JP3038798U - 和服用ハンガー - Google Patents

和服用ハンガー

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JP3038798U
JP3038798U JP1996013430U JP1343096U JP3038798U JP 3038798 U JP3038798 U JP 3038798U JP 1996013430 U JP1996013430 U JP 1996013430U JP 1343096 U JP1343096 U JP 1343096U JP 3038798 U JP3038798 U JP 3038798U
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靖雄 平田
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株式会社平文
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り畳み状態の和服を洋服の場合と同様にハ
ンガーで吊るして保管できるようにする。 【解決手段】 和服10を折り畳み状態で吊るすハンガ
ー1を、和服掛け用ロッド3と、フック5と、クリップ
6とで構成する。和服掛け用ロッド3は、両袖部10b
が重なり合うように二つ折りした和服10の両袖部を、
重なり状態のまま身頃10a側に折り返して折り畳み状
とした和服10を、その丈の中間部で折り返して掛ける
横長のロッドである。フック5は、和服掛け用ロッド3
を吊持して洋服掛け等に掛けるものである。クリップ6
は、和服掛け用ロッド3に掛けられた折り畳み状和服1
0の両袖部10bの下端を、重なり状態のまま掴んで吊
持するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、浴衣や振り袖等の和服を洋服の場合と同様に吊るして保管できる和 服用ハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の和服用ハンガーとして、横長ロッドの中間部にフック用の索条 を連結してなる衣紋掛けが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記衣紋掛けの場合、両袖が垂れた状態で和服が吊り下げられること になるので、そのままの状態で長期にわたって保管すると、袖部に皺や形崩れが 生じるという問題点があった。
【0004】 本考案は、このような課題を解消し、皺や形崩れを生じさせることなく、和服 を吊った状態で保管できる和服用ハンガーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案の和服用ハンガーは、和服掛け用ロッドと、フックと、クリッ プとを備えたものである。前記和服掛け用ロッドは、両袖が重なり合うように二 つ折りした和服の両袖部を、重なり状態のまま身頃側に折り返して折り畳み状と した和服を、その丈の中間部で折り返して掛ける横長のロッドである。前記フッ クは、前記和服掛け用ロッドを吊持して洋服掛け等に掛けるものである。前記ク リップは、前記和服掛け用ロッドに掛けられた折り畳み状和服の両袖部の下端を 、重なり状態のまま掴んで吊持するものである。 この構成によれば、折り畳み状和服を、その丈の中間部で折り返して和服掛け 用ロッドに掛けると共に、重なり状態となって身頃側に折り返された両袖部の下 端をクリップで掴んで吊持した状態のもとに、フックを洋服掛け等に掛けること により、皺や形崩れを生じさせることなく、折り畳み状和服を吊った状態で保管 できる。 請求項2の考案は、前記請求項1の考案の構成において、前記和服掛け用ロッ ドをフレームに一体に設け、このフレームに索条を介して前記フックを連結した ものである。 