JP3038189U - 設置レベル調節型簀の子 - Google Patents

設置レベル調節型簀の子

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JP3038189U JP1996012664U JP1266496U JP3038189U JP 3038189 U JP3038189 U JP 3038189U JP 1996012664 U JP1996012664 U JP 1996012664U JP 1266496 U JP1266496 U JP 1266496U JP 3038189 U JP3038189 U JP 3038189U
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cage
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JP1996012664U
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Inventor
真一 仲川
Original Assignee
タカラ産業株式会社
株式会社 セイワメタル
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簀の子のレベル調節に際して、調節作業を簡
易化し、従来の簀の子と敷設後の外観が殆ど変わらない
構造とする。 【構成】 数本の横桟1に多数の桟板2を並列掛架固設
した簀の子の横桟1の一部に、軸端に六角レンチ嵌合穴
14を有する調節脚12のボルト軸部13を螺合した設
置レベル調節構造15を構成する。設置レベル調節構造
15のボルト軸部13の軸端を桟板2の上面から穿設し
た小孔17に臨ませ、小孔17に着脱可能になる盲目蓋
18を嵌合する構造にした。設置レベル調節構造15の
調節脚12を小孔17を介して簀の子の上面側から回動
調節操作することができ、また調節操作のために構成し
た小孔17は調節作業後に盲目蓋18によって被覆する
ことができることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は浴室等に敷設施工する設置レベル調節型簀の子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、高齢者用住宅等において段差を解消する目的で種々の試みがなされてお り、浴室等においても従来より図5に示すような設置レベル調節型簀の子が使用 されている。
【0003】 即ち、数本の横桟51に多数の桟板52,52…を並列掛架固設した簀の子に おいて、該横桟51の一部にナット54を溶接したマウントブラケット53を固 設すると共に、該ナット54に調節脚55のボルト軸部56を螺合した設置レベ ル調節構造50を構成したもので、該設置レベル調節構造50の調節脚55を回 動してナット54に対してボルト軸部56を進退(矢印A)させ、既存の設置レ ベルL2に簀の子を載置したとき簀の子のレベルL1を所定高さに調節保持でき ようにしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記構成によれば、簀の子のレベル調節に際して設置レベル調節構造 50の調節脚55を該簀の子の下面方向から回動して出退させなければならず、 簀の子の面方向に配設した複数の調節脚55の全てが既存の設置レベルL2と均 一に当接するように調節することは熟練した職人であっても甚だ困難な作業とな るものであった。
【0005】 本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、簀の子のレベル調節に際して 、誰でも簡単に調節作業ができると共に、敷設後の外観が従来の簀の子と殆ど変 わらない新規構造の設置レベル調節型簀の子を提供することを目的とするもので ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、設置レベル調節構造を簀の子の上面側か ら調節操作することができる構造とすると共に、該調節操作のために構成した小 孔を調節作業後に盲目蓋によって被覆し、敷設後の外観が従来の簀の子と変わら ない構造とした。
【0007】 即ち、本考案の設置レベル調節型簀の子は、数本の横桟に多数の桟板を並列掛 架固設した簀の子において、上記横桟の一部に、軸端に六角レンチ嵌合穴等の回 動治具嵌合構造を有する調節脚のボルト軸部を簀の子の面と直交するように螺合 した設置レベル調節構造を簀の子の面方向に複数個配設すると共に、上記設置レ ベル調節構造のボルト軸部の軸端を上記桟板の上面から穿設した小孔に臨ませて なり、該小孔には着脱可能になる盲目蓋を嵌合する構造にしたことを要旨とする ものである。
