JP3204531B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JP3204531B2 JP3204531B2 JP12000092A JP12000092A JP3204531B2 JP 3204531 B2 JP3204531 B2 JP 3204531B2 JP 12000092 A JP12000092 A JP 12000092A JP 12000092 A JP12000092 A JP 12000092A JP 3204531 B2 JP3204531 B2 JP 3204531B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気中に舞う細かいゴ
ミをも捕捉することができる電気掃除機に関する。
ミをも捕捉することができる電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】吸引したエアーを所定のフィルターを通
過させてゴミを除去する電気掃除機が広く用いられてい
る。このタイプの電気掃除機では、フィルターの網目よ
り大きいゴミは確実に捕捉できるが、それより小さいゴ
ミは捕捉できず、結果的に排気により再び部屋内に拡散
しているのが実情であった。特に、ダニ、カビ等の微細
な物を捕捉することは困難であり、厳格なクリーン度が
要求される精密工場、病院等では、対策に苦慮してい
た。そこで、吸引口から吸引したダストを含んだエアー
をまずフィルターを通過させて人手で拾える程度のゴミ
を捕集し、その後、排出されたエアーをさらにこの掃除
機内に設けられた水タンク内を通過させて空気中に舞う
程度のより細かいダストを捕集する電気掃除機が提案さ
れている(実開昭61−31351号公報等)。このよ
うな電気掃除機では、水の粒子表面に非常に細かいダス
トが吸着されるので、通常のフィルターのみでダストを
捕捉している電気掃除機よりも細かいダストを捕捉する
こができ、捕捉率に優れていた。そして、このような水
を一種のフィルターとして利用するタイプの電気掃除機
では、ダストの捕捉率を高めるため、水とダストの接触
率を高める必要ある。そのため、水タンク内の水を渦状
に回転させることにより、水を細かい泡状にして捕捉率
を高める電気掃除機が提案されている(特開平2−21
5435号公報等参照)。
過させてゴミを除去する電気掃除機が広く用いられてい
る。このタイプの電気掃除機では、フィルターの網目よ
り大きいゴミは確実に捕捉できるが、それより小さいゴ
ミは捕捉できず、結果的に排気により再び部屋内に拡散
しているのが実情であった。特に、ダニ、カビ等の微細
な物を捕捉することは困難であり、厳格なクリーン度が
要求される精密工場、病院等では、対策に苦慮してい
た。そこで、吸引口から吸引したダストを含んだエアー
をまずフィルターを通過させて人手で拾える程度のゴミ
を捕集し、その後、排出されたエアーをさらにこの掃除
機内に設けられた水タンク内を通過させて空気中に舞う
程度のより細かいダストを捕集する電気掃除機が提案さ
れている(実開昭61−31351号公報等)。このよ
うな電気掃除機では、水の粒子表面に非常に細かいダス
トが吸着されるので、通常のフィルターのみでダストを
捕捉している電気掃除機よりも細かいダストを捕捉する
こができ、捕捉率に優れていた。そして、このような水
を一種のフィルターとして利用するタイプの電気掃除機
では、ダストの捕捉率を高めるため、水とダストの接触
率を高める必要ある。そのため、水タンク内の水を渦状
に回転させることにより、水を細かい泡状にして捕捉率
を高める電気掃除機が提案されている(特開平2−21
5435号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案の電気掃除機では、水を回転させて泡状にするための
装置(例えば、モータ)が別途必要となってしまい、電
気掃除機の構成が複雑になり大型化してしまう。加え
て、使用時に音が大きくなってしまうという問題がもあ
る。そこで、本発明の目的は、構成が簡素化されて小型
化されるとともに、使用時に音が静かな掃除機を提供す
ることにある。
案の電気掃除機では、水を回転させて泡状にするための
装置(例えば、モータ)が別途必要となってしまい、電
気掃除機の構成が複雑になり大型化してしまう。加え
て、使用時に音が大きくなってしまうという問題がもあ
る。そこで、本発明の目的は、構成が簡素化されて小型
化されるとともに、使用時に音が静かな掃除機を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、電気掃除機に、外部のゴミを吸引する吸引手段と、
この吸引手段により吸引されたエアーの流れにより、後
方に配備された水を霧状にする分霧手段と、を具備し、
上記分霧手段は、長手方向一方端部が上記水内に浸水
し、他方端部が上記エアーの流れ位置に配置された管状
体であり、前記管状体内に侵入した水が、負圧となった
前記エアーの流れによって霧状とされ、且つ各々長さが
