JP2000245574A - ベッド - Google Patents

ベッド

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JP2000245574A
JP2000245574A JP11051154A JP5115499A JP2000245574A JP 2000245574 A JP2000245574 A JP 2000245574A JP 11051154 A JP11051154 A JP 11051154A JP 5115499 A JP5115499 A JP 5115499A JP 2000245574 A JP2000245574 A JP 2000245574A
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JP
Japan
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support frame
frame
bed
upper body
buttocks
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JP11051154A
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English (en)
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Hirokazu Asakawa
弘和 浅川
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YUASA PRIMES KK
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YUASA PRIMES KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、臀部の位置を横臥状態における位
置に維持したままベッド上に横臥している者を円滑且つ
確実に横臥状態から着座状態とすることができるベッド
を提供する。 【解決手段】 本発明のベッド1は、水平固定枠2に起
伏自在な上半身支持フレーム3と脚部支持フレーム4と
臀部支持フレーム5とを配設してなるベッドにおいて、
上記臀部支持フレーム5は上半身支持フレーム3の起立
に連動して脚部支持フレーム4から上半身支持フレーム
3側に向かって下方に傾動させるように構成したことを
特徴とするので、上記支持フレーム上に載置したマット
レスは、ベッド上の者を横臥状態から着座状態に体位を
変えるための屈曲の際にあっても、上記支持フレーム上
を摺動することなく支持フレーム上における載置位置を
維持しつつ、上記上半身支持フレームと上記臀部支持フ
レームの屈折状態に略合致した状態に円滑且つ確実に変
形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッド上に横臥す
る者を円滑且つ確実に横臥状態から着座状態にすること
ができるベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ベッド上に横臥する者を支持
する支持フレームのうち上半身を支持する上半身支持フ
レームが起立して、ベッド上に横臥する者に負担をかけ
ることなく、ベッド上に横臥する者を横臥状態から着座
状態とすることができるベッドが提案されている。
【0003】しかしながら、従来から提案されているベ
ッドは、上記上半身支持フレームのみが単に起立状態と
なるに過ぎないものであり、よって、上記上半身支持フ
レームを起立状態とすると、上記支持フレーム上に載置
したマットレスが上記上半身支持フレームの起立状態へ
の変位に追従して屈曲状態に円滑に変化できずに脚部方
向に摺動、変位し、マットレス上に横臥している者も脚
部方向にずれた状態となってしまうことから、着座状態
となった際に改めて元の位置に着座し直さなければなら
ず、特に老人や病人にとってその動作は負担の大きいも
のであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ベッド上に
横臥している者の臀部の位置を横臥状態における位置に
維持したままベッド上に横臥している者を円滑且つ確実
に横臥状態から着座状態とすることができるベッドを提
供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のベッド
は、平面矩形状の水平固定枠に起伏自在な上半身支持フ
レームと、山形状に屈折自在な脚部支持フレームと、こ
れらの上半身支持フレームと脚部支持フレームとの間に
介在した臀部支持フレームとを配設してなるベッドにお
いて、上記臀部支持フレームは上半身支持フレームの起
立に連動して脚部支持フレームから上半身支持フレーム
側に向かって下方に傾動させるように構成したことを特
徴とする。
【0006】請求項2に記載のベッドは、請求項1に記
載のベッドにおいて、臀部支持フレームの傾動手段は、
水平固定枠に起伏自在に枢着された上半身支持フレーム
における基端部を該枢着部から臀部支持フレーム側に向
かって突出した突出基端部に形成する一方、臀部支持フ
レームを水平固定枠にその先端側から基端側に向かって
下方に傾動可能に支持させ、この臀部支持フレームの基
端部を上記上半身支持フレームの突出基端部に屈折自在
