JP2001046214A - ハンガ連結具、ハンガ増厚具、組立式ハンガ及びハンガ - Google Patents

ハンガ連結具、ハンガ増厚具、組立式ハンガ及びハンガ

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JP2001046214A
JP2001046214A JP11230100A JP23010099A JP2001046214A JP 2001046214 A JP2001046214 A JP 2001046214A JP 11230100 A JP11230100 A JP 11230100A JP 23010099 A JP23010099 A JP 23010099A JP 2001046214 A JP2001046214 A JP 2001046214A
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frame
hook
thickening
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Yasuko Hayashi
康子 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭にある平面的なワイヤハンガを利用して
立体ハンガを形成する。 【解決手段】 並べたハンガ1の引っ掛け部1aを束ね
る結束手段2と、並べたハンガ1のボディ部1bを離間
した状態で連結する連結手段3を備え、ハンガ1を連結
して立体ハンガを形成する。ボディ部1bにピッチ5を
引っ掛けるフック4を設けても良く、連結手段3にフッ
ク6を設けても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンガ連結具、ハ
ンガ増厚具、組立式ハンガ及びハンガに関する。更に詳
述すると、本発明は平面的なハンガを利用して奥行きの
ある立体的な形状のハンガを形成するハンガ連結具及び
ハンガ増厚具と、立体的形状の組立式ハンガ及びハンガ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】衣類を吊すハンガとして、いわゆるワイ
ヤハンガがある。このワイヤハンガはビニール被覆した
針金を折り曲げ成形したもので、クリーニング店でクリ
ーニング済み衣類の納品用に使用されていることから広
く一般家庭に普及している。家庭内では、このワイヤハ
ンガを脱いだ衣類を吊すのに使用したり、洗濯した衣類
を干すのに利用している。
【0003】また、洗濯物を干すハンガとして、いわゆ
る角型ハンガがある。この角型ハンガは引っ掛け部にチ
ェーンでぶら下げた例えば四角形の枠に所定間隔で多数
のピンチ(洗濯ばさみ)を吊り下げたもので、多数の洗
濯物を間隔をあけて干すことができ、広く一般家庭で使
用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ワイヤハンガは平面的なものであり、衣類を細いワイヤ
によって支えるので、例えばスーツやコートなどの比較
的重い衣類を吊り下げる場合や、衣類を長時間吊り下げ
る場合等には衣類に型くずれが発生する虞がある。この
ため、ワイヤハンガは入手が容易で気軽に使用できるも
のではあるが、比較的重い衣類を吊り下げる場合や高価
な衣類を吊り下げるのには適していない。また、ワイヤ
ハンガを洗濯物を干す用途に使用した場合には、例えば
衣類の背中部分と胸部分を十分に離して干すことが困難
であり、平面的なワイヤハンガは洗濯物を干す用途への
使用に適しているとはいえない。
【0005】一方、上述の角型ハンガは洗濯物と洗濯物
の間を十分離して干すことができるが、洗濯物を吊り下
げる枠が大きく、洗濯物を吊り下げた後に角型ハンガを
外に出す場合や取り込む場合に不便であり、また、収納
に場所をとる。
【0006】本発明は、広く一般家庭に普及しており気
軽に使用できるワイヤハンガの利用に適し、このワイヤ
