JP3038528U - ストレートパーマ用ブラシ - Google Patents
ストレートパーマ用ブラシInfo
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- JP3038528U JP3038528U JP1996012475U JP1247596U JP3038528U JP 3038528 U JP3038528 U JP 3038528U JP 1996012475 U JP1996012475 U JP 1996012475U JP 1247596 U JP1247596 U JP 1247596U JP 3038528 U JP3038528 U JP 3038528U
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- tooth
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 頭髪が根本で切断され難くする。荒目の歯列
と細目の歯列を使用する手間を減らす。 【解決手段】 頭髪にパーマ剤を付着し、頭髪を解かし
ながら頭髪のくせ毛を引っ張って真直ぐにするストレー
トパーマ用ブラシであって、柄1の先端に台座2を設
け、台座面の両側辺部にそれぞれ歯列3を櫛形状に形成
し、両側の歯列3を、それらの先端間の方が基端間より
広い先広状態に配置し、両側の歯列3において、それぞ
れ、長い歯4と短い歯5を交互に配列して歯列の先端側
を荒目に、歯列の基端側を細目にし、台座面の両側の歯
列3の内側位置にパーマ剤を付着する構成にした。
と細目の歯列を使用する手間を減らす。 【解決手段】 頭髪にパーマ剤を付着し、頭髪を解かし
ながら頭髪のくせ毛を引っ張って真直ぐにするストレー
トパーマ用ブラシであって、柄1の先端に台座2を設
け、台座面の両側辺部にそれぞれ歯列3を櫛形状に形成
し、両側の歯列3を、それらの先端間の方が基端間より
広い先広状態に配置し、両側の歯列3において、それぞ
れ、長い歯4と短い歯5を交互に配列して歯列の先端側
を荒目に、歯列の基端側を細目にし、台座面の両側の歯
列3の内側位置にパーマ剤を付着する構成にした。
Description
【0001】
本考案は、頭髪のくせ毛を真直ぐにするストレートパーマに用いるブラシに関 する。
【0002】
ストレートパーマには、櫛が用いられている。この櫛は、平板形状であり、細 長長方形板の基端側の半分を柄にし、細長長方形板の先端側の半分の一方の側に 荒目の歯列を、他方の側に細目の歯列をそれぞれ形成している。
【0003】 櫛で頭髪に第1パーマ剤を付着して、頭髪を軟化し、櫛で頭髪を解かしながら 頭髪のくせ毛を引っ張って真直ぐにし、この操作を繰り返して、頭髪をほぐすと 共に、くせ毛を真直ぐにする。
【0004】 櫛で頭髪を解かす際、頭髪の1個所に荒目の歯列を通し、その個所の頭髪があ る程度ほぐれると、細目の歯列を通し、その個所の頭髪がほぐれると共にくせ毛 が真直ぐになると、頭髪の他の個所に同様に荒目の歯列と細目の歯列を通す。
【0005】 くせ毛が真直ぐになった頭髪には、第2パーマ剤を付着して、頭髪を硬化し、 頭髪のくせ毛が真直ぐになった状態に固定する。
【0006】
ところが、ストレートパーマを掛けている際に、櫛で頭髪を解かすと、櫛で引 っ張られた頭髪が根本で切断することがある。
【0007】 その原因は、頭髪の根本ないし頭皮に第1パーマ剤が付着し、その第1パーマ 剤が頭皮の熱で加熱されて過剰反応し、頭髪の根本が過剰に軟化して他の部分よ りも弱くなるためである。
【0008】 第1パーマ剤が頭髪の根本ないし頭皮に付着する原因は、チューブ状容器から 押し出したジェル状ないしクリーム状の第1パーマ剤を平板形状の櫛の片面に付 着し、第1パーマ剤が付着した櫛の片面を頭頂面に押さえ付けて、頭皮が露出し 易い頭頂面に第1パーマ剤を塗り付けるためである。
【0009】 また、第1パーマ剤が付着した頭髪、特に頭の側面に垂れた長い頭髪を櫛で解 かすと、平板形状の櫛の片面に第1パーマ剤が付着して溜り、その第1パーマ剤 が垂れ落ち易くなると、第1パーマ剤が付着した櫛の片面を頭頂面に押さえ付け て、頭皮が露出し易い頭頂面に第1パーマ剤を塗り付けるためである。