【0008】 上記設置レベル調節構造は、横桟を逆溝型断面のアルミニウム型材によって構 成し、該横桟の一部に嵌着した横桟ブロックにインサート成形してなるナットに 、軸端に六角レンチ嵌合穴を有する調節脚のボルト軸部を螺合することによって 実施することができるもので、上記盲目蓋は、桟板の小孔とバヨネット嵌合構造 によって取り付ける構造にして着脱可能になる。
【0009】 また上記、逆溝型断面のアルミニウム型材によって構成した横桟には、該逆溝 型断面の溝口に横桟カバーを嵌着することもできる。 尚、ここに言う「バヨネット嵌合構造」とは、回転型バヨネット構造であり、 小孔の内壁に形成したバヨネット溝と盲目蓋の周壁に構成したバヨネット突起を 嵌入後約90゜回動することによって着脱可能に嵌着する構造を言う。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る設置レベル調節型簀の子の好ましい実施の形態について、 図1乃至図4に従って説明する。 本考案の設置レベル調節型簀の子は、数本の横桟1,1…に多数の桟板2,2 …を並列掛架し、固設した構造になっている。
【0011】 上記横桟1は、逆溝型断面のアルミニウム型材によって成形され、溝口の両側 縁内側には長手方向に延びる二条の係止リブ3,4を条設してなる。 また上記各桟板2は低発泡性ポリウレタン樹脂又は低発泡性ポリ塩化ビニル樹 脂等によって適度な剛性を有すると共に底面側に長手方向に延びる軽減溝5を構 成した成形体であり、上面側には滑り止め用凹凸6,6…を成形してなる。
【0012】 符号7は、上記横桟1の係止リブ3の内側に嵌挿した横桟ブロックであり、該 横桟ブロック7のネジ挿入孔8,8から横桟1の底壁を貫通して桟板2に螺合締 結した桟組立ネジ9,9によって横桟1に桟板2を架設すると共に、該横桟ブロ ック7を該部位に固設してなる。該横桟ブロック7は硬質剛性樹脂により中央部 に配置した軸孔10にナット11をインサート成形した構造になっており、該ナ ット11に円錐台形の脚端をもった調節脚12のボルト軸部13を螺合してなる 。
【0013】 該調節脚12のボルト軸部13の軸端には、六角レンチを嵌合して調節脚12を 回動するための六角レンチ嵌合穴14を構成し、ナット11とボルト軸部13の 螺合位置を変えることによって調節脚を進退(矢印A)させる設置レベル調節構 造15を構成してなる。
【0014】 上記設置レベル調節構造15は、簀の子の面方向に複数個、使用時の荷重に応 じて配設する。また設置レベル調節構造15を構成しない部位の横桟1と桟板2 の締結構造は、矢印Bによって示すように、横桟1の底壁に穿設したネジ挿入孔 16,16を貫通して桟板2に螺着締結した桟組立ネジ9,9によって横桟1に 桟板2を架設固着する構造になる。
【0015】 上記設置レベル調節構造15のボルト軸部13の軸端は、上記桟板2の上面か ら穿設した小孔17に臨んで位置しており、該小孔17には盲目蓋18を嵌合す ると共に、小孔17の内壁と盲目蓋18の周壁に構成したバヨネット嵌合構造1 9によって盲目蓋18を小孔17に嵌入後約90゜回動することによって嵌着す る着脱可能な孔塞ぎ構造を構成してなる。
【0016】 尚、図中符号20は上記横桟1の逆溝型断面の溝口に条設した係止リブ4に両 側縁に条設した嵌合リブ21を嵌着した横桟カバーであり、上記設置レベル調節 構造15の調節脚13が貫通する透孔22を穿設してなる。
【0017】 上記構成の設置レベル調節型簀の子は、次のようにして簀の子の敷設レベルL 1を調節する。 先ず盲目蓋18を小孔17から外した(バヨネット嵌合構造19を外す方向に 約90゜回動することによって可能である。)状態で簀の子を既存の設置レベル L2面上に敷設載置する。
【0018】 然る後、各設置レベル調節構造15,15…の調節脚12を桟板2の小孔17に 臨んだボルト軸部13の軸端に構成した六角レンチ嵌合孔14に、桟板2の上面 側から該小孔17に挿入した六角レンチを嵌合し、調節脚12を回動してナット 11との螺合位置を進退(矢印A)して桟板2の上面レベルが所定の高さL1と なるように調節する。
【0019】 調節終了後、盲目蓋18を小孔17に嵌入し、バヨネット嵌合構造19により 回動係合して調節施工を終了する。 尚、上記実施例では設置レベル調節構造15のレベル調節範囲が15mm〜2 0mm程度であるが、予めボルト軸部13の長さが個となる数種の調節脚12を 用意することにより、あらゆるレベルに対応させることができる。