この構成の場合、和服掛け用ロッドを安定良く支持できると共に、フレームに 対してフックの向きを自在にできるので、洋服掛け等に対して和服掛け用ロッド の向きを自在に選択して吊るすこともできる。 請求項3の考案は、前記請求項2の考案の構成において、前記フレームに帯掛 け用ロッドを一体に設けたものである。 この構成の場合、折り畳み状態の和服だけでなく、帯も同じハンガーに吊るし た状態で保管できる。 請求項4の考案は、前記請求項1の考案の構成において、索条を介して前記和 服掛け用ロッドを帯掛け用ロッドに連結し、この帯掛け用ロッドに索条を介して 前記フックを連結したものである。 この構成の場合、不使用時や持運び時にハンガーをコンパクトに折り畳むこと ができる。 請求項5の考案は、前記請求項4の考案の構成において、前記帯掛け用ロッド の両端に、その軸方向に伸縮自在とした補助ロッドを設けたものである。 この構成の場合、帯掛け用ロッドの両端から補助ロッドを伸長させることによ り、帯掛け用ロッドと補助ロッドとで、ハンガーを従来の衣紋掛けとして使用す ることもできる。 請求項6の考案は、前記請求項1ないし請求項5のいずれかの考案の構成にお いて、索条を介して前記クリップを前記和服掛け用ロッドに連結したものである 。 この構成の場合、索条の長さを調整することにより、袖丈の異なる各種の和服 の両袖部をクリップで適正に吊持することができる。 請求項7の考案の和服用ハンガーは、和服掛け用ロッドと、フックと、袖部吊 持部材とを備えたものである。前記和服掛け用ロッドは、両袖が重なり合うよう に二つ折りした和服の両袖部を、重なり状態のまま身頃側に折り返して折り畳み 状とした和服を、その丈の中間部で折り返して掛ける横長のロッドである。前記 フックは、前記和服掛け用ロッドを吊持して洋服掛け等に掛けるものである。前 記袖部吊持部材は前記和服掛け用ロッドに掛けた折り畳み状和服の両袖部を吊持 するものであって、重なり状態とした両袖部の八つ口から各袖内に抜き差し自在 とした横長の一対の袖掛け用ロッドを有する。 この構成によれば、折り畳み状和服をその丈の中間部で折り返して和服掛け用 ロッドに掛けると共に、重なり状態となって身頃側に折り返された両袖部の八つ 口から各袖内に袖部吊持部材の袖掛け用ロッドをそれぞれ差し込んで両袖部を吊 持した状態のもとに、フックを洋服掛け等に掛けることにより、皺や形崩れを生 じさせることなく、折り畳み状和服を吊った状態で保管できる。 請求項8の考案は、前記請求項7の考案の構成において、索条を介して前記和 服掛け用ロッドを前記帯掛け用ロッドに連結し、この帯掛け用ロッドに索条を介 して前記フックを連結したものである。 この構成の場合、不使用時や持運び時にハンガーをコンパクトに折り畳むこと がきる。 請求項9の考案は、前記請求項8の考案の構成において、前記帯掛け用ロッド の両端に、その軸方向に伸縮自在とした補助ロッドを設けたものである。 この構成の場合、帯掛け用ロッドの両端から補助ロッドを伸長させることによ り、帯掛け用ロッドと補助ロッドとで、ハンガーを従来の衣紋掛けとして使用す ることもできる。 請求項10の考案は、前記請求項7ないし請求項9のいずれかの考案の構成に おいて、索条を介して前記袖部吊持部材を前記和服掛け用ロッドに連結したもの である。 この構成の場合、索条の長さを調整することにより、袖丈の異なる各種の和服 の両袖部を袖部吊持部材で適正に吊持することができる。 請求項11の考案の和服用ハンガーは、和服掛け用ロッドと、フックと、袖部 支持手段とを備えたものである。前記和服掛け用ロッドは、両袖が重なり合うよ うに二つ折りした和服の両袖部を、重なり状態のまま身頃側に折り返して折り畳 み状とした和服を、その丈の中間部で折り返して掛ける横長のロッドである。前 記フックは、前記和服掛け用ロッドを吊持して洋服掛け等に掛けるフックである 。前記袖部支持手段は、前記折り畳み状和服の両袖部の下端を重なり状態のまま 掴んで吊持するクリップと、前記両袖部の八つ口から各袖内に抜き差し自在とし た一対の袖掛け用ロッドを有し前記袖部を吊持する袖部吊持部材とを一体に設け たものである。 