JP3039077B2 - 流体封入式防振装置 - Google Patents

流体封入式防振装置

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JP3039077B2
JP3039077B2 JP34193091A JP34193091A JP3039077B2 JP 3039077 B2 JP3039077 B2 JP 3039077B2 JP 34193091 A JP34193091 A JP 34193091A JP 34193091 A JP34193091 A JP 34193091A JP 3039077 B2 JP3039077 B2 JP 3039077B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、自動車のエンジンマウント等に
用いられる流体封入式の防振装置に係り、特に防振特性
を外部から制御することのできる流体封入式防振装置に
関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、振動伝達系を構成する部材間に
介装される防振装置として、それぞれ防振連結乃至は支
持される部材の各一方に取り付けられる第一の支持金具
と第二の支持金具とを、それら両金具間に介装されたゴ
ム弾性体にて、弾性的に連結せしめてなる防振装置が知
られており、例えば、自動車用エンジンマウントやサス
ペンション・ブッシュ等として用いられてきている。
【0003】ところで、自動車用エンジンマウント等の
防振装置にあっては、近年、自動車の高級化等に伴い、
要求される防振特性が高度化してきており、特に、広い
周波数域に亘る入力振動に対する防振特性を向上させる
ために、研究、開発が為されてきている。
【0004】そして、その一つの方策として、特開昭6
0−8540号公報,特開昭59−1828号公報,実
開平3−73741号公報等において、壁部の一部がゴ
ム弾性体にて構成された、内部に所定の非圧縮性流体が
封入されてなる流体室を設けると共に、かかる流体室の
壁部の一部を振動板にて構成して、その振動板をソレノ
イドによる磁力乃至は電磁力にて加振することにより、
流体室の内圧を制御せしめて、防振特性を入力振動等に
応じて切換制御するようにした流体封入式の防振装置
が、提案されている。
【0005】しかしながら、それら何れの防振装置にお
いても、振動板に及ぼされる駆動力(加振力)を、十分
に得ることが難しく、また振動板の加振制御が極めて難
しいために、実用上、満足できる防振特性を得ることは
できなかったのである。
【0006】すなわち、前記公開公報に開示されている
防振装置においては、何れも、ソレノイド或いは永久磁
石によって形成される磁路が、開磁路形態とされてお
り、振動板或いはコイルが置かれる領域の磁束密度を効
率的に確保することができないために、特に入力振動荷
重の大きな中低周波数域の振動入力時に、振動板の駆動
力を十分に確保することが難しく、流体室の有効な内圧
制御が困難となるという問題があったのである。
【0007】さらに、そのようにソレノイド或いは永久
磁石によって形成される磁路が、開磁路形態とされてい
るために、磁束密度が略一定の領域を形成することがで
きず、振動板が駆動されて変位せしめられた際に、振動
板或いはコイルに及ぼされる磁束密度が大きく変化して
しまい、振動板に及ぼされる駆動力が不安定となって、
振動板の加振状態の制御が困難となる。
【0008】それ故、流体室内に惹起される脈動波形が
歪んでしまい、流体室内の液圧制御に歪みが生じること
が避けられないために、目的とするマウント防振特性を
十分に得ることができないという問題を内在していたの
であり、また、振動板の加振による流体室の内圧制御に
より、或る特定周波数域の入力振動に対する防振特性が
向上されたとしても、流体室内に惹起される脈動波形の
歪みによって、他の周波数領域の振動を増幅する結果と
なり、全体として有効な防振効果を得ることが、極めて
難しいという問題も有していたのである。
【0009】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、流体室の壁部の一部を構成する振動板に及
ぼされる駆動力を十分に得ることができると共に、その
駆動力における歪みが押さえられ得て、流体室の液圧制
御を容易且つ有効に行なうことのできる流体封入式防振
装置を提供することにある。
