JP3039106U - 清掃用ヘッド保持具及び清掃具 - Google Patents

清掃用ヘッド保持具及び清掃具

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JP3039106U
JP3039106U JP1996013729U JP1372996U JP3039106U JP 3039106 U JP3039106 U JP 3039106U JP 1996013729 U JP1996013729 U JP 1996013729U JP 1372996 U JP1372996 U JP 1372996U JP 3039106 U JP3039106 U JP 3039106U
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JP
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cleaning head
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movable
cleaning
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JP1996013729U
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Inventor
康昭 慶児
Original Assignee
山崎産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が清掃用ヘッドの着脱作業中に指をは
さみ込むことが防がれ、清掃用ヘッドの交換を含む清掃
作業を安全且つスピーディーに行うことができる。 【解決手段】 固定体30の先端部に固定挟持部32を
設け、基端部に筒状部34を設け、固定挟持部32と筒
状部34の間を上方開口の開口部36aを有する溝状部
36とする。揺動体40の揺動部材44の先端部に可動
挟持部42を設け、揺動部材44の上側に押圧部46を
設ける。揺動体40と固定体30を揺動軸52を介し揺
動可能に連結し、ねじりコイルばね50により、固定挟
持部32に対し可動挟持部42が接近する向きに揺動体
40を付勢する。揺揺動体40が固定体30に対し揺動
する範囲の何れの揺動角度においても、開口部36aと
揺動体40の間には外部から使用者の指を挟み得る間隙
を有しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、モップ用雑巾保持体等の清掃ヘッドを保持するための清掃用ヘッド 保持具及びその清掃用ヘッド保持具を有してなる清掃具に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来より市販されているモップとして、モップ用雑巾が着脱可能に保持された モップ用雑巾保持体等の清掃用ヘッドを、柄の先端に連結した清掃用ヘッド保持 具により、着脱自在に保持するよう構成したものがある。
【0003】 この種のモップに用いられている従来の清掃用ヘッド保持具としては、図5に 示されるように、使用者が把持する柄の先端部が嵌挿されて連結される筒状部a 1の先端に固定挟持部a2を有する固定体aと、その固定体aの外側において、 その固定体aに対し揺動可能に連結され、先端部(図5における左端部)に可動 挟持部b1を有する揺動体bと、基端部側(図5における右端部側)において前 記固定体aから前記揺動体bが離隔して先端部側において固定挟持部a2に対し 可動挟持部b1が接近する向きに揺動体bを付勢するねじりコイルばねcとを有 してなり、ねじりコイルばねcの付勢力によって先端部の可動挟持部b1と固定 挟持部a2の間に清掃用ヘッドを挟持するものがあった。
【0004】 この種の従来の清掃用ヘッド保持具において清掃用ヘッドを着脱するには、基 端部側において揺動体bと固定体aを併せて強く握ることにより、可動挟持部b 1と固定挟持部a2の間に清掃用ヘッドを挟持するためのねじりコイルばねcの 強い付勢力に抗して、揺動体bの基端部側を固定体aに対し接近させ、先端部側 の固定挟持部a2と可動挟持部b1の間を開く必要がある。
【0005】 しかしながら、このような従来の清掃用ヘッド保持具においては、揺動体bが 固定体aの外側において連結されており、基端部側における揺動体bと固定体a の間に比較的大きな間隙を有するので、作業中に作業者の指を揺動体bと固定体 aの間に挟んで怪我をするおそれがあり、作業速度も低下しがちであった。
