JP3038424B2 - 埋め込み構造半導体レーザとその製造方法 - Google Patents

埋め込み構造半導体レーザとその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、有機金属気相成長法
を用いた埋め込み構造半導体レーザおよびその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザを発振する活性領域両側を電流ブ
ロック層で埋め込む埋め込み構造半導体レーザは、低い
閾値で動作して高効率を得られる。この埋め込み構造半
導体レーザの製造では、レーザを発振するメサストライ
プ構造の活性領域を埋め込むために、有機金属気相成長
法やLPE法などが用いられる。この活性領域を有機金
属気相成長法で埋め込む場合、活性領域上部に選択成長
マスクを形成し、これを用いて活性領域両側に電流ブロ
ック層を形成するようにしている。しかし、有機金属気
相成長法はメサストライプ構造の上部両端に異常成長を
起こし易く、このためこの上を平坦に埋め込むことが困
難であった。
【0003】以上のことにより、従来では、図4に示す
ように埋め込み構造半導体レーザを製造していた。ま
ず、基板41上にバッファ層42,活性層43,クラッ
ド層44を形成し(図4(a))、その上に幅2μm程
度の選択成長マスク45を形成し、これをマスクとして
エッチングして活性領域を高さ約1μmのメサストライ
プに加工する(図4(b))。その後、図4(c),
(d)に示すように、通常の埋め込み層成長と同様なプ
ロセスにより、電流ブロック層46,電流閉じ込め層4
7を形成し、選択成長マスクを除去した後、オーバーク
ラッド層48、キャップ層49を形成し、埋め込み構造
レーザを製造していた。
【0004】また、従来では図5に示すように、前述と
同様に、基板51上にバッファ層52,活性層53,ク
ラッド層54,キャップ層55を形成し(図5
(a))、幅4μm程度のマスクを用いてエッチングを
行い、このマスク下のサイドエッチングを利用して上部
に庇を有する選択成長マスク56を有する幅2μm程度
高さ2μm程度のメサストライプを形成する。(図5
(b))。この後、有機金属気相成長法により、図5
(c)に示すように、この選択成長マスク56を用いて
異常成長を抑えた状態で電流ブロック層57,電流閉じ
込め層58を連続して堆積形成していた。
【0005】しかし、図4に示す方法では、気相成長を
3回以上行い、加えて、上部に選択成長マスクが形成さ
れているメサストライプ形状の活性領域を形成する必要
がり、工程が複雑であった。また、図5に示す方法で
も、2回以上の気相成長を行い、加えて庇を有する選択
成長マスクを形成しなくてはならず、やはり工程が複雑
であった。そして、活性領域をメサストライプ形状とす
るためにエッチングを用いているので、活性層の側面が
露出することになり、ここにMQW構造のInGaAs
/InAlAsを用いると、Alを含む層が露出して酸
化するため、側面を良好に埋め込むことが困難であっ
た。
【0006】上記のような問題点を解消するために、1
回の有機金属気相成長により埋め込み構造半導体レーザ
を製造する方法が提案されている。以下、この埋め込み
構造半導体レーザの製造方法を図6を用いて説明する。
この埋め込み構造半導体レーザは、所定の幅のストライ
プパタン61aが形成された表面が(100)結晶面で
ある基板61上に、有機金属気相成長法によりn型In
P層62,アンドープInGaAsP層63,p型In
P層64を順次堆積させる。このとき、ストライプパタ
ン61a上には、バッファ層62a,活性層63a,ク
ラッド層64aは側面が傾いた状態で形成され、これら
の側面は基板61面に対して約54°の角度を有する
(111)B結晶面となる。
【0007】ついで、n型InPからなる電流閉じ込め
層65,p型InPからなるオーバークラッド層66,
p型のInGaAsPからなるキャップ層67を順次有
機気相成長法により形成する。有機金属気相成長法で
は、(111)B結晶面には成長反応が起こらないの
で、各層が図6(a)に示すように形成される。これに
より、電流閉じ込め層65は活性層63aを挾むように
成長堆積し、電流狭窄構造が形成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来は、以上のように
構成されていたので、以下に示すような問題があった。
図6において、クラッド層64aを形成するためのp型
InPの成長では、クラッド層64aは断面が3角形状
となったところで自動的にその形成を終了するが、この
両側のp型InP層64は成長量を増やせばそれだけ厚
く形成される。従って、このクラッド層64a形成のた
めのp型InPの成長では、図6(b)に示すように、
p型InP層64が厚すぎて、電流閉じ込め層65が活
性層63aに対して高い位置に形成される場合と、図6
(c)に示すようにp型InP層64が薄すぎて活性層