異なる複数の前記管状体が配設されていることにより、
前記も目的を達成する。請求項2記載の発明では、請求
項1記載の発明において、霧状にされた水を拡散する拡
散手段をさらに具備したことを特徴とする。請求項3記
載の発明では、電気掃除機に、外部のゴミを吸引する吸
引手段と、この吸引手段により吸引されたエアーの流れ
により、後方に配備された水を霧状にする分霧手段と、
霧状にされた水を拡散する拡散手段とを具備し、上記分
霧手段は、長手方向一方端部が上記水内に浸水し、他方
端部が上記エアーの流れ位置に配置された管状体であ
り、前記管状体内に侵入した水が、負圧となった前記エ
アーの流れによって霧状とされることを特徴とする。請
求項4記載の発明では、電気掃除機に、外部のゴミを吸
引する吸引手段と、この吸引手段により吸引されたエア
ーの流れにより、後方に配備された水を霧状にする分霧
手段と、霧状にされた水を拡散する拡散手段とを具備
し、上記分霧手段は、長手方向一方端部が上記水内に浸
水し、他方端部が上記エアーの流れ位置に配置された管
状体であり、前記管状体内に侵入した水が、負圧となっ
た前記エアーの流れによって霧状とされ、且つ各々長さ
が異なる複数の前記管状体が配設されていることを特徴
とする。
は、電気掃除機に、外部のゴミを吸引する吸引手段と、
この吸引手段により吸引されたエアーの流れにより、後
方に配備された水を霧状にする分霧手段と、を具備し、
上記分霧手段は、長手方向一方端部が上記水内に浸水
し、他方端部が上記エアーの流れ位置に配置された管状
体であり、前記管状体内に侵入した水が、負圧となった
前記エアーの流れによって霧状とされ、且つ各々長さが
異なる複数の前記管状体が配設されていることにより、
前記も目的を達成する。請求項2記載の発明では、請求
項1記載の発明において、霧状にされた水を拡散する拡
散手段をさらに具備したことを特徴とする。請求項3記
載の発明では、電気掃除機に、外部のゴミを吸引する吸
引手段と、この吸引手段により吸引されたエアーの流れ
により、後方に配備された水を霧状にする分霧手段と、
霧状にされた水を拡散する拡散手段とを具備し、上記分
霧手段は、長手方向一方端部が上記水内に浸水し、他方
端部が上記エアーの流れ位置に配置された管状体であ
り、前記管状体内に侵入した水が、負圧となった前記エ
アーの流れによって霧状とされることを特徴とする。請
求項4記載の発明では、電気掃除機に、外部のゴミを吸
引する吸引手段と、この吸引手段により吸引されたエア
ーの流れにより、後方に配備された水を霧状にする分霧
手段と、霧状にされた水を拡散する拡散手段とを具備
し、上記分霧手段は、長手方向一方端部が上記水内に浸
水し、他方端部が上記エアーの流れ位置に配置された管
状体であり、前記管状体内に侵入した水が、負圧となっ
た前記エアーの流れによって霧状とされ、且つ各々長さ
が異なる複数の前記管状体が配設されていることを特徴
とする。
【0005】
【作用】本発明に係る電気掃除機では、吸入されたエア
ーの流れにより水を霧状にする分霧手段が設けられてい
るので、吸入されたダストが、その霧状にされた水の分
子と吸着して効率よく捕獲される。
ーの流れにより水を霧状にする分霧手段が設けられてい
るので、吸入されたダストが、その霧状にされた水の分
子と吸着して効率よく捕獲される。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る電気掃除機の好適な実施
例を、図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図1
に示されるように、掃除機1の前方部分にはケーシング
1Aを備えおり、このケーシング1A内には吸引力を起
こすためのモータ3、ゴミを除去するための第1のフィ
ルター5などが設けられている。この前方部分の構成は
従来の電気掃除機と略同様である。この掃除機1には、
第1のフィルター5の後方(吸引されたエアーの流れ方
向下流側)には、排気用のパイプ7が設けられており、
第1のフィルター5によりある程度のゴミが除去された
後のエアーAが、後方ケーシング1B内へと導入される
ようになっている。
例を、図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図1
に示されるように、掃除機1の前方部分にはケーシング
1Aを備えおり、このケーシング1A内には吸引力を起
こすためのモータ3、ゴミを除去するための第1のフィ
ルター5などが設けられている。この前方部分の構成は
従来の電気掃除機と略同様である。この掃除機1には、
第1のフィルター5の後方(吸引されたエアーの流れ方
向下流側)には、排気用のパイプ7が設けられており、
第1のフィルター5によりある程度のゴミが除去された
後のエアーAが、後方ケーシング1B内へと導入される
ようになっている。
【0007】この後方ケーシング1B内には、水Wが貯
水されたタンク9と、タンク9の開口部(排気口9C)
には、水Wが掃除機1外に排出されるのを防止するため
