JP3038952U - 使用済みスプレー缶の穴開け具 - Google Patents

使用済みスプレー缶の穴開け具

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JP3038952U JP1996013575U JP1357596U JP3038952U JP 3038952 U JP3038952 U JP 3038952U JP 1996013575 U JP1996013575 U JP 1996013575U JP 1357596 U JP1357596 U JP 1357596U JP 3038952 U JP3038952 U JP 3038952U
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正重 手塚
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株式会社双信製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易で安価であり、さらには、ガス抜
き済みが積極表示できる使用済みスプレー缶の穴開け具
を提供する。 【解決手段】 穴開け具本体(10)と、この穴開け具
本体(10)を空き缶(30)に貼り付ける裏面糊付き
ラベル紙(20)とからなり、穴開け具本体(10)
は、金属平板(11)の中央部に三辺(12a,12
b,12c)を切って一辺(12d)で連設した切り起
こし部(13)を設け、この切り起こし部(13)は連
設した一辺(12d)より自由端の先端側が順次上方に
傾斜する傾斜面部(13a)と、この傾斜面部(13
a)の先端を下方に向かって折り曲げその先端を尖らせ
た刃部(13b)とで構成する。また、上記ラベル紙
(20)は、穴開け具本体(10)の金属平板(11)
の両側に突出する長さに構成してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はスプレー式殺虫剤、スプレー式塗料、スプレー式化粧品等を使用し終 えた際の、使用済みスプレー缶の穴開け具に関するものである。
【0002】 従来、この種の使用済みスプレー缶の穴開け具としては錐状のもので穴を開け るもの、缶きり状のもので穴を開けるもの等が種々提案されている。しかし、実 際には、使用済みのスプレー缶に穴を開けてガスを抜いてゴミとして投棄するこ とが徹底されておらず、しばしば残存ガスの爆発といった危険な事故が発生して いる。
【0003】 現在スプレー缶の穴開け具が相当数普及しているのにかかわらず、使用済みス プレー缶のガス抜を抜いてゴミとして投棄することがそれほど行なわれていない 理由としては、従来のスプレー缶の穴開け具でスプレー缶に穴を開ける際に、残 存ガスが手元側に噴出し、危険性を感じたり、塗料スプレー缶のような場合は手 を汚すことがあるというものであった。
【0004】 そこで、本考案者等は先に、金属板より穴開け用の刃部を切り起こしておいた ものをスプレー缶に貼り付けて、スプレー缶を握持してこの刃部を壁面等の硬い 部位に押し当ててガス抜き穴を開けるものを提案した。
【0005】 上記穴開け具は穴がスプレー缶を握持した手とは反対側に残存ガスが噴射する ので、前記したような危険性を感じたり手を汚すことがなく、使用者に広く受け 入れられている。しかし、この貼り付け式の穴開け具は、金属板にスプレー缶に 貼り付けるための糊層を積層するようになしてあり、この糊層の積層が非常に煩 雑な手作業を必要としてコストが嵩むという問題点を有していた。
【0006】 また、使用済みスプレー缶のガス抜きがそれほど行なわれていない別の理由と して、ガス抜きがなされているか否かが一見して判別できないので、面倒なガス 抜きは行なわなくても他人には分からないのであまり気にしないということもあ り、ガス抜きをしてあることを積極的に表示することで啓蒙され普及するとの指 摘もなされている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、金属板より穴開け用の刃部 を切り起こしたものを使用するも、製造が容易で安価であり、さらにはガス抜き 済みが積極表示できる使用済みスプレー缶の穴開け具を提供することを課題とし たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するため、本考案は、穴開け具本体10と、この穴開け具本 体10を空き缶30に貼り付ける裏面糊付きラベル紙20とからなり、上記穴開 け具本体10は、金属平板11の中央部に三辺12a,12b,12cを切って 一辺12dで連設した切り起こし部13を設け、この切り起こし部13は連設し た一辺12dより自由端の先端側が順次上方に傾斜する傾斜面部13aと、この 傾斜面部13aの先端を下方に向かって折り曲げその先端を尖らせた刃部13b とで構成し、また、上記ラベル紙20は、穴開け具本体10の金属平板11の両 側に突出する長さに構成してなる技術的手段を講じたものである。