ハンガを使用した場合であっても衣類の型くずれの発生
を防止し、また、洗濯物を干す用途への使用に適した立
体ハンガを形成するハンガ連結具及びハンガ増厚具と、
立体的形状の組立式ハンガ及びハンガを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載のハンガ連結具は、並べたハンガの引
っ掛け部を束ねる結束手段と、並べたハンガのボディ部
を離間した状態で連結する連結手段を備えるものであ
る。
【0008】したがって、結束手段によって各ハンガの
引っ掛け部を束ね、連結手段によって各ハンガのボディ
部を離間した状態で連結すると、並べたハンガが一体化
され、全体として1つのハンガとなる。この一体化され
たハンガの奥行きは並べたハンガのボディ部の間隔に応
じたものとなり、平面的なハンガを利用して奥行きのあ
る立体ハンガを形成することができる。例えばワイヤハ
ンガ等の細いハンガを複数使用して、奥行きのある立体
ハンガを提供できる。この立体ハンガに衣類を掛ける
と、衣類は複数のボディ部によって支えられるので型く
ずれし難い。また、衣類の例えば胸部分(前身頃)と背
中部分(後身頃)をある程度離して掛けることができ、
洗濯物を干す場合には洗濯物の乾きが早くなる。
【0009】この場合、請求項2記載のハンガ連結具の
ように、ボディ部あるいは連結手段に着脱自在に取り付
けられるフックを更に有することが好ましい。この様に
することで、フックにピンチ(洗濯ばさみ)を引っ掛け
衣類等を挟んで吊り下げることができる。また、フック
に衣類やベルト類等を直接引っ掛けて吊り下げることも
できる。
【0010】また、請求項3記載のハンガ増厚具は、ハ
ンガの引っ掛け部の近傍に上端部を連結する増厚用ボデ
ィフレームと、ハンガのボディ部と増厚用ボディフレー
ムとを離間した状態で連結する連結手段を備えたもので
ある。
【0011】したがって、増厚用ボディフレームの上端
部をハンガの引っ掛け部の近傍に連結し、連結手段によ
ってハンガのボディ部と増厚用ボディフレームを離間し
た状態で連結すると、ハンガと増厚用ボディフレームが
一体化され、全体として奥行きのある立体ハンガが形成
される。例えばワイヤハンガ等の細いハンガを使用し
て、奥行きのある立体ハンガを提供できる。この立体ハ
ンガに衣類を掛けると、衣類はハンガのボディ部と増厚
用ボディフレームによって支えられるので型くずれし難
い。また、衣類の例えば胸部分と背中部分をある程度離
して掛けることができ、洗濯物を干す場合には洗濯物の
乾きが早くなる。
【0012】この場合、請求項4記載のハンガ増厚具の
ように、ハンガのボディ部及び増厚用ボディフレーム、
あるいは連結手段に着脱自在に取り付けられるフックを
更に有することが好ましい。この様にすることで、フッ
クにピンチを引っ掛け衣類等を挟んで吊り下げることが
できる。また、フックに衣類やベルト類等を直接引っ掛
けて吊り下げることもできる。
【0013】また、請求項5記載の組立式ハンガは、並
べて配置される複数のハンガフレームと、該ハンガフレ
ームの引っ掛け部を束ねる結束手段と、ハンガフレーム
のボディ部を離間した状態で連結する連結手段を備え、
結束手段と連結手段をハンガフレームに対して脱着可能
としたものである。
【0014】したがって、ハンガフレームを並べてこれ
らの引っ掛け部を結束手段によって結束し、ハンガフレ
ームのボディ部を連結手段によって連結すると、立体的
なハンガが組み立てられる。各ハンガフレームのボディ
部は離間した状態で連結されているので、立体ハンガの
奥行きは大となる。この立体ハンガに衣類を掛けると、
衣類は複数のハンガフレームのボディ部によって支えら
れるので型くずれし難い。また、衣類の例えば胸部分と
背中部分をある程度離して掛けることができ、洗濯物を
干す場合には洗濯物の乾きが早くなる。
【0015】この場合、請求項6記載の組立式ハンガの
ように、ハンガフレームのボディ部あるいは連結手段に