63aに対して低い位置に形成される場合とが起こる。
【0009】図6(b)に示すように、電流閉じ込め層
65が活性層63aより上に形成された場合、電流閉じ
込め層65の間隔が狭くなって電流が流れる領域が狭く
なり、活性層63aに対する電流供給量が減少すること
になる。一方、図6(c)に示すように電流閉じ込め層
65が活性層63aより下に形成された場合、n型In
Pからなる電流閉じ込め層65とn型InPからなるバ
ッファ層62aとの接触面積が増加することになり、こ
のためここを通るリーク電流が増加することになる。そ
して、同様のことがメサストライプの高さが変化したと
きにも発生する。すなわち、従来の製造方法では、クラ
ッド層の成長量およびメサストライプの高さを厳密に制
御しなければならないという問題があった。
【0010】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたものであり、複雑な工程を必要とせず
に低い閾値で動作して高効率を得られる埋め込み構造半
導体レーザが製造できるようにすることを特徴とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の埋め込み構造
半導体レーザの製造方法は、n型の(100)結晶面を
有する半導体基板上に半導体基板の<011>方向にス
トライプ状のメサストライプを形成する第1の工程と、
半導体基板上に有機金属気相成長法により半導体層を成
長させてメサストライプ上の領域がレーザを発振する活
性領域とする第2の工程と、活性領域上の領域の平坦な
面が(100)結晶面となり、この面に続く側面と半導
体基板面とのなす角が54°未満となるように半導体層
上に有機金属気相成長法により第1のp型半導体層を形
成する第3の工程と、第1のp型半導体層の活性領域上
の領域の(100)結晶面以外に所定の濃度のVI族元
素をドープした第1のn型半導体層を選択成長させる第
4の工程と、第1のp型半導体層および第2のn型半導
体層上に第2のp型半導体層を形成する第5の工程と、
第2のp型半導体層上に第3のp型半導体層を形成する
第6の工程とを有することを特徴とする。
【0012】また、この発明の埋め込み構造半導体レー
ザは、<011>方向にストライプ状のメサストライプ
が形成されたn型の(100)結晶面を有する半導体基
板と、半導体基板上に形成され、メサストライプ上の領
域がレーザを発振する活性領域となる半導体層と、半導
体層上に形成され活性領域上の領域の平坦な面が(10
0)結晶面であり、その面に続く側面と半導体基板面と
のなす角が54°未満である第1のp型半導体層と、こ
の第1のp型半導体層の活性領域上の領域の平坦な(1
00)結晶面以外に形成され、(100)結晶面に連続
する面が平坦な面と同一の平面である所定の濃度のVI
族元素がドープされた第1のn型半導体層と、この第2
のn型半導体層上に形成された第2のp型半導体層と、
この上に形成された第3のp型半導体層とを有すること
を特徴とする。
【0013】
【作用】第1のn型半導体層は、第1のp型半導体層の
活性層上の領域の(100)結晶面以外に形成され、活
性層上の領域の(100)結晶面はメサストライプ幅程
度に広くできるので、第1のp型半導体層の活性層上の
電流が流れる領域は狭くならず、活性層には充分な電流
が流れる。そして、第1のp型半導体層と第1のn型半
導体層は電流狭窄層として機能する。
【0014】
【実施例】以下この発明の1実施例を図を参照して説明
する。 実施例1.図1は、この発明の1実施例である半導体レ
ーザの製造方法を示す斜視図である。以下、同図を用い
て、実施例1の埋め込み構造半導体レーザの製造方法を
説明する。まず、(100)結晶面のn型InPからな
る基板1上にスパッタリング方によりSiO2 膜を堆積
する。次いで、フォトリソグラフィ技術とエッチングに
より、このSiO2 膜を基板1の<011>方向に伸び
る幅2μmのストライプ状のストライプマスクに形成す
る。次に、このストライプマスクをマスクとして塩素・
アルゴン系のガスによるリアティブイオンエッチングに
より基板1をエッチングをし、エッチング後ストライプ
マスクをHFによって除去し、図1(a)に示すよう
に、メサストライプ1aを形成する
【0015】次ぎに、メサストライプ1aが形成された
基板1上に有機金属気相成長法を用いて、Seがドープ
されたn型InPと、アンドープInGaAsPと、p
型InPとSeがドープされたn型InPとp型InP
とp型InGaAsPとを、それぞれ膜厚0.1μm,
0.1μm,0.8μm,0.6μm,1.0μm,
0.4μmとなるように、順次ガスを切り換えることに
より形成する。これにより、図1(b)に示すように、
メサストライプ1aの両側の基板1上にn型InP層
2,InGaAsP層3、メサストライプ1a上にバッ
ファ層2a,波長ギャップ1.5μmの活性層3aが形
成され、この上にクラッド層4,電流閉じ込め層5,オ
ーバークラッド層6,キャップ層7が形成される。