この構成によれば、折り畳み状和服をその丈の中間部で折り返して和服掛け用 ロッドに掛けると共に、重なり状態となって身頃側に折り返された両袖部の下端 を袖部支持手段のクリップで掴んで吊持するか、袖部支持手段の袖部吊持部材を 使用して、その両袖掛け用ロッドを両袖部の八つ口から各袖内に差し込んで両袖 部を吊持した状態のもとに、フックを洋服掛け等に掛けることにより、皺や形崩 れを生じさせることなく、折り畳み状和服を吊った状態で保管できる。 請求項12の考案は、前記請求項11の考案の構成において、索条を介して前 記袖部支持手段を前記和服掛け用ロッドに連結したものである。 この構成の場合、索条の長さを調整することにより、袖丈の異なる各種の和服 の両袖部を袖部支持手段で適正に吊持することができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
この考案の第1の実施形態を図1ないし図5と共に説明する。図1はこの実施 形態の和服用ハンガーの正面図を示す。この和服用ハンガー1は、フレーム2に 一体に設けた和服掛け用ロッド3および帯掛け用ロッド4と、フック5と、クリ ップ6とを備えたものである。フレーム2と、これに一体に設けた和服掛け用ロ ッド3および帯掛け用ロッド4は例えば樹脂成形品からなり、逆U字状としたフ レーム2の両縦枠部2a,2aの下端間に跨がって横長の和服掛け用ロッド3が 設けられる。この和服掛け用ロッド3は、図2(A)〜(C)に示すように、両 袖部10bが重なり合うように背縫いを中心に内側に二つ折りした和服10(図 2(B))の両袖部を、重なり状態のまま身頃10aの上に折り返して折り畳み 状とした袖畳みの和服10(図2(C))を、その丈のほぼ中間部10cで折り 返して掛けるロッドである。帯掛け用ロッド4は、フレーム2の両縦枠部2a, 2a間に跨がって、和服掛け用ロッド3の上方に和服掛け用ロッド3と平行に設 けられる。
【0007】 フック5は、フレーム2と一体の和服掛け用ロッド3および帯掛け用ロッド4 をフック状あるいはポール状の洋服掛け等の掛け治具に掛けるものであって、例 えば樹脂成形品からなる。このフック5は、紐等の索条7を介してフレーム2の 横枠部2bに連結されている。これにより、フック5が掛けられる洋服掛け等の 掛け治具の向きに対して、和服掛け用ロッド3および帯掛け用ロッド4の向きを 自在に選択することができる。
【0008】 クリップ6は、図2(C)のように袖畳みに折り畳んだ和服10の両袖部10 bの下端を重なり状態のまま掴んで吊持する部材であり、紐等の索条8を介して 和服掛け用ロッド3の中間部に連結されている。索条8は和服掛け用ロッド3側 において、そのロッド3の中間部に形成した孔9に挿通し、索条8の先端部に設 けたストッパ11で孔9から抜け止め状態とすることにより連結されている。
【0009】 上記和服用ハンガー1に袖畳みとした和服10を掛ける手順を図3を参照して 説明する。図2(C)のように折り畳んだ和服10を、その袖部10b側が下向 きとなるように和服掛け用ロッド3と帯掛け用ロッド4との間に挿入し(図3( A))、重なり状態の両袖部10bの下端をクリップ6で掴む。次に、折り畳み 状和服10をその丈の中間部10cで折り返し、丈下側を両袖部10bの上に重 ねる。この状態でハンガー1を持ち上げ、そのフック5を洋服掛け等の掛け治具 に掛ける。これにより、図3(B)のように折り畳み状の和服10を、その両袖 部10b等に皺や形崩れを生じさせることなく、吊った状態で洋服箪笥等に洋服 と同様に保管できる。その吊り状態で、ハンガー1の帯掛け用ロッド4を利用し て、図3(B)に鎖線で示すように帯12も掛けることができるので、和服を和 箪笥に収納することなく簡易に保管できる。