着脱自在に取り付けられるフックを更に有することが好
ましい。この様にすることで、フックにピンチを引っ掛
け衣類等を挟んで吊り下げることができる。また、フッ
クに衣類やベルト類等を直接引っ掛けて吊り下げること
もできる。
【0016】また、請求項7記載の組立式ハンガは、ハ
ンガフレームと、該ハンガフレームに並んで配置される
増厚用ボディフレームと、ハンガフレームの引っ掛け部
の近傍に増厚用ボディフレームの上端部を連結する第1
の連結手段と、ハンガフレームのボディ部と増厚用ボデ
ィフレームとを離間した状態で連結する第2の連結手段
を備え、第1及び第2の連結手段をハンガフレームに対
して脱着可能としたものである。
【0017】したがって、ハンガフレームと増厚用ボデ
ィフレームを第1の連結手段と第2の連結手段によって
連結すると、立体的なハンガが組み立てられる。ハンガ
フレームのボディ部と増厚用ボディフレームは離間した
状態で連結されているので、立体ハンガの奥行きは大と
なる。この立体ハンガに衣類を掛けると、衣類は複数の
ハンガフレームのボディ部によって支えられるので型く
ずれし難い。また、衣類の例えば胸部分と背中部分を離
して掛けることができ、洗濯物を干す場合には洗濯物の
乾きが早くなる。
【0018】この場合、請求項8記載の組立式ハンガの
ように、ハンガフレームのボディ部及び増厚用ボディフ
レーム、あるいは第2の連結手段に着脱自在に取り付け
られるフックを更に有することが好ましい。この様にす
ることで、フックにピンチを引っ掛け衣類等を挟んで吊
り下げることができる。また、フックに衣類やベルト類
等を直接引っ掛けて吊り下げることもできる。
【0019】さらに、請求項9記載のハンガは、1つの
引っ掛け部と、この引っ掛け部から分岐して互いに離間
した状態で並んで配置される複数のボディ部と、該ボデ
ィ部同士を繋ぐ連結部を備えるものである。
【0020】したがって、ボディ部とボディ部との間隔
があき、ハンガ全体としての厚さが大となる。このハン
ガに衣類を掛けると、衣類は複数のボディ部によって支
えられるので型くずれし難い。また、衣類の例えば胸部
分と背中部分を離して掛けることができ、洗濯物を干す
場合には洗濯物の乾きが早くなる。
【0021】この場合、請求項10記載のハンガのよう
に、ボディ部あるいは連結部に着脱自在に取り付けられ
るフックを更に有することが好ましい。この様にするこ
とで、フックにピンチを引っ掛け衣類等を挟んで吊り下
げることができる。また、フックに衣類やベルト類等を
直接引っ掛けて吊り下げることもできる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0023】図1及び図2に、本発明を適用したハンガ
連結具の実施形態の一例を示す。ハンガ連結具は、並べ
たハンガ1の引っ掛け部1aを束ねる結束手段2と、並
べたハンガ1のボディ部1bを離間した状態で連結する
連結手段3を備えて構成されている。ハンガ1は例えば
ワイヤハンガであり、本実施形態では例えば2本のワイ
ヤハンガ1を連結している。結束手段2は例えばビニル
チューブであり、ワイヤハンガ1の引っ掛け部1aをま
とめて挿入することで引っ掛け部1aがばらばらになる
のを防止する。ただし、結束手段2はビニルチューブに
限るものではなく、リングや紐等であっても良い。
【0024】連結手段3は、例えば両端に係止片3aが
一体成形された棒部材で、例えば高密度ポリエチレンに
よって成形される。係止片3aを弾性変形させながらボ
ディ部1bにはめ込むことで、2本のワイヤハンガ1を
連結する。連結手段3は例えば2本設けられており、ボ
ディ部1bの水平ロッド1cを左右2箇所で連結する。
ただし、連結手段3によって連結する位置はボディ部1
bの水平ロッド1cに限るものではなく、図3に示すよ
うにボディ部1bの左右の傾斜ロッド1dを連結するよ
うにしても良い。
【0025】ワイヤハンガ1のボディ部1bには、図4
に示すように、フック4を設けても良い。フック4は例
