JP3038447B2 - 出荷制御システム - Google Patents
出荷制御システムInfo
- Publication number
- JP3038447B2 JP3038447B2 JP3081901A JP8190191A JP3038447B2 JP 3038447 B2 JP3038447 B2 JP 3038447B2 JP 3081901 A JP3081901 A JP 3081901A JP 8190191 A JP8190191 A JP 8190191A JP 3038447 B2 JP3038447 B2 JP 3038447B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hatch
- refueling
- data
- oil
- loading
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出荷制御システムに関
し、特にタンクローリ車への油液出荷作業を迅速に行え
るよう構成した出荷制御システムに関する。
し、特にタンクローリ車への油液出荷作業を迅速に行え
るよう構成した出荷制御システムに関する。
【0002】従来、油液の出荷を行う油槽所の出荷制御
システムにおいては、例えば、特開昭61−11589
5号公報に開示されているようなものがあり、タンクロ
ーリ車が出荷ステージに到着し、タンクローリ車に対応
した車番データが記憶された車番カードが、上記タンク
ローリ車の運転手などの給油作業者によりカードリーダ
に挿入されると、カードリーダは車番カードに記憶され
ている車番データを読み取り、この車番データを出荷制
御装置へ出力する。すると、出荷制御装置は、予めタン
クローリ車毎に設定されている積み込むべき油種・数量
・ハッチナンバーからなる給油データの中から、上記車
番データに対応する給油データを積込データとして読み
出す。次に、上記給油作業者により給油すべき油種を供
給するローディングアームがタンクのハッチに挿入さ
れ、タンクの各ハッチに設けられたハッチカードがハッ
チリーダ(ローディングアームに備えつけられているカ
ードリーダ)に挿入されると、ハッチリーダはハッチナ
ンバーを読み取り、このハッチナンバーを出荷制御装置
へ出力する。次に給油作業者が給油スタートスイッチを
操作すると、出荷制御装置は、ハッチリーダから供給さ
れたハッチナンバーに対応する今回積み込むべき油種
と、ローディングアームから供給される油種とを比較
し、これらの油種が合致した場合に給油を可能としてい
る。
システムにおいては、例えば、特開昭61−11589
5号公報に開示されているようなものがあり、タンクロ
ーリ車が出荷ステージに到着し、タンクローリ車に対応
した車番データが記憶された車番カードが、上記タンク
ローリ車の運転手などの給油作業者によりカードリーダ
に挿入されると、カードリーダは車番カードに記憶され
ている車番データを読み取り、この車番データを出荷制
御装置へ出力する。すると、出荷制御装置は、予めタン
クローリ車毎に設定されている積み込むべき油種・数量
・ハッチナンバーからなる給油データの中から、上記車
番データに対応する給油データを積込データとして読み
出す。次に、上記給油作業者により給油すべき油種を供
給するローディングアームがタンクのハッチに挿入さ
れ、タンクの各ハッチに設けられたハッチカードがハッ
チリーダ(ローディングアームに備えつけられているカ
ードリーダ)に挿入されると、ハッチリーダはハッチナ
ンバーを読み取り、このハッチナンバーを出荷制御装置
へ出力する。次に給油作業者が給油スタートスイッチを
操作すると、出荷制御装置は、ハッチリーダから供給さ
れたハッチナンバーに対応する今回積み込むべき油種
と、ローディングアームから供給される油種とを比較
し、これらの油種が合致した場合に給油を可能としてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の油槽所にお
いては、給油作業者が供給すべき油種とは違う油種のロ
ーディングアームをタンクローリ車のハッチへ挿入して
しまった場合には、混油を防止するため、ローディング
アームから当該タンクへの給油は不可能となる。そし
て、このようなローディングアームの誤選択をしてしま
った場合には、給油作業者は前記ハッチカードをハッチ
リーダから抜き、給油すべき油種と同一の油種を供給す
るローディングアームをこのハッチへ挿入しなおすとと
もに、ハッチカードをハッチリーダに挿入しなおさなけ
ればならない。
いては、給油作業者が供給すべき油種とは違う油種のロ
ーディングアームをタンクローリ車のハッチへ挿入して
しまった場合には、混油を防止するため、ローディング
アームから当該タンクへの給油は不可能となる。そし
て、このようなローディングアームの誤選択をしてしま
った場合には、給油作業者は前記ハッチカードをハッチ
リーダから抜き、給油すべき油種と同一の油種を供給す
るローディングアームをこのハッチへ挿入しなおすとと
もに、ハッチカードをハッチリーダに挿入しなおさなけ
ればならない。
【0004】このように、タンクローリ車の各ハッチに
挿入すべきローディングアームの選択は給油作業者に頼
っていたため、ローディングアームを誤選択した場合に
は、上述の理由で時間を浪費し、油槽所の稼働率を低下
させてしまうという課題があった。
挿入すべきローディングアームの選択は給油作業者に頼
っていたため、ローディングアームを誤選択した場合に
は、上述の理由で時間を浪費し、油槽所の稼働率を低下
させてしまうという課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したもので、タンクローリ車のハッチに挿入されて給油
を行うために複数設けられたローディングアームと、該
各ローディングアームにそれぞれ接続され該各ローディ
ングアームそれぞれへ油液を供給する油種毎に設けられ
た複数の油液供給手段と、前記ハッチを特定するための
第一の記憶保持媒体に記憶されたハッチデータを読み取
る第一の読取手段と、前記タンクローリ車を特定するた
めの第二の記憶保持媒体に記憶された車両データを読み
取る第二の読取手段と、前記タンクローリ車の各ハッチ
に積み込むべき油液の油種が積込データとして記憶され
ている積込データ記憶手段と、前記第二の読取手段によ
り読み取られる車両データに対応する積込データを前記
積込データ記憶手段から取り出すと共に、当該取り出さ
れた積込データから前記第一の読取手段により読み取ら
れるハッチデータに対応する油液の油種を判別する油種
判別手段と、前記複数の油液供給手段のうち前記油種判
別手段により判別した油種に対応する一の油液供給手段
から前記ハッチデータが読み取られた第一の読取手段に
対応するローディングアームへの油液の供給を開始させ
る油液供給制御手段とからなる。
したもので、タンクローリ車のハッチに挿入されて給油
を行うために複数設けられたローディングアームと、該
各ローディングアームにそれぞれ接続され該各ローディ
ングアームそれぞれへ油液を供給する油種毎に設けられ
た複数の油液供給手段と、前記ハッチを特定するための
第一の記憶保持媒体に記憶されたハッチデータを読み取
る第一の読取手段と、前記タンクローリ車を特定するた
めの第二の記憶保持媒体に記憶された車両データを読み
取る第二の読取手段と、前記タンクローリ車の各ハッチ
に積み込むべき油液の油種が積込データとして記憶され
ている積込データ記憶手段と、前記第二の読取手段によ
り読み取られる車両データに対応する積込データを前記
積込データ記憶手段から取り出すと共に、当該取り出さ
れた積込データから前記第一の読取手段により読み取ら
れるハッチデータに対応する油液の油種を判別する油種