【0006】 本考案は、従来技術に存した上記のような問題点に鑑み行われたものであって 、その目的とするところは、使用者が清掃用ヘッドの着脱作業中に指をはさみ込 むことが防がれ、清掃用ヘッドの交換を含む清掃作業を安全且つスピーディーに 行うことができる清掃用ヘッド保持具及び清掃具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本考案の清掃用ヘッド保持具は、 使用者が把持する把持部材の端部が基端側に連結され、先端部に固定挟持部を有 する固定体と、 その固定体に対し揺動可能に連結され、先端部に可動挟持部を有する揺動体と、 固定挟持部に対し可動挟持部が接近する向きに揺動体を付勢する弾性手段とを有 してなり、前記可動挟持部と固定挟持部により清掃用ヘッドを挟持する清掃用ヘ ッド保持具であって、 固定体のうち、固定挟持部と把持部材が固定される基端部との間に、揺動用中空 部が設けられてその揺動用中空部の側部に開口部を有し、 揺動体のうち可動挟持部以外の少なくとも一部が前記揺動用中空部内に位置し、 固定挟持部に対し可動挟持部が接するか又は最も近接した状態において前記開口 部から突出し、揺動用中空部の内方へ押圧されることにより揺動体が揺動して固 定挟持部から可動挟持部が離隔する押圧部が、揺動体に設けられ、 固定体に対し揺動体が揺動する範囲の何れの揺動角度においても、前記開口部と 揺動体の間に、外部から使用者の指を挟み得る間隙を有しないことを特徴とする 。
【0008】 把持部材としては、例えば比較的長尺の棒状の柄や、把手等を挙げることがで きる。
【0009】 弾性手段としては、例えばねじりコイルばねを用いることができる。
【0010】 清掃ヘッドとしては、例えばモップ用雑巾を着脱可能に保持するモップ用雑巾 保持体を用いることができる。
【0011】 固定体に対し揺動体が揺動する範囲の何れの揺動角度においても、開口部と揺 動体の間に、外部から使用者の指を挟み得る間隙を有しないようにするのは、揺 動体のうち開口部から露出する部分を、揺動体が揺動する範囲の何れの揺動角度 においてもほぼ開口部の周縁に近接した状態を維持するように形成すれば実現可 能である。
【0012】 押圧部を固定体の揺動用中空部の内方へ押圧しない状態では、固定挟持部に対 し可動挟持部が接近する向きに揺動体が弾性手段により付勢されている。押圧部 を固定体の揺動用中空部の内方へ押圧すると、揺動体が揺動して固定挟持部から 可動挟持部が離隔するので、可動挟持部と固定挟持部の間に清掃用ヘッドを挟ん で押圧部を解放することにより、弾性手段により揺動体が付勢されて清掃用ヘッ ドが挟持された状態が維持される。挟圧した清掃用ヘッドを外すには、再び押圧 部を固定体の揺動用中空部の内方へ押圧して固定挟持部から可動挟持部を離隔さ せる。
【0013】 固定体に対し揺動体が揺動する範囲の何れの揺動角度においても、開口部と揺 動体の間に、外部から使用者の指を挟み得る間隙を有しないので、使用者が清掃 用ヘッドの着脱作業中に指をはさみ込むことが防がれる。
【0014】 この清掃用ヘッド保持具の固定体は、先端部に固定挟持部を有し、把持部材の 端部が連結される基端部と前記固定挟持部との間に、側方に開口部を有する溝状 部が形成され、その溝状部の内部が、揺動用中空部の少なくとも一部を構成する ものとすることができる。
【0015】 また、本考案の清掃具は、前記何れかの清掃用ヘッド保持具と清掃用ヘッドを 有してなるものである。
【0016】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を、図1乃至図4を参照しつつ説明する。
【0017】 図1乃至図4は、本考案の実施の形態の一例としての清掃具に関するものであ って、図1は斜視図、図2は清掃用ヘッドの正面図、図3は清掃用ヘッドの平面 図、図4は、先端部を拡開した状態の清掃用ヘッドの正面図である。
【0018】 この清掃具10は、清掃用ヘッド12、柄14、及び清掃用ヘッド保持具20 からなる。
【0019】 清掃用ヘッド12としては、図4に示すようなモップ用雑巾12aを着脱可能 に保持するモップ用雑巾保持体の他、例えば塵埃拭き取り用の不織布等を着脱可 能に保持する不織布等保持体等を挙げることができる。
【0020】 柄14としては、例えば比較的長尺の円形断面のパイプ等を用いることができ る。
【0021】 清掃用ヘッド保持具20は、固定体30と、その固定体30に対し揺動可能に 連結された揺動体40と、ねじりコイルばね50とを有してなる。
【0022】 固定体30は、上向き鉤状爪部32aが先端に設けられた平面略T字形状の固 定挟持部32を先端部に有し、基端部に、柄14の先端部が嵌挿されて連結され た筒状部34を有し、固定挟持部32と筒状部34の間は、図における上方(側 方)に開口する開口部36aを有する溝状部36に形成されている。この溝状部 36の内部が、揺動用中空部を構成する。
【0023】 揺動体40は、下向き鉤状爪部42aが先端に設けられた平面略T字形状の可 動挟持部42を先端部に有する揺動部材44と、その揺動部材44の上側に設け られた押圧部46からなる。
【0024】 揺動体40の揺動部材44のうち可動挟持部42よりも基端側の部分は、ほぼ 固定体30の溝状部36内、すなわち揺動用中空部内に位置し、揺動体40と固 定体30は、溝状部36の先端部において揺動軸52を介して上下方向に揺動可 能なように連結されている。その揺動軸52がねじりコイルばね50の内孔に嵌 挿され、ねじりコイルばね50の両端部がそれぞれ揺動軸52よりも基端側にお いて固定体30及び揺動体40を上下に押圧して固定挟持部32に対し可動挟持 部42が接近する向きに揺動体40を付勢する状態で、ねじりコイルばね50が 固定体30と揺動体40の間に配装されている。