【0010】 櫛で頭髪を解かす際、荒目の歯列と細目の歯列が交互に使用され、使用する歯 列を交代する際には、櫛を半回転して持ち替えなければならず、荒目の歯列と細 目の歯列の使用には多くの手間がかかる。
【0011】
本考案は、頭髪にパーマ剤を付着し、頭髪を解かしながら頭髪のくせ毛を引っ 張って真直ぐにするストレートパーマ用ブラシであって、 柄の先端に台座を設け、台座面の両側辺部にそれぞれ歯列を櫛形状に形成し、 両側の歯列を、それらの先端間の方が基端間より広い先広状態に配置し、両側の 歯列において、それぞれ、長い歯と短い歯を交互に配列して歯列の先端側を荒目 に、歯列の基端側を細目にし、台座面の両側の歯列の内側位置にパーマ剤を付着 する構成にした。
【0012】 また、上記のストレートパーマ用ブラシにおいて、 台座面の両側の歯列の内側位置に歯列中の短い歯より短い多数のパーマ剤付着 用歯を形成し、台座面の両側の歯列の先端間と基端間にそれぞれ歯列中の長い歯 より短くてパーマ剤付着用歯より長いパーマ剤漏れ止め用歯を形成した。
【0013】
ストレートパーマ用ブラシは、合成樹脂の一体成形品であり、図1と図2に示 すように、細長長方形板形状の柄1の先端に細長長方形板形状の台座2を接続し て設けている。
【0014】 台座2の緩い円筒面状下面の台座面は、図1と図2に示すように、その両側辺 部にそれぞれ髪解き用の歯列3を櫛形状に形成し、図3と図4に示すように、両 側の歯列3の外側に台座2の側部を突出させず、両側の歯列3を、それらの先端 間の方が基端間より広い先広状態に配置している。
【0015】 両側の歯列3は、図1と図2に示すように、それぞれ、台座2の先端の歯4を 除き、長い歯4と短い歯5を交互に配列して、歯列3の先端側を荒目に、歯列3 の基端側を細目にしている。
【0016】 両側の歯列3の各歯4,5は、図5に示すように、その断面形状を、台座2横 断方向の髪解き方向に長辺を配置してその直交方向に短辺を配置した角の丸い長 方形状にしている。
【0017】 台座2の台座面は、図2と図4に示すように、両側の歯列3の各歯4,5の内 側位置に、台座2の先端と基端の歯4の内側位置を除き、それぞれ、丸棒形状の パーマ剤付着用歯6を真下向きに形成している。パーマ剤付着用歯6は、図4に 示すように、その長さが歯列3の短い歯5より短い。
【0018】 台座2の台座面の両側の歯列3の先端の歯4間と基端の歯4間には、図2と図 3に示すように、それぞれ、複数の先細丸棒形状のパーマ剤漏れ止め用歯7を真 下向きに形成している。パーマ剤漏れ止め用歯7は、図4に示すように、その長 さが歯列3の短い歯5より短くてパーマ剤付着用歯6より長く、その太さがパー マ剤付着用歯6より太い。
【0019】 このブラシに第1パーマ剤を付着する場合、チューブ状容器の口部からジェル 状ないしクリーム状の第1パーマ剤を押し出しつつ、チューブ状容器の口部をブ ラシの台座面中央部のパーマ剤付着用歯6に近接して台座面の両側の歯列3の内 側位置を台座2の先端側から基端側に移動させ、チューブ状容器から押し出した 第1パーマ剤を台座面の中央部やパーマ剤付着用歯6に付着させる。
【0020】 第1パーマ剤を頭頂面の頭髪に塗布してその頭髪を解かす場合、ブラシの柄1 を片手で握り、図6に示すように、両側の歯列3の先端を頭頂面の頭皮sに接触 し、歯列3をその歯列方向とほぼ直角方向に頭皮sに沿って移動して、移動方向 側の歯列3で頭髪hを解く。
【0021】 すると、図6に示すように、第1パーマ剤pは、ブラシの台座面の中央部や パーマ剤付着用歯6に付着していて、頭皮sに接触しないので、頭皮sに付着し ない。
【0022】 頭頂面のもつれた頭髪hは、最初、移動方向側の歯列3の先端側の荒目部分で 解かれ、引っ張られてほぐされる。移動方向側の歯列3は、頭皮sに対し、先端 が先行する傾斜状態に配置されるので、頭頂面の頭髪hは、ある程度ほぐれる と、移動方向側の歯列3で梳き上げられて立ち、台座2側に移動して、第1パー マ剤pに接触すると共に、移動方向側の歯列3の基端側の細目部分で解かれ、引 っ張られてほぐされる。
