JP3022865U - 買物用籠 - Google Patents
買物用籠Info
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- JP3022865U JP3022865U JP1995007368U JP736895U JP3022865U JP 3022865 U JP3022865 U JP 3022865U JP 1995007368 U JP1995007368 U JP 1995007368U JP 736895 U JP736895 U JP 736895U JP 3022865 U JP3022865 U JP 3022865U
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- display object
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は、スーパーマーケット等で使用され
る買物用籠に関し、その買物籠の周側壁に貼着された広
告表示用の表示物を物を容易に引き剥がすことができる
ように買物用籠を改良することを課題とする。 【解決手段】 周側壁5 の少なくとも一部に広告表示用
の表示物10が剥離可能に貼着される板状部7 を有する買
物用籠に於いて、前記板状部7 の周縁部近傍に、前記表
示物10の一部を剥離可能にするためのピンホール8 を少
なくとも1ケ所穿設することを解決手段とし、かかるピ
ンホール8 に棒状体を嵌入して表示物10の貼着面を押圧
することによって上記課題の解決を図る。
る買物用籠に関し、その買物籠の周側壁に貼着された広
告表示用の表示物を物を容易に引き剥がすことができる
ように買物用籠を改良することを課題とする。 【解決手段】 周側壁5 の少なくとも一部に広告表示用
の表示物10が剥離可能に貼着される板状部7 を有する買
物用籠に於いて、前記板状部7 の周縁部近傍に、前記表
示物10の一部を剥離可能にするためのピンホール8 を少
なくとも1ケ所穿設することを解決手段とし、かかるピ
ンホール8 に棒状体を嵌入して表示物10の貼着面を押圧
することによって上記課題の解決を図る。
Description
【0001】
本考案は、スーパーマーケット等に於いて使用される買物用籠、更に詳しくは 、広告表示用の表示物が貼着される買物用籠に関する。
【0002】
従来より、スーパーマーケット等に於いて使用される買物用籠の周側壁には、 商品や店舗等の広告を表示する表示物が貼着され、且つ該表示物が不用意に剥離 しないように平坦に形成された板状部が設けられている。 前記表示物としては、一般に樹脂シート又はアルミ箔シートの一面側に広告内 容を印刷し、且つ他面側に粘着物を塗布したものが用いられている。 かかる表示物は、樹脂シートからなるので、買物用籠を洗浄しても剥がれない 等耐久性に優れ、且つ、製造コストも安く、しかも、買物用籠の板状部に貼着す るだけでよいという利点があり、好んで用いられている。
【0003】
しかしながら、長期間同一の表示物を貼着していると、洗浄しても取れない汚 れが付着し、又、所定期間同一内容の広告を表示した後には新たな内容の表示物 に交換しなければならない。 かかる表示物の交換に際しては、その周縁部、例えばその表示物が長方形状で あれば角部に爪を立てたり或いは箆を使ったりして表示物を板状部から引き剥が すのであるが、長期間貼着された表示物を剥がすには多大な労力と根気が必要で あり、特に、表示物が貼着される板状部は、不用意に剥離しないように板状且つ 平坦に形成されているので、尚更引き剥がし難い。 従って、その煩雑から交換作業の能率が極めて低いという問題点があった。
【0004】 本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、粘着物によって貼着された広告 表示用の表示物を容易に引き剥がすことができる買物用籠を提供することを課題 とする。
【0005】
本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、その課題を解決 するための手段は、周側壁5 の少なくとも一部に広告表示用の表示物10が剥離可 能に貼着される板状部7 を有する買物用籠に於いて、前記板状部7 の周縁部近傍 には、前記表示物10の一部を剥離可能にするためのピンホール8 が少なくとも1 ケ所穿設されてなることにある。 かかる板状部7 に貼着された表示物10を引き剥がす場合には、板状部7 の周縁 部に穿設されたピンホール8 に棒状体を嵌入し、その棒状体で表示物10の貼着面 側を押圧すれば表示物10の周縁部が剥離することとなる。 そして、剥離した表示物10の周縁部を把持して引き剥がせば、表示物10を容易 に板状部7 から剥離することができるのである。