判別手段と、前記複数の油液供給手段のうち前記油種判
別手段により判別した油種に対応する一の油液供給手段
から前記ハッチデータが読み取られた第一の読取手段に
対応するローディングアームへの油液の供給を開始させ
る油液供給制御手段とからなる。
【0006】
【作用】本発明においては、前記第二の読取手段により
車両データが読み取られ、前記第一の読取手段によりハ
ッチデータが読み取られると、油種判別手段により前記
車両データに対応する積込データが前記積込データ記憶
手段から取り出され、当該取り出された積込データから
前記ハッチデータに対応する油液の油種が判別され、油
液供給制御手段により前記油種判別手段で判別された油
種に対応する一の油液供給手段が、前記ハッチデータを
読み取った第一の読取手段に対応するローディングアー
ムへの油液の供給を開始する。
車両データが読み取られ、前記第一の読取手段によりハ
ッチデータが読み取られると、油種判別手段により前記
車両データに対応する積込データが前記積込データ記憶
手段から取り出され、当該取り出された積込データから
前記ハッチデータに対応する油液の油種が判別され、油
液供給制御手段により前記油種判別手段で判別された油
種に対応する一の油液供給手段が、前記ハッチデータを
読み取った第一の読取手段に対応するローディングアー
ムへの油液の供給を開始する。
【0007】
【実施例】(構成)以下に、本発明を適用した油槽所の
出荷制御システムの実施例を説明する。
出荷制御システムの実施例を説明する。
【0008】図1は、油槽所における出荷制御システム
の全体構成を示すブロック図である。以下、同図を用い
て説明する。
の全体構成を示すブロック図である。以下、同図を用い
て説明する。
【0009】1はタンクローリ車を示す。タンクローリ
車1には、これに搭載された複数のタンク室T1〜T5に対
応してハッチH1〜H5が設けられており、これらのハッチ
H1〜H5からタンク室T1〜T5に油液が積み込まれる。ま
た、タンクローリ車1には、その車両を特定するための
車両番号が記憶された識別カード(図示せず)が設けら
れ、タンクローリ車1のハッチH1〜H5近傍にはこれらの
ハッチH1〜H5のそれぞれを特定するためのハッチナンバ
ーが記憶されたハッチカード2A 〜2E が取りつけられ
ている。
車1には、これに搭載された複数のタンク室T1〜T5に対
応してハッチH1〜H5が設けられており、これらのハッチ
H1〜H5からタンク室T1〜T5に油液が積み込まれる。ま
た、タンクローリ車1には、その車両を特定するための
車両番号が記憶された識別カード(図示せず)が設けら
れ、タンクローリ車1のハッチH1〜H5近傍にはこれらの
ハッチH1〜H5のそれぞれを特定するためのハッチナンバ
ーが記憶されたハッチカード2A 〜2E が取りつけられ
ている。
【0010】また、油槽所には、ガソリン、灯油、軽油
のそれぞれを貯蔵する貯油タンク3A,3B,3Cが設け
られている。4A,4B,4Cは一端がポンプ5A,5B,
5Cを介して貯油タンク3A,3B,3Cに連通した配管
で、配管4Aの他側は分岐配管6A1〜6A5の一端へ、配
管4Bの他側は分岐配管7B1〜7B5の一端へ、配管4Cの
他側は分岐配管8C1〜8C5の一端へ、それぞれ接続され
ている。また、分岐配管6A1,7B1,8C1〜6A5,7B
5,8C5の他端は、それぞれ流量制御手段9A〜9Eを介
して、当該流量計制御手段9A〜9Eの下部に設けられて
いる後述のローディングアーム10A〜10Eに接続され
ている
のそれぞれを貯蔵する貯油タンク3A,3B,3Cが設け
られている。4A,4B,4Cは一端がポンプ5A,5B,
5Cを介して貯油タンク3A,3B,3Cに連通した配管
で、配管4Aの他側は分岐配管6A1〜6A5の一端へ、配
管4Bの他側は分岐配管7B1〜7B5の一端へ、配管4Cの
他側は分岐配管8C1〜8C5の一端へ、それぞれ接続され
ている。また、分岐配管6A1,7B1,8C1〜6A5,7B
5,8C5の他端は、それぞれ流量制御手段9A〜9Eを介
して、当該流量計制御手段9A〜9Eの下部に設けられて
いる後述のローディングアーム10A〜10Eに接続され
ている
【0011】流量制御手段9A (流量制御手段9B 〜9
E の構成は流量制御手段9A の構成と同一であるので、
流量制御手段9B 〜9E についての説明は省略する)
は、図2に示すように電磁弁11A1, 11B1, 11C1及
び分岐配管6A1, 7B1,8C1のそれぞれからローディン
グアーム10A へ流れる油液の量に比例した流量パルス
を発信する流量パルス発信器12A1, 12B1, 12C1が
備えつけられた流量計13A1, 13B1, 13C1とから構
成されている。
E の構成は流量制御手段9A の構成と同一であるので、
流量制御手段9B 〜9E についての説明は省略する)
は、図2に示すように電磁弁11A1, 11B1, 11C1及
び分岐配管6A1, 7B1,8C1のそれぞれからローディン
グアーム10A へ流れる油液の量に比例した流量パルス
を発信する流量パルス発信器12A1, 12B1, 12C1が
備えつけられた流量計13A1, 13B1, 13C1とから構
成されている。
【0012】ローディングアーム10A〜10Eは、タン
クローリ車1の各ハッチH1〜H5の上部にくるように配置
されており、そして、このローディングアーム10A〜
10Eには前述のハッチカード2A〜2Eに記憶されてい
るハッチナンバーを読み込むためのカードリーダとして
のハッチリーダ14A〜14Eがそれぞれ設けられてお
り、このハッチリーダ14A〜14Eにより読み込まれた
ハッチナンバーは後述の積込制御装置50に出力される
ようになっている。
クローリ車1の各ハッチH1〜H5の上部にくるように配置
されており、そして、このローディングアーム10A〜
10Eには前述のハッチカード2A〜2Eに記憶されてい
るハッチナンバーを読み込むためのカードリーダとして
のハッチリーダ14A〜14Eがそれぞれ設けられてお
り、このハッチリーダ14A〜14Eにより読み込まれた
ハッチナンバーは後述の積込制御装置50に出力される
ようになっている。
【0013】15はスタートスイッチで、給油作業者が
これを操作することによりスタートスイッチ15から給
油スタート信号が出力される。16は、スタートスイッ
チ15の横に設けられたスピーカである。17は、前述
の識別カードに記憶されている車両番号を読み取るため
のカードリーダである。
これを操作することによりスタートスイッチ15から給
油スタート信号が出力される。16は、スタートスイッ
チ15の横に設けられたスピーカである。17は、前述
の識別カードに記憶されている車両番号を読み取るため
のカードリーダである。
【0014】30は、油槽所事務所内(図示せず)に設
けられた出荷管理装置、50は積込現場(図示せず)に
設けられた積込制御装置である。
けられた出荷管理装置、50は積込現場(図示せず)に
設けられた積込制御装置である。
【0015】出荷管理装置30には、油槽所からの油液
の出荷を管理するためのもので、これには、タンクロー
リ車1の車両番号と、ハッチナンバーと、このハッチナ
ンバーに対応するタンク室の容量とからなるハッチ容量
データを記憶しているハッチ容量記憶部(図示せず)が
設けられている。油槽所の従業員がガソリンスタンドか
ら油液の注文を受けると、この出荷管理装置30へ配送
先・注文油種・注文量・配送日を予約データとして入力
するようになっている。そして、出荷管理装置30は上
記予約データが入力されるとこれと上述のハッチ容量デ
ータとに基づいてタンクローリ車1に対する積込データ
(図3に示す)を作成し、この積込データは図示せぬ記