【0023】 即ち、第1パーマ剤pは、頭皮sに付着せず、ブラシは、歯列3の先端側の荒 目部分と基端側の細目部分が自動的に順次使用され、頭頂面の頭髪hは、第1 パーマ剤pが付着し、くせ毛が引っ張られて真直ぐになる。
【0024】 また、図7に示すように、移動方向側の歯列3の先端を頭頂面の頭皮sから持 ち上げ、反対側の歯列3の先端のみを頭頂面の頭皮sに接触して、移動方向と反 対側の歯列3で頭髪hを解く。
【0025】 すると、移動方向と反対側の歯列3は、頭皮sに対し、先端が先行する傾斜状 態に配置され、その先端の上側後方に第1パーマ剤pが位置するので、移動方向 側の歯列3で頭髪hを解く場合と同様になる。
【0026】 頭の側面に垂れた頭髪に第1パーマ剤pを塗布してその頭髪を解かす場合、図 8に示すように、移動方向側の歯列3を使用せずに、移動方向と反対側の歯列3 で、頭の側面に垂れた頭髪hを解く。
【0027】 すると、もつれた頭髪hは、最初、移動方向と反対側の歯列3の先端側の荒目 部分で解かれ、引っ張られてほぐされる。移動方向と反対側の歯列3は、頭髪h に対し、先端が先行する傾斜状態に配置されるので、頭髪hは、ある程度ほぐれ ると、歯列3の基端側ないし台座2側に移動して、第1パーマ剤pが付着すると 共に、歯列3の基端側の細目部分で解かれ、引っ張られてほぐされる。歯列3の 先端側の荒目部分と基端側の細目部分が自動的に順次使用され、頭髪hのくせ毛 が引っ張られて真直ぐになる。
【0028】 頭髪hに付着した第1パーマ剤pは、一部が移動方向と反対側の歯列3で擦り 取られ、歯列3の内側面と台座2の台座面に溜る。歯列3の外側面には溜らな い。
【0029】 また、図9に示すように、移動方向と反対側の歯列3の先端側の荒目部分と基 端側の細目部分の外に、移動方向側の歯列3の先端側の荒目部分を使用して、頭 の側面に垂れた頭髪hを解く。
【0030】 すると、頭髪hは、最初、両側の歯列3の先端側の荒目部分で解かれ、ある程 度ほぐれると、移動方向と反対側の歯列3の基端側ないし台座2側に移動して、 第1パーマ剤pが付着すると共に、移動方向と反対側の歯列3の基端側の細目部 分で解かれる。移動方向と反対側の歯列3の先端側の荒目部分と基端側の細目部 分が自動的に順次使用され、頭髪hのくせ毛が引っ張られて真直ぐになる。
【0031】 頭髪hに付着した第1パーマ剤pは、一部が移動方向と反対側の歯列3で擦り 取られ、歯列3の内側面と台座2の台座面に溜る。移動方向と反対側の歯列3の 外側面には溜らない。また、一部が移動方向側の歯列3の先端側の荒目部分で擦 り取られるが、その擦り取られた第1パーマ剤pは、後続の頭髪hに付着して移 動方向側の歯列3の先端側の荒目部分を通過し、移動方向側の歯列3の外側面に は溜らない。
【0032】 くせ毛が真直ぐになった頭髪hには、第2パーマ剤を付着して、頭髪hを硬化 し、頭髪hのくせ毛が真直ぐになった状態に固定する。
【0033】 両側の歯列3の各歯4,5は、その断面の長辺を台座2横断方向の髪解き方向 に配置しているので、頭髪hとの摩擦が多く、頭髪hに張力を加え易く、くせ毛 を真直ぐにし易い。
【0034】
本考案のストレートパーマ用ブラシにおいては、頭髪にパーマ剤を付着して頭 髪を解かす際、パーマ剤が頭皮に付着し難いので、頭髪が根本で切断され難い。
【0035】 また、歯列の先端側の荒目部分と基端側の細目部分の使用に多くの手間がかか らない。
【図1】本考案の実施形態のストレートパーマ用ブラシ
の正面図。
の正面図。
【図2】同ストレートパーマ用ブラシの底面図。
【図3】同ストレートパーマ用ブラシの左側面図。
【図4】図1のA−A線断面図であって、パーマ剤漏れ
止め用歯を省略した図。
止め用歯を省略した図。
【図5】図1のB−B線断面図。
【図6】同ストレートパーマ用ブラシで第1パーマ剤を
頭頂面の頭髪に塗布してその頭髪を解かす状態の概略
図。
頭頂面の頭髪に塗布してその頭髪を解かす状態の概略
図。
【図7】同ストレートパーマ用ブラシで第1パーマ剤を
頭頂面の頭髪に塗布してその頭髪を解かす他の状態の概
略図。
頭頂面の頭髪に塗布してその頭髪を解かす他の状態の概
略図。
【図8】同ストレートパーマ用ブラシで第1パーマ剤を