【0006】 具体的な手段として、請求項3記載の如く、前記板状部7 が長方形状で、且つ 前記ピンホール8 が該板状部7 の4ケ所の角部7a, …近傍に夫々穿設されていれ ば、同様に表示物10の角部が剥離することとなる。 つまり、長方形状の角部が最も剥離し易い部分であるから、請求項3記載の手 段を用いることは有意義である。
【0007】 さらに、請求項6記載の手段は、前記ピンホール8 が、長尺状に形成されてい ることにある。 かかる長尺状にピンホール8 が形成されていれば、棒状体を斜め方向から嵌入 することができる。 従って、表示物10の貼着面と板状部7 との間に棒状体が進入することとなり、 棒状体を表示物10に対して略垂直に押圧する場合に比して、表示物10の剥離が極 めて容易となる。
【0008】
【考案の実施の形態】 以下、本考案に係る買物用籠の実施の形態について、図面を参照しながら説明 する。 図1及び図2に於いて、1 は、長孔2 が規則正しく形成された網状の底部3 及 び周側壁5 とから構成される上方が開口された籠本体を示し、合成樹脂成型によ って形成されている。 さらに、前記周側壁5 を構成する一対の長側壁5a,5a 及び短側壁5b,5b の略中 央上部には、広告表示用の表示物を貼着すべく平坦且つ長方形状の板状部7,…が 夫々形成されている。
【0009】 8,…は、前記長側壁5a,5a の板状部7,7 の4ケ所の角部7a, …近傍及び長辺7b の周縁中央部近傍に夫々穿設されたピンホールを示し、その形状は略円形状に形 成されている。 8',8' は、前記短側壁5b,5b の板状部7,7 の4ケ所の角部7a, …のうち任意の 2ケ所の角部7a,7a 近傍に夫々穿設されたピンホールを示し、その形状は長尺形 状に形成されている。 10は、一面側に所望の広告内容が印刷され、且つ他面側に粘着物が塗布された シール片からなり、しかも、前記板状部7 の形状に合致すべく長方形状に形成さ れた広告表示用の表示物を示し(図の二点鎖線)、前記各板状部7,…の表面側に 粘着物を介して貼着されている。
【0010】 上記構成からなる買物用籠は、周側壁5 の板状部7,…にピンホール8 が設けら れているので、貼着された表示物10の交換を容易に行なえる。 即ち、図3に示すように、長側壁5aの板状部7 に貼着された表示物10を剥離す るに際して、表示物10の貼着されていない板状部7,…の裏面1b側から、表示物10 を押圧すべく先端部14a に丸みを有する棒状体14をピンホール8 に嵌入して裏面 1b側から表面1a側へ(矢印イ方向)棒状体14を押せば、表示物10の貼着面は押圧 されて板状部7,…から剥離し始める。
【0011】 さらに棒状体14を押すと、粘着物の粘着力より押圧力の方が勝り、表示物10の 角部10a は完全に広告貼着部7 から剥離されることとなる。 最後に、剥離した表示物10の角部10a を把持して引っ張れば、表示物10全体を 容易に剥離することができるのである。
【0012】 ところで、短側壁5bには、長尺形状のピンホール8'が穿設されているが、かか る形状のピンホール8'であれば、図4に示すように、短側壁5bの板状部7 に貼着 された表示物10を剥離するに際して、表示物10の貼着されていない板状部7,…の 裏面1b側からピンホール8'に棒状体14を嵌入し、且つ下方側から上方側へと斜め 上がりに(矢印ロ方向)棒状体14を押せば、表示物10の貼着面と板状部7 との間 に棒状体14が進入するため、上述の略円形状のピンホール8 に比して表示物10の 角部10a の剥離も容易となる。
【0013】 尚、上記実施形態に於いて、板状部7,…に穿設されたピンホール8,…は略円形 状又は長尺状に形成されてなるが、必ずしもピンホール8,…はかかる形状に限定 されず、略三角形状、略四角形状、星形状、略L字状、略U字状、その他任意の 形状に形成してもよい。 要は、表示物10を押圧するための棒状体14が遊嵌自在な形状であればよいので ある。 勿論、その棒状体14は、表示物10を押圧しても容易に折れたりすることがなく 、且つ押圧時に表示物10に貫通しないような先端部14a が形成されているものを 用いればよい。
【0014】 また、上記実施形態に於いて、ピンホール8 は、板状部7 の角部7a近傍に穿設 されているが、必ずしもピンホール8 は板状部7 の角部7a近傍に穿設されるもの と限定されるわけではなく、板状部7 の周縁部近傍に少なくとも1ケ所穿設され ていれば棒状体14によって表示物10の一部を剥離することができるので本考案の 目的は達成される。
【0015】 さらに、上記実施形態に於いて、板状部7 は長方形状に形成されているが、必 ずしも板状部7 は長方形状に限定されず、円形状、楕円形状、三角形状等の任意 の形状に形成してもよい。 尚、本考案に於ける長方形状とは正方形を含む概念である。
【0016】 また、上記実施形態に於いて、表示物10は、他面側に粘着物が塗布されたシー ル片からなるが、必ずしもシール片に限定されず、板状部7 に粘着物が塗布され 、且つ該板状部7 に表示物10が貼着された構成であってもよい。