【0025】 押圧部46は、揺動部材44の上面のうちほぼ揺動軸52の位置よりも後方の 部分全面に位置し、押圧部46の上下方向厚さは、先端部において薄く、後方に 向かって漸次増大し、幅はほぼ一定である。押圧部46の両側面(図2及び図4 における正面及び背面)及び基端部側(図2及び図4における右側)の表面は、 揺動体40が固定体30に対し揺動する範囲の何れの揺動角度においても開口部 36aの輪郭に近接しており、揺動体40が固定体30に対し揺動する範囲の何 れの揺動角度においても、開口部36aと揺動体40の間には外部から使用者の 指を挟み得る間隙を有しないので、使用者が清掃用ヘッド12の着脱作業中に指 をはさみ込むことが防がれる。
【0026】 押圧部46は、固定挟持部32に対し可動挟持部42が最も近接した図1及び 図2に示す状態において、押圧部46の下部が開口部36a付近に位置し、押圧 部46の大部分は、開口部36aから上方へ突出する。この状態において、上向 き鉤状爪部32aと下向き鉤状爪部42aの基部同士が上下に当接し、押圧部4 6はこれよりも上方へは突出しない。
【0027】 押圧部46を揺動用中空部の内方、すなわち下方へ押圧すると、揺動体40が 揺動して図4に示すように固定挟持部32から可動挟持部42が離隔し、固定挟 持部32と可動挟持部42の間に清掃用ヘッド12を挿入することができる。挿 入後押圧を解除すると、清掃用ヘッド12が固定挟持部32と可動挟持部42の 間に挟圧保持される。また、押圧部46を再び下方へ押圧すれば、清掃用ヘッド 12を取外すことができる。
【0028】 なお、以上の実施の形態についての記述における上下位置関係は、単に図に基 づいた説明の便宜のためのものであって、実際の使用状態等を限定するものでは ない。
【0029】
【考案の効果】
本考案の清掃用ヘッド保持具及び清掃具によれば、固定体に対し揺動体が揺動 する範囲の何れの揺動角度においても、開口部と揺動体の間に、外部から使用者 の指を挟み得る間隙を有しないので、使用者が清掃用ヘッドの着脱作業中に指を はさみ込むことが防がれ、清掃用ヘッドの交換を含む清掃作業を安全且つスピー ディーに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】清掃具の斜視図である。
【図2】清掃用ヘッドの正面図である。
【図3】清掃用ヘッドの平面図である。
【図4】先端部を拡開した状態の清掃用ヘッドの正面図
である。
【図5】従来の清掃用ヘッド保持具の正面図。
【符号の説明】
30 固定体 32 固定挟持部 34 筒状部 36 溝状部 36a 開口部 40 揺動体 42 可動挟持部 46 押圧部 44 揺動部材 50 ねじりコイルばね 52 揺動軸

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者が把持する把持部材の端部が基端側
    に連結され、先端部に固定挟持部を有する固定体と、そ
    の固定体に対し揺動可能に連結され、先端部に可動挟持
    部を有する揺動体と、固定挟持部に対し可動挟持部が接
    近する向きに揺動体を付勢する弾性手段とを有してな
    り、前記可動挟持部と固定挟持部により清掃用ヘッドを
    挟持する清掃用ヘッド保持具であって、固定体のうち、
    固定挟持部と把持部材が固定される基端部との間に、揺
    動用中空部が設けられてその揺動用中空部の側部に開口
    部を有し、揺動体のうち可動挟持部以外の少なくとも一
    部が前記揺動用中空部内に位置し、固定挟持部に対し可
    動挟持部が接するか又は最も近接した状態において前記
    開口部から突出し、揺動用中空部の内方へ押圧されるこ
    とにより揺動体が揺動して固定挟持部から可動挟持部が
    離隔する押圧部が、揺動体に設けられ、固定体に対し揺
    動体が揺動する範囲の何れの揺動角度においても、前記
    開口部と揺動体の間に、外部から使用者の指を挟み得る
    間隙を有しないことを特徴とする清掃用ヘッド保持具。
  2. 【請求項2】固定体が、先端部に固定挟持部を有し、把
    持部材の端部が連結される基端部と前記固定挟持部との
    間に、側方に開口部を有する溝状部が形成され、その溝
    状部の内部が、揺動用中空部の少なくとも一部を構成す
    るものである請求項1記載の清掃用ヘッド保持具。
  3. 【請求項3】請求項1記載の清掃用ヘッド保持具と清掃
    用ヘッドを有してなる清掃具。
  4. 【請求項4】請求項2記載の清掃用ヘッド保持具と清掃
    用ヘッドを有してなる清掃具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3522237B2 (ja) 2001-06-20 2004-04-26 山崎産業株式会社 シート状端縁部保持構造及びその構造を用いた清掃用具
JP2013223637A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Yamazaki Corp 挟持具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3522237B2 (ja) 2001-06-20 2004-04-26 山崎産業株式会社 シート状端縁部保持構造及びその構造を用いた清掃用具
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