【0009】 それ故、本考案使用済みスプレー缶の穴開け具は、穴開け具本体10はスプレ ー缶に貼り付けるための糊材を必要としないので、金属板のプレス加工のみで機 械的に自動製造できる作用を呈する。
【0010】 そして、ラベル紙20は裏面に糊層を有してなるので、穴開け具本体10を使 用済みスプレー缶の周面上において、その上より図示するように上記ラベル紙2 0を該スプレー缶に貼付すると穴開け具本体10を使用済みスプレー缶に押さえ つけて固定する作用を呈するものである。
【0011】 次ぎに「請求項2」の考案は、穴開け具本体10と、この穴開け具本体10を 空き缶30に貼り付ける裏面糊付きラベル紙20とからなり、上記穴開け具本体 10は、金属平板11の中央部に三辺12a,12b,12cを切って一辺12 dで連設した切り起こし部13を設け、この切り起こし部13は連設した一辺1 2dより自由端の先端側が順次上方に傾斜する傾斜面部13aと、この傾斜面部 13aの先端を下方に向かって折り曲げその先端を尖らせた刃部13bとで構成 し、また、上記ラベル紙20は、穴開け具本体10の金属平板11の両側に突出 する長さに構成して、その表面にガスぬき処理を完了した旨の表示を付してなる 技術的手段を講じたものである。
【0012】 それ故本考案使用済みスプレー缶の穴開け具は、「請求項1」の考案の作用に 加え、ラベル紙20の表面にガスぬき処理を完了した旨の表示を付してなるので 、ゴミとして廃棄した際に、取扱業者等に一目して判断でき安全性を向上する作 用を呈すると共に、この種表示が普及すれば、ガス抜き処理の啓蒙作用を呈する ことが充分期待できるものである。
【0013】
【考案の実施態様】
次ぎに、考案の実施態様を添付図面を参照に説明する。図中、30が使用済み スプレー缶の空き缶である。この空き缶30の内容物は何でもよく、一般的には 、圧縮ガスと共に、殺虫剤、塗料、化粧品等が収納されている。なお、圧縮ガス には多くの場合フロンガス等の可燃性ガスが使用され、この種スプレー缶のガス が不用意に漏れ出すと爆発や火災等の事故の原因となるもので、現在のこの種の 事故が完全には回避できていない。
【0014】 そして、本考案は、穴開け具本体10と、この穴開け具本体10を上記空き缶 30に貼り付ける裏面糊付きラベル紙20とで構成されてなる。
【0015】 上記穴開け具本体10は、金属平板11の中央部に三辺12a,12b,12 cを切って一辺12dで連設した切り起こし部13を設け、この切り起こし部1 3は連設した一辺12dより自由端の先端側が順次上方に傾斜する傾斜面部13 aと、この傾斜面部13aの先端を下方に向かって折り曲げ先端を尖らせた刃部 13bとで構成してある。
【0016】 上記穴開け具本体10は、従来技術でプレス機械を使用して型抜き加工および プレス加工することで形成でき、厚み0.3mm程度の鉄板を使用し刃部13b は「図2」に最も明らかに示すように側面に補強立壁部13cを設けて立体的構 成とすることで充分な強度が得られ、通常の鉄製空き缶30に穴を開けるに充分 で有った。
【0017】 また、上記ラベル紙20は、上記穴開け具本体10の金属平板11の両側に突 出する長さに構成してなる。このラベル紙20は、裏面に糊層(粘着剤層を含む )を塗布して、常時は剥離紙(図示せず)に仮接着したものが使用され、必要時 に剥離紙より剥して使用する従来公知なものを使用すればよい。そして、このラ ベル紙20は金属平板11の両側に突出する長さに構成することで、穴開け具本 体10の金属平板11を跨いで前記空き缶30に貼り付けることで、該穴開け具 本体10を空き缶30に貼り付けることができるようになしてある。
【0018】 次ぎに、「請求項2」の考案は、穴開け具本体10と、この穴開け具本体10 を空き缶30に貼り付ける裏面糊付きラベル紙20とからなり、上記穴開け具本 体10は、金属平板11の中央部に三辺12a,12b,12cを切って一辺1 2dで連設した切り起こし部13を設け、この切り起こし部13は連設した一辺 12dより自由端の先端側が順次上方に傾斜する傾斜面部13aと、この傾斜面 部13aの先端を下方に向かって折り曲げその先端を尖らせた刃部13bとで構 成し、また、上記ラベル紙20は、穴開け具本体10の金属平板11の両側に突 出する長さに構成してあるのは「請求項1」と同じである。