憶手段に記憶するようになっている。そして、タンクロ
ーリ車1が油槽所の入口に到着すると、前述の識別カー
ドに記憶されている車両番号を出荷管理装置30に設け
られているカードリーダ(図示せず)に読み取らせるこ
とにより、当該タンクローリ車1に対応する積込データ
や配送先などを記載した配送表が出荷管理装置30より
発行される。その後、配送表を受け取ったタンクローリ
車1の運転手は、油液を積み込む出荷ステージに向か
い、まず、出荷ステージに備えられたカードリーダに識
別カード(図示せず)を読み取らせる。これにより、積
込制御装置50には当該車両番号に対応するタンクロー
リ車1へのタンク室T1〜T5毎の積込油種・積込量が出荷
管理装置30から設定されるようになっている。
の出荷を管理するためのもので、これには、タンクロー
リ車1の車両番号と、ハッチナンバーと、このハッチナ
ンバーに対応するタンク室の容量とからなるハッチ容量
データを記憶しているハッチ容量記憶部(図示せず)が
設けられている。油槽所の従業員がガソリンスタンドか
ら油液の注文を受けると、この出荷管理装置30へ配送
先・注文油種・注文量・配送日を予約データとして入力
するようになっている。そして、出荷管理装置30は上
記予約データが入力されるとこれと上述のハッチ容量デ
ータとに基づいてタンクローリ車1に対する積込データ
(図3に示す)を作成し、この積込データは図示せぬ記
憶手段に記憶するようになっている。そして、タンクロ
ーリ車1が油槽所の入口に到着すると、前述の識別カー
ドに記憶されている車両番号を出荷管理装置30に設け
られているカードリーダ(図示せず)に読み取らせるこ
とにより、当該タンクローリ車1に対応する積込データ
や配送先などを記載した配送表が出荷管理装置30より
発行される。その後、配送表を受け取ったタンクローリ
車1の運転手は、油液を積み込む出荷ステージに向か
い、まず、出荷ステージに備えられたカードリーダに識
別カード(図示せず)を読み取らせる。これにより、積
込制御装置50には当該車両番号に対応するタンクロー
リ車1へのタンク室T1〜T5毎の積込油種・積込量が出荷
管理装置30から設定されるようになっている。
【0016】積込制御装置50は、タンクローリ車1の
タンク室T1〜T5への油液の積込を制御するものである。
積込制御装置50は、図4に示されるように、給油可能
判断回路51、スピーカ駆動制御回路52、音声データ
記憶部53、供給油種識別回路54、ポンプ駆動回路5
5A,55B,55C 、ポンプ停止制御回路56、給油制御
回路57A 〜57E から構成されている。
タンク室T1〜T5への油液の積込を制御するものである。
積込制御装置50は、図4に示されるように、給油可能
判断回路51、スピーカ駆動制御回路52、音声データ
記憶部53、供給油種識別回路54、ポンプ駆動回路5
5A,55B,55C 、ポンプ停止制御回路56、給油制御
回路57A 〜57E から構成されている。
【0017】給油可能判断回路51には、前述のカード
リーダ17による識別カードの読み取りに応じて出荷管
理装置30から送られてくる積込データ、スタートスイ
ッチ15からの給油スタート信号、ハッチリーダ14A
〜14Eからのハッチナンバーが供給される。給油可能
判断回路51の制御構成は図5のフローチャートを用い
て説明する。
リーダ17による識別カードの読み取りに応じて出荷管
理装置30から送られてくる積込データ、スタートスイ
ッチ15からの給油スタート信号、ハッチリーダ14A
〜14Eからのハッチナンバーが供給される。給油可能
判断回路51の制御構成は図5のフローチャートを用い
て説明する。
【0018】まず、給油可能判断回路51は、スタート
スイッチ15から給油スタート信号が供給されると(S
TEP 1)、出荷管理装置30から識別カードの読み
取りに基づく積込データが供給されたか否かを判断する
(STEP 2)。STEP2において、積込データが
供給されていないと判断した場合には、後述のスピーカ
駆動制御回路52へ所定時間だけ給油不能信号「a」を
出力し、処理を終了する(STEP 3,STEP
4,STEP 5)。
スイッチ15から給油スタート信号が供給されると(S
TEP 1)、出荷管理装置30から識別カードの読み
取りに基づく積込データが供給されたか否かを判断する
(STEP 2)。STEP2において、積込データが
供給されていないと判断した場合には、後述のスピーカ
駆動制御回路52へ所定時間だけ給油不能信号「a」を
出力し、処理を終了する(STEP 3,STEP
4,STEP 5)。
【0019】上記STEP 2において、積込データが
供給済であると判断した場合には、ハッチリーダ14A
〜14E からハッチナンバーが少なくとも一つ以上供給
されているか否かを判断する(STEP 6)。STE
P 6において、ハッチナンバーが供給されていないと
判断した場合には、後述のスピーカ駆動制御回路52へ
所定時間だけ給油不能信号「b」を出力し、処理を終了
する(STEP 7,STEP 8,STEP 5)。
供給済であると判断した場合には、ハッチリーダ14A
〜14E からハッチナンバーが少なくとも一つ以上供給
されているか否かを判断する(STEP 6)。STE
P 6において、ハッチナンバーが供給されていないと
判断した場合には、後述のスピーカ駆動制御回路52へ
所定時間だけ給油不能信号「b」を出力し、処理を終了
する(STEP 7,STEP 8,STEP 5)。
【0020】上記STEP 6において、ハッチリーダ
14A 〜14Eからハッチナンバーが少なくとも一つ以
上供給されていると判断した場合には、積込データが有
しているハッチナンバーと同一のハッチナンバーがハッ
チリーダ14A 〜14E から全て供給されているか否
か、即ち、タンクローリ車1への給油の開始が可能であ
るか否かを判断する(STEP 9)。
14A 〜14Eからハッチナンバーが少なくとも一つ以
上供給されていると判断した場合には、積込データが有
しているハッチナンバーと同一のハッチナンバーがハッ
チリーダ14A 〜14E から全て供給されているか否
か、即ち、タンクローリ車1への給油の開始が可能であ
るか否かを判断する(STEP 9)。
【0021】上記STEP 9において、タンクローリ
車1への給油の開始が可能でないと判断した場合には、
後述のスピーカ駆動制御回路52へ所定時間だけ給油不
能信号「c」を出力し、処理を終了する(STEP 1
0,STEP 11,STEP5)。また、上記STEP
9において、タンクローリ車1への給油の開始が可能
であると判断した場合には、積込データを後述の供給油
種識別回路53、及び給油制御回路57A 〜57E へ出
力し、処理を終了する(STEP 12)。
車1への給油の開始が可能でないと判断した場合には、
後述のスピーカ駆動制御回路52へ所定時間だけ給油不
能信号「c」を出力し、処理を終了する(STEP 1
0,STEP 11,STEP5)。また、上記STEP
9において、タンクローリ車1への給油の開始が可能
であると判断した場合には、積込データを後述の供給油
種識別回路53、及び給油制御回路57A 〜57E へ出
力し、処理を終了する(STEP 12)。
【0022】次に、スピーカ駆動制御回路52について
説明する。スピーカ駆動制御回路52は前述の給油可能
判断回路51からの給油不能信号「a」,「b」,
「c」及び、後述のポンプ停止制御回路56からの給油
終了信号「d」が供給される。スピーカ駆動制御回路5
2は、例えば給油可能判断回路51から給油不能信号
「a」が供給されると、音声データ記憶部53(図6に
示す)に記憶されている音声データの中から給油不能信
号「a」に対応する音声データ「今日の出荷作業は、終