の第2のフィルター11が設けられている。また、長手
方向一方端部が水W内に浸水しており、他方端部がパイ
プ7のエアー排出口近傍に位置する毛細管(管状体)1
5が設けられている。この管状体の毛細管15が浸水さ
れている周囲には、捕捉されたダストによって毛細管1
5が詰まるのを防止するために第3のフィルター13が
設けられている。なお、タンク9の下方は、一部がくび
れており、これにより、タンク9内の水Wが外部にこぼ
れないように設計されている。そして、タンク9は図中
破線Lに沿って分離可能になっている(上部9Bと下部
9Aとに分離される)。この上部9Bと下部9Aとを分
離することによって、水Wの交換、廃棄などを行うよう
になっている。
水されたタンク9と、タンク9の開口部(排気口9C)
には、水Wが掃除機1外に排出されるのを防止するため
の第2のフィルター11が設けられている。また、長手
方向一方端部が水W内に浸水しており、他方端部がパイ
プ7のエアー排出口近傍に位置する毛細管(管状体)1
5が設けられている。この管状体の毛細管15が浸水さ
れている周囲には、捕捉されたダストによって毛細管1
5が詰まるのを防止するために第3のフィルター13が
設けられている。なお、タンク9の下方は、一部がくび
れており、これにより、タンク9内の水Wが外部にこぼ
れないように設計されている。そして、タンク9は図中
破線Lに沿って分離可能になっている(上部9Bと下部
9Aとに分離される)。この上部9Bと下部9Aとを分
離することによって、水Wの交換、廃棄などを行うよう
になっている。
【0008】以上のように構成された掃除機1では、パ
イプ7から噴出するエアーAによって、毛細管15によ
りタンク9内から吸い上げられた水Wが霧wとなり(分
霧手段)、タンク9内に充満する。この場合、毛細管1
5内の空気圧に対してパイプ7から噴出するエアーAの
圧力は負圧となるので、毛細管15に代えて一般の管状
体を使用することも可能であるが、毛細管15を使用す
ることにより、霧wを効率よく発生させることができ
る。
イプ7から噴出するエアーAによって、毛細管15によ
りタンク9内から吸い上げられた水Wが霧wとなり(分
霧手段)、タンク9内に充満する。この場合、毛細管1
5内の空気圧に対してパイプ7から噴出するエアーAの
圧力は負圧となるので、毛細管15に代えて一般の管状
体を使用することも可能であるが、毛細管15を使用す
ることにより、霧wを効率よく発生させることができ
る。
【0009】そして、タンク9内に充満した霧wはエア
ーA中のダストを吸着して取り込み、いくつかの霧wが
互いに一緒になって水滴となり、その水滴は水W内に収
容される。このように水Wが霧状になっているので、エ
アー中のダストとの接触面積が非常に大きくなり、細か
いダストまで確実に捕捉することができる。その結果、
水W内には次第にゴミが溜まるが第3のフィルター13
により、毛細管15の詰まりが防止される。
ーA中のダストを吸着して取り込み、いくつかの霧wが
互いに一緒になって水滴となり、その水滴は水W内に収
容される。このように水Wが霧状になっているので、エ
アー中のダストとの接触面積が非常に大きくなり、細か
いダストまで確実に捕捉することができる。その結果、
水W内には次第にゴミが溜まるが第3のフィルター13
により、毛細管15の詰まりが防止される。
【0010】このように、霧wが循環されるので、排気
口9C付近に設けられた第2のフィルター11からは、
細かいダストおよび水Wが除去された後のエアーのみが
排気されることになる。以上説明したように、この実施
例では、エアーAと毛細管15とを利用して霧wが発生
され、この霧wによりダストが捕集されるので、機器の
構成を簡素化でき、掃除機1の小型化が可能となる。ま
た、従来のように例えば水を回転させて泡状にするため
のモータが不要であるため、使用時に特別な騒音が発生
せず静かである。さらに、霧wをより微細なものにすれ
ば、例えば、粒子の直径が100〜500ミクロンのダ
ニのみでなく、粒子の直径が2〜20ミクロンのダニの
フン、2〜100ミクロンのカビなども捕捉できるよう
になる。従って、この掃除機1によれば、単にダストを
確実に除去するだけでなく、部屋内の空気をきれいにす
る空気清浄能力をも有することになる。そのため、厳格
なクリーン度が要求される精密工場、病院等のおいても
使用するこができる。
口9C付近に設けられた第2のフィルター11からは、
細かいダストおよび水Wが除去された後のエアーのみが
排気されることになる。以上説明したように、この実施
例では、エアーAと毛細管15とを利用して霧wが発生
され、この霧wによりダストが捕集されるので、機器の
構成を簡素化でき、掃除機1の小型化が可能となる。ま
た、従来のように例えば水を回転させて泡状にするため
のモータが不要であるため、使用時に特別な騒音が発生
せず静かである。さらに、霧wをより微細なものにすれ
ば、例えば、粒子の直径が100〜500ミクロンのダ
ニのみでなく、粒子の直径が2〜20ミクロンのダニの
