第1及び第2の垂直偏波用アンテナとから、2つのアンテナを選択することによって、ダイバーシティアンテナを構成することを特徴とする請求項1記載の情報機器。
- 前記第1及び第2の水平偏波用アンテナと、前記第1及び第2の垂直偏波用アンテナとは、前記表示装置の筐体内に内蔵されていることを特徴とする請求項1記載の情報機器。
- 前記第1の水平偏波用アンテナ及び第1の垂直偏波用アンテナは、同じ形状を有するアンテナ同士を90度ずらして配置され、
前記第2の水平偏波用アンテナ及び第2の垂直偏波用アンテナは、同じ形状を有するアンテナ同士を90度ずらして配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報機器。 - 前記第1の水平偏波用アンテナ及び第1の垂直偏波用アンテナのうち使用する方のアンテナを選択するための第1の切換スイッチと、
前記第2の水平偏波用アンテナ及び第2の垂直偏波用アンテナのうち使用する方のアンテナを選択するための第2の切換スイッチと
を更に具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報機器。 - 前記機器本体に設けられる無線モジュールと、
前記第1及び第2の切換スイッチによりそれぞれ選択される2つのアンテナと前記無線モジュールとを電気的に接続する2本の配線と、
を更に具備することを特徴とする請求項5記載の情報機器。 - 前記無線モジュールは、
前記2本の配線のうち、いずれか一方の配線を選択するための別の切換スイッチと、
前記別の切換スイッチに対して切換制御信号を出力する第1のスイッチ切換制御回路と、
前記第1のスイッチ切換制御回路から出力される前記切換制御信号に応じ、別の切換制御信号を前記2本の配線の一方を通じて前記第1及び第2の切換スイッチの一方に対して伝える第2のスイッチ切換制御回路と、
を有することを特徴とする請求項6記載の情報機器。 - パーソナルコンピュータ本体と、
前記パーソナルコンピュータ本体に対して回動可能に開閉する表示装置と、
前記表示装置における第1の位置に設ける第1の水平偏波用アンテナ及び第1の垂直偏波用アンテナと、
前記表示装置における第2の位置に設ける第2の水平偏波用アンテナ及び第2の垂直偏波用アンテナと
を具備することを特徴とするノート型パーソナルコンピュータ。 - 前記第1の水平偏波用アンテナ及び第1の垂直偏波用アンテナは、前記表示装置を開いたときの右上方に設けられ、
前記第2の水平偏波用アンテナ及び第2の垂直偏波用アンテナは、前記表示装置を開いたときの左上方に設けられることを特徴とする請求項8記載のノート型パーソナルコンピュータ。 - 前記第1の水平偏波用アンテナ及び第1の垂直偏波用アンテナは、同じ形状を有するアンテナ同士を90度ずらして配置され、
前記第2の水平偏波用アンテナ及び第2の垂直偏波用アンテナは、同じ形状を有するアンテナ同士を90度ずらして配置されていることを特徴とする請求項8又は9に記載のノート型パーソナルコンピュータ。 - 前記第1の水平偏波用アンテナ及び第1の垂直偏波用アンテナのうち使用する方のアンテナを選択するための第1の切換スイッチと、
前記第2の水平偏波用アンテナ及び第2の垂直偏波用アンテナのうち使用する方のアンテナを選択するための第2の切換スイッチと
を更に具備することを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載のノート型パーソナルコンピュータ。 - 前記機器本体に設けられる無線モジュールと、
前記第1及び第2の切換スイッチによりそれぞれ選択される2つのアンテナと前記無線モジュールとを電気的に接続する2本の配線と、
を更に具備することを特徴とする請求項11記載のノート型パーソナルコンピュータ。 - 前記無線モジュールは、
前記2本の配線のうち、いずれか一方の配線を選択するための別の切換スイッチと、
前記別の切換スイッチに対して切換制御信号を出力する第1のスイッチ切換制御回路と、
前記第1のスイッチ切換制御回路から出力される前記切換制御信号に応じ、別の切換制御信号を前記2本の配線の一方を通じて前記第1及び第2の切換スイッチの一方に対して伝える第2のスイッチ切換制御回路と、
を有することを特徴とする請求項12記載のノート型パーソナルコンピュータ。
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