えば高密度ポリエチレンによって成形され、基端には係
止片4aが一体成形されている。係止片4aを弾性変形
させながらボディ部1bの水平ロッド1cにはめ込むこ
とで、フック4をボディ部1bに回転可能に取り付ける
ことができる。フック4の取り付けは水平ロッド1cに
限らず傾斜ロッド1dにも可能ではあるが、ハンガ1を
物干し用ハンガとして使用する場合など一般的な使用の
場合には水平ロッド1cに取り付ける。複数のフック4
を任意の間隔で取り付けることができ、取付後にはフッ
ク4を滑らして移動させることでフック4間の間隔を調
整することができる。フック4はピンチ5を引っ掛ける
のに適した形状に形成されている。
【0026】また、連結手段3の途中には、フック6を
設けても良い。フック6は例えば高密度ポリエチレンに
よって成形され、基端には係止片6aが一体成形されて
いる。係止片6aを弾性変形させながら連結手段3のボ
ス部3bの間にはめ込むことで、フック6を連結手段3
の途中に回転可能に取り付けことができる。このフック
6はボディ部1bに取り付けるフック4よりも若干大き
く成形されており、エプロン等の肩紐やスカートの吊り
下げ紐を引っ掛けるのに適している。
【0027】ボディ部1bに設けるフック4と連結手段
3の途中に設けるフック6は着脱自在であるので、ワイ
ヤハンガ1を連結して形成する立体ハンガの使用目的等
に応じてフック4とフック6の両方を備えたり、又はい
ずれか一方を備えれば良い。あるいは両方とも備えなく
ても良い。
【0028】このハンガ連結具によってワイヤハンガ1
を連結することで、平面的なワイヤハンガ1から立体ハ
ンガを組み立てることができる。即ち、この立体ハンガ
は組立式ハンガであり、上述のワイヤハンガ1をハンガ
フレームとして考えると、この組立式ハンガは、並べて
配置される複数のハンガフレーム(ワイヤハンガ)1
と、該ハンガフレーム1の引っ掛け部1aを束ねる結束
手段2と、ハンガフレーム1のボディ部1bを離間した
状態で連結する連結手段3を備え、結束手段2と連結手
段3をハンガフレーム1に対して脱着可能としたもので
ある。この場合、ハンガフレーム1のボディ部1bにフ
ック4を設けても良く、連結手段3の途中にフック6を
設けても良い。
【0029】この様にして組み立てられた組立式ハンガ
では、引っ掛け部1aが結束手段2によって一体化さ
れ、ボディ部1bが連結手段3によって一体化されてい
るので、衣類を吊したり、洗濯物を干したりするハンガ
として十分な剛性を有している。そして、連結手段3の
取り付け位置やフック4,6の取り付けによってハンガ
を様々に使用できる。
【0030】例えば、図1に示すように連結手段3によ
ってボディ部1bの水平ロッド1cを連結し、連結手段
3にフック6を取り付けることで、例えばスカート等を
吊り下げるのに適したハンガとなる。即ち、スカートの
ハンガ用紐等をフック6に引っ掛けてスカート等を吊り
下げることができる。
【0031】また、図3に示すように、連結手段3によ
ってボディ部1bの傾斜ロッド1dを連結し、連結手段
3にフック6を取り付けることで、スリップドレスやエ
プロン等を吊り下げるのに適したハンガとなる。即ち、
スリップドレス等の肩紐を傾斜ロッド1dに掛けてスリ
ップドレス等を吊り下げることができる。このハンガで
はスリップドレス等の肩紐の脱落をフック6が防止する
ので、ハンガが傾いた場合にもスリップドレス等がハン
ガから外れて落ちることがない。また、離間した2つの
ボディ部1bが肩紐を広げた状態で吊り下げるので、エ
プロン等を筒状に広げた状態で吊り下げることができ、
風通しを良くすることができる。このため、洗濯物を干
す場合には干した洗濯物の乾きを早めることができる。
また、筒状に広げて吊り下げることができるので、しわ
の発生を防止することができる。さらに、離間した2つ
のボディ部1bで衣類を支えるので、衣類の型くずれを
防止することができる。
【0032】また、図4に示すように、多数のフック4
