JPH0510939Y2 - - Google Patents

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JPH0510939Y2
JPH0510939Y2 JP4461388U JP4461388U JPH0510939Y2 JP H0510939 Y2 JPH0510939 Y2 JP H0510939Y2 JP 4461388 U JP4461388 U JP 4461388U JP 4461388 U JP4461388 U JP 4461388U JP H0510939 Y2 JPH0510939 Y2 JP H0510939Y2
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JP
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steel plate
spray container
adhesive layer
raised piece
spray
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Description

【考案の詳細な説明】 『産業上の利用分野』 本考案はスプレー容器の穴あけ具の改良に関す
るものである。
『従来の技術』 圧縮気体と共に殺虫剤や化粧液体を容器に充填
したスプレー容器は、使用終了後にこれをゴミと
して投棄するには、該スプレー容器に穴を開けて
容器内に圧縮気体が残存しないようになして投棄
しないと危険である。
従来、この種スプレー容器に穴を開けるには、
一般家庭に有る缶詰め食品の缶切りを使用する
か、釘を金鎚で打ち込むようにするのが良いとさ
れている。
『考案が解決しようとする問題点』 しかし、スプレー容器は上下両面が平な面では
ないため一般の缶切りの使用は困難であることが
多く、また、缶切りの爪を掛ける部分がない形状
のスプレー容器も多数製造されている。
さらに、釘を金鎚で打ち込む方法は道具を用意
するのが煩雑であるという欠点を有し、その結
果、多くのスプレー容器はそのまま投棄され、ゴ
ミ収集車内や焼却炉内でスプレー容器が爆発する
事故が頻繁に発生している。
そこで、本考案は上記に鑑みなされたもので、
手軽にスプレー容器に穴を開けることのできるス
プレー容器の穴あけ具を提供することを目的とし
たものである。
『問題点を解決するための手段』 上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範
囲を要旨とする本考案の構成は前述問題点を解決
するために、鋼板1の一部に基端部を該鋼板1に
連接した切り起し片部3を設け、上記起し片部3
の先端部は、鋼板1に形成された切り起し空部2
に向けて折り曲げるとともに、先端を尖らせた舌
片状の押込刃部4となし、さらに、上記鋼板1の
裏面には粘着剤層5を積層してなる技術的手段を
講じたものである。
『作用』 それ故本考案スプレー容器の穴あけ具は、スプ
レー容器内の充填物の使用が終了したら、第3図
に示すごとく、該スプレー容器10の適所に粘着
剤層5をもつて貼付し、次いでスプレー容器を握
持して起し片部3の最も突出している部位を床面
Fや壁面に押しつける。
すると、押込刃部4はスプレー容器10内に食
い込まれるのでスプレー容器10に穴を開けるこ
とができるものである。
『実施例』 次に、本考案の実施例を第1図乃至第4図に従
つて説明すれば以下の通りである。
図中、1が鋼板で、図示例においてこの鋼板1
は横長の平なものを使用しているが、適宜の大き
さを有するものならその輪郭形状は適宜選定すれ
ばよく、また、鋼板1に厚手のものを使用した場
合はスプレー容器10の周面の湾曲に適合するよ
うに予め湾曲せしめたものを使用してもよい。
そして、この鋼板1の一部に基端部を該鋼板1
に連接した切り起し片部3を設けてある。この切
り起し片部3は、第2図に最も明かに示すごと
く、鋼板1に一部を残した切り溝輪6を設け、こ
の切り溝輪6の内側を上方に起すように折つて形
成する。
また、上記起し片部3の先端部は、鋼板1に形
成された切り起し空部2に向けて折り曲げるとと
もに、先端を尖らせた舌片状の押込刃部4となし
てある。
上記押込刃部4は、杭状に打ち込むことが可能
であればよく、通常の刃物ように刃先を研ぐ必要
はないが、先端をできるだけ尖らせるとよい。ま
た、この押込刃部4は押圧や衝撃によつて変形し
ないよう強度を増すために焼き入れを行なうか、
縦中央軸から両側を平面VまたはU形に折り曲げ
ておくとよい。
また、上記押込刃部4が確実にスプレー容器1
0内に押し込むことができるようになすには、こ
の押込刃部4が鋼板1乃至スプレー容器10の周
面と直交方向に向くことが望ましく、図示例では
第1図に最も明かなように起し片部3が先端側が
順次上方に傾き、押込刃部4は垂直下方を向くよ
