JP3037496U - 家 具 - Google Patents

家 具

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JP3037496U
JP3037496U JP1996011954U JP1195496U JP3037496U JP 3037496 U JP3037496 U JP 3037496U JP 1996011954 U JP1996011954 U JP 1996011954U JP 1195496 U JP1195496 U JP 1195496U JP 3037496 U JP3037496 U JP 3037496U
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徹 原島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家具において様々な用途に切替自在に使用で
きるようにする。 【解決手段】 一対の床面板1a,1bが、基枠2a,
2bに対してそれぞれ部分的に起伏自在に傾斜する傾動
面部6a,6bを有し、かつ、傾動面部6a,6bの下
辺の揺動中心軸9a,9b近傍に、アーチ型切欠窓部
C,Dが起立状態で形成されるように、傾動面部6a,
6bと非傾動面部7a,7bとがアーチ型境界線にて区
画する。しかも、傾動面部6a,6bと非傾動面部7
a,7bとが非傾動状態で連続状同一水平面状となるよ
うに構成し、さらに、床面板1a,1bに設けた縦連結
機構Aを介して、連結分離自在に構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、家具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の家具の中のベッドとしては、床面板の頭部側が傾斜状に起立して傾斜背 もたれ部を形成し、この傾斜背もたれ部にもたれて座ることができるリクライニ ング式ベッドや、床面板の長手方向の半分が上方へ揺動して背もたれを形成する ソファーベッドがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来両方の機能を兼ね備えた家具は存在せず、両方の機能を所 望の際には、2個の家具を購入する必要があった。また、ワンルーム等の狭い空 間に多くの家具を設置すると、家具が広い場所を占有し、空間の有効利用ができ なかった。また、背もたれを起こしてソファーや椅子として用いたとき、臀部が 安定せず、座り心地が良くなった。
【0004】 そこで、本考案は、様々な用途に使用できる切替自在な家具を提供することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案に係る家具は、一対の床面板が、基枠に 対してそれぞれ部分的に起伏自在に傾斜する傾動面部を有し、かつ、該傾動面部 の下辺の揺動中心軸近傍に、アーチ型切欠窓部が起立状態で形成されるように、 上記傾動面部と非傾動面部とがアーチ型境界線にて区画され、しかも、上記傾動 面部と該非傾動面部とが非傾動状態で連続同一水平面状となるように構成し、連 結分離自在に構成されている。
【0006】 また、一対の床面板が、それぞれ後面側に、基枠に対してそれぞれ部分的に起 伏自在に傾斜する傾動面部を有し、かつ、該傾動面部の下辺の揺動中心軸近傍に 、人の臀部が通過可能な大きさのアーチ型切欠窓部が起立状態で形成されるよう に、上記傾動面部と非傾動面部とがアーチ型境界線にて区画され、しかも、上記 傾動面部と該非傾動面部とが非傾動状態で連続同一水平面状となるように構成し 、連結状態で起伏ベッドとし、分離して2脚の椅子に切替自在としている。
【0007】 また、一対の床面板の内側面を相対向するように配置し、該内側面には連結分 離自在な横連結機構を設け、横連結状態では、ベッド又はソファーとなる。さら に、横連結機構が磁石部を備えている。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本考案を詳説する。
【0009】 図1〜図4は、本考案の家具の実施の一形態を示し、この家具は、一対の床面 板1a,1bと、一対の床面板1a,1bを支持する基枠2a,2bと、を備え ている。
【0010】 具体的に説明すると、基枠2aは、平面視コの字形を成した枠体5aと、枠体 5aの開口部の外面両端に取付けられた首振回転輪22,22を有する門型の脚3a と、から構成されており、床面板1aは基枠2aに載置状に取付けられる。また 、枠体5aの角部の外面には首振回転輪22,22を有する脚4a,4aが付設され ている。
【0011】 床面板1aは、基枠2aに対して部分的に起伏自在に傾斜する傾動面部6aを 後面24a側に有し、残部が非傾動面部7aとされている。なお、後面側とは、傾 動面部6aを起伏させた時に背もたれ側となる面側を示す。
【0012】 この傾動面部6aと非傾動面部7aとは、切断状に形成されたアーチ型境界線 8aによって区画され、しかも、非傾動状態で連続同一水平面状となっている。 また、アーチ型境界線8aの左右位置には、傾動面部6aと非傾動面部7aとを 枢結する揺動中心軸9a,9aが内側面25a長手方向中間部に設けられ、傾動面 部6aが非傾動面部7aに対して上下方向に揺動可能とされている。しかして、 傾動面部6aを揺動させ起立状態にすると、上記揺動中心軸9a,9a近傍に、 アーチ型切欠窓部Cが形成される。