をボディ部1bの水平ロッド1cに取り付けてピンチ5
を引っ掛けることで、下着類や少量の洗濯物を干すのに
適したハンガとなる。この場合、洗濯物の大きさ等に応
じてフック4の間隔や個数を調整することができる。ま
た、フック4の係止片4aとボディ部1bとの間にはあ
る程度の摩擦力が発生するので、洗濯物が風に吹かれた
程度ではフック4は移動せず、風によって洗濯物を吊す
位置が片寄ることはない。また、物干し専用の角型ハン
ガに比べて小型であるので取り扱いに便利であり、分解
できるので収納にも便利である。さらには、ピンチ5の
孔5aをフック4に引っ掛けるようにすることで、ピン
チ5の破損を防止することができる。即ち、ピンチ5の
C字ばね5bに紐類を繋げてフック4に引っ掛けるよう
にした場合には、洗濯物の重みや外力等がC字ばね5b
に入力してこのC字ばね5bが外れてピンチ5を破損す
ることもあるが、摘み部分5cに形成されている孔5a
をフック4に引っ掛けることで、ピンチ5の破損を防止
することができる。
【0033】また、2本の水平ロッド1cの両端部にフ
ック4を取り付けてピンチ5を引っ掛けることで、即ち
4箇所にピンチ5を設けることで、ズボン等を筒状にし
て吊り下げることができる。つまり、ズボン等のウエス
トを4個のピンチ5で挟むことで、洗濯したズボン等を
筒状にして干すことができ、ジーンズ等の厚手のズボン
であっても迅速に乾かすことができる。
【0034】また、図5に示すように、多数の連結手段
3によってボディ部1bの水平ロッド1cを連結するこ
とで、ハンガ1をネクタイ掛けとしての使用に適したも
のにできる。即ち、連結手段3にネクタイを掛けること
で多数のネクタイを吊り下げることができる。連結手段
3には角型形状のボス部3bが形成されているので、こ
のボス部3bがネクタイの滑り止めとなる。
【0035】また、図6に示すように、ボディ部1bの
水平ロッド1cを連結する多数の連結手段3にフック6
を取り付けることで、ハンガ1をベルト掛けとしての使
用に適したものにできる。即ち、フック6にベルトのバ
ックルを引っ掛けることで多数のベルトを吊り下げるこ
とができる。
【0036】もちろんフック4,6を全て取り外して上
着等を掛ける立体ハンガとして使用しても良い。この場
合には、離間して配置されている2つのボディ部1bで
上着等を支えるので、上着等の型くずれを防止すること
ができる。また、胸部分と背中部分とを離して掛けるこ
とができるので、風通しを良くすることができると共に
しわの発生を防止することが出来る。
【0037】この様に、家庭内にある平面的なワイヤハ
ンガ1を利用して、簡単に立体ハンガを形成することが
できる。
【0038】また、この立体ハンガは組立式であるの
で、キャンプ等のアウトドア用品として使用するのにも
適している。組み立て前の状態では、ワイヤハンガ1は
平面的であり、また連結手段3,フック4,6は小さな
部品であるので、持ち運びに便利である。一方、組み立
て後の状態では多数のフック4,6を利用することがで
きるので、洗濯物や小物類等を吊り下げておくのに便利
である。
【0039】なお、上述の形態は本発明の好適な形態の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述の説明では、2つのワイヤハンガ1を
連結して1つの立体ハンガを形成していたが、3つ以上
のワイヤハンガ1を連結して1つの立体ハンガを形成す
るようにしても良い。
【0040】また、ハンガ連結具によって連結するハン
ガはワイヤハンガ1に限らないのは勿論である。
【0041】また、図7に示すように、平面的なワイヤ
ハンガ1にハンガ増厚具を取り付けることで立体ハンガ
を形成しても良い。即ち、ハンガ1の引っ掛け部1aの
近傍に上端部7aを連結する増厚用ボディフレーム7
と、ハンガ1のボディ部1bと増厚用ボディフレーム7
とを離間した状態で連結する連結手段3を備えたハンガ
増厚具によって、1つの平面的なハンガ1を立体ハンガ