【0010】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明の要旨とするところは、互いに所定距離を隔てて配
された第一の支持金具と第二の支持金具とを、それらの
間に介装されたゴム弾性体にて連結すると共に、内部に
所定の非圧縮性流体が封入された流体室を、かかるゴム
弾性体にて壁部の一部を構成して設けてなる流体封入式
防振装置において、前記流体室の壁部の一部を変位可能
な振動板にて構成する一方、該振動板の背後に環状の永
久磁石を配設すると共に、かかる永久磁石の一方の磁極
部に接続されて、該永久磁石の中心孔を通じて他方の磁
極部側に延びる第一のヨークと、かかる永久磁石の他方
の磁極部に接続されて、該第一のヨークとの対向面間に
環状のギャップ部を形成する第二のヨークとによって、
磁路を形成し、更にかかるギャップ部に沿って周方向に
延びるリング状の可動コイルを変位可能に配設すると共
に、該可動コイルを前記振動板に連結せしめて、該可動
コイルへの通電にて前記振動板を加振するようにしたこ
とを特徴とする流体封入式防振装置にある。
【0011】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
【0012】先ず、図1には、本発明に従う構造とされ
た自動車用エンジンマウントが示されている。かかる図
において、10は第一の支持金具、12は第二の支持金
具であり、互いに所定距離を隔てて対向配置されている
と共に、それらの間に介装されたゴム弾性体14にて、
互いに弾性的に連結されている。そして、かかるエンジ
ンマウントにあっては、第一の支持金具10および第二
の支持金具12の各一方が、パワーユニット側またはボ
デー側に取り付けられることにより、パワーユニットを
ボデーに対して防振支持せしめることとなる。
【0013】より詳細には、第一の支持金具10は、そ
れぞれ開口周縁部に外フランジ部20,22が設けられ
た略有底円筒形状を呈する上金具16と下金具18と
が、開口側において互いに重ね合わされて、両外フラン
ジ部においてボルト連結されることによって構成されて
いる。なお、上金具16の底壁部には、取付ボルト21
が、外方に突出して立設されており、この取付ボルト2
1により、かかる第一の支持金具10が、パワーユニッ
ト側またはボデー側に取り付けられるようになってい
る。
【0014】また、この第一の支持金具10の内部に
は、上下金具16,18間において、それら上下金具1
6,18の凹部23,25により、空所が形成されてい
る。そして、この空所内に、略薄肉の円板形状を呈する
可撓性膜24が収容配置されており、外周縁部を、上下
金具16,18の外フランジ部20,22間で挟持され
ることにより装着されている。即ち、この可撓性膜24
により、かかる空所が、上金具16の凹部23側と下金
具18の凹部25側とに流体密に二分されているのであ
る。
【0015】一方、第二の支持金具12は、略大径の円
環ブロック形状を呈しており、第一の支持金具10の下
金具18に対して、軸方向に所定距離を隔てて対向位置
せしめられている。そして、これら第一の支持金具10
と第二の支持金具12との間には、ゴム弾性体14が介
装されており、該ゴム弾性体14にて、それら両金具1
0,12が、弾性的に連結されている。かかるゴム弾性
体14は、テーパが付された円筒形状を呈しており、そ
の小径側の開口端面に対して下金具18の筒壁部外周面
が固着されている一方、大径側の開口端面に対して第二
の支持金具12の軸方向端面が固着されている。即ち、
このゴム弾性体14は、下金具18と第二の支持金具1
2とを有する一体加硫成形品として形成されているので
ある。
【0016】また、かかるゴム弾性体14にて、第一の
支持金具10と第二の支持金具12とが連結されること
により、それらの間に、第二の支持金具12の内孔を通
じて外部に開口する凹所26が形成されている。
【0017】さらに、第二の支持金具12の内部には、
前記凹所26の開口部に位置して、略薄肉円板形状を有
する振動板27が配設されている。この振動板27の外
周縁部には、径方向外方に広がる円環板状の支持ゴム2
8を介して、取付リング30が取り付けられており、こ
の取付リング30が第二の支持金具12に対してボルト
固定されることにより、かかる振動板27が、第二の支
持金具12に装着されている。即ち、この振動板27
は、第二の支持金具12に対し、支持ゴム28の弾性変
形に基づいて変位可能に、取り付けられているのであ
る。
【0018】また、かかる振動板27の第二の支持金具