【0010】 なお、クリップ6を和服掛け用ロッド3の中間部に連結する索条8の先端のス トッパ11として、例えば図4に示すように、索条8を連続的に挿通させる2つ の挿通孔13を有するものを使用し、和服掛け用ロッド3に対するクリップ6の 連結長さを自在に調整できるようにしても良い。これにより、和服10の袖丈に 応じて、和服掛け用ロッド3に対するクリップ6の連結長さを自在に調節でき、 両袖部10bをクリップ6で適正に吊持できる。 また、索条8の挿通する孔9を設けた和服掛け用ロッド3の中間部は、図5の ように厚肉部3aとしても良い。これにより、孔9を形成したことによる和服掛 け用ロッド3の中間部の強度低下を防止できる。
【0011】 図6は第2の実施形態の和服用ハンガーの正面図を示す。この和服用ハンガー 1は、和服掛け用ロッド3と帯掛け用ロッド4を個別に形成し、これら両ロッド 3,4の両端部間を、両ロッド3,4が平行となるようにそれぞれ紐等の索条 14で連結すると共に、帯掛け用ロッド4に索条7を介してフック5を連結した ものである。帯掛け用ロッド4はパイプ状とされ、その両端には補助ロッド15 が設けられている。これら両補助ロッド15は、帯掛け用ロッド4内にスライド 自在に挿入され、これにより帯掛け用ロッド4の軸方向に伸縮自在とされている 。この補助ロッド15を伸長させることにより、帯掛け用ロッド4と、両補助ロ ッド15とで、従来の衣紋掛けと同様の機能を持たせることができる。和服掛け 用ロッド3の中間部に索条8を介してクリップ6を連結した構成は図1のハンガ ー1の場合と同様である。 このハンガー1の場合、非使用時や、持運び時に、ハンガー1をコンパクトに 折り畳むことができるので、収納や持運びが容易になる。
【0012】 ここでは、和服掛け用ロッド3に対するクリップ6の連結長さを調整する手段 として、図7に示す締結具16を使用している。この締結具16は、索条挿通穴 17を貫設した締結具本体18に、索条押さえ部材19を索条挿通穴17の貫通 方向にスライド自在に取り付けて構成される。索条挿通穴17は開口から中間部 に向けてしだいに幅狭となる出入口部17a,17bと、これら出入口部17a ,17bの中間部近傍の幅よりも若干幅広となる中間幅広部17cとからなる。 この索条挿通穴17に挿通し、さらに和服掛け用ロッド3の孔9に挿通した索条 8を、再度、索条挿通穴17の出口部17bから入口部17aに向けて挿通し( 図7(A))、この状態で索条押さえ部材19を索条挿通穴17の中間幅広部1 7cまでスライドさせる(図7(B))。これにより、索条押さえ部材19の下 半部19aが索条8を索条挿通穴17の中間幅広部17cの壁面に押しつけるの で、索条8の先端がループ状に締結される。
【0013】 図8は、袖畳みとした和服10を図6の和服用ハンガー1に掛ける手順を示す 。その手順は図3の場合と同様である。
【0014】 図9は第3の実施形態の和服用ハンガーの正面図を示す。この和服用ハンガー 1は、図6のハンガー1において、クリップ6に替え図10に平面図で示す袖部 吊持部材20を、索条8を介して和服掛け用ロッド3の中間部に連結したもので ある。袖部吊持部材20は、ロッド状基体21の一端から分岐して、ロッド状基 体21の軸方向に延びる一対の袖掛け用ロッド22,22を有するフォーク状の ものである。この袖部吊持部材20の中間部に相当するロッド状基体21の他端 には連結基部23が設けられ、この連結基部23と和服掛け用ロッド3の中間部 が索条8によって連結されている。その他の構成は、図6のハンガー1と同様で ある。
【0015】 図11は、袖畳みとした和服10を図9の和服用ハンガー1に掛ける手順を示 す。このハンガー1の場合、図12のように重なり状態にある両袖部10b,1 0bの八つ口10d,10dから各袖部10b内に、袖部吊持部材20の一対の 袖掛け用ロッド22,22を差し込む。これにより、両袖部10b,10bが袖 部吊持部材20によって吊持される。なお、袖口10eが袖部10bの下端まで 開口する場合には、図11に鎖線で示すように袖部吊持部材20の袖掛け用ロッ ド22を八つ口10dから袖口10eを貫通するまで差し込むことができる。そ の他の手順は先の実施形態の場合と同様である。