にしても良い。この場合、ハンガ1のボディ部1b及び
増厚用ボディフレーム7にピンチ5を引っ掛けるフック
4を設けると共に連結手段3の途中にフック6を設けて
も良く、あるいはどちらか一方のフック4,6のみを設
けても良い。
【0042】この図7の立体ハンガは組立式ハンガであ
り、ワイヤハンガ1をハンガフレームとして考えると、
この組立式ハンガは、ハンガフレーム(ワイヤハンガ)
1と、該ハンガフレーム1に並んで配置される増厚用ボ
ディフレーム7と、ハンガフレーム1の引っ掛け部1a
の近傍に増厚用ボディフレーム7の上端部7aを連結す
る第1の連結手段8と、ハンガフレーム1のボディ部1
bと増厚用ボディフレーム7とを離間した状態で連結す
る第2の連結手段3を備え、第1及び第2の連結手段
8,3をハンガフレーム1に対して着脱可能としたもの
である。図7の第2の連結手段3は、図1の連結手段3
と同部材である。また、第1の連結手段8は、例えば増
厚用ボディフレーム7に一体成形されたフックであり、
ハンガフレーム1の引っ掛け部1aの根元部分に引っ掛
けて取り付けることができる。ただし、第1の連結手段
8を増厚用ボディフレーム7と別体に形成しても良い。
ハンガフレーム1のボディ部1b及び増厚用ボディフレ
ーム7にフック4を設けても良く、第2の連結手段3の
途中にフック6を設けても良い。図7の立体ハンガにお
いても、上述の立体ハンガと同様に第2の連結手段3の
取付位置や取付個数を変えたり、フック4,6を取り付
けたりそれらの取付位置や取付個数を変えることで、様
々な使用が可能である。
【0043】さらに、立体ハンガを組立式ではなく、図
8に示すように、一体的に形成したハンガとしても良
い。即ち、1つの引っ掛け部1aと、この引っ掛け部1
aから分岐して互いに離間した状態で並んで配置される
複数のボディ部1bと、該ボディ部1b同士を繋ぐ連結
部1eを備えるハンガとしても良い。この場合、ボディ
部1bにフック4を設けても良く、連結部1eにフック
6を設けても良い。ハンガを一体成形品とした場合に
は、家庭にあるワイヤハンガ1を有効利用できるという
利点はなくなるが、フック4,6の取付位置や取付個数
を変えることで様々な使用が可能であるという利点はそ
のままである。
【0044】さらに、図示していないが、ハンガ連結
具、ハンガ増厚具、組立式ハンガ及びハンガにおいて各
々利用される連結手段3として、両端を除く部分、好ま
しくは中央部分で任意に折れ曲がるヒンジ構造を備えて
屈伸可能としたものを採用することも可能である。例え
ば、連結手段3の中央に雌雄を組み合わせるヒンジを形
成したり、連結手段3そのものをポリプロピレンのよう
な材質で形成して部分的に肉薄で形成して折曲可能にし
た所謂PPヒンジとしても良い。PPヒンジとする場合
には、使用中に意図しないのに屈曲してハンガ間隔が狭
まるのを防ぐため、ヒンジ部分を包んで屈曲を妨げる硬
いチューブのようなものをスライド可能に備えることが
好ましい。これにより、PPヒンジを屈曲不能にするこ
とができる。このような構造の連結手段3を使用する場
合、2本のハンガを連結手段3で連結した状態のままハ
ンガ間隔を狭めたり、ワンタッチで間隔を広げて立体ハ
ンガに容易に展開させることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載のハン
ガ連結具では、並べたハンガの引っ掛け部を束ねる結束
手段と、並べたハンガのボディ部を離間した状態で連結
する連結手段を備えているので、家庭にあるワイヤハン
ガ等の平面的なハンガを利用して奥行きのある立体ハン
ガを簡単に形成することができる。コート等を掛けるの
に使用される奥行きのあるハンガは平面的なハンガに比
べて高価であるが、ハンガ連結具を使用することで奥行
きのある立体ハンガを安価に形成することができ、とて
も経済的である。
【0046】この場合、請求項2記載のハンガ連結具の
ように、ボディ部あるいは連結手段に着脱自在に取り付