12への装着により、前記凹所26の開口部が流体密に
覆蓋されている。そして、そこに所定の非圧縮性流体が
封入された受圧室32が形成されている。なお、かかる
封入流体としては、例えば水やアルキレングリコール、
ポリアルキレングリコール、シリコーン油等が、好適に
用いられる。
【0019】すなわち、この受圧室32にあっては、壁
部の一部がゴム弾性体14にて構成されており、第一の
支持金具10と第二の支持金具12との間への振動入力
時に、かかるゴム弾性体14の弾性変形に基づいて、内
圧変動が惹起されるようになっているのである。なお、
このことから明らかなように、本実施例では、かかる受
圧室32にて流体室が構成されている。
【0020】また一方、前記第一の支持金具10の内部
に形成された空所のうち、下金具18の凹部25側に
も、受圧室と同一の非圧縮性流体が封入されている。そ
れによって、かかる下金具18の凹部25により、可撓
性膜24の変形に基づいて容易に容積変化が許容される
平衡室34が形成されている。なお、可撓性膜24を挟
んで、平衡室34と反対側に位置する、上金具16の凹
部23側の空所は、かかる可撓性膜24の変形を許容す
る空気室36とされている。
【0021】更にまた、それら受圧室32と平衡室34
とを仕切る隔壁を構成する下金具18の底壁部には、円
板金具38が重ね合わされて、ボルト固定されている。
この円板金具38には、下金具18に対する重ね合わせ
面上に、周方向に延びる周溝40が設けられている。そ
れによって、下金具18に重ね合わされた際、それら円
板金具38と下金具18との重ね合わせ面間において、
周方向に所定長さで延び、その周方向両端部が、下金具
18および円板金具38に設けられた連通孔を通じて、
受圧室32および平衡室34に連通せしめられたオリフ
ィス通路46が形成されている。
【0022】そして、振動入力時に受圧室32に内圧変
動が惹起された際、受圧室32と平衡室34との間で、
オリフィス通路46を通じての流体の流動が生ぜしめら
れることにより、かかる流体の流動作用乃至は共振作用
に基づいて、所定の防振効果が発揮されることとなるの
である。なお、本実施例では、オリフィス通路46を通
じて流動せしめられる流体の共振作用に基づいて、シェ
イク等の低周波大振幅振動の入力時に高減衰効果が発揮
され得るように、オリフィス通路46の長さや断面積等
が、チューニングされている。
【0023】さらに、前記第二の支持金具12には、電
磁駆動手段48が装着されており、受圧室32の壁部の
一部を構成する前記振動板27の背後に配設されてい
る。
【0024】かかる電磁駆動手段48は、円環形状の永
久磁石50を有している。この永久磁石50は、軸方向
両端部が磁極とされており、その一方の磁極側たる軸方
向一端面(図中、下端面)に対して、第一のヨーク52
が、組み付けられている。かかる第一のヨーク52は、
円板形状の底板部53と、該底板部53の中心部に立設
された円柱形状の中軸部54とから構成されており、そ
の底板部53において永久磁石50の軸方向一端面に当
接せしめられて、中軸部54が永久磁石50の中央孔を
通じて他方の磁極側に延び出す状態で、かかる永久磁石
50に対して組み付けられている。
【0025】また、永久磁石50の他方の磁極側たる軸
方向他端面(図中、上端面)には、略円環板形状を呈す
る第二のヨーク56が、当接せしめられて、組み付けら
れている。この第二のヨーク56の内径は、永久磁石5
0の内径よりも小径で、且つ第一のヨーク52の中軸部
54の内径よりも大径とされており、永久磁石50の内
周面から径方向内方に所定寸法で突出せしめられ、その
内周面において、第一のヨーク52の中軸部54の突出
端側外周面に対して、径方向に所定距離を隔てて対向位
置せしめられている。
【0026】また、これら第一のヨーク52および第二
のヨーク56は、何れも、鉄等の強磁性材料にて形成さ
れている。それによって、第一及び第二のヨーク52,
56により、略閉磁路形態の磁路が形成されていると共
に、かかる磁路上に位置する第一のヨーク52の中軸部
54の突出端側外周面と第二のヨーク56の内周面との
径方向対向面間において、周方向に連続した円環状乃至
は円筒状のギャップ部62が形成されているのである。
【0027】また、永久磁石50には、外フランジ部5
7を有する円筒形状の取付金具60が外挿されており、
かかる取付金具60の軸方向一端側に第一のヨーク52
の底板部53が固着されると共に、該取付金具60の軸
方向他端側に設けられた径方向内方に突出する環状突部