【0013】 アーチ型切欠窓部Cは人の臀部を通過する大きさに形成されているため、使用 者の臀部がアーチ型切欠窓部Cを通過して逃げるので、臀部や腰部が傾動面部6 aにて圧迫されず楽な姿勢を安定して維持することができる。
【0014】 また、揺動中心軸9aは、傾動面部6aを下方水平位置から角度を複数段階に 切替えて傾斜状に維持させることができる。また、図例から明らかな如く、傾動 面部6aは基枠2aに連結されておらず、非傾動面部7aのみ連結されている。 なお、床面板1bと基枠2bは、床面板1aと基枠2aと同様の構成であるが、 アーチ型切欠窓部Dは、アーチ型切欠窓部Cと反対方向に設けられている。
【0015】 さらに、一対の底面板1a,1bは、この底面板1a,1bに設けられた縦連 結機構A及び横連結機構Bを介して、連結分離自在に構成されている。図1と図 2は、一対の底面板1a,1bの前面23a,23bどうし又は内側面25a,25bど うしを、図3に示す縦連結機構Aを介して連結し、起伏ベッドとした状態を示し たものである。
【0016】 図1は、非傾動状態で連続同一水平面状であるベッドであり、図2は、傾動面 部6a,6bを揺動させ傾斜状にしたベッドである。図2に示したベッドは、傾 動面部6aに頭部をのせ、傾動面部6bに足部をのせることができる。なお、傾 斜状の傾動面部6a,6bを水平状に倒すと、図1の状態のベッドになる。また 、図示省略するが、傾動面部6a乃至傾動面部6bのみ傾斜状にしても好ましい 。
【0017】 図3に示した縦連結機構Aを説明すると、床面板1aの前面23aに磁石部10を 固着する。そして、床面板1bの前面23bには、金属部11を固着し、磁石部10を 付設した前面23aに相対向するように配置する。その後、矢印E,Fの方向に、 その両面23aと23bとを移動させ、磁性力にて吸着させて床面板1a,1bを連 結する。磁石部10と金属部11との組み合わせによる連結機構は、図4に示すもの でも好ましい。
【0018】 具体的に説明すると、床面板1aの前面23aに鉄棒12を固着し、また、床面板 1bの前面23bに盲状孔部13を形成させる。この盲状孔部13の前壁部26には磁石 部10を固着させ、外周壁部27に磁性体となる金属部11を固着させる。そして、こ の鉄棒12を矢印Gの方向に移動させ、盲状孔部13に嵌通させて金属部11と磁性力 にて吸着させることにより、連結する。なお、金属部11は、磁石部10に変更して もよい。
【0019】 図5は、分離状態で2脚の椅子として使用した場合を示したものである。図示 したように、テーブルを前に配置しリビング用の椅子として使用できる。また、 図6は、分離状態で二脚の椅子を、横連結機構Bを介して、ソファーとした状態 を示したものである。まず、底面板1aには、傾動面部6aの起立状態でアーチ 型切欠窓部Cが形成され、かつ、底面板1bには、傾動面部6aと同傾斜角にて 傾動面部6bを起立状態にしてアーチ型切欠窓部Dが形成される。そして、床面 板の1a,1bの内側面25a,25bを相対向するように配置し、その内側面25a ,25bに設けられた横連結機構B(図3と図4参照)を介して、一対の底面板1 a,1bを連結する。なお、この図6の状態から、傾動面部6a,6bを水平状 に倒した場合、ベッドとしても使用できる。
【0020】 なお、上述した連結機構は、連結分離自在に構成されており、上述した以外の 連結機構に設計変更自由である。例えば、図7〜図10に示すように、掛止部を用 いた連結機構を説明する。図7では、床面板1aの内側面25aに掛止片14が枢結 軸36にて枢結自在に取付けられ、床面板1bの内側面25bに掛止凸部材15が付設 されている。連結状態にするには、図8の如く、掛止凸部材15を付設した内側面 25bと掛止片14を付設した内側面25aとを並設し、掛止片14に設けられた掛止凹 部16を、掛止凸部材15に掛着する。また、図示省略するが、掛止片14及び掛止凸 部材15を床面板1a,1bの裏面側に付設すれば、横連結機構Bとして使用し易 い。
【0021】 また、図9と図10は、床面板1aの前面23aから内部方向に孔部19を設け、こ の孔部19は、掛止部材17を先端部に付設した操作棒18を内部に備えており、この 操作棒18は前後移動自在に構成されている連結機構である。床面板1bの前面23 bから内部方向に、掛止段付部20を有する挿入孔21を設け、前面23aと相対向す るように、前面23bを配置する。図示したように、矢印Hの方向に操作棒18を操 作し、挿入孔21に挿入させると、図10に示す如く、掛止部材17がその自重で下方 へ揺動して段付部20にて掛止し、連結される。
【0022】 縦連結機構A及び横連結機構Bの両方を共に、床面板1a,1bに備えること により、本考案は様々な形状になり得るため、種々の用途にて使用することがで き好ましい。