けられるフックを更に備えることが好ましい。この様に
することで、フックにピンチを引っ掛け衣類等を挟んで
吊り下げることができる等、立体ハンガの使用態様を広
げることができる。
【0047】また、請求項3記載のハンガ増厚具では、
ハンガの引っ掛け部の近傍に上端部を連結する増厚用ボ
ディフレームと、ハンガのボディ部と増厚用ボディフレ
ームとを離間した状態で連結する連結手段を備えている
ので、家庭にあるワイヤハンガ等の平面的なハンガを利
用して奥行きのある立体ハンガを簡単に形成することが
できる。コート等を掛けるのに使用される奥行きのある
ハンガは平面的なハンガに比べて高価であるが、ハンガ
増厚具を使用することで奥行きのある立体ハンガを安価
に形成することができ、とても経済的である。
【0048】この場合、請求項4記載のハンガ増厚具の
ように、ハンガのボディ部及び増厚用ボディフレーム、
あるいは連結手段に着脱自在に取り付けられるフックを
更に有することが好ましい。この様にすることで、フッ
クにピンチを引っ掛け衣類等を挟んで吊り下げることが
できる等、立体ハンガの使用態様を広げることができ
る。
【0049】また、請求項5記載の組立式ハンガでは、
並べて配置される複数のハンガフレームと、該ハンガフ
レームの引っ掛け部を束ねる結束手段と、ハンガフレー
ムのボディ部を離間した状態で連結する連結手段を備
え、結束手段と連結手段をハンガフレームに対して脱着
可能としたので、奥行きのある立体ハンガを簡単に組み
立てることができる。
【0050】この場合、請求項6記載の組立式ハンガの
ように、ハンガフレームのボディ部あるいは連結手段に
着脱自在に取り付けられるフックを更に有することが好
ましい。この様にすることで、フックにピンチを引っ掛
け衣類等を挟んで吊り下げることができる等、立体ハン
ガの使用態様を広げることができる。
【0051】また、請求項7記載の組立式ハンガでは、
ハンガフレームと、該ハンガフレームに並んで配置され
る増厚用ボディフレームと、ハンガフレームの引っ掛け
部の近傍に増厚用ボディフレームの上端部を連結する第
1の連結手段と、ハンガフレームのボディ部と増厚用ボ
ディフレームとを離間した状態で連結する第2の連結手
段を備え、第1及び第2の連結手段をハンガフレームに
対して脱着可能としたので、奥行きのある立体ハンガを
簡単に組み立てることができる。
【0052】この場合、請求項8記載の組立式ハンガの
ように、ハンガフレームのボディ部及び増厚用ボディフ
レーム、あるいは第2の連結手段に着脱自在に取り付け
られるフックを更に有することが好ましい。この様にす
ることで、フックにピンチを引っ掛け衣類等を挟んで吊
り下げることができる等、立体ハンガの使用態様を広げ
ることができる。
【0053】さらに、請求項9記載のハンガは、1つの
引っ掛け部と、この引っ掛け部から分岐して互いに離間
した状態で並んで配置される複数のボディ部と、該ボデ
ィ部同士を繋ぐ連結部を備えるので、ハンガの奥行きを
大きくすることができる。
【0054】この場合、請求項10記載のハンガのよう
に、ボディ部あるいは連結部に着脱自在に取り付けられ
るフックを更に有することが好ましい。この様にするこ
とで、フックにピンチを引っ掛け衣類等を挟んで吊り下
げることができる等、ハンガの使用態様を広げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンガ連結具を使用して組み立てたハ
ンガの第1の実施形態を示す斜視図である。
【図2】同ハンガの分解斜視図である。
【図3】本発明のハンガ連結具を使用して組み立てたハ
ンガの第2の実施形態を示す斜視図である。
【図4】本発明のハンガ連結具を使用して組み立てたハ
ンガの第3の実施形態を示す分解斜視図である。
【図5】本発明のハンガ連結具を適用して組み立てたハ
ンガの第4の実施形態を示す斜視図である。
【図6】本発明のハンガ連結具を適用して組み立てたハ