58にて、第二のヨーク56および永久磁石50が、底
板部53側に押さえ付けられている。それによって、永
久磁石50に対して第一及び第二のヨーク52,56が
固定的に組み付けられている。なお、この取付金具60
は、アルミニウム等の非磁性材料にて形成されており、
磁路の短絡が防止されている。
【0028】さらに、かかる磁路を形成する第一のヨー
ク52の中軸部54の突出端面上には、合成樹脂やアル
ミニウム等の非磁性材料にて形成された円板形状の可動
部材64が、所定距離を隔てて配設されている。また、
この可動部材64には、第一のヨーク52側に突出する
円筒形状の筒壁部66が一体的に設けられており、この
筒壁部66が、磁路上のギャップ部62内に挿入され
て、位置せしめられている。そして、この可動部材64
の筒壁部66と、ギャップ部62を形成する対向面との
間には、僅かな隙間が形成されており、それによって、
かかる可動部材64が軸方向に変位可能とされている。
【0029】また、この可動部材64の筒壁部66が位
置せしめられたギャップ部62内には、円環状乃至は円
筒状の可動コイル68が配設位置せしめられており、可
動部材64の筒壁部66の外周面に固定されている。そ
れによって、可動コイル68と可動部材64とが、ギャ
ップ部62内で、一体的に変位可能とされている。
【0030】なお、特に本実施例では、かかる可動コイ
ル68の軸方向長さが、ギャップ部62を形成する第二
のヨーク56の内周面よりも、所定寸法短く設定されて
おり、後述する如きギャップ部62内での可動コイル6
8の変位時にも、可動コイル68が、かかる第一のヨー
ク52と第二のヨーク56との対向面から突出しないよ
うにされている。即ち、それによって、可動コイル68
の変位時にも、該可動コイル68に対して、略一定の磁
束密度が及ぼされるようになっているのである。
【0031】そして、このようにして形成された電磁駆
動手段48は、図示されている如く、取付金具60の外
フランジ部57が、第二の支持金具12の軸方向端面に
重ね合わされてボルト固定されると共に、その可動部材
64が、振動板27の背面に重ね合わされてボルト固定
されることにより、一体的に組み付けられている。ま
た、そのような組付状態下では、可動部材64に装着さ
れた可動コイル68が、電磁駆動手段48における磁路
のギャップ部62上の略中央部に位置せしめられるよう
になっている。
【0032】従って、上述の如き構造とされたエンジン
マウントにおいては、可動コイル68に交番電流を通電
することにより、可動コイル68に対してフレミングの
左手の法則に従う電磁力(ローレンツ力)が発生し、そ
れによって、かかる可動コイル68が装着された可動部
材64を介して、振動板27に対して電流に比例する駆
動力が及ぼされることとなる。そして、この可動コイル
68に対する通電を制御し、入力振動によって生ぜしめ
られる受圧室32の内圧変動に応じて、振動板27を加
振することにより、受圧室32の内圧を制御することが
できるのであり、それによって、マウントの防振特性
を、適宜、変更することが可能となるのである。
【0033】具体的には、例えば、低周波振動の入力時
には、振動板27を、入力振動と同位相で振動させて、
受圧室32の内圧を積極的に発生せしめ、オリフィス通
路46を通じて流動せしめられる流体の流通量の増大を
図ることにより、高減衰特性を発揮させることができる
のであり、また、中乃至高周波振動の入力時には、振動
板27を、入力振動と逆位相で振動させて、受圧室32
の内圧を吸収乃至は軽減せしめることにより、低動ばね
特性を発揮させることができるのである。
【0034】そこにおいて、特に、かかるエンジンマウ
ントにあっては、電磁駆動手段48において、可動コイ
ル68が配設されるギャップ部62を、閉磁路形態をも
って形成された磁路上に形成したことから、永久磁石5
0からの漏れ磁力が抑えられて、ギャップ部62におけ
る磁束密度を有利に確保することができるのである。
【0035】しかも、かかる永久磁石50として、環状
の永久磁石を用いて、磁路上の最外周部分に配したこと
から、電磁駆動手段48(エンジンマウント)のサイズ
上、十分に大きな断面積の永久磁石を用いることが可能
となるのであり、それによって、発生磁力、延いてはギ
ャップ部62における磁束密度を、一層有利に確保する
ことができるのである。
【0036】更に加えて,環状の永久磁石50を用い
て、その内側に磁路を形成したことにより、永久磁石の
磁束が内側に集められて、磁路上での磁束密度の向上が
