JP3039017B2 - 気泡水流発生装置 - Google Patents

気泡水流発生装置

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JP3039017B2 JP3196457A JP19645791A JP3039017B2 JP 3039017 B2 JP3039017 B2 JP 3039017B2 JP 3196457 A JP3196457 A JP 3196457A JP 19645791 A JP19645791 A JP 19645791A JP 3039017 B2 JP3039017 B2 JP 3039017B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水槽内に微細気泡を発生
させる気泡水流発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の気泡水流発生装置は、図
6、図7、及び図8に示すように、水槽1の水を高圧ポ
ンプ2で吸引すると共に吸い込み管3から空気を吸引
し、高圧ポンプ2の下流側にアキュムレーター4を設
け、その先端には水槽1に設けられた微細気泡発生ノズ
ル5が接続されていた(例えば、特開平2−26658
号公報)。
【0003】また微細気泡発生ノズル5の内部には孔6
が設けられた減圧板7とその下流に網8が設けられてい
る(例えば、特開昭63−283772号公報)。
【0004】そして上記構成によれば、空気を吸引した
水を高圧ポンプ2で高圧に加圧し、孔6から網8に水流
を衝突させることにより、急激に減圧され水中に溶解さ
れていた空気が分離し微細気泡となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成においては、減圧板及び複数の網を使用して微
細気泡を発生させるために多くの部材が必要であり、さ
らに取り付けをする際に手間がかかり、コスト高の要因
となっていた。また、減圧板の孔から網に水流が衝突す
るため、網にごみが溜まり、微細気泡の発生能力が低下
するという課題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、ごみ
が溜まらず長期間に渡って微細気泡の多量発生性能を確
保でき、且つ部材数を減らすことにより低コストで、施
工が簡単になる気泡水流発生装置を提供することを目的
としたのである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、水槽と、水槽の中の水を循環させるポンプ
と、水槽とポンプの吸い込み側を連通する吸込回路と、
吸込回路に接続された空気供給手段と、ポンプの吐出側
と水槽を連通する吐出回路と、一端が吐出回路に接続さ
れ他端が水槽に接続された気泡噴出ノズルからなり、気
泡噴出ノズルは、オリフィス状の減圧手段と、減圧手段
の下流側に設けられかつ減圧手段との間に隙間を形成す
る抵抗体と、抵抗体を可動させる可動手段とを備えたも
のである。
【0008】
【0009】
【作用】本発明は上記構成により、空気を溶解している
水が減圧手段を通過する際、急激に減圧されることによ
り少量の微細気泡を発生するがさらに減圧手段から噴出
する空気を溶解した水を抵抗体に衝突させることによ
り、より多くの微細気泡が発生する。また気泡発生時に
は減圧手段と抵抗体との隙間にごみの付着が伴う。しか
し減圧手段と抵抗体との隙間に付着したごみは、可動手
段により抵抗体を可動させて隙間を大きくすることによ
り、付着したごみがポンプから噴出された水流によって
下流側に流される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1〜3において、9は水槽であり、10
はこの水槽9の水を循環するポンプである。11はポン
プの吸い込み側と水槽9を連通する吸込回路、12はポ
ンプの吐出側と水槽9を連通する吐出回路である。13
は気泡噴出ノズルであり一端が吐出回路12に接続さ
れ、他端が水槽9内に開放されるように水槽9に接続さ
れている。また吸込回路12には空気供給手段14が設
けられている。気泡噴出ノズル13には孔15をもつ減
圧手段16が設けられている。減圧手段16の下流側に
は抵抗体17、噴出口18、ネジ部19をもつ可動手段
20が設けられている。23は減圧手段と抵抗体19と
の隙間である。22は可動手段20の回転方向を示す矢
印である。23は可動手段20の移動方向を示す矢印で
ある。24は気泡噴出ノズル13内を流れる空気を加圧