【0016】ここで、電流閉じ込め層5形成時のn型I
nPの気相成長において、ドープするSeの濃度を8×
1018cm-3以上とすることで、活性層3a上の(10
0)結晶面にはn型InPが堆積しないようになるこれ
によって、図1(b)に示すように、クラッド層4のメ
サストライプ状の部分の(100)結晶面を有する上平
面にはn型InPは成長せず、その両側にクラッド層4
のメサストライプ状の部分の(100)結晶面を有する
上平面に続く一部がこの平面と同一面となるように、電
流閉じ込め層5が形成される。図2に示すように、幅W
が1.1μmのストライプパターン上にp型のInPを
堆積するとこの断面は台形のリッジ構造となる。この上
にSeがドーピングされたn型のInPを堆積すると、
リッジ構造上部に堆積する厚さrと平坦部上に堆積した
厚さr0との比はドーピングの濃度が高いほど小さくな
る。
【0017】ところで、クラッド層4のメサストライプ
形状の部分の側面が、基板1平面に対して約54°の角
度を有し、(111)B結晶面となっている場合は、こ
の上に形成する電流閉じ込め層5の成長時に、n型In
Pが(111)B結晶面には成長しないので、クラッド
層4のメサストライプ形状の(100)結晶面を有する
上平面にn型InPが堆積してしまう。このような状態
となると、活性層3aに供給する電流が流れないことに
なり、レーザが発振しない。
【0018】この実施例1のように形成された埋め込み
構造半導体レーザでは、バッファ層2a,活性層3aの
側面は、基板1平面に対して約54°の角度を有する
(111)B結晶面となっている。しかし、この上に堆
積形成される、活性層3a上の領域の平面が(100)
結晶面となっているクラッド層4の両側の側面は、基板
1平面に対して54°未満の角度となり、(111)B
結晶面とはならない。このため、前述したように、クラ
ッド層4のメサストライプ部両側に、クラッド層4のメ
サストライプ部の(100)結晶面を有する上平面に続
く一部がこの平面と同一面となるように、電流閉じ込め
層5が形成される。
【0019】以上示したように、この実施例1によれ
ば、1回の有機金属気相成長法により埋め込み構造半導
体レーザが製造できるので、活性層を含む活性領域形成
と埋め込み層の形成とが、酸素を有する雰囲気に接触せ
ずに行える。このため、MQW構造のInGaAs/I
nAlAsを活性層に用いても、Alを含む層を酸化な
どさせることがなく、容易に埋め込み構造半導体レーザ
を形成することができる。
【0020】実施例2.図3は、この発明の第2の実施
例である半導体レーザの製造方法を示す斜視図である。
同図を用いて、この実施例2の埋め込み半導体レーザの
製造方法を説明する。まず、図3(a)に示すように、
(100)結晶面を有するn型InPからなる基板31
上に、干渉露光法とウェットエッチングを用いて<01
1>方向の回折格子を形成する。次に、実施例1と同様
に、基板31上にスパッタリング方によりSiO2 膜を
堆積し、フォトリソグラフィ技術とエッチングにより、
このSiO2 膜を基板31の<011>方向に伸びる幅
2μmのストライプ状のストライプマスクに形成する。
次いで、このストライプマスクをマスクとして塩素・ア
ルゴン系のガスによるリアティブイオンエッチングによ
り基板31をエッチングをし、エッチング後ストライプ
マスクをHFによって除去し、図2(b)に示すよう
に、メサストライプ31aを形成する
【0021】次に、このメサストライプ31aが形成さ
れた基板31上に、有機金属気相成長法により、アンド
ープInGaAsP、アンドープInGaAsP、Zn
がドープされたp型InP、Seが濃度8×1018cm
-3以上ドープされたn型InP、p型InP、p型In
GaAsPを、それぞれ膜厚0.1μm,0.1μm,
0.8μm,0.6μm,1.0μm,0.4μmとな
るように、順次ガスを切り換えることにより形成する。
これにより、図3(c)に示すように、メサストライプ
31aの両側の基板31上にInGaAsP層32,I
nGaAsP層33が形成される。そして、メサストラ
イプ31a上には、波長ギャップ1.3μmの光導波路
層32a,波長ギャップ1.5μmの活性層33aが形
成され、この上にクラッド層34,電流閉じ込め層3
5,オーバークラッド層36,キャップ層37が形成さ
れる。
【0022】以上のことにより、実施例1と同様に、1
回の有機金属気相成長で分布帰還型の埋め込み構造半導
体レーザが製造できる。なお、上記実施例では、基板上
のメサストライプの形成において、塩素アルゴン系のガ
スによるドライエッチングを用いたが、これに限るもの
ではなく、他の方法でメサストライプを形成しても良
い。また、電流閉じ込め層に用いるn型InPに対する
ドーパント(不純物)はSeに限るものではなく、VI
族の元素を用いても良いことは明かである。また、上記
実施例ではInP/InGaAsP系について示した
が、GaAs/アルミニウムGaAs系の他のIII−