図られ得るのであり、それによって、かかる磁路上に設
けられたギャップ部62における磁束密度の更なる向上
が達成され得るのである。
【0037】そして、その結果、可動コイル68に対し
て、大きな磁束密度が及ぼされ得て、該可動コイル68
への通電時に大きな電磁力が発生せしめられることとな
り、振動板27の駆動力を十分に確保することが可能と
なって、受圧室の有効な内圧制御が可能となることか
ら、目的とする防振特性が有効に発揮され得るのであ
る。
【0038】また、かくの如く、ギャップ部62におけ
る磁束密度が極めて効率的に確保され得る結果、上述の
如きエンジンマウントにあっては、永久磁石50として
発生磁力がそれ程大きくない安価なものを採用すること
も可能となり、低コスト化が図られ得るといった利点を
も有しているのである。
【0039】さらに、上述の如き構造のエンジンマウン
トにおいては、可動コイル68が配設される領域(ギャ
ップ部62)が、閉磁路を構成する第一のヨーク52と
第二のヨーク56との直接的な対向面間に形成されてい
ることから、かかる領域内における磁束密度の均一化が
達成されることとなり、可動コイル68が変位せしめら
れた際にも、該可動コイル68に及ぼされる磁束密度、
延いては発生する電磁力が、略一定値に維持され得るこ
ととなる。
【0040】それ故、可動コイル68に通電する電流量
に略比例した電磁力を安定して得ることが可能となるこ
とから、可動コイル68、延いては振動板27の加振制
御が容易となると共に、歪みの発生が効果的に防止され
得るのであり、それによって、受圧室32の内圧を高精
度に制御することが可能となり、目的とする防振特性
が、より高度に且つ安定して発揮され得るのである。し
かも、振動板27の加振制御が高精度に為され得て、受
圧室32に生ぜしめられる脈動(内圧変動)の歪みが、
軽減乃至は防止されることから、そのような歪みによっ
て、防振を目的とする周波数以外の領域の振動が増幅さ
れる等といった不具合が問題となるようなこともない。
【0041】次に、図2及び図3には、本発明の別の実
施例として、本発明をFF型自動車用のエンジンマウン
トに適用したものの一具体例が示されている。
【0042】かかるエンジンマウントは、互いに径方向
に所定距離を隔てて、且つ所定量だけ偏心して配された
内筒金具70と外筒金具72とが、それらの間に介装さ
れたゴム弾性体74にて、互いに弾性的に連結されるこ
とによって構成されたマウント本体76を備えており、
かかるマウント本体76が、ブラケット78に対して、
一体的に組み付けられて成る構造とされている。そし
て、かかるエンジンマウントにあっては、マウント本体
76の内筒金具70が、ボデー側およびパワーユニット
側の何れか一方に取り付けられると共に、外筒金具72
が、ブラケット78を介して、ボデー側およびパワーユ
ニット側の何れか他方に取り付けられることにより、パ
ワーユニットをボデーに対して防振支持せしめることと
なる。
【0043】なお、そのような装着状態下、マウント本
体76にあっては、内外筒金具70,72間に及ぼされ
るパワーユニット重量にてゴム弾性体74が変形するこ
とにより、内外筒金具70,72が略同軸的に位置せし
められる。また、かくの如き装着状態下、このエンジン
マウントには、内外筒金具70,72の偏心方向(図2
中の上下方向)に、防振すべき主たる振動が入力される
こととなる。
【0044】より詳細には、内筒金具70は、厚肉の円
筒形状を呈している。更に、この内筒金具70の径方向
外方には、薄肉円筒形状の金属スリーブ80が、径方向
に所定量偏心して配されている。そして、これら内筒金
具70と金属スリーブ80との間に、全体として厚肉円
筒形状を呈するゴム弾性体74が介装されており、それ
ら内筒金具70と金属スリーブ80に対して加硫接着さ
れた一体加硫成形品として形成されている。
【0045】また、かかる金属スリーブ80には、内筒
金具70を偏心方向に挟んで位置する両側に、第一の窓
部82および第二の窓部84が、設けられている。更
に、ゴム弾性体74には、内筒金具70を偏心方向に挟
んで位置する両側に、第一の窓部82を通じて外周面に
開口する第一の凹所86と、第二の窓部84を通じて外
周面に開口する第二の凹所88が、設けられている。
【0046】なお、第一の凹所86には、傘金具90
が、その内部を底部側と開口部側とに仕切るようにして
配されて、内筒金具70により支持されており、かかる
傘金具90の外周縁部と第一の凹所86の内周面との間