頭側面の頭髪に塗布してその頭髪を解かす状態の概略
図。
頭側面の頭髪に塗布してその頭髪を解かす状態の概略
図。
【図9】同ストレートパーマ用ブラシで第1パーマ剤を
頭側面の頭髪に塗布してその頭髪を解かす他の状態の概
略図。
頭側面の頭髪に塗布してその頭髪を解かす他の状態の概
略図。
1 柄 2 台座 3 歯列 4 歯列中の長い歯 5 歯列中の短い歯 6 パーマ剤付着用歯 7 パーマ剤漏れ止め用歯 h 頭髪 p 第1パーマ剤
Claims (3)
- 【請求項1】 頭髪にパーマ剤を付着し、頭髪を解かし
ながら頭髪のくせ毛を引っ張って真直ぐにするストレー
トパーマ用ブラシであって、 柄の先端に台座を設け、台座面の両側辺部にそれぞれ歯
列を櫛形状に形成し、両側の歯列を、それらの先端間の
方が基端間より広い先広状態に配置し、両側の歯列にお
いて、それぞれ、長い歯と短い歯を交互に配列して歯列
の先端側を荒目に、歯列の基端側を細目にし、台座面の
両側の歯列の内側位置にパーマ剤を付着する構成にした
ことを特徴とするストレートパーマ用ブラシ。 - 【請求項2】 台座面の両側の歯列の内側位置に歯列中
の短い歯より短い多数のパーマ剤付着用歯を形成し、台
座面の両側の歯列の先端間と基端間にそれぞれ歯列中の
長い歯より短くてパーマ剤付着用歯より長いパーマ剤漏
れ止め用歯を形成したことを特徴とする請求項1に記載
のストレートパーマ用ブラシ。 - 【請求項3】 歯列の各歯は、その断面の長辺を台座横
断方向の髪解き方向に配置したことを特徴とする請求項
1または2に記載のストレートパーマ用ブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996012475U JP3038528U (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | ストレートパーマ用ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996012475U JP3038528U (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | ストレートパーマ用ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3038528U true JP3038528U (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=43173204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996012475U Expired - Lifetime JP3038528U (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | ストレートパーマ用ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3038528U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012164734A1 (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-06 | 東京パーツ株式会社 | 液塗布具及び塗布液塗布方法 |
-
1996
- 1996-12-06 JP JP1996012475U patent/JP3038528U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012164734A1 (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-06 | 東京パーツ株式会社 | 液塗布具及び塗布液塗布方法 |
JPWO2012164734A1 (ja) * | 2011-05-27 | 2014-07-31 | 東京パーツ株式会社 | 液塗布具及び塗布液塗布方法 |
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