【0016】 図13は、前記各実施形態の和服用ハンガー1において、袖畳みとした和服1 0の両袖部10b,10bを吊った状態に支持する袖部支持手段の別の例として 、図1や図6におけるクリップ6に、図10に示した袖部吊持部材20を一体に 設けたものを示している。すなわち、この袖部支持手段24では、クリップ6の 両挟持片6aの外面に、これら挟持片6aと平行な袖掛け用ロッド22を固定し たものである。この袖部支持手段24を使用した場合、折り畳み状和服10の両 袖部10b,10bを支持するのに、クリップ6で掴んで吊持するか、袖掛け用 ロッド22を八つ口10dから差し込んで支持するかを、自由に選択することが できる。
【0017】
【考案の効果】
請求項1の考案の和服用ハンガーは、両袖が重なり合うように二つ折りした和 服の両袖部を、重なり状態のまま身頃側に折り返して折り畳み状とした和服を、 その丈の中間部で折り返して掛ける横長の和服掛け用ロッドと、このロッドを吊 持して洋服掛け等に掛けるフックと、前記和服掛け用ロッドに掛けられた折り畳 み状和服の両袖部の下端を重なり状態のまま掴んで吊持するクリップとを設けた ので、折り畳み状とした和服をその丈の中間部で折り返して和服掛け用ロッドに 掛けると共に、重なり状態となって身頃側に折り返された両袖部の下端をクリッ プで掴んで吊持した状態のもとに、フックを洋服掛け等に掛けることにより、皺 や形崩れを生じさせることなく、折り畳み状とした和服を吊った状態で保管でき る。 請求項2の考案は、前記請求項1の考案の構成において、前記和服掛け用ロッ ドをフレームに一体に設け、このフレームに索条を介して前記フックを連結した ので、和服掛け用ロッドを安定良く支持できると共に、洋服掛け等に対して和服 掛け用ロッドの向きを自在に選択して吊るすことができる。 請求項3の考案は、前記請求項2の考案の構成において、前記フレームに帯掛 け用ロッドを一体に設けたので、折り畳み状の和服だけでなく、帯も同じハンガ ーに吊るした状態で保管できる。 請求項4の考案は、前記請求項1の考案の構成において、索条を介して前記和 服掛け用ロッドを帯掛け用ロッドに連結し、この帯掛け用ロッドに索条を介して 前記フックを連結したので、不使用時や持運び時にハンガーをコンパクトに折り 畳むことがきる。 請求項5の考案は、前記請求項4の考案の構成において、前記帯掛け用ロッド の両端に、その軸方向に伸縮自在とした補助ロッドを設けたので、帯掛け用ロッ ドの両端から補助ロッドを伸長させることにより、帯掛け用ロッドと補助ロッド とで、ハンガーを従来の衣紋掛けとして使用することもできる。 請求項6の考案は、前記請求項1ないし請求項5のいずれかの考案の構成にお いて、索条を介して前記クリップを前記和服掛け用ロッドに連結したので、索条 の長さを調整することにより、袖丈の異なる各種の和服の両袖部をクリップで適 正に吊持することができる。 請求項7の考案の和服用ハンガーは、両袖が重なり合うように二つ折りした和 服の両袖部を、重なり状態のまま身頃側に折り返して折り畳み状とした和服を、 その丈の中間部で折り返して掛ける横長の和服掛け用ロッドと、このロッドを吊 持して洋服掛け等に掛けるフックと、前記和服掛け用ロッドに掛けられた折り畳 み状和服の重なり状態とした両袖部の八つ口から各袖内に抜き差し自在とした横 長の一対の袖掛け用ロッドを有し前記袖部を吊持する袖部吊持部材とを設けたの で、折り畳み状とした和服をその丈の中間部で折り返して和服掛け用ロッドに掛 けると共に、重なり状態となって身頃側に折り返された両袖部の八つ口から各袖 内に袖部吊持部材の袖掛け用ロッドをそれぞれ差し込んで両袖部を吊持した状態 のもとに、フックを洋服掛け等に掛けることにより、皺や形崩れを生じさせるこ となく、折り畳み状の和服を吊った状態で保管できる。 