に、それら底部側と開口部側とを連通する環状の狭窄部
92が形成されている。また、この第一の凹所86の外
周壁部には、環状の拘束金具94が、埋設配置されてお
り、座屈等の不規則な変形が防止されるようになってい
る。
【0047】また一方、第二の凹所88にあっては、内
筒金具70との間に形成された軸方向に貫通して延びる
空所96により、その底壁部98が薄肉化されている。
それによって、かかる底壁部98が、弾性変形容易とさ
れているのである。また、かかる底壁部98には、その
略中央部が厚肉化されることにより、内外筒金具70,
72間で挟まれることによって、それら両金具70,7
2の相対的変位量を規制するストッパ部100が形成さ
れている。
【0048】更にまた、かくの如き第一及び第二の凹所
86,88が設けられた一体加硫成形品には、外周面上
を、それら第一の凹所86と第二の凹所88との間に跨
がって周方向に延びる一対の周溝102,102が、形
成されている。そして、それらの周溝102,102内
に、オリフィス金具104,104が、それぞれ嵌め込
まれて装着されている。
【0049】これらのオリフィス金具104,104
は、それぞれ、略半割円筒形状とされており、一体加硫
成形品の周溝102,102に対して嵌め込まれること
によって、全体として円筒形状を呈する状態で、組み付
けられている。なお、それらのオリフィス金具104,
104における第一の凹所86側で突き合わされる周方
向端部には、それぞれ半円状の切欠106が設けられて
おり、協働して円形の通孔108が形成されている。
【0050】また、それら各オリフィス金具104に
は、図4に展開図が示されているように、外周面上を周
方向に屈曲して延びる凹溝110が形成されている。そ
して、かかる凹溝110の両端部には、底部を貫通して
通孔112,114が設けられており、それらの通孔1
12,114を通じて、凹溝110が、第一の凹所86
および第二の凹所88内に連通されている。
【0051】さらに、オリフィス金具104,104が
組み付けられた一体加硫成形品には、外筒金具72が外
挿され、金属スリーブ80の外周面に対して嵌着固定さ
れている。そして、この外筒金具72にて、第一の凹所
86および第二の凹所88の開口が覆蓋されていると共
に、各オリフィス金具104の凹溝110における外周
面の開口が覆蓋されている。
【0052】それによって、第一の凹所86および第二
の凹所88により、内部に所定の非圧縮性流体が封入さ
れた受圧室116および平衡室118が、それぞれ形成
されている一方、オリフィス金具104の凹溝110に
より、それら受圧室116と平衡室118とを相互に連
通するオリフィス通路120が形成されている。なお、
かかる封入流体としては、通常、水やアルキレングリコ
ール、ポリアルキレングリコール、シリコーン油等が用
いられる。
【0053】すなわち、かかる受圧室116にあって
は、内外筒金具70,72間への振動入力時に、ゴム弾
性体74の変形に基づいて内圧変動が惹起されるのであ
り、一方、平衡室118にあっては、底壁部98の弾性
変形に基づいて容積変化が容易に許容されることによ
り、その内圧変動が軽減乃至は防止されることとなる。
それ故、振動入力時には、受圧室116と平衡室118
との間に内圧差が惹起されることにより、それら両室1
16,118間で、オリフィス通路120を通じての流
体の流動が生ぜしめられるのであり、以て、かかる流体
の流動作用乃至は共振作用に基づいて、所定の防振効果
が発揮され得ることとなる。
【0054】なお、特に本実施例では、オリフィス通路
120を通じて流動せしめられる流体の共振作用に基づ
いて、シェイク等の低周波大振幅振動に対する高減衰効
果が発揮され得るように、かかるオリフィス通路120
の長さや断面積が設定されている。
【0055】そうして、このような構造とされたマウン
ト本体76は、ブラケット78に対して、一体的に組み
付けられている。かかるブラケット78には、ボデー側
或いはパワーユニット側に固定するための取付部122
が、外方に突出して一体的に設けられていると共に、円
形の装着孔124が、中心部分を貫通して形成されてお
り、この装着孔124内に、マウント本体76が圧入固
定されて組み付けられている。
【0056】また、このブラケット78には、その装着
孔124に装着されたマウント本体76における受圧室
116の外側に位置する部分に、周壁部を貫通して延び
る透孔126が設けられている。更に、この透孔126
の内側開口部上に位置するマウント本体76の外筒金具
