JP2590280B2 - 出荷管理システム - Google Patents

出荷管理システム

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JP2590280B2
JP2590280B2 JP1153790A JP1153790A JP2590280B2 JP 2590280 B2 JP2590280 B2 JP 2590280B2 JP 1153790 A JP1153790 A JP 1153790A JP 1153790 A JP1153790 A JP 1153790A JP 2590280 B2 JP2590280 B2 JP 2590280B2
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は出荷管理システムに係り、特にタンクローリ
車により油液を配送先へ運搬するよう構成した出荷管理
システムに関する。
従来の技術 油槽所からガソリンスタンド等へ油液を配送する手段
としては、一般にタンクローリ車が使用されている。
タンクローリ車のタンクは複数のハッチに仕切られて
おり、各ハッチには配送先の注文に応じてこれから荷降
ろそうとするハッチの油槽と同じ、例えばNo.1のハッチ
にはガソリン、No.2のハッチには軽油、No.3のハッチに
は灯油といった具合に各ハッチごとに異なる油種の油液
を積込むことが多い。そのため、タンクローリ車が配送
先のガソリンスタンドに到着すると、作業者は地下タン
クの注油口近傍に設けられた銘板等を見て地下タンクの
油種が例えばガソリンであることを確認する。その後、
送油ホースの一端をタンクローリ者のNo.1ハッチの送油
口に接続し、他端をガソリン用の地下タンクに設けられ
た注油口に接続した後、例えばタンクローリ車の当該ハ
ッチの送油口に設けられた開閉弁を開弁して荷降ろしが
行われる。以下、軽油、灯油の荷降ろし時も同様な操作
が行なわれる。
ところが、従来は上記の如く作業者の判断によりロー
リ車の各ハッチの油種と地下タンクの油種とを照合し、
ローリ車のハッチの送油口と地下タンクの注油口とをロ
ーリ車に備えられた送油ホースを介して接続し荷降ろし
していたため、例えば作業者が地下タンクの油種を表示
した銘板を読み違えたり、あるいはハッチに積込んだ油
種を他の油種と勘違いしていた場合には、例えばガソリ
ン用の地下タンクの注油口と軽油が積込まれているNo.2
のハッチの送油口とを送油ホースにより接続して軽油を
荷降ろし、地下タンクでガソリンと軽油とが混合されて
しまう可能性があるといった課題があった。
このような課題を解決するために、例えば特開昭59−
124299号公報に見られるような出荷管理システムが提案
されている。この出荷管理システムではまず当該タンク
ローリ車専用の磁気カードが作成される。この磁気カー
ドにはタンクローリ車に積込む油種,数量(積込量)等
のデータが記憶されている。油槽所においては、上記磁
気カードを出荷現場のカードリーダに挿入すると、コン
ピュータが磁気カードに記憶されたデータを読み取り,
積込み作業手順を音声指示する。
又、配送先のガソリンスタンドにおいても上記磁気カ
ードをガソリンスタンドに設置されたカードリーダに挿
入することにより、荷降ろし作業手順が音声指示され
る。
発明が解決しようとする課題 ところが、上記出荷管理システムにおいては、磁気カ
ードに記憶されたデータに基づいた音声指令に従って積
込み,荷降ろし作業を行なうが、実際の積込み,荷降ろ
し作業は運転者が行なうため、誤って音声指令と異なる
作業をしてしまう可能性がある。しかも上記出荷管理シ
ステムの場合磁気カード作成時に誤ったデータが記憶さ
れてしまう可能性もあり、確実に異種混合事故を防止す
ることができないといった課題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決した出荷管理システ
ムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、上記出荷管理システムにおいて、油槽所の
ローディングアームに設けられ積込む油液の油種データ
が記憶された第1の油種カードと、配送先のタンク近傍