フン、2〜100ミクロンのカビなども捕捉できるよう
になる。従って、この掃除機1によれば、単にダストを
確実に除去するだけでなく、部屋内の空気をきれいにす
る空気清浄能力をも有することになる。そのため、厳格
なクリーン度が要求される精密工場、病院等のおいても
使用するこができる。
【0011】なお、霧wをさらに効率よく発生させる構
成としては、図2から理解されるように、毛細管15の
他方端部がパイプ7内まで延出される構成が挙げられ
る。このように構成した場合、長さが各々異なる複数の
毛細管15が使用されて、パイプ7内での延出位置が、
パイプ7の径方向に順次並べられることにより、一層効
率よく霧wが発生される。
成としては、図2から理解されるように、毛細管15の
他方端部がパイプ7内まで延出される構成が挙げられ
る。このように構成した場合、長さが各々異なる複数の
毛細管15が使用されて、パイプ7内での延出位置が、
パイプ7の径方向に順次並べられることにより、一層効
率よく霧wが発生される。
【0012】また、ダストを含んだ霧wは、第2のフィ
ルター11に衝突する等して水滴になるが、図3に示さ
れるように、霧wが衝突される仕切り板17をタンク9
内に設けることにより、霧wの水滴化を促進して、ゴミ
の回収を迅速に行うようにしてもよい。このように仕切
り板17を設けることにより、エアーAが排出されるま
での距離および時間が長くなり、霧wとの接触率が向上
するため、ダストの補足率も向上する。なお、エアーA
の排出距離および時間を長くするために、仕切り板17
の他に、例えば、エアーAと霧wを屈曲したパイプ内を
通過させることによって第2のフィルター11に到達さ
せるようにしてもよい。
ルター11に衝突する等して水滴になるが、図3に示さ
れるように、霧wが衝突される仕切り板17をタンク9
内に設けることにより、霧wの水滴化を促進して、ゴミ
の回収を迅速に行うようにしてもよい。このように仕切
り板17を設けることにより、エアーAが排出されるま
での距離および時間が長くなり、霧wとの接触率が向上
するため、ダストの補足率も向上する。なお、エアーA
の排出距離および時間を長くするために、仕切り板17
の他に、例えば、エアーAと霧wを屈曲したパイプ内を
通過させることによって第2のフィルター11に到達さ
せるようにしてもよい。
【0013】次に本発明の第2の実施例について、図4
を参照して説明する。この実施例では、ダストと水の粒
子を効率よく結合させるために、風車状のプロペラ20
が設けられている。このプロペラ20は、排気用パイプ
7から排気されるエアーAによって回転し、霧wをタン
ク9B内に拡散、充満させる。こうして、ダストは、霧
wに効率よく付着するようになる。また、この第2の実
施例では、排気口9Cに第4のフィルター22が設けら
れている。このように、排気口9C部のフィルターを二
重にすることで、霧wの捕捉をより確実に行うことがで
きる。なお、この第2の実施例では、プロペラ20を排
気用パイプ7に取り付けた構成としたが、排気用パイプ
7に対向したタンクBの壁面に取り付けてもよい。
を参照して説明する。この実施例では、ダストと水の粒
子を効率よく結合させるために、風車状のプロペラ20
が設けられている。このプロペラ20は、排気用パイプ
7から排気されるエアーAによって回転し、霧wをタン
ク9B内に拡散、充満させる。こうして、ダストは、霧
wに効率よく付着するようになる。また、この第2の実
施例では、排気口9Cに第4のフィルター22が設けら
れている。このように、排気口9C部のフィルターを二
重にすることで、霧wの捕捉をより確実に行うことがで
きる。なお、この第2の実施例では、プロペラ20を排
気用パイプ7に取り付けた構成としたが、排気用パイプ
7に対向したタンクBの壁面に取り付けてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上の説明で理解されるように、本発明
に係る電気掃除機では、比較的大きなゴミが排除された
エアーの流れにより、後方に配備された水が霧状にされ
る分霧手段が設けられているので、その霧状の水で細か
いダストを捕獲することができる。従って、従来のよう
に水を回転させる等の特別の装置が不要となり、構成が
簡素化されて小型化が可能となるとともに、使用時に音
が静かになるという利点がある。また、管状体内に侵入
した水が、負圧となった前記エアーの流れによって霧状
とされるので、分霧手段の構成が簡単で、電気掃除機を
設計する際の自由度が向上する。加えて、各々長さが異
なる複数の上記管状体を配設することにより、ムラのな
い状態で霧を充満させることができるので、ゴミの捕集
をより一層良好に行うことができる。
に係る電気掃除機では、比較的大きなゴミが排除された
エアーの流れにより、後方に配備された水が霧状にされ
る分霧手段が設けられているので、その霧状の水で細か
いダストを捕獲することができる。従って、従来のよう
に水を回転させる等の特別の装置が不要となり、構成が
簡素化されて小型化が可能となるとともに、使用時に音