【0020】
【考案の効果】 以上述べたように本考案の設置レベル調節型簀の子は、数本の横桟に多数の桟 板を並列掛架固設した簀の子において、軸端に六角レンチ嵌合穴を有する調節脚 のボルト軸部を横桟の一部に簀の子の面と直交するように螺合した設置レベル調 節構造を簀の子の面方向に複数個配設すると共に、該設置レベル調節構造のボル ト軸部の軸端を前記桟板の上面から穿設した小孔に臨ませた構造になっているた め、簀の子レベルの調節を該小孔を介して簀の子の上面側から六角レンチ一本で 簡単に調節することができる特徴を有する。
【0021】 また、設置レベル調節構造のボルト軸端を臨ませた桟板の小孔に、着脱可能に なる盲目蓋を嵌合した構造にしたことにより、敷設時に従来の簀の子と殆ど変わ らない外観を呈する等の特徴を有するものであり、本考案実施後の実用的効果は 極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る設置レベル調節型簀の子の一実施
例を示す簀の子要部の縦断面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図2部分の平面図である。
【図4】レベル調節構造部を分解した一部切欠してなる
部品図である。
【図5】従来の設置レベル調節型簀の子の実施例を示す
簀の子要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 横桟 2 桟板 7 横桟ブロック 8 ネジ挿入孔 9 桟組立ネジ 10 軸孔 11 ナット 12 ボルト軸部 14 六角レンチ嵌合穴 15 設置レベル調節構造 16 ネジ挿入孔 17 小孔 18 盲目蓋 19 バヨネット嵌合構造 20 横桟カバー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数本の横桟1に多数の桟板2を並列掛架
    固設した簀の子において、前記横桟1の一部に、軸端に
    六角レンチ嵌合穴14等の回動治具嵌合構造を有する調
    節脚12のボルト軸部13を簀の子面と直交するように
    螺合した設置レベル調節構造15を簀の子の面方向に複
    数個配設すると共に、前記設置レベル調節構造15のボ
    ルト軸部13軸端を前記桟板2の上面から穿設した小孔
    17に臨ませてなり、該小孔17には着脱可能になる盲
    目蓋18を嵌合した構造になることを特徴とする設置レ
    ベル調節型簀の子。
  2. 【請求項2】 数本の横桟1に多数の桟板2を並列掛架
    固設した簀の子において、前記横桟1を逆溝型断面のア
    ルミニウム型材によって構成し、該横桟1の一部に嵌着
    した横桟ブロック7にインサート成形してなるナット1
    1に、軸端に六角レンチ嵌合穴14を有する調節脚12
    のボルト軸部13を簀の子面と直交するように螺合した
    設置レベル調節構造15を簀の子の面方向に複数個配設
    すると共に、前記設置レベル調節構造15のボルト軸部
    13軸端を前記桟板2の上面から穿設した小孔17に臨
    ませてなり、該小孔17にはバヨネット嵌合構造19に
    よって着脱可能になる盲目蓋18を嵌合したことを特徴
    とする設置レベル調節型簀の子。
  3. 【請求項3】 数本の横桟1に多数の桟板2を並列掛架
    固設した簀の子において、前記横桟1を逆溝型断面のア
    ルミニウム型材によって構成し、該横桟1の一部に嵌着
    した横桟ブロック7にインサート成形してなるナット1
    1に、軸端に六角レンチ嵌合穴14を有する調節脚12
    のボルト軸部13を簀の子面と直交するように螺合した
    設置レベル調節構造15を簀の子の面方向に複数個配設
    すると共に、前記設置レベル調節構造15のボルト軸部
    13軸端を前記桟板2の上面から穿設した小孔17に臨
    ませてなり、該小孔17にはバヨネット嵌合構造19に
    よって着脱可能になる盲目蓋18を嵌合し、また前記横
    桟1の逆溝型断面の溝口に横桟カバー20を嵌着したこ
    とを特徴とする設置レベル調節型簀の子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3520506B2 (ja) 1999-08-23 2004-04-19 東陽精工株式会社 簀の子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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