了しました。」を読み出し、これをスピーカ15から音
声出力させる。
説明する。スピーカ駆動制御回路52は前述の給油可能
判断回路51からの給油不能信号「a」,「b」,
「c」及び、後述のポンプ停止制御回路56からの給油
終了信号「d」が供給される。スピーカ駆動制御回路5
2は、例えば給油可能判断回路51から給油不能信号
「a」が供給されると、音声データ記憶部53(図6に
示す)に記憶されている音声データの中から給油不能信
号「a」に対応する音声データ「今日の出荷作業は、終
了しました。」を読み出し、これをスピーカ15から音
声出力させる。
【0023】供給油種識別回路54は、タンクローリ車
1に今回供給すべき油種を判別するためのものであり、
これには、前述の給油可能判断回路51からの積込デー
タと、後述のポンプ停止制御回路56からの給油終了信
号とが供給される。そして、供給油種識別回路54は、
給油可能判断回路51からの積込データが供給されると
この積込データが有している油種からタンクローリ車1
のタンク室T1〜T5に供給すべき油種を判別し、ポンプ5
A 〜5C のうち供給すべき油種に対応するポンプに電力
を供給するポンプ駆動回路55A 〜55C へのポンプ駆
動信号の出力を開始する。また、供給油種識別回路54
は、後述のポンプ停止制御回路56から給油終了信号が
供給されると、前述のポンプ駆動信号の出力を停止す
る。
1に今回供給すべき油種を判別するためのものであり、
これには、前述の給油可能判断回路51からの積込デー
タと、後述のポンプ停止制御回路56からの給油終了信
号とが供給される。そして、供給油種識別回路54は、
給油可能判断回路51からの積込データが供給されると
この積込データが有している油種からタンクローリ車1
のタンク室T1〜T5に供給すべき油種を判別し、ポンプ5
A 〜5C のうち供給すべき油種に対応するポンプに電力
を供給するポンプ駆動回路55A 〜55C へのポンプ駆
動信号の出力を開始する。また、供給油種識別回路54
は、後述のポンプ停止制御回路56から給油終了信号が
供給されると、前述のポンプ駆動信号の出力を停止す
る。
【0024】ポンプ駆動回路55A 〜55C は、これら
それぞれに対応するポンプ5A 〜5C への電力の供給を
行うもので、前述の供給油種識別回路53からポンプ駆
動信号が供給されるとポンプ5A 〜5C への電力の供給
を開始し、ポンプ駆動信号が供給されなくなるとポンプ
5A 〜5C への電力の供給を停止するようになってい
る。
それぞれに対応するポンプ5A 〜5C への電力の供給を
行うもので、前述の供給油種識別回路53からポンプ駆
動信号が供給されるとポンプ5A 〜5C への電力の供給
を開始し、ポンプ駆動信号が供給されなくなるとポンプ
5A 〜5C への電力の供給を停止するようになってい
る。
【0025】次に、給油制御回路57A (給油制御回路
57B 〜57E の制御構成は、給油制御回路57A の制
御構成と同一であるので説明を省略する)について説明
する。給油制御回路57A は、前述の給油可能判断回路
51から供給される積込データから給油すべき油種及び
数量を判別し、この判別結果に基づいて電磁弁11A1,
11B1, 11C1の開閉制御を行うものである。給油制御
回路57A の制御構成は図7に示されるように給油デー
タ認識回路58A 、給油停止制御回路59A1,59B1,
59C1、計数回路60A1, 60B1, 60C1、電磁弁駆動
制御回路61A1, 61B1, 61C1、給油終了判断回路6
2A から構成されている。
57B 〜57E の制御構成は、給油制御回路57A の制
御構成と同一であるので説明を省略する)について説明
する。給油制御回路57A は、前述の給油可能判断回路
51から供給される積込データから給油すべき油種及び
数量を判別し、この判別結果に基づいて電磁弁11A1,
11B1, 11C1の開閉制御を行うものである。給油制御
回路57A の制御構成は図7に示されるように給油デー
タ認識回路58A 、給油停止制御回路59A1,59B1,
59C1、計数回路60A1, 60B1, 60C1、電磁弁駆動
制御回路61A1, 61B1, 61C1、給油終了判断回路6
2A から構成されている。
【0026】給油データ認識回路58A は、タンクロー
リ車1のタンク室T1〜T5のうち一つのタンクに供給すべ
き油種・数量を認識するための回路で、これには前述の
給油可能判断回路51からの積込データとハッチリーダ
14A からのハッチナンバーとが供給される。そして、
給油データ認識回路58A は、積込データとハッチナン
バーとが供給されると、積込データの中からハッチナン
バーに対応する油種と数量とを認識し、後述の給油停止
制御回路59A1, 59B1, 59C1のうちこのハッチナン
バーに対応して認識した油種に対応する給油停止制御回
路へ認識した数量をプリセットデータとして出力する。
リ車1のタンク室T1〜T5のうち一つのタンクに供給すべ
き油種・数量を認識するための回路で、これには前述の
給油可能判断回路51からの積込データとハッチリーダ
14A からのハッチナンバーとが供給される。そして、
給油データ認識回路58A は、積込データとハッチナン
バーとが供給されると、積込データの中からハッチナン
バーに対応する油種と数量とを認識し、後述の給油停止
制御回路59A1, 59B1, 59C1のうちこのハッチナン
バーに対応して認識した油種に対応する給油停止制御回
路へ認識した数量をプリセットデータとして出力する。
【0027】給油停止制御回路59A1, 59B1, 59C1
は、前述の給油データ認識回路58A から供給されるプ
リセットデータに基づいて給油量を制御するためのもの
である。即ち、給油停止制御回路59A1, 59B1, 59
C1それぞれは、前述の給油データ認識回路58A からプ
リセットデータが入力されると、給油停止制御回路59
A1, 59B1, 59C1それぞれに対応する計数回路60A
1, 60B1, 60C1、及び給油停止制御回路59A1,59
B1, 59C1それぞれに対応する電磁弁駆動制御回路61
A1, 61B1, 61C1への閉弁信号の出力を停止する。そ
して、次に給油停止制御回路59A1, 59B1, 59C1そ
れぞれのうち、閉弁信号の出力を停止した給油停止制御
回路は、前述の流量パルス発信器12A1, 12B1, 12
C1のうち上記給油停止制御回路に対応する流量パルス発
信器からの流量パルスを計数することにより給油量を演
算出力する計数回路から供給される給油量と、前述の給
油データ認識回路58A から供給されたプリセットデー
タとが一致したときに、電磁弁11A1, 11B1, 11C1
のうち上記給油停止制御回路に対応する電磁弁を閉弁駆
動するために、電磁弁駆動制御回路61A1, 61B1, 6
1C1のうち、上記電磁弁に対応する電磁弁駆動制御回路
に閉弁信号を出力し、給油を停止するようになってい
る。なお、本実施例における給油停止制御回路59A1,
59B1, 59C1これらそれぞれは、前述の給油データ認
識回路58A からプリセットデータが供給されない場合
には、閉弁信号を出力し続けるようになっている。ま
た、この閉弁信号は電磁弁駆動制御回路61A1, 61B
1, 61C1に対応する計数回路60A1, 60B1, 60C1
のそれぞれに対してに供給され、前記計数回路60A1,
60B1, 60C1はこれを計数のリセット信号として入力
する。更に、上記閉弁信号は後述の給油終了判断回路6
2A へも出力される。
は、前述の給油データ認識回路58A から供給されるプ
リセットデータに基づいて給油量を制御するためのもの
である。即ち、給油停止制御回路59A1, 59B1, 59