うになしてある。
さらに、上記鋼板1の裏面には粘着剤層5を積
層してなる。この粘着剤層5は従来公知なものが
使用されるが、鋼板1に発泡樹脂シート7を貼付
してこの発泡樹脂シート7に粘着剤層5を塗布し
てもよい。この発泡樹脂シート7を介在せしめる
主たる目的は、スプレー容器10の周面湾曲面に
平な鋼板1を貼付する際にこの発泡樹脂シート7
の厚みが局所的に変化して密着面積を増すように
することであるが、押込刃部4が押し込まれるス
プレー容器10の外面部位を予め粘着剤層5とこ
の発泡樹脂シート7とで覆つておき、押込刃部4
はこの粘着剤層5と発泡樹脂シート7を通つてス
プレー容器10に押し込まれるようになし、該押
込刃部4を打ち込む際に火花が発生しても引火事
故が発生しない効果をも期待している。
本考案は前記作用の項で述べたごとく、スプレ
ー容器を握持して起し片部3の最も突出している
部位を床面Fや壁面に押しつけることでスプレー
容器に穴をあけることができるが、使用者によつ
ては押しつけずに、壁等に打ちつけることも予想
され、このような使用法の場合に引火事故が発生
しないともかぎらない。この引火事故は押込刃部
4の上部に衝撃を加えて打ち込む際にまれに火花
が飛ぶが、この火花が発生したと同時に濃い引火
性ガスがスプレー容器10より噴出して接触する
場合に想定でき、押込刃部4の先端は鋼板1をス
プレー容器10に貼付した際に該スプレー容器1
0の外面より多少の距離を設けておくと、火花発
生とガス噴出との間に多少の時間的余裕ができ事
故発生を回避できるが、予め押込刃部4が打ち込
まれる部位を粘着剤層5と発泡樹脂シート7とで
覆つておくとさらにガスの噴出時間を遅らせ噴出
量も短時間に多量に噴出しないようになして事故
発生防止が期待できるものである。
なお、図中、8は剥離紙を示すもので、本願ス
プレー容器の穴あけ具はこの剥離紙8を添着した
状態で製造され使用に際してこの剥離紙8を剥離
するものである。
『考案の効果』 本考案は上記のごときであり、スプレー容器1
0の適所に粘着剤層5をもつて貼付し、次いでス
プレー容器を握持して起し片部3の最も突出して
いる部位を床面Fや壁面に押しつけることで容
易・確実に該スプレー容器10に穴を開けること
ができるスプレー容器の穴あけ具を提供すること
ができるものである。
また、本考案は床面Fや壁面に押しつけるかわ
りに、金鎚で押込刃部4を打ち込むようになして
もよいが、この場合残存ガスが操作者にかかるこ
とも有り、粘着剤層5で鋼板1を貼付したことは
スプレー容器を握持した際に該鋼板1はスプレー
容器の人体の反対側に位置し、他の物に押しつけ
ると操作者より反対側に穴を開け、残存ガスが合
つたばあいはこれか人体側には噴出しないように
なすことが可能となり、安心して使用できるスプ
レー容器の穴あけ具を提供することができるもの
である。
さらに、本考案は小型であるため、スプレー容
器の図示しない蓋等の僅かな空間に予め収納して
おくことも可能であり、使用者は金鎚等の道具を
なんら用意しなくても使用できるという効果を兼
有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は断面図、第2図は平面図、第3図は右側面図、
第4図は使用状態正面図である。 1……鋼板、2……切り起し空部、3……切り
起し片部、4……押込刃部、5……粘着剤層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 鋼板1の一部に基端部を該鋼板1に連接した切
    り起し片部3を設け、 上記起し片部3の先端部は、鋼板1に形成され
    た切り起し空部2に向けて折り曲げるとともに、
    先端を尖らせた舌片状の押込刃部4となし、 さらに、上記鋼板1の裏面には粘着剤層5を積
    層してなるスプレー容器の穴あけ具。
JP4461388U 1988-04-01 1988-04-01 Expired - Lifetime JPH0510939Y2 (ja)

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JP4461388U JPH0510939Y2 (ja) 1988-04-01 1988-04-01

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JP4461388U JPH0510939Y2 (ja) 1988-04-01 1988-04-01

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Publication Number Publication Date
JPH01148753U JPH01148753U (ja) 1989-10-16
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