が静かになるという利点がある。また、管状体内に侵入
した水が、負圧となった前記エアーの流れによって霧状
とされるので、分霧手段の構成が簡単で、電気掃除機を
設計する際の自由度が向上する。加えて、各々長さが異
なる複数の上記管状体を配設することにより、ムラのな
い状態で霧を充満させることができるので、ゴミの捕集
をより一層良好に行うことができる。
【図1】本発明に係る掃除機の好適な実施例における全
体概略構成図である。
体概略構成図である。
【図2】他の実施例における毛細管の設置状態を示す説
明図である。
明図である。
【図3】仕切り板の説明図である。
【図4】内部にプロペラを設けた実施例の全体概略構成
図である。
図である。
1 掃除機 3 モータ 5 第1のフィルター 7 排気用パイプ 9 タンク 11 第2のフィルター 13 第3のフィルター 15 毛細管 A エアー W 水 w 霧 17 仕切り板 20 プロペラ 22 第4のフィルター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/18
Claims (4)
- 【請求項1】 外部のゴミを吸引する吸引手段と、 この吸引手段により吸引されたエアーの流れにより、後
方に配備された水を霧状にする分霧手段と、を具備し、 上記分霧手段は、長手方向一方端部が上記水内に浸水
し、他方端部が上記エアーの流れ位置に配置された管状
体であり、 前記管状体内に侵入した水が、負圧となった前記エアー
の流れによって霧状とされ、 且つ各々長さが異なる複数の前記管状体が配設されてい
ることを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項2】 霧状にされた水を拡散する拡散手段をさ
らに具備したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除
機。 - 【請求項3】 外部のゴミを吸引する吸引手段と、 この吸引手段により吸引されたエアーの流れにより、後
方に配備された水を霧状にする分霧手段と、 霧状にされた水を拡散する拡散手段とを具備し、 上記分霧手段は、長手方向一方端部が上記水内に浸水
し、他方端部が上記エアーの流れ位置に配置された管状
体であり、 前記管状体内に侵入した水が、負圧となった前記エアー
の流れによって霧状とされることを特徴とする電気掃除
機。 - 【請求項4】 外部のゴミを吸引する吸引手段と、 この吸引手段により吸引されたエアーの流れにより、後
方に配備された水を霧状にする分霧手段と、 霧状にされた水を拡散する拡散手段とを具備し、 上記分霧手段は、長手方向一方端部が上記水内に浸水
し、他方端部が上記エアーの流れ位置に配置された管状
体であり、 前記管状体内に侵入した水が、負圧となった前記エアー
の流れによって霧状とされ、 且つ各々長さが異なる複数の前記管状体が配設されてい
ることを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12000092A JP3204531B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12000092A JP3204531B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05285079A JPH05285079A (ja) | 1993-11-02 |
JP3204531B2 true JP3204531B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=14775416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12000092A Expired - Fee Related JP3204531B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3204531B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE60218240T2 (de) | 2001-04-18 | 2007-11-22 | Olympus Corporation | Chirurgisches Instrument |
JP3635532B2 (ja) * | 2001-05-07 | 2005-04-06 | 株式会社プランテ | 湿式清浄装置 |
JP2008122046A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP12000092A patent/JP3204531B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05285079A (ja) | 1993-11-02 |
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