ンガの第5の実施形態を示す斜視図である。
【図7】本発明のハンガ増厚具を適用して組み立てたハ
ンガの実施形態の一例を示す斜視図である。
【図8】本発明のハンガの実施形態の一例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 ワイヤハンガ(ハンガフレーム) 1a 引っ掛け部 1b ボディ部 1e 連結部 2 結束手段 3 連結手段,第2の連結手段 4,6 フック 7a 上端部 7 増厚用ボディフレーム 8 第1の連結手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並べたハンガの引っ掛け部を束ねる結束
    手段と、前記並べたハンガのボディ部を離間した状態で
    連結する連結手段を備えることを特徴とするハンガ連結
    具。
  2. 【請求項2】 前記ボディ部あるいは前記連結手段に着
    脱自在に取り付けられるフックを更に有することを特徴
    とする請求項1記載のハンガ連結具。
  3. 【請求項3】 ハンガの引っ掛け部の近傍に上端部を連
    結する増厚用ボディフレームと、前記ハンガのボディ部
    と前記増厚用ボディフレームとを離間した状態で連結す
    る連結手段を備えたことを特徴とするハンガ増厚具。
  4. 【請求項4】 前記ハンガのボディ部及び前記増厚用ボ
    ディフレーム、あるいは前記連結手段に着脱自在に取り
    付けられるフックを更に有することを特徴とする請求項
    3記載のハンガ増厚具。
  5. 【請求項5】 並べて配置される複数のハンガフレーム
    と、該ハンガフレームの引っ掛け部を束ねる結束手段
    と、前記ハンガフレームのボディ部を離間した状態で連
    結する連結手段を備え、前記結束手段と連結手段は前記
    ハンガフレームに対して脱着可能であることを特徴とす
    る組立式ハンガ。
  6. 【請求項6】 前記ハンガフレームのボディ部あるいは
    前記連結手段に着脱自在に取り付けられるフックを更に
    有することを特徴とする請求項5記載の組立式ハンガ。
  7. 【請求項7】 ハンガフレームと、該ハンガフレームに
    並んで配置される増厚用ボディフレームと、前記ハンガ
    フレームの引っ掛け部の近傍に前記増厚用ボディフレー
    ムの上端部を連結する第1の連結手段と、前記ハンガフ
    レームのボディ部と前記増厚用ボディフレームとを離間
    した状態で連結する第2の連結手段を備え、前記第1及
    び第2の連結手段は前記ハンガフレームに対して脱着可
    能であることを特徴とする組立式ハンガ。
  8. 【請求項8】 前記ハンガフレームのボディ部及び前記
    増厚用ボディフレーム、あるいは前記第2の連結手段に
    着脱自在に取り付けられるフックを更に有することを特
    徴とする請求項7記載の組立式ハンガ。
  9. 【請求項9】 1つの引っ掛け部と、この引っ掛け部か
    ら分岐して互いに離間した状態で並んで配置される複数
    のボディ部と、該ボディ部同士を繋ぐ連結部を備えるこ
    とを特徴とするハンガ。
  10. 【請求項10】 前記ボディ部あるいは連結部に着脱自
    在に取り付けられるフックを更に有することを特徴とす
    る請求項9記載のハンガ。
JP11230100A 1999-08-16 1999-08-16 ハンガ連結具、ハンガ増厚具、組立式ハンガ及びハンガ Pending JP2001046214A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012249712A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Kazuhisa Ohashi 洗濯物速乾用具

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