C1それぞれは、前述の給油データ認識回路58A からプ
リセットデータが入力されると、給油停止制御回路59
A1, 59B1, 59C1それぞれに対応する計数回路60A
1, 60B1, 60C1、及び給油停止制御回路59A1,59
B1, 59C1それぞれに対応する電磁弁駆動制御回路61
A1, 61B1, 61C1への閉弁信号の出力を停止する。そ
して、次に給油停止制御回路59A1, 59B1, 59C1そ
れぞれのうち、閉弁信号の出力を停止した給油停止制御
回路は、前述の流量パルス発信器12A1, 12B1, 12
C1のうち上記給油停止制御回路に対応する流量パルス発
信器からの流量パルスを計数することにより給油量を演
算出力する計数回路から供給される給油量と、前述の給
油データ認識回路58A から供給されたプリセットデー
タとが一致したときに、電磁弁11A1, 11B1, 11C1
のうち上記給油停止制御回路に対応する電磁弁を閉弁駆
動するために、電磁弁駆動制御回路61A1, 61B1, 6
1C1のうち、上記電磁弁に対応する電磁弁駆動制御回路
に閉弁信号を出力し、給油を停止するようになってい
る。なお、本実施例における給油停止制御回路59A1,
59B1, 59C1これらそれぞれは、前述の給油データ認
識回路58A からプリセットデータが供給されない場合
には、閉弁信号を出力し続けるようになっている。ま
た、この閉弁信号は電磁弁駆動制御回路61A1, 61B
1, 61C1に対応する計数回路60A1, 60B1, 60C1
のそれぞれに対してに供給され、前記計数回路60A1,
60B1, 60C1はこれを計数のリセット信号として入力
する。更に、上記閉弁信号は後述の給油終了判断回路6
2A へも出力される。
【0028】電磁弁駆動制御回路61A1, 61B1, 61
C1は、これらそれぞれに対応する電磁弁11A1, 11B
1, 11C1を開閉制御するためのもので、これには前述
の給油停止制御回路59A1, 59B1, 59C1からの閉弁
信号とが供給され、閉弁信号が供給停止されることによ
り電磁弁11A1, 11B1, 11C1を開弁駆動し、閉弁信
号が供給されることにより電磁弁11A1, 11B1, 11
C1を閉弁駆動するようになっている。
C1は、これらそれぞれに対応する電磁弁11A1, 11B
1, 11C1を開閉制御するためのもので、これには前述
の給油停止制御回路59A1, 59B1, 59C1からの閉弁
信号とが供給され、閉弁信号が供給停止されることによ
り電磁弁11A1, 11B1, 11C1を開弁駆動し、閉弁信
号が供給されることにより電磁弁11A1, 11B1, 11
C1を閉弁駆動するようになっている。
【0029】給油終了判断回路62A は、ハッチリーダ
14A により読み込まれたハッチナンバーに対応するハ
ッチナンバーのタンクへの給油が完了したか否かを判別
するためのもので、これには前述の給油停止制御回路5
9A1, 59B1, 59C1それぞれから閉弁信号が供給され
る。そして、給油終了判断回路62A は、給油停止制御
回路59A1, 59B1, 59C1のそれぞれ全てから閉弁信
号が入力されると給油が完了したと判断し、前述のポン
プ停止制御回路56へ給油停止信号を出力する。
14A により読み込まれたハッチナンバーに対応するハ
ッチナンバーのタンクへの給油が完了したか否かを判別
するためのもので、これには前述の給油停止制御回路5
9A1, 59B1, 59C1それぞれから閉弁信号が供給され
る。そして、給油終了判断回路62A は、給油停止制御
回路59A1, 59B1, 59C1のそれぞれ全てから閉弁信
号が入力されると給油が完了したと判断し、前述のポン
プ停止制御回路56へ給油停止信号を出力する。
【0030】(作用)以下、上述のように構成された本
発明を適用した油槽所用出荷システムの動作を、給油準
備段階と、実際にタンクローリ車1へ油液を出荷すると
きの実際給油段階とに分けて以下に説明する。
発明を適用した油槽所用出荷システムの動作を、給油準
備段階と、実際にタンクローリ車1へ油液を出荷すると
きの実際給油段階とに分けて以下に説明する。
【0031】(給油準備段階)まず、給油作業者がタン
クローリ車1の各タンク室T1〜T5へ油液を積み込むため
に、タンクローリ車1に対応する識別カードを積込制御
装置50に備えつけられたカードリーダ17に読み取らせ
る。これにより、この識別カードに記憶されている車両
番号に対応するハッチナンバー・油種・数量からなる積
込データが、出荷制御装置30から積込制御装置50へ出力
される。ここで、今回積み込みを行うタンクローリ車1
の車両番号を例えば「1234」とすれば、この車両番
号に対応する積込データ(図3に示す)が、出荷管理装
置30から積込制御装置50へ出力される。
クローリ車1の各タンク室T1〜T5へ油液を積み込むため
に、タンクローリ車1に対応する識別カードを積込制御
装置50に備えつけられたカードリーダ17に読み取らせ
る。これにより、この識別カードに記憶されている車両
番号に対応するハッチナンバー・油種・数量からなる積
込データが、出荷制御装置30から積込制御装置50へ出力
される。ここで、今回積み込みを行うタンクローリ車1
の車両番号を例えば「1234」とすれば、この車両番
号に対応する積込データ(図3に示す)が、出荷管理装
置30から積込制御装置50へ出力される。
【0032】次に、給油作業者は、タンクローリ車1の
各タンク室T1〜T5の中から今回給油すべきタンク室に対
応するハッチH1〜H5にローディングアーム10A 〜10
E を挿入するとともに、ハッチH1〜H5に備えつけられて
いるハッチカード2A 〜2Eをハッチリーダ14A 〜1
4E に挿入する。これにより、ハッチカードが挿入され
たハッチリーダからハッチデータが出力される。
各タンク室T1〜T5の中から今回給油すべきタンク室に対
応するハッチH1〜H5にローディングアーム10A 〜10
E を挿入するとともに、ハッチH1〜H5に備えつけられて
いるハッチカード2A 〜2Eをハッチリーダ14A 〜1
4E に挿入する。これにより、ハッチカードが挿入され
たハッチリーダからハッチデータが出力される。
【0033】そして、上記積込準備を完了した給油作業
者は、実際にタンクローリ車1の各タンク室T1〜T5へ油
液を積み込むためにスタートスイッチ14を操作する。
者は、実際にタンクローリ車1の各タンク室T1〜T5へ油
液を積み込むためにスタートスイッチ14を操作する。
【0034】上記スタートスイッチ14の操作により積
込制御装置50には給油スタート信号が供給される。
込制御装置50には給油スタート信号が供給される。
【0035】すると、積込制御装置50の給油可能判断
回路51は、出荷管理装置30から積荷データが入力さ
れたか否かを判断する(以降図5参照)。
回路51は、出荷管理装置30から積荷データが入力さ
れたか否かを判断する(以降図5参照)。
【0036】ここで、給油作業者が積込制御装置50に
備えつけられたカードリーダ17に識別カードを読み取
らせずにスタートスイッチ14を操作した場合や、出荷
制御装置30に車両番号「1234」のタンクローリ車1
に対応する積荷データが記憶されていない場合には、積
込制御装置50に積荷データが供給されないので、給油
可能判断回路51はスピーカ駆動制御回路52へ給油不
能信号「a」を出力し、スピーカ16から「積荷データ
が入力されていません。」が音声報知される。これによ
り、給油作業者は、今回の車両番号「1234」のタン
クローリ車1による配送はないこと、または、積込制御
装置50に備えつけられたカードリーダ17に識別カー
ドを読み取らせるのを忘れてしまったことがわかる。