V族半導体材料を用いても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
1回の有機金属気相成長で埋め込み構造半導体レーザが
製造できるので、大幅な製造工程の簡略化ができるとい
う効果がある。また、従来では困難であった、MQW構
造のInGaAs/InAlAsを活性層に用いること
ができるという効果がある。そして、電流注入領域を広
くでき、メサストライプの構造や、形成層の膜厚が多少
変化した場合でも、同様の電流狭窄特性を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例である埋め込み構造半導体
レーザの製造方法を示す斜視図である。
【図2】n型InPをメサストライプ状のp型InP上
に堆積したときのn型InPのSeドーピング濃度と堆
積量との相関を示す相関図である。
【図3】この発明の他の実施例である埋め込み構造半導
体レーザの製造方法を示す斜視図である。
【図4】従来の埋め込み構造半導体レーザの製造方法を
示す斜視図である。
【図5】従来の埋め込み構造半導体レーザの製造方法を
示す斜視図である。
【図6】従来の埋め込み構造半導体レーザの構成を示す
斜視図である。
【符号の説明】 1 基板 1a メサストライプ 2 n型InP層 2a バッファ層 3 InGaAsP層 3a 活性層 4 クラッド層 5 電流閉じ込め層 6 オーバークラッド層 7 キャップ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−299764(JP,A) 特開 平5−21891(JP,A) 特開 平5−102607(JP,A) 特開 平6−275917(JP,A) 特開 平4−105385(JP,A) 特開 平3−125491(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n型の(100)結晶面を有する半導体
    基板上に前記半導体基板の<011>方向にストライプ
    状のメサストライプを形成する第1の工程と、 前記半導体基板上に有機金属気相成長法により半導体層
    を成長させて前記メサストライプ上の領域がレーザを発
    振する活性領域とする第2の工程と、 前記活性領域上の領域の平坦な面が(100)結晶面と
    なり、この面に続く側面と前記半導体基板面とのなす角
    が54°未満となるように前記半導体層上に有機金属気
    相成長法により第1のp型半導体層を形成する第3の工
    程と、 前記第1のp型半導体層の前記活性領域上の領域の(1
    00)結晶面以外に、所定の濃度のVI族元素をドープ
    した第1のn型半導体層を選択成長させる第4の工程
    と、 前記第1のp型半導体層および第1のn型半導体層上に
    第2のp型半導体層を形成する第5の工程と、 前記第2のp型半導体層上に第3のp型半導体層を形成
    する第6の工程とを有することを特徴とする埋め込み構
    造半導体レーザの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の埋め込み構造半導体レー
    ザの製造方法において、 前記半導体基表面に回折格子を形成する工程と、 前記半導体基板と半導体層との間に第2のn型半導体層
    を形成する工程とを有することを特徴とする埋め込み構
    造半導体レーザの製造方法。
  3. 【請求項3】 <011>方向にストライプ状のメサス
    トライプが形成されたn型の(100)結晶面を有する
    半導体基板と、 前記半導体基板上に形成され、前記メサストライプ上の
    領域がレーザを発振する活性領域となる半導体層と、 前記半導体層上に形成され、前記活性領域上の領域の平
    坦な面が(100)結晶面であり、その(100)結晶
    面に続く側面と前記半導体基板とのなす角が54°未満
    である第1のp型半導体層と、 前記第1のp型半導体層の前記活性領域上の領域の平坦
    な(100)結晶面以外に形成され、前記(100)結
    晶面に連続する面が前記平坦な面と同一の平面である所
    定の濃度のVI族元素がドープされた第1のn型半導体
    層と、 前記第1のn型半導体層上に形成された第2のp型半導
    体層と、 前記第2のp型半導体層上に形成された第3のp型半導
    体層とを有することを特徴とする埋め込み構造半導体レ
    ーザ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の埋め込み構造半導体レー
    ザにおいて、 前記メサストライプ表面に形成された回折格子と、 前記半導体基板と前記半導体層との間に形成された第2
    のn型半導体層とを有することを特徴とする埋め込み構
    造半導体レーザ。
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