72には、貫通孔127が設けられている。それによっ
て、かかる透孔126が、貫通孔127およびオリフィ
ス金具104,104に設けられた通孔108を通じ
て、マウント本体76の受圧室116に連通されてい
る。
【0057】また一方、かかる透孔126の外側開口部
は、所定寸法拡径されており、そこに、略円板形状を呈
する振動板128が配設されている。この振動板128
の外周縁部には、径方向外方に広がる円環板状の支持ゴ
ム130を介して、取付リング132が取り付けられて
おり、この取付リング132がブラケット78に対して
ボルト固定されることにより、かかる振動板128が、
ブラケット78に装着されている。即ち、この振動板1
28は、ブラケット78に対し、支持ゴム130の弾性
変形に基づいて変位可能に、取り付けられているのであ
る。
【0058】そして、かかる振動板128の装着によ
り、ブラケット78に設けられた透孔126の外周面上
の開口が流体密に覆蓋されているのであり、それによっ
て、内部に所定の非圧縮性流体が封入されて、前記受圧
室116に連通せしめられた副液室134が形成されて
いる。即ち、本実施例においては、これら受圧室116
と副液室134とによって、振動入力時に内圧変動が惹
起される流体室が構成されているのである。
【0059】なお、上記副液室134を形成する透孔1
26内には、その内周面上に円筒状のシールゴムスリー
ブ136が挿入配置されており、ブラケット78にボル
ト固定された円環板状の押え金具138と、マウント本
体76の外筒金具72との間で、軸方向に挟圧されるこ
とにより、副液室134と受圧室116との接続部がシ
ールされている。
【0060】さらに、上記ブラケット78には、副液室
134の壁部の一部を構成する振動板128の背後に位
置して、電磁駆動手段140が装着されている。
【0061】なお、かかる電磁駆動手段140は、前記
第一の実施例で用いられた電磁駆動手段48と、同様な
構造とされていることから、図中、前記第一の実施例と
対応する部材および部位に対して、それぞれ、第一の実
施例と同一の符号を付することにより、その詳細な説明
は省略することとする。
【0062】従って、このような本実施例構造に従え
ば、円筒型構造のエンジンマウントに対しても、本発明
が有利に適用され得るのであり、それによって、前記第
一の実施例と同様な効果が、何れも、有効に享受され得
ることとなるのである。
【0063】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これらは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0064】例えば、前記実施例では、何れも、流体室
(受圧室32,受圧室116及び副液室134)に対し
て、オリフィス通路46,120を通じて連通された平
衡室34,118が設けられていたが、それらオリフィ
ス通路や平衡室は、必ずしも設ける必要はない。
【0065】そして、それらオリフィス通路や平衡室を
有しない防振装置であっても、流体室の内圧を制御する
ことにより、防振特性の切換制御に基づく、前述の如き
効果は、有効に発揮され得ることとなる。
【0066】また、永久磁石を含んで磁路を形成するた
めのヨーク部の具体的構造は、前記実施例のものに限定
して解釈されるものでは決してなく、要求される防振装
置の形状や大きさ等に応じて、適宜、変更され得るもの
である。
【0067】更にまた、可動コイルの変位時にも、該可
動コイルに対して及ぼされる磁束密度を略一定値に、よ
り有利に維持するためには、例えば、図5に示されてい
る如く、ギャップ部142を形成するヨーク部材14
4,146の軸方向長さよりも十分に長い可動コイル1
48を採用したり、或いは図6に示されている如く、ギ
ャップ部142を形成するヨーク部材144,146の
軸方向長さよりも、その変位量を考慮して十分に短い可
動コイル150を採用することも、有効である。
【0068】加えて、前記実施例では、本発明を自動車
用エンジンマウントに対して適用したものの具体例を示
したが、その他、自動車用ボデーマウントやデフマウン
ト、サスペンション・ブッシュ、或いは自動車以外の各
種装置における防振装置に対しても、同様に、適用され
得ることは、勿論である。
【0069】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【0079】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされた流体封入式防振装置においては、可