備えつけられたカードリーダ17に識別カードを読み取
らせずにスタートスイッチ14を操作した場合や、出荷
制御装置30に車両番号「1234」のタンクローリ車1
に対応する積荷データが記憶されていない場合には、積
込制御装置50に積荷データが供給されないので、給油
可能判断回路51はスピーカ駆動制御回路52へ給油不
能信号「a」を出力し、スピーカ16から「積荷データ
が入力されていません。」が音声報知される。これによ
り、給油作業者は、今回の車両番号「1234」のタン
クローリ車1による配送はないこと、または、積込制御
装置50に備えつけられたカードリーダ17に識別カー
ドを読み取らせるのを忘れてしまったことがわかる。
【0037】また、給油可能判断回路51は、出荷管理
装置30から積荷データが入力されたと判断した場合に
は、ハッチリーダ14A 〜14E からハッチナンバーが
少なくとも一つ以上供給されているか否かを判断する。
装置30から積荷データが入力されたと判断した場合に
は、ハッチリーダ14A 〜14E からハッチナンバーが
少なくとも一つ以上供給されているか否かを判断する。
【0038】ここで、給油作業者がタンクローリ車1の
タンク室T1〜T5へローディングアーム10A 〜10E を
挿入するとともにハッチリーダ14A 〜14E にハッチ
カード2A 〜2E を挿入するのを忘れてしまった場合に
は、給油可能判断回路51にはハッチナンバーが一つも
供給されないので、この場合には給油可能判断回路51
はハッチナンバーが一つも供給されていないと判断し、
後述のスピーカ駆動制御回路52へ給油不能信号「b」
を出力し、スピーカ16から「ローディングアームがタ
ンクに挿入されていません。」が音声報知される。これ
により、給油作業者は、タンク室T1〜T5へローディング
アーム10A 〜10E を挿入するのを忘れてしまったこ
と、又は、ハッチリーダ14A 〜14E にハッチカード
2A 〜2E を挿入するのを忘れてしまったことがわか
る。
タンク室T1〜T5へローディングアーム10A 〜10E を
挿入するとともにハッチリーダ14A 〜14E にハッチ
カード2A 〜2E を挿入するのを忘れてしまった場合に
は、給油可能判断回路51にはハッチナンバーが一つも
供給されないので、この場合には給油可能判断回路51
はハッチナンバーが一つも供給されていないと判断し、
後述のスピーカ駆動制御回路52へ給油不能信号「b」
を出力し、スピーカ16から「ローディングアームがタ
ンクに挿入されていません。」が音声報知される。これ
により、給油作業者は、タンク室T1〜T5へローディング
アーム10A 〜10E を挿入するのを忘れてしまったこ
と、又は、ハッチリーダ14A 〜14E にハッチカード
2A 〜2E を挿入するのを忘れてしまったことがわか
る。
【0039】また、給油可能判断回路51は、ハッチリ
ーダ14A 〜14E からハッチナンバーが少なくとも一
つ以上供給されていると判断した場合には、積込データ
が有しているハッチナンバーと、このハッチナンバーと
同一のハッチナンバーがハッチリーダ14A 〜14E か
ら全て供給されているか否か、即ち、車両番号「123
4」のタンクローリ車1への給油の開始が可能であるか
否かを判断する。
ーダ14A 〜14E からハッチナンバーが少なくとも一
つ以上供給されていると判断した場合には、積込データ
が有しているハッチナンバーと、このハッチナンバーと
同一のハッチナンバーがハッチリーダ14A 〜14E か
ら全て供給されているか否か、即ち、車両番号「123
4」のタンクローリ車1への給油の開始が可能であるか
否かを判断する。
【0040】ここで、例えば、給油作業者がタンクロー
リ車1のタンクT5へローディングアーム10E を挿入す
るのを忘れてしまった場合、または、ハッチリーダ14
E にハッチカード2E を挿入するのを忘れてしまった場
合には、給油可能判断回路51は、タンクローリ車1へ
の給油の開始が可能でないと判断し、後述のスピーカ駆
動制御回路52へ給油不能信号「c」を出力し、スピー
カ16から「給油の必要なタンクにローディングアーム
が挿入されていません。」が音声報知される。これによ
り、給油作業者は、タンクT5へローディングアーム10
E を挿入するのを忘れてしまったこと、又は、ハッチリ
ーダ14E にハッチカード2E を挿入するのを忘れてし
まったことがわかる。
リ車1のタンクT5へローディングアーム10E を挿入す
るのを忘れてしまった場合、または、ハッチリーダ14
E にハッチカード2E を挿入するのを忘れてしまった場
合には、給油可能判断回路51は、タンクローリ車1へ
の給油の開始が可能でないと判断し、後述のスピーカ駆
動制御回路52へ給油不能信号「c」を出力し、スピー
カ16から「給油の必要なタンクにローディングアーム
が挿入されていません。」が音声報知される。これによ
り、給油作業者は、タンクT5へローディングアーム10
E を挿入するのを忘れてしまったこと、又は、ハッチリ
ーダ14E にハッチカード2E を挿入するのを忘れてし
まったことがわかる。
【0041】また、給油可能判断回路51はタンクロー
リ車1への実際の給油を開始するための上述のような諸
条件が全て満たされ(ローディングアーム10A 〜10
E がタンク室T1〜T5に挿入され、ハッチカード2A 〜2
E がローディングアーム10A 〜10E に設けられたハ
ッチリーダ14A 〜14E に挿入され)、タンクローリ
車1への給油の開始が可能である(給油準備が完了し
た)と判断した場合には、供給油種識別回路53、及び
給油制御回路57A 〜57E へ積込データ(図3に示さ
れる車両番号「1234」に対応する積込データ)を出
力する。
リ車1への実際の給油を開始するための上述のような諸
条件が全て満たされ(ローディングアーム10A 〜10
E がタンク室T1〜T5に挿入され、ハッチカード2A 〜2
E がローディングアーム10A 〜10E に設けられたハ
ッチリーダ14A 〜14E に挿入され)、タンクローリ
車1への給油の開始が可能である(給油準備が完了し
た)と判断した場合には、供給油種識別回路53、及び
給油制御回路57A 〜57E へ積込データ(図3に示さ
れる車両番号「1234」に対応する積込データ)を出
力する。
【0042】(実際給油段階)以下、上述のような給油
準備が完了した後の動作を説明する。
準備が完了した後の動作を説明する。
【0043】まず、給油可能判断回路51から積込デー
タが入力された供給油種識別回路54は、積込データか
ら今回タンクローリ車1へ給油すべき油種を読み出し、
ポンプ5A,5B,5C のうちこの油種に対応するポンプを
駆動する。ここで、車両番号「1234」のタンクロー
リ車1への今回の供給油種はガソリン・灯油・軽油であ
るので、供給油種識別回路54はポンプ駆動回路55A,
55B,55C の全てにポンプ駆動信号を出力する。これ
により、ポンプ5A,5B,5C が駆動される。
タが入力された供給油種識別回路54は、積込データか
ら今回タンクローリ車1へ給油すべき油種を読み出し、
ポンプ5A,5B,5C のうちこの油種に対応するポンプを
駆動する。ここで、車両番号「1234」のタンクロー
リ車1への今回の供給油種はガソリン・灯油・軽油であ
るので、供給油種識別回路54はポンプ駆動回路55A,
55B,55C の全てにポンプ駆動信号を出力する。これ
により、ポンプ5A,5B,5C が駆動される。
【0044】また、これとともに、給油可能判断回路5
1から積込データが入力された給油制御回路57A〜5
7Eは、積込データのうちハッチリーダ14A〜14Eか
ら供給されるハッチナンバーに対応する油種・数量を読
み出し、この油種に対応する電磁弁11A1,11B1,1