請求項8の考案は、前記請求項7の考案の構成において、索条を介して前記和 服掛け用ロッドを前記帯掛け用ロッドに連結し、この帯掛け用ロッドに索条を介 して前記フックを連結したので、不使用時や持運び時にハンガーをコンパクトに 折り畳むことがきる。 請求項9の考案は、前記請求項8の考案の構成において、前記帯掛け用ロッド の両端に、その軸方向に伸縮自在とした補助ロッドを設けたので、帯掛け用ロッ ドの両端から補助ロッドを伸長させることにより、帯掛け用ロッドと補助ロッド とで、ハンガーを従来の衣紋掛けとして使用することもできる。 請求項10の考案は、前記請求項7ないし請求項9のいずれかの考案の構成に おいて、索条を介して前記袖部吊持部材を前記和服掛け用ロッドに連結したので 、索条の長さを調整することにより、袖丈の異なる各種の和服の両袖部を袖部吊 持部材で適正に吊持することができる。 請求項11の考案の和服用ハンガーは、両袖が重なり合うように二つ折りした 和服の両袖部を、重なり状態のまま身頃側に折り返して折り畳み状とした和服を 、その丈の中間部で折り返して掛ける横長の和服掛け用ロッドと、このロッドを 吊持して洋服掛け等に掛けるフックと、前記和服掛け用ロッドに掛けられた折り 畳み状和服の両袖部の下端を重なり状態のまま掴んで吊持するクリップ,および 前記両袖部の八つ口から各袖内に抜き差し自在とした横長の一対の袖掛け用ロッ ドを有し前記袖部を吊持する袖部吊持部材を一体に設けてなる袖部支持手段とを 設けたので、折り畳み状とした和服をその丈の中間部で折り返して和服掛け用ロ ッドに掛けると共に、重なり状態となって身頃側に折り返された両袖部の下端を 袖部支持手段のクリップで掴んで吊持するか、袖部支持手段の袖部吊持部材を使 用して、その袖掛け用ロッドを両袖部の八つ口から各袖内に差し込んで両袖部を 吊持した状態のもとに、フックを洋服掛け等に掛けることにより、皺や形崩れを 生じさせることなく、折り畳み状の和服を吊った状態で保管できる。 請求項12の考案は、前記請求項11の考案の構成において、索条を介して前 記袖部支持手段を前記和服掛け用ロッドに連結したので、索条の長さを調整する ことにより、袖丈の異なる各種の和服の両袖部を袖部支持手段で適正に吊持する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施形態に係る和服用ハンガー
の正面図である。
【図2】同ハンガーに掛けるときの和服の折り畳み手順
の説明図である。
【図3】同ハンガーへ和服を折り畳み状態で吊るす手順
の説明図である。
【図4】同ハンガーにおけるクリップ連結索条のストッ
パを示す斜視図である。
【図5】同ハンガーにおける和服掛け用ロッド中間部の
他の例の要部拡大図である。
【図6】第2の実施形態に係る和服用ハンガーの正面図
である。
【図7】同ハンガーにおけるクリップ連結索条の締結具
の動作説明図である。
【図8】同ハンガーへ和服を折り畳み状態で吊るす手順
の説明図である。
【図9】第3の実施形態に係る和服用ハンガーの正面図
である。
【図10】同ハンガーにおける袖部吊持部材の平面図で
ある。
【図11】同ハンガーへ和服を折り畳み状態で吊るす手
順の説明図である。
【図12】同ハンガーの袖部吊持部材による袖部支持手
順の説明図である。
【図13】(A)は第4の実施形態に係る和服用ハンガ
ーにおける袖部支持手段の斜視図、(B)は同袖部支持
手段の平面図である。
【符号の説明】
1 和服用ハンガー 2 フレーム 3 和服掛け用ロッド 4 帯掛け用ロッド 5 フック 6 クリップ 7 索条 8 索条 10 和服 10a 身頃 10b 袖部 14 索条 15 補助ロッド 20 袖部吊持部材 22 袖掛け用ロッド 24 袖部支持手段

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両袖が重なり合うように二つ折りした和