溶解した水の流れを示す矢印である。
【0011】上記構成における動作を説明する。ポンプ
10を運転すると水槽9内の水は、吸込回路11、ポン
プ10、吐出回路12、気泡噴出ノズル13を介して水
槽9内に噴出される。これと同時に空気供給手段14か
ら空気を吸込回路11に吸入すると、ポンプ10の吸込
圧により吸込回路11内の水と空気がポンプ10内に吸
込まれて吐出回路12に噴出される。このとき吐出回路
12内の圧力はポンプ10の吐出圧により高くなり空気
が水に溶解する。溶解した空気を含んだ水(以下、飽和
状態の水)はポンプ10の吐出圧力により吐出回路12
内を移動し、気泡噴出ノズル13内に達する。次に気泡
噴出ノズル13内に達した飽和状態の水は矢印24で示
すように、減圧手段16の孔15を通る。この時、飽和
水は急激に減圧され、過飽和水となる。次に過飽和水が
抵抗体17に勢いよく衝突する際に抵抗体17の壁面が
核となり微細気泡を発生させる。さらに微細気泡を含ん
だ過飽和水が隙間21を通り、徐々に減圧されて微細気
泡が発生する。発生した微細気泡は噴出口18を通り水
槽9内に噴出される。またネジ部19をもつ可動手段2
0を矢印22で示す様に回転させると抵抗体17が矢印
23で示すように動き、隙間21が大きくなり、隙間2
1に溜まったごみ等がポンプ10から吐出された飽和水
によって水槽9内に吐出される。また可動手段20に抵
抗体17を一体化したことにより簡単に取はずしができ
クリーニングが簡単にできる。
【0012】図4及び図5は抵抗体17の上流側の壁面
を凹凸状にしたものであり、抵抗体25は同心円状に溝
を設け、抵抗体26は紙やすりなどに見られる突起状を
設けたものである。なお、抵抗体17の壁面の形状を凹
凸状にしたものであれば前述した以外のものでもよい。
またこのように壁面を凹凸状にしたものを使用すること
によりさらに多くの微細気泡の発生が可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように、本発明
の気泡水流発生装置によれば下記の効果が得られる。
【0014】減圧手段と抵抗体を利用して微細気泡を発
生させるために、低コストとなる上に、施工時の取り付
けが簡単になる。また、減圧手段と抵抗体との隙間に付
着したごみは、使用者が可動手段を回転操作すること
で、抵抗体が可動し、隙間が大きくなることで、噴出口
から水槽内に流し出される。よって隙間にごみが溜まり
易い入浴中に微細気泡が噴出しなくなっても、使用者が
簡単に対処できる。また長期的に渡って微細気泡発生性
を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における気泡水流発生装置の
断面図
【図2】同装置の気泡噴出ノズルの断面図
【図3】同装置の抵抗体の斜視図
【図4】同装置の凹凸状が設けられた抵抗体の斜視図
【図5】同装置の凹凸状が設けられた他の抵抗体の斜視
【図6】従来の気泡水流発生装置の断面図
【図7】同装置の微細気泡発生ノズルの断面図
【図8】同装置の微細気泡発生ノズルの分解斜視図
【符号の説明】
9 水槽 10 ポンプ 11 吸込回路 12 吐出回路 13 気泡噴出ノズル 14 空気供給手段 16 減圧手段 17 抵抗体 20 可動手段 21 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 23/00 520

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水槽と前記水槽の中の水を循環させるポン
    プと、前記水槽と前記ポンプの吸い込み側を連通する吸
    込回路と、前記吸込回路に接続された空気供給手段と、
    前記ポンプの吐出側と前記水槽を連通する吐出回路と、
    一端が前記吐出回路に接続され他端が前記水槽に接続さ
    れた気泡噴出ノズルからなり、前記気泡噴出ノズルは、
    オリフィス状の減圧手段と、前記減圧手段の下流側に設
    けられかつ前記減圧手段との間に隙間を形成する抵抗体
    と、前記抵抗体を可動させる可動手段とを備えた気泡水
    流発生装置。
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JP4852934B2 (ja) * 2005-08-26 2012-01-11 パナソニック電工株式会社 微細気泡発生装置
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