【0019】 そして、本考案は、上記ラベル紙20は、上記穴開け具本体10の金属平板1 1の両側に突出する長さに構成して、その表面にガスぬき処理を完了した旨の表 示を付してなる。
【0020】 図示実施態様では、このラベル紙20は所定の間隔で並置する二つの円形部2 1a,21bとこの両円形部21a,21bをつなぐ幅が円形部21a,21b の直径より小さい連結部23とで構成し、一方の円形部21aに使用法24を、 他方の円形部21bにガスぬき処理を完了した旨の表示として「ガスぬき済」の 文字22を付してなる。
【0021】
【考案の効果】
本考案は上記のごときで、穴開け具本体10と、ラベル紙20とを別途構成す るようになしたので、穴開け具本体10は従来の金属プレス加工技術で、ラベル 紙20は従来のラベル印刷技術で夫々自動量産可能となり、安価な使用済みスプ レー缶の穴開け具を提供できるものである。
【0022】 特に本考案は、穴開け具本体10の裏面に糊財を積層する従来の大変手数を要 する製造工程を省略し、穴開け具本体10はラベル紙20で空き缶30に貼付す るようになしたので清掃工程が非常に簡略化され安価となると共に、穴開け具本 体10の固定は穴開け時にはこれを剥すような力はほとんど加わらないのでラベ ル紙20で充分強固に固定できる使用済みスプレー缶の穴開け具を提供できるも のである。
【0023】 また、「請求項2」の考案は、ラベル紙20の表面にガスぬき処理を完了した 旨の表示を付してなるので、ゴミとして投棄した際に処理者が一目して識別でき て安全に処理できる使用済みスプレー缶の穴開け具を提供できるものである。
【0024】 そして、このように「ガスぬき処理を完了した旨の表示」がある程度普及する とさらに啓蒙に役立ち、これを見たものもガス抜きを心がけるようになり、ガス 抜きを励行を普及するのに貢献できる使用済みスプレー缶の穴開け具を提供でき るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案使用済みスプレー缶の穴開け具を空き缶
に貼付した状態での正面図である。
【図2】本考案使用済みスプレー缶の穴開け具の斜視図
である。
【図3】本考案に使用されるラベル紙の平面図である。
【符号の説明】
10 穴開け具本体 20 ラベル紙 11 金属平板 12a 辺 12b 辺 12c 辺 12d 辺 13 切り起こし部 13a 傾斜面部 13b 刃部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穴開け具本体(10)と、この穴開け具
    本体(10)を空き缶(30)に貼り付ける裏面糊付き
    ラベル紙(20)とからなり、 上記穴開け具本体(10)は、金属平板(11)の中央
    部に三辺(12a,12b,12c)を切って一辺(1
    2d)で連設した切り起こし部(13)を設け、この切
    り起こし部(13)は連設した一辺(12d)より自由
    端の先端側が順次上方に傾斜する傾斜面部(13a)
    と、この傾斜面部(13a)の先端を下方に向かって折
    り曲げその先端を尖らせた刃部(13b)とで構成し、 また、上記ラベル紙(20)は、穴開け具本体(10)
    の金属平板(11)の両側に突出する長さに構成してな
    る使用済みスプレー缶の穴開け具。
  2. 【請求項2】 穴開け具本体(10)と、この穴開け具
    本体(10)を空き缶(30)に貼り付ける裏面糊付き
    ラベル紙(20)とからなり、 上記穴開け具本体(10)は、金属平板(11)の中央
    部に三辺(12a,12b,12c)を切って一辺(1
    2d)で連設した切り起こし部(13)を設け、この切
    り起こし部(13)は連設した一辺(12d)より自由
    端の先端側が順次上方に傾斜する傾斜面部(13a)
    と、この傾斜面部(13a)の先端を下方に向かって折
    り曲げその先端を尖らせた刃部(13b)とで構成し、 また、上記ラベル紙(20)は、穴開け具本体(10)
    の金属平板(11)の両側に突出する長さに構成して、
    その表面にガスぬき処理を完了した旨の表示(22)を
    付してなる使用済みスプレー缶の穴開け具。
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