1C1〜11A5,11B5,11C5を開弁させるとともに、
上記数量をプリセット値として記憶する。ここで、ハッ
チリーダ14Aにハッチナンバー「1」のハッチカード
2Aが、ハッチリーダ14Bにハッチナンバー「2」のハ
ッチカード2Bが、ハッチリーダ14Cにハッチナンバー
「3」のハッチカード2Cが、ハッチリーダ14Dにハッ
チナンバー「4」のハッチカード2Dが、ハッチリーダ
14Eにハッチナンバー「5」のハッチカード2Eが、そ
れぞれ挿入されていたとする。すると、給油制御回路5
7A,57B,57Dは、それぞれガソリン用の電磁弁1
1A1,11A2,11A4を開弁させ、給油制御回路57C
は、軽油用の電磁弁11C3と灯油用の電磁弁11B3とを
開弁させ、給油制御回路57Eは灯油用の電磁弁11B5
を開弁させる。これにより車両番号「1234」のタン
クローリ車1への油液の積込が開始される。そして、流
量パルス発信器12A1,12A2,12B3及び12C3,1
2A4,12B5から、流量に比例した流量パルスが発信さ
れ、これを入力した計数回路60A1,60A2,60B3及
び60C3,60A4,60B5は、上記流量パルスを計数す
る事により給油量を演算する。
1から積込データが入力された給油制御回路57A〜5
7Eは、積込データのうちハッチリーダ14A〜14Eか
ら供給されるハッチナンバーに対応する油種・数量を読
み出し、この油種に対応する電磁弁11A1,11B1,1
1C1〜11A5,11B5,11C5を開弁させるとともに、
上記数量をプリセット値として記憶する。ここで、ハッ
チリーダ14Aにハッチナンバー「1」のハッチカード
2Aが、ハッチリーダ14Bにハッチナンバー「2」のハ
ッチカード2Bが、ハッチリーダ14Cにハッチナンバー
「3」のハッチカード2Cが、ハッチリーダ14Dにハッ
チナンバー「4」のハッチカード2Dが、ハッチリーダ
14Eにハッチナンバー「5」のハッチカード2Eが、そ
れぞれ挿入されていたとする。すると、給油制御回路5
7A,57B,57Dは、それぞれガソリン用の電磁弁1
1A1,11A2,11A4を開弁させ、給油制御回路57C
は、軽油用の電磁弁11C3と灯油用の電磁弁11B3とを
開弁させ、給油制御回路57Eは灯油用の電磁弁11B5
を開弁させる。これにより車両番号「1234」のタン
クローリ車1への油液の積込が開始される。そして、流
量パルス発信器12A1,12A2,12B3及び12C3,1
2A4,12B5から、流量に比例した流量パルスが発信さ
れ、これを入力した計数回路60A1,60A2,60B3及
び60C3,60A4,60B5は、上記流量パルスを計数す
る事により給油量を演算する。
【0045】次に、給油が進行し、上記給油量がプリセ
ット値に達した場合には、給油停止制御回路59A1,5
9A2,59B3及び59C3,59A4,59B5はこれに対応
する電磁弁駆動制御回路61A1,61A2,61B3及び6
1C3,61A4,61B5に閉弁信号を出力し、これによ
り、電磁弁11A1,11A2,11B3及び11C3,11A
4,11B5は閉弁する。また、この閉弁信号は給油終了
判断回路62A〜62Eにも供給される。そして、給油終
了判断回路62A〜62Eは給油停止制御回路59A1〜C
1,59A2〜C2,59A3〜C3,59A4〜C4,59A5〜C5
の全てから閉弁信号が入力されると、タンク室T1〜T5へ
の給油が完了したと判断してポンプ停止制御回路56へ
給油停止信号を出力する。ここで、上述したように電磁
弁11A1,11A2,11C3及び11B3,11A4,11B5
が閉弁することで、タンク室T1〜T5への給油が停止する
が、このとき、各ローディングアーム10A〜10E内の
油液は、重力によりタンク室T1〜T5内に流れ込むように
なっている。
ット値に達した場合には、給油停止制御回路59A1,5
9A2,59B3及び59C3,59A4,59B5はこれに対応
する電磁弁駆動制御回路61A1,61A2,61B3及び6
1C3,61A4,61B5に閉弁信号を出力し、これによ
り、電磁弁11A1,11A2,11B3及び11C3,11A
4,11B5は閉弁する。また、この閉弁信号は給油終了
判断回路62A〜62Eにも供給される。そして、給油終
了判断回路62A〜62Eは給油停止制御回路59A1〜C
1,59A2〜C2,59A3〜C3,59A4〜C4,59A5〜C5
の全てから閉弁信号が入力されると、タンク室T1〜T5へ
の給油が完了したと判断してポンプ停止制御回路56へ
給油停止信号を出力する。ここで、上述したように電磁
弁11A1,11A2,11C3及び11B3,11A4,11B5
が閉弁することで、タンク室T1〜T5への給油が停止する
が、このとき、各ローディングアーム10A〜10E内の
油液は、重力によりタンク室T1〜T5内に流れ込むように
なっている。
【0046】次に、タンク室T1〜T5全てに対しての給油
が完了すると、ポンプ停止制御回路56には給油終了判
断回路62A 〜62E のそれぞれ全てから給油停止信号
が入力される。すると、ポンプ停止制御回路56は、車
両番号「1234」のタンクローリ車1への給油が完了
したと判断して、供給油種識別回路54とスピーカ駆動
制御回路52へ給油終了信号「d」を出力する。
が完了すると、ポンプ停止制御回路56には給油終了判
断回路62A 〜62E のそれぞれ全てから給油停止信号
が入力される。すると、ポンプ停止制御回路56は、車
両番号「1234」のタンクローリ車1への給油が完了
したと判断して、供給油種識別回路54とスピーカ駆動
制御回路52へ給油終了信号「d」を出力する。
【0047】そして、給油終了信号「d」が供給された
供給油種識別回路54はポンプ駆動回路55A 〜55C
へのポンプ駆動信号の供給を全て停止する。これにより
ポンプ5A 〜5C は全て停止する。また、これとともに
給油終了信号「d」が供給されたスピーカ駆動制御回路
52は、給油終了信号dに対応する音声データ「給油が
完了しました。」を報知する。
供給油種識別回路54はポンプ駆動回路55A 〜55C
へのポンプ駆動信号の供給を全て停止する。これにより
ポンプ5A 〜5C は全て停止する。また、これとともに
給油終了信号「d」が供給されたスピーカ駆動制御回路
52は、給油終了信号dに対応する音声データ「給油が
完了しました。」を報知する。
【0048】
【発明の効果】本発明の出荷システムによれば、油種判
別手段が、第二の読取手段により車両データが読み取ら
れる車両データに対応する積込データを前記積込データ
記憶手段から取り出し、当該取り出した積込データから
第一の読取手段により読み取られるハッチデータに対応
する油液の油種を判別し、油液供給制御手段が、前記複
数の油液供給手段のうち前記油種判別手段で判別した油
種に対応する一の油液供給手段から前記ハッチデータを
読み取った第一の読取手段に対応するローディングアー
ムへの油液の供給を開始するので、給油作業者はタンク
ローリ車のハッチに積み込むべき油液の油種に応じたロ
ーディングアームを選択判断することなく、第一の読取
手段にハッチデータを読み取らせるだけで当該ハッチに
積み込むべき油種の油液を供給することができる。この
ため、従来のようなローディングアームの誤選択が生じ
ることがないので、ローディングアームのハッチへの挿
入しなおし等のローディングアームの誤選択による時間
の浪費を防止することができ、また、作業者にハッチへ
供給すべき油液の油種を判断させてそれに伴う作業を行
わせる必要がないので、油槽所の稼働率の向上を図るこ
とができる。
別手段が、第二の読取手段により車両データが読み取ら
れる車両データに対応する積込データを前記積込データ