に設けられ荷降ろしされる油種データが記憶された第2
の油種カードと、タンクローリ車に設けられ積込む時第
1の油種カードを読み取り、荷降ろし時第2の油種カー
ドを読み取るカードリーダと、カードリーダにより読み
取られた第1,第2の油種カードの油種データが一致した
とき、開閉弁を開弁可能状態とする油種データ照合手段
とを具備してなる。
作用 タンクローリ車に設けられたカードリーダが積込み時
ローディングアームの第1の油種カードより油種データ
を読取り、そして、荷降ろし時配送先のタンクに設けら
れた第2の油種カードより油種データを読み取り、両方
の油種データが一致したときのみタンクローリ車の開閉
弁を開弁することが可能となり配送先のタンクへ油液を
荷降ろしすることができる。そのため、油種の異なるハ
ッチと配送先のタンクとを接続しても開閉弁を開弁でき
ず、荷降ろし作業時に異なる2液が混合されてしまうこ
とが防止される。
実施例 第1図乃至第4図に本発明になる出荷管理システムの
一実施例を示す。
第1図及び第2図に示すタンクローリ車1は注文のあ
った油液を油槽所でタンク2に積込まれた後、注文主の
所へ油液を配送する。タンク2内は複数のハッチにより
仕切られており、本実施例では、3個のハッチ2A,2B,2C
が設けられているものとする。又、ハッチ2Aは4kl,ハッ
チ2Bは2kl,ハッチ2Cは1klといった具合にハッチ容量が
異なる。各ハッチ2A,2B,2Cは、例えば注文の多い油種は
ハッチ容量の大きいハッチ2A,比較的注文の少ない油種
はハッチ容量の小さいハッチ2Cといった具合に予め積込
まれる油種が決められている。
又、タンクローリ車1のタンク2の下方には各ハッチ
2A,2B,2C毎に送油口3A,3B,3Cと、電磁弁よりなる開閉弁
4A,4B,4Cが配設されている。この開閉弁4A,4B,4Cは通常
閉弁されたままであり、ハッチ内の油液を降ろすとき後
述するように、油種データが確認されると開弁すること
が可能となる。ローリ車1は送油ホース5を常時積載し
ており、配送先に到着すると送油ホース5の一端が送油
口3A,3B,3Cに接続され、他端が地下タンク6の注油口7
に接続される。従って、ハッチ内の油液は対応する開閉
弁の開弁操作とともに送油ホース5を介して地下タンク
6内に送出される。
又、タンクローリ車1は各ハッチ2A〜2C毎にカードリ
ーダ装着部材8A〜8C,9A〜9Cが設けられている。一方の
カードリーダ装着部材8A〜8Cは夫々タンク2上に設置さ
れており、他方のカードリーダ装着部材9A〜9Cは夫々前
記送油口3A〜3C近傍に設置されている。
各カードリーダ装着部材8A〜8C,9A〜9Cは夫々同一構
成であるので、ここでは一のカードリーダ装着部材8Aに
ついて第3図(A),(B)を参照して説明することに
する。
第3図中、カードリーダ装着部材8Aは内部にカードリ
ーダ10が挿入される装着部8aを有する。カードリーダ10
は本実施例では磁気検出方式あるいは高周波検出方式の
装置であり、装着部8aの開口8bより矢印X方向に挿脱自
在に設けられている。尚、カードリーダ10として一般に
市販されている他の方式のカードリーダも使用できる。
又、上記装着部8aは内壁にカードリーダ10の接点(図
示せず)と接続されるコネクタ(図示せず)が設けられ
ており、カードリーダ10は装着部8aに挿入するだけで使
用可能状態に接続される。
このように、カードリーダ10は小型で携行性を有する
ため、油液の積込み、荷降ろし作業時以外は運転者が保
管しており、使用時のみ上記カードリーダ装着部材8A〜
8C,9A〜9Cのいずれかに装着される。
第1図中、11は表示用ディスプレイで、タンク2の側
面、即ち荷降ろし作業を行なう際見易い位置に取付けら
れている。この表示用ディスプレイ11は後述するように
各ハッチ2A〜2Cに積込まれた油種を表示する(第4図参
照)。
又、タンクローリ車1には第5図に示すように油液の
積込み、荷降ろしを管理する管理用制御装置12が搭載さ
れている。この管理用制御装置12は前記開閉弁4A〜4Cの
ソレノイド、各カードリーダ装着部材8A〜8C,9A〜9Cの
接点、表示用ディスプレイ11と接続されており、後述す