動コイルが配設されることとなる領域が、閉磁路形態を
もって形成された磁路上において、ヨークが対向位置せ
しめられたギャップ部として形成されていることから、
永久磁石の磁力の漏れが抑えられて、かかる領域におけ
る磁束密度の向上と均一化が図られ得るのであり、しか
も、環状の永久磁石を用いて、その内側に磁路が形成さ
れていることから、永久磁石の有効断面積を大きく設定
することができ、発生磁力を有利に得ることができると
共に、永久磁石の磁束が内側に集められることにより、
磁路上での磁束密度の向上効果が発揮されることとな
る。
【0071】そして、それらの相乗的効果として、ギャ
ップ部における磁束密度の向上と均一化が、極めて効果
的に図られ得ることとなるのであり、その結果、可動コ
イルに対して大きな磁束密度が及ぼされて、可動コイル
への通電時に、振動板に対する大きな駆動力が発揮され
得ると共に、可動コイルが変位した際にも、それに及ぼ
される磁束密度の変化が防止されて、安定した駆動力が
発揮され得るのである。
【0072】それ故、本発明に係る流体封入式防振装置
においては、振動板の加振を、十分な駆動力をもって且
つ安定して行なうことが可能であり、その制御も容易で
あることから、目的とする防振特性が、高度に且つ安定
して発揮され得るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての自動車用エンジンマ
ウントを示す縦断面図である。
【図2】本発明の別の実施例としてのFF型自動車用の
エンジンマウントを示す横断面図である。
【図3】図2に示されたエンジンマウントの縦断面図で
ある。
【図4】図2に示されたエンジンマウントを構成するオ
リフィス金具を示す展開図である。
【図5】本発明に係る防振装置において好適に採用され
る、可動コイルのギャップ部への配設形態の一例を概略
的に示す説明図である。
【図6】本発明に係る防振装置において好適に採用され
る、可動コイルのギャップ部への配設形態の別の例を概
略的に示す説明図である。
【符号の説明】
10 第一の支持金具 12 第二の支持金具 14,74 ゴム弾性体 27,128 振動板 28,130 支持ゴム 32,116 受圧室 48,140 電磁駆動手段 50 永久磁石 52 第一のヨーク 56 第二のヨーク 62 ギャップ部 64 可動部材 66 筒壁部 68 可動コイル 70 内筒金具 72 外筒金具 76 マウント本体 78 ブラケット 134 副液室 142 ギャップ部 144,146 ヨーク部材 148,150 可動コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−24338(JP,A) 特開 平4−231748(JP,A) 特開 平4−312229(JP,A) 特開 昭59−1828(JP,A) 特開 昭60−8540(JP,A) 実開 平3−73741(JP,U) 独国特許出願公開4021035(DE,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 13/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに所定距離を隔てて配された第一の
    支持金具と第二の支持金具とを、それらの間に介装され
    たゴム弾性体にて連結すると共に、内部に所定の非圧縮
    性流体が封入された流体室を、かかるゴム弾性体にて壁
    部の一部を構成して設けてなる流体封入式防振装置にお
    いて、 前記流体室の壁部の一部を変位可能な振動板にて構成す
    る一方、該振動板の背後に環状の永久磁石を配設すると
    共に、かかる永久磁石の一方の磁極部に接続されて、該
    永久磁石の中心孔を通じて他方の磁極部側に延びる第一
    のヨークと、かかる永久磁石の他方の磁極部に接続され
    て、該第一のヨークとの対向面間に環状のギャップ部を
    形成する第二のヨークとによって、磁路を形成し、更に
    かかるギャップ部に沿って周方向に延びるリング状の可
    動コイルを変位可能に配設すると共に、該可動コイルを
    前記振動板に連結せしめて、該可動コイルへの通電にて
    前記振動板を加振するようにしたことを特徴とする流体
    封入式防振装置。
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