【0023】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0024】 (請求項1によれば、)一対の床面板1a,1bが連結分離自在に構成されて いるので、狭い部屋では、必要に応じて連結分離でき、室内スペースを有効に利 用できる。また、傾動面部6a,6bを起立させることによって、床面板1a, 1b上に傾動面部6a,6bを背もたれとする座部が形成され、この座部にもた れて座ることができる。従って、通常ベッドとして使用していても、座椅子とし て使用することもできる。さらに、このとき座った人の背中(あるいは腰)に当 接する傾動面部6a,6bの下端縁がアーチ状であるため、身体を左右斜めにし て背もたれしても下端縁が身体のラインにフィットして座り心地がよく、かつ、 姿勢よく健康的に座ることができる。
【0025】 (請求項2によれば、)傾斜状に起立させた傾動面部6a,6bに背もたれて 座るとき、傾斜角を使用者に合わせて調節できるだけでなく、使用者の臀部がア ーチ型切欠窓部C,Dを通過して逃げるので、臀部や腰部が傾動面部6a,6b にて圧迫されず楽に座ることができるので、例えば、長時間の読書やテレビ鑑賞 での使用に好適である。また、連結して起伏ベッドにした場合は、傾動面部6a に頭部をのせ、傾動面部6bに足部をのせることができ、従来のベッドよりも一 層快適に眠ることができる。さらに、ベッドとしての利用方法だけではなく、分 離状態では、二脚の椅子として利用できるので、部屋の中の家具の数が減り、狭 い部屋の室内スペースを有効利用できる。
【0026】 (請求項3によれば、)横連結機構Bによって、一対の床面板1a,1bは連 結分離自在となっており、ソファー又はベッドとして利用できるので、部屋の家 具が少なくてすみ、室内スペースが有効利用できる。また、ソファーの背もたれ の傾斜角をソファーの各使用者に合わせて調節できる。
【0027】 (請求項4によれば、)磁石部10にて連結するので、迅速にかつ容易に一対の 床面板1a,1bを連結分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一形態を示す斜視図である。
【図2】本考案の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図3】連結機構の実施の一形態を示す要部拡大断面側
面図である。
【図4】連結機構の他の実施の形態を示す要部拡大断面
側面図である。
【図5】本考案の別の実施の形態を示す斜視図である。
【図6】本考案のさらに別の実施の形態を示す斜視図で
ある。
【図7】連結機構の別の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図8】連結した使用状態を示す要部拡大側面図であ
る。
【図9】連結機構のさらに別の実施の形態を示す要部拡
大断面側面図である。
【図10】連結した使用状態を示す要部拡大断面側面図で
ある。
【符号の説明】
1a 床面板 1b 床面板 2a 基枠 2b 基枠 6a 傾動面部 6b 傾動面部 7a 非傾動面部 7b 非傾動面部 8a アーチ型境界線 8b アーチ型境界線 9a 揺動中心軸 9b 揺動中心軸 10 磁石部 23a 前面 23b 前面 24a 後面 24b 後面 25a 内側面 25b 内側面 A 縦連結機構 B 横連結機構 C アーチ型切欠窓部 D アーチ型切欠窓部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の床面板1a,1bが、基枠2a,
    2bに対してそれぞれ部分的に起伏自在に傾斜する傾動
    面部6a,6bを有し、かつ、該傾動面部6a,6bの
    下辺の揺動中心軸9a,9b近傍に、アーチ型切欠窓部
    C,Dが起立状態で形成されるように、上記傾動面部6
    a,6bと非傾動面部7a,7bとがアーチ型境界線8
    a,8bにて区画され、しかも、上記傾動面部6a,6
    bと該非傾動面部7a,7bとが非傾動状態で連続同一
    水平面状となるように構成し、連結分離自在に構成され
    ていることを特徴とする家具。
  2. 【請求項2】 一対の床面板1a,1bが、それぞれ後
    面24a,24b側に、基枠2a,2bに対してそれぞれ部
    分的に起伏自在に傾斜する傾動面部6a,6bを有し、
    かつ、該傾動面部6a,6bの下辺の揺動中心軸9a,
    9b近傍に、人の臀部が通過可能な大きさのアーチ型切
    欠窓部C,Dが起立状態で形成されるように、上記傾動
    面部6a,6bと非傾動面部7a,7bとがアーチ型境
    界線8a,8bにて区画され、しかも、上記傾動面部6
    a,6bと該非傾動面部7a,7bとが非傾動状態で連
    続同一水平面状となるように構成し、連結状態で起伏ベ
    ッドとし、分離して2脚の椅子に切替自在としたことを
    特徴とする家具。
  3. 【請求項3】 一対の床面板1a,1bの内側面25a,
    25bを相対向するように配置し、該内側面25a,25bに
    は連結分離自在な横連結機構Bを設け、横連結状態で
    は、ベッド又はソファーとなる請求項2記載の家具。
  4. 【請求項4】 横連結機構Bが磁石部10を備えている請
    求項1,2又は3記載の家具。
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