るように積込み時の油種データと荷降ろし時の油種デー
タとを照合して両データが一致したとき開閉弁4A〜4Cを
開弁可能状態とする油種データ照合手段12Aを有する。
尚、上記油種データは、ガソリンスタンドにおいては
第2図に示すように注油口7近傍に設けられたカード
(第2の油種カード)13に記憶されており、カード13は
紐14等により紛失しないようになっている。又、油槽所
においては第6図に示すようにローディングアーム15に
設けられたカード(第1の油種カード)16に油種データ
が記憶されている。このカード16も紐17等により紛失防
止されている。
ここで、油槽所に設置されている出荷装置について第
6図,第7図を参照して説明する。両図中、出荷装置17
はタンクローリ車1が出荷ステージ18に到着すると、設
定された油液の定量出荷制御を行う出荷制御装置19を有
する。第7図に示す如く出荷ステージ18には6個所の出
荷ポイント18a〜18fが設けられている。第7図中出荷ス
テージ18は一点鎖線を境界線として右側の出荷ベイAと
左側の出荷ベイBとに分けられている。また、各出荷ポ
イント18a〜18f毎にローディングアーム15(15a〜15fが
設置されており、タンクローリ車1はローディングアー
ム15により油液を積込まれる。
なお、出荷ポイント18a,18dのローディングアーム15
a,15dは出荷ベイA,Bのどちら側にも回動することができ
る。そのため、片側の出荷ベイA,Bでは夫々4個所の出
荷ポイントより最大4種の油液の出荷が可能である。
よって、各ローディングアーム15a〜15fには夫々取扱
う油種データを記憶したカード16a〜16fが設けられてい
る。
20は設定装置で、出荷ステージ18上の各出荷ポイント
18a〜18fごとに設けられており、その前面には積込み量
を設定する設定スイッチ20aと、出荷開始時に操作され
る出荷スタート釦20bとが設けられている。
21は油液を貯溜する貯液タンクで、配管22を介してロ
ーディングアーム15に接続されている。また、配管22の
途中にはポンプ23,流量計24,定量弁25が配設してある。
26はアース装置で、出荷時タンクローリ車1の車体に装
着される。なお、ポンプ23のポンプスタータ27,流量計1
4,定量弁25,アース装置26は夫々出荷制御装置19に接続
されている。
28はホストコンピュータで、顧客から受けた配送先,
油種,油量等の予約データを記憶させた予約ファイルを
有する。このホストコンピュータ28は通信回線29を介し
ての出荷制御装置19と接続され、油液の出荷に関するデ
ータを送受信する。
ここで、上記タンクローリ車1に油液を積込む際の出
荷作業時の動作について説明する。
タンクローリ車1の運転手は、予め登録されたタンク
ローリ車個有の車両番号を記憶させた車番カード、およ
び各ハッチ2A〜2Cに積込む油種,数量(積込量),配送
先等が印字された伝票を持っている。そして、タンクロ
ーリ車1が油槽所に到着すると、出荷ステージ18金傍に
設けられた車番カード読取用のカードリーダ(図示せ
ず)に前記車番カードを挿入する。このカードリーダは
車番カードより読み取った車両番号を出荷制御装置19に
伝送する。出荷制御装置19では車両番号に基づき、ホス
トコンピュータ28の予約ファイルに入力されている予約
データ(油種,数量,配送先等)が供給される。
さらに、タンクローリ車1が第7図に示すように出荷
ステージ18の出荷ベイAに到着すると、作業者はまずア
ース装置26をタンクローリ車1の車体に接続する。
次に、例えば伝票に「ガソリン2kl」と記載されてい
ると、作業者は第6図に示す如くガソリン用のローディ
ングアーム15をハッチ2Bの給油口2bに挿入する。
続いて、油液が積込まれるハッチ2Bのカードリーダ装
着部材8Bに前記カードリーダ10を装着する。そして、こ
のカードリーダ10にローディングアーム15に設けられた
カード16を挿入し、カード16に記憶された油種データ
(この場合「ガソリン」)がカードリーダ10により読み
取られる。
ここで、タンクローリ車1に搭載された管理用制御装
置12は第8図に示す処理を実行する。即ち、カードリー
ダ10にカード16が挿入されると、カードに記憶された積