【0017】 さらに、上記実施形態に於いて、表示物10は板状部7 の表面1a側に貼着されて いるが、必ずしも板状部7 の表面1a側に限定されず、表示物10は板状部7 の裏面 1b側に貼着されていてもよく、又、両面に貼着されていてもよい。 加えて、上記実施形態に於いて、板状部7 は、周側壁5 の一対の長側壁5a,5a 及び短側壁5b,5b に夫々設けられているが、必ずしも板状部7 は周側壁5 に4ケ 所設けられていなければならないわけではなく、周側壁5 に少なくとも1ケ所設 けられていればよい。
【0018】
叙上のように、本考案に係る買物用籠は、表示物を貼着する板状部にピンホー ルが穿設されているので、そのピンホールから棒状体を嵌入して表示物を押圧す るだけで表示物の周縁部を板状部から剥離することができる。 そして、表示物の一部である周縁部が剥離されることにより、その周縁部を手 で把持することによって容易に表示物全体を板状部から引き剥がすことができる こととなる。 従って、従来の買物用籠に比して、表示物を剥離する作業が極めて容易となり 、作業を行なう者も嫌気がささず、効率よく表示物の交換作業を行なうことがで きる。
【図1】本考案に係る買物用籠の一実施形態を示す正面
図。
図。
【図2】同側面図。
【図3】表示物を剥離する際の状態を示す図1のA−A
線要部拡大断面図。
線要部拡大断面図。
【図4】表示物を剥離する際の状態を示す図2のB−B
線要部拡大断面図。
線要部拡大断面図。
5 …周側壁、7 …板状部、7a…角部、8 …ピンホール、
10…表示物、14…棒状体、14a …先端部
10…表示物、14…棒状体、14a …先端部
Claims (8)
- 【請求項1】 周側壁(5) の少なくとも一部に広告表示
用の表示物(10)が剥離可能に貼着される板状部(7) を有
する買物用籠に於いて、前記板状部(7) の周縁部近傍に
は、前記表示物(10)の一部を剥離可能にするためのピン
ホール(8) が少なくとも1ケ所穿設されてなることを特
徴とする買物用籠。 - 【請求項2】 前記板状部(7) が長方形状で、且つ前記
ピンホール(8) が該板状部(7) の4ケ所の角部(7a), …
のうち任意の2ケ所の角部(7a),(7a) 近傍に穿設されて
なる請求項1記載の買物用籠。 - 【請求項3】 前記板状部(7) が長方形状で、且つ前記
ピンホール(8) が該板状部(7) の4ケ所の角部(7a), …
近傍に夫々穿設されてなる請求項1記載の買物用籠。 - 【請求項4】 前記ピンホール(8) が、前記表示物(10)
を押圧可能な先端部(14a) を有する棒状体(14)が遊嵌可
能な形状に形成されてなる請求項1〜3の何れかに記載
の買物用籠。 - 【請求項5】 前記ピンホール(8) が、略円形状である
請求項1〜3の何れかに記載の買物用籠。 - 【請求項6】 前記ピンホール(8) が、長尺状である請
求項1〜3の何れかに記載の買物用籠。 - 【請求項7】 前記表示部(10)が、前記板状部(7) の表
裏の少なくとも一方に貼着されてなる請求項1〜6の何
れかに記載の買物用籠。 - 【請求項8】 前記表示部(10)が、シール片からなる請
求項1〜7の何れかに記載の買物用籠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007368U JP3022865U (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 買物用籠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007368U JP3022865U (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 買物用籠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3022865U true JP3022865U (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=43158155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995007368U Expired - Lifetime JP3022865U (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 買物用籠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022865U (ja) |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP1995007368U patent/JP3022865U/ja not_active Expired - Lifetime
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