    服の両袖部を、重なり状態のまま身頃側に折り返して折
    り畳み状とした和服を、その丈の中間部で折り返して掛
    ける横長の和服掛け用ロッドと、このロッドを吊持して
    洋服掛け等に掛けるフックと、前記和服掛け用ロッドに
    掛けられた折り畳み状和服の両袖部の下端を重なり状態
    のまま掴んで吊持するクリップとを備えた和服用ハンガ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記和服掛け用ロッドはフレームに一体
    に設けられ、このフレームに索条を介して前記フックが
    連結されている請求項1に記載の和服用ハンガー。
  3. 【請求項3】 前記フレームには帯掛け用ロッドが一体
    に設けられている請求項2に記載の和服用ハンガー。
  4. 【請求項4】 前記和服掛け用ロッドは索条を介して帯
    掛け用ロッドに連結され、この帯掛け用ロッドに索条を
    介して前記フックが連結されている請求項1に記載の和
    服用ハンガー。
  5. 【請求項5】 前記帯掛け用ロッドの両端には、その軸
    方向に伸縮自在とした補助ロッドが設けられている請求
    項4に記載の和服用ハンガー。
  6. 【請求項6】 前記クリップは、索条を介して前記和服
    掛け用ロッドに連結されている請求項1ないし請求項5
    のいずれかに記載の和服用ハンガー。
  7. 【請求項7】 両袖が重なり合うように二つ折りした和
    服の両袖部を、重なり状態のまま身頃側に折り返して折
    り畳み状とした和服を、その丈の中間部で折り返して掛
    ける横長の和服掛け用ロッドと、このロッドを吊持して
    洋服掛け等に掛けるフックと、前記和服掛け用ロッドに
    掛けられた折り畳み状和服の重なり状態とした両袖部の
    八つ口から各袖内に抜き差し自在とした横長の一対の袖
    掛け用ロッドを有し前記袖部を吊持する袖部吊持部材と
    を備えた和服用ハンガー。
  8. 【請求項8】 前記和服掛け用ロッドは索条を介して帯
    掛け用ロッドに連結され、この帯掛け用ロッドに索条を
    介して前記フックが連結されている請求項7に記載の和
    服用ハンガー。
  9. 【請求項9】 前記帯掛け用ロッドの両端には、その軸
    方向に伸縮自在とした補助ロッドが設けられている請求
    項8に記載の和服用ハンガー。
  10. 【請求項10】 前記袖部吊持部材は、索条を介して前
    記和服掛け用ロッドに連結されている請求項7ないし請
    求項9のいずれかに記載の和服用ハンガー。
  11. 【請求項11】 両袖が重なり合うように二つ折りした
    和服の両袖部を、重なり状態のまま身頃側に折り返して
    折り畳み状とした和服を、その丈の中間部で折り返して
    掛ける横長の和服掛け用ロッドと、このロッドを吊持し
    て洋服掛け等に掛けるフックと、前記和服掛け用ロッド
    に掛けられた折り畳み状和服の両袖部の下端を重なり状
    態のまま掴んで吊持するクリップ,および前記両袖部の
    八つ口から各袖内に抜き差し自在とした横長の一対の袖
    掛け用ロッドを有し前記袖部を吊持する袖部吊持部材を
    一体に設けてなる袖部支持手段とを備えた和服用ハンガ
    ー。
  12. 【請求項12】 前記袖部支持手段は、索条を介して前
    記和服掛け用ロッドに連結されている請求項11に記載
    の和服用ハンガー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102259229B1 (ko) * 2020-02-05 2021-06-01 유아영 옷걸이

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