込みデータ(記憶指示データ)と油種データ(この場合
「ガソリン」)を装着部材8Bに装着されたカードリーダ
10を介して読取り、積込みデータ(記憶指示データ)に
基づきこの油種データをカードリーダ10が装着された装
着部材8Bに対応したハッチ2Bの油種データ記憶エリア内
に記憶する(ステップS1)。そして、表示ディスプレイ
11により第4図に示すように当該ハッチに積込まれた油
種を表示する(ステップS2)。
つぎに、作業者は設定装置20の設定スイッチ20aを操
作してハッチ2Bの容量に応じた「2kl」を設定する。そ
のため、出荷制御装置19はホストコンピュータ28の予約
ファイルからのデータと設定スイッチ20aにより設定さ
れた数量2klが一致したとき、積込み量設定インターロ
ックを解除する信号を設定装置20に出力する。
そして、作業者が出荷スタート釦20bを押下すると、
ポンプスタータ27が起動されると共に定量弁25が開弁
し、ハッチ2Bへの油液の積込みが行なわれる。2klのガ
ソリンがハッチ2Bに積込まれると定量弁25は閉弁し、出
荷が完了する。又、作業者はカードリーダ10を装着部材
8Bより外し、次のハッチ2A又は2Cの装着部材8A又は8Cに
装着し、上記と同様な操作を行なう。
上記のように油槽所において各ハッチ2A〜2Cに油液が
積込まれたタンクローリ車1は油槽所を出発して配送先
のガソリンスタンドへ向かう。タンクローリ車1は走行
中カードリーダ10が装着部材8A〜8Cから外されて運転席
等に保管されている。そのため、カードリーダ10は走行
中の振動あるいは雨,風等により故障等が起きないよう
に保護される。
続いてタンクローリ車1が配送先のガソリンスタンド
に到着し、油液を荷降ろす際の作業につき説明する。例
えばハッチ2Bに積込まれたガソリンを荷降ろす場合、第
2図に示すようにまずタンクローリ車1をガソリン用の
地下タンク6へ移動させ、その後表示ディスプレイ11に
表示された油種を確認して送油ホース5の一端をタンク
ローリ車1のガソリンが積込まれたハッチ2Bの送油口4B
に接続し、送油ホース5の他端を地下タンク6の注油口
7へ接続する。これとともに、カードリーダ10を低位置
の装着部材9Bに装着する。そして、作業者は地下タンク
6の注油口7に設けられたカード13をカードリーダ10に
挿入する。よって、カード13に記憶された荷降ろしデー
タ(照合指示データ)と油種データはカードリーダ10に
読み取られて装着部材9Bを介して管理用制御装置12に伝
送される。
従って、管理用制御装置12は第9図に示す如く、カー
ド13に記憶された荷降ろしデータ(照合指示データ)と
油種データを読取り(ステップS3)、そして、荷降ろし
データ(照合指示データ)に基づき、ステップS1でカー
ド16から読取りハッチ2Bの油種データ記憶エリア内に記
憶された油種データと、ステップS3で読取った油種デー
タとを照合する(ステップS4)。
次に、ステップS5において両油種データが一致したと
きハッチ2B内の油液の油種(この場合ガソリン)と地下
タンク6内の油液の油種とが同じであるためインタロッ
ク条件が満足され、ハッチ2Bの開閉弁4Bを開弁すること
が可能となり荷降ろしを開始できる(ステップS6)。作
業者がこの状態で開閉弁4Bを開くことにより荷降ろしを
開始する。このようにして、タンクローリ車1の各ハッ
チ2A〜2Cに積込まれた油液が間違いなくその油種の地下
タンク6に荷降ろしされる。
又、ステップS5において、両油種データが一致しない
ときは、ガソリン用以外の地下タンクに接続されている
ので、ステップS7に移り表示ディスプレイ11にその旨を
表示するか、あるいはブザー,ランプ点滅等の警報を発
して作業者に知らせる。
これにより、作業者は誤りに気付いて例えばガソリン
用の地下タンクに軽油を荷降ろしたり、あるいは軽油用
の地下タンクにガソリンを荷降ろしてしまうといった事
故を防止できる。又、本発明では、例えば油槽所におい
て、誤って軽油用のハッチNo.1にガソリンを積込んでし
まっても、管理用制御装置12はハッチNo.1にガソリンが
積込まれたことを記憶し、且つ表示ディスプレイ11にも
実際に積込まれた油種を表示する。従って、荷降ろし作