記憶手段から取り出し、当該取り出した積込データから
第一の読取手段により読み取られるハッチデータに対応
する油液の油種を判別し、油液供給制御手段が、前記複
数の油液供給手段のうち前記油種判別手段で判別した油
種に対応する一の油液供給手段から前記ハッチデータを
読み取った第一の読取手段に対応するローディングアー
ムへの油液の供給を開始するので、給油作業者はタンク
ローリ車のハッチに積み込むべき油液の油種に応じたロ
ーディングアームを選択判断することなく、第一の読取
手段にハッチデータを読み取らせるだけで当該ハッチに
積み込むべき油種の油液を供給することができる。この
ため、従来のようなローディングアームの誤選択が生じ
ることがないので、ローディングアームのハッチへの挿
入しなおし等のローディングアームの誤選択による時間
の浪費を防止することができ、また、作業者にハッチへ
供給すべき油液の油種を判断させてそれに伴う作業を行
わせる必要がないので、油槽所の稼働率の向上を図るこ
とができる。
【図1】本発明を適用した油槽所の出荷制御システムの
全体構成を示すブロック図である。
全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示される流量制御手段9A の制御構成を
示す図である。
示す図である。
【図3】図1に示される出荷管理装置30が記憶してい
る積込データを示す図である。
る積込データを示す図である。
【図4】図1に示される積込制御装置50の制御構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】図4に示される給油可能判断回路51の制御構
成を示すフローチャートである。
成を示すフローチャートである。
【図6】図4に示される音声データ記憶部53が記憶し
ている音声データを示す図である。
ている音声データを示す図である。
【図7】図4に示される給油制御回路57A の制御構成
を示す図である。
を示す図である。
1 タンクローリ車 H1〜H5 ハッチ 2A〜2E ハッチカード(第一の情報保持媒体) 10A〜10E ローディングアーム 14A〜14E ハッチリーダ(第一の読取手段) 17 カードリーダ(第二の読取手段) 30 出荷管理装置(積込データ記憶手段) 50 積込制御手段(積込データ記憶手段、油種判別手
段、油液供給制御手段)
段、油液供給制御手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 タンクローリ車のハッチへ挿入されて油
液の供給を行うために複数設けられたローディングアー
ムと、該各ローディングアームにそれぞれ接続され該各
ローディングアームそれぞれへ油液を供給する油種毎に
設けられた複数の油液供給手段と、前記ハッチを特定す
るための第一の記憶保持媒体に記憶されたハッチデータ
を読み取る第一の読取手段と、前記タンクローリ車を特
定するための第二の記憶保持媒体に記憶された車両デー
タを読み取る第二の読取手段と、前記タンクローリ車の
各ハッチに積み込むべき油液の油種が積込データとして
記憶されている積込データ記憶手段と、前記第二の読取
手段により読み取られる車両データに対応する積込デー
タを前記積込データ記憶手段から取り出すと共に、当該
取り出された積込データから前記第一の読取手段により
読み取られるハッチデータに対応する油液の油種を判別
する油種判別手段と、前記複数の油液供給手段のうち前
記油種判別手段により判別した油種に対応する一の油液
供給手段から前記ハッチデータが読み取られた第一の読
取手段に対応するローディングアームへの油液の供給を
開始させる油液供給制御手段とからなる出荷制御システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3081901A JP3038447B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 出荷制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3081901A JP3038447B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 出荷制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04294790A JPH04294790A (ja) | 1992-10-19 |
JP3038447B2 true JP3038447B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=13759349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3081901A Expired - Lifetime JP3038447B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 出荷制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3038447B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP3081901A patent/JP3038447B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04294790A (ja) | 1992-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3038447B2 (ja) | 出荷制御システム | |
JP4571050B2 (ja) | 出荷管理システム | |
WO2004106218A1 (en) | Fluid delivery apparatus with delivery hose flushing | |
JP3868045B2 (ja) | 積込油種確認装置及び混油防止装置 | |
JPH1111597A (ja) | タンクローリ車の荷卸制御装置 | |
JP2005280962A (ja) | 流体荷役配送システム | |
JP2590297B2 (ja) | ローリ車積込み・積降ろしシステム | |
JPH0597189A (ja) | 荷降ろしシステム | |
JP2590280B2 (ja) | 出荷管理システム | |
JP4260338B2 (ja) | タンクローリ車の荷卸システム | |
JP4156165B2 (ja) | タンクローリー車の荷受け・荷卸しシステム | |
JP3122896B2 (ja) | タンクローリ車の荷降システム | |
JPH0733256A (ja) | タンクローリ出荷管理システム | |
JP2000007099A (ja) | ローリー出荷装置 | |
JPH03226493A (ja) | タンクローリ車の荷降管理システム | |
JPH054695A (ja) | 給液装置 | |
JPH0735199B2 (ja) | 給液装置 | |
JP2001294299A (ja) | タンクローリー車の荷受け・荷卸しシステム | |
JP2591412B2 (ja) | 出荷装置 | |
JPH0967000A (ja) | タンクローリー車の荷卸しシステム | |
JPH0551100A (ja) | 出荷管理装置 | |
JP3236036B2 (ja) | 出荷装置 | |
JP4524220B2 (ja) | タンクローリ車のローリ荷卸しシステム | |
JP3492805B2 (ja) | 出荷管理装置 | |
JP2020125145A (ja) | 燃料油配送システム及びサーバ |