業時のミスだけでなく積込み作業時のミスがあっても、
荷降ろし時異なる2液を混合させてしまうといった過ち
を確実に防止することができる。
尚、上記実施例ではカードリーダを着脱自在に設けた
が、各ハッチごとに専用のカードリーダを固定配置する
ようにしても良いのは勿論である。
又、各ハッチ2A〜2Cの送油口3A〜3Cに送油ホース5の
接続により各ハッチ番号を送信するスイッチを設け、荷
降ろし時、このスイッチからのハッチ番号とカードリー
ダ10が装着された装着部材のハッチ番号とを比較して当
該ハッチの油種を求め、送油ホース5が別の送油口に接
続されていないか、あるいは送油ホース5が別の地下タ
ンクの注油口に接続されていないかを検出して送油ホー
ス5の誤装着による異種混合事故を防止するようにして
も良い。
発明の効果 上述の如く、本発明になる出荷管理用システムは、タ
ンクローリ車の各ハッチに積込まれた油種をローディン
グアームに設けられた第1のカードより読取った油種デ
ータにより記憶しており、配送先で油液を荷降ろしする
際には配送先のタンクに設けた第2のカードより読取っ
た油種データと前記第1のカードからの油種データとを
照合するため、油槽所で誤って別の油種用のハッチに異
なる油種を積込でしまっても荷降ろし時に誤りを見つけ
て配送先のタンクに異なる油種を荷降ろしてしまうこと
を確実に防止できる。又、油槽所での積込み作業にミス
がなくても、配送先で送油ホースを別のタンクに接続し
てしまうといった配送先でのミスがあった場合でも、上
記の如く両油種データが一致したときのみその開閉弁を
開弁可能とするため、2液混合を確実に防止できる等の
特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる出荷管理システムの一実施例に適
用されたタンクローリ車の側面図、第2図は配送先の地
下タンクに油液を荷降しする際に操作につき説明するた
めの背面図、第3図(A),(B)はカードリーダ及び
その装着部材の正面図,側面図、第4図は表示ディスプ
レイの正面図、第5図はタンクローリ車に搭載された管
理システムの概略構成図、第6図は出荷装置の概略構成
図、第7図は出荷ステージの平面図、第8図は油槽所で
実行される処理のフローチャート、第9図は配送先で実
行される処理のフローチャートである。 1……タンクローリ車、2……タンク,2A〜2C……ハッ
チ、3A〜3C……送油口、4A〜4C……開閉弁、5……送油
ホース、6……地下タンク、7……注油口、8A〜8C,9A
〜9C……カードリーダ装着部材、10……カードリーダ、
11……表示ディスプレイ、12……管理用制御装置、12A
……油種照合手段、13,16……カード、15……ローディ
ングアーム、18……出荷ステージ、19……出荷制御装
置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油槽所で出荷用のローディングアームより
    タンクローリ車の各ハッチに異なる油液を積込み、該タ
    ンクローリ車が配送先に到着した後各ハッチに接続され
    た開閉弁を開弁させて各ハッチ内に積込まれた油液を該
    配送先のタンクに荷降ろしする出荷管理システムにおい
    て、 前記油槽所のローディングアームに設けられ積込む油液
    の油種データが記憶された第1の油種カードと、 前記配送先のタンク近傍に設けられ荷降ろしされる油種
    データが記憶された第2の油種カードと、 前記タンクローリ車に設けられ積込み時前記第1の油種
    カードを読み取り、荷降ろし時前記第2の油種カードを
    読み取るカードリーダと、 前記カードリーダにより読み取られた前記第1,第2の油
    種カードの油種データが一致したとき、前記開閉弁を開
    弁可能状態とする油種データ照合手段と、 を具備してなることを特徴とする出荷管理システム。
JP1153790A 1990-01-20 1990-01-20 出荷管理システム Expired - Lifetime JP2590280B2 (ja)

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