に連結してなることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のベッドの使用要領を説明する。本発明
のベッドを使用するにあたり先ず、ベッドの上半身支持
フレームと臀部支持フレームと脚部支持フレームの上に
マットレスを一枚載置して、このマットレス上に人が横
臥する。
【0008】そして、ベッド上に横臥した者を着座状態
とするには、この横臥した者の上半身を支持している上
半身支持フレームを起立状態へと変位させるとともに、
この上半身支持フレームの起立に連動して上記臀部支持
フレームが上記脚部支持フレーム側から上半身支持フレ
ーム側に向かって下方に傾動する。
【0009】すると、上記支持フレーム上に載置したマ
ットレスは、上記臀部支持フレーム上に載置した部分を
該臀部支持フレームの上記脚部支持フレーム側から上半
身支持フレーム側に向かう下方への傾動に追従させつつ
下方に落とし込ませて、上記支持フレーム上を摺動する
ことなく支持フレーム上における載置位置を維持しつ
つ、上記上半身支持フレームと上記臀部支持フレームの
屈折状態に略合致した状態に円滑且つ確実に変形する。
【0010】よって、ベッド上に横臥した者はその臀部
を横臥状態における位置に維持したままその上半身が上
記上半身支持フレームによって起立状態とされ、負担に
感じることなく円滑且つ確実に着座状態となり、従来の
ベッドの如く着座状態となった後に改めて着座し直すと
いった動作をする必要はない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のベッドの一例を図面を参
照しつつ説明する。ベッド1は、図1に示したように、
脚部20、20を有する平面縦長長方形状の水平固定枠2内
に上半身支持フレーム3と、脚部支持フレーム4と、こ
れら上半身支持フレーム3と脚部支持フレーム4との間
に介在した臀部支持フレーム5とを配設してなる。
【0012】上記上半身支持フレーム3は、平面略正方
形状の背部支持フレーム31と、該背部支持フレーム31の
左右方向の幅に略合致した左右方向の幅を有する平面横
長長方形状の頭部支持フレーム32とからなり、上記背部
支持フレーム31の左右枠部311 、311 の先端部と上記頭
部支持フレーム32の左右枠部321 、321 の基端部とを対
向状態とするとともにこれら対向端部同士を屈折自在に
連結し、更に、上記背部支持フレーム31の左右枠部311
、311 の基端部の夫々を上記水平固定枠2の左右枠部2
1、21の内側中央部に回動自在に枢着33、33して上下起
伏自在に構成しており、上記背部支持フレーム31の左右
枠部311 、311 の基端部を上記枢着部33、33から突出さ
せて突出基端部311a、311aに形成している(図1乃至図
4参照)。
【0013】そして、上記水平固定枠2の左右枠部21、
21の中央部における対向内面間に架設された補強杆22と
上記水平固定枠2の頭部側の枠部23との間には平面V字
状の水平支持杆24が架設されており、上記上半身支持フ
レーム3は伏倒状態においてその下面を上記支持杆24上
に支持可能に構成されている。
【0014】又、上記背部支持フレーム31の水平固定枠
2との枢着部33、33よりも頭部側近傍における上記水平
固定枠2の左右枠部21、21の対向内面間には駆動軸25が
上下回動自在に架設されており、この駆動軸25は上記水
平固定枠2の中央部に配設されたモーターAによって正
逆方向に回動可能に構成されている。
【0015】更に、上記駆動軸25の左右部の夫々には、
上記上半身支持フレーム3の長さよりも若干短い長さで
且つ一定長さの支持アーム6、6がその先端側を上記頭
部支持フレーム32側に向けた状態でその基端部を固定さ
れている。そして、上記支持アーム6、6の先端部をや
や斜め上方に屈曲させているとともに、その先端及び中
央部上面の夫々には回転自在に軸支された転子61、61、
62、62が一体に設けられている。
【0016】そして、上記頭部支持フレーム32の内外枠
部322 、323 における左右対向部間の夫々には左右受止
杆324 、324 が架設されており、この左右受止杆324 、
324の下面を上記支持アーム6、6の先端に一体に設け
た上記一方の転子61、61が該左右受止杆324 、324 の長
さ方向に滑動自在に支持している。
【0017】なお、上記頭部支持フレーム32の左右受止
杆324 、324 の下面の夫々には側面上向き開口のコ字状
レール部材324a、324aが一体に設けられており、該レー
ル部材324a、324aと上記受止杆324 、324 の下面との間
に上記支持アーム6、6の転子61、61が上記受止杆324
、324 の長さ方向に滑動自在に配設されている。
【0018】同様に、上記背部支持フレーム31の内外枠
部312 、313 における左右対向部間の夫々には左右受止
杆314 、314 が架設されており、この左右受止杆314 、
314の下面を上記支持アーム6、6の中央部上面に一体
に設けた上記他方の転子62、62が該左右受止杆314 、31
4 の長さ方向に滑動自在に支持している。
【0019】上記上半身支持フレーム3の基端側には平
面横長長方形状の上記臀部支持フレーム5が配設されて
いる。そして、上記臀部支持フレーム5の左右枠部51、
51の基端部と上記背部支持フレーム31の左右枠部311 、
311 の基端部とを対向状態とするとともに、上記背部支
持フレーム31の左右枠部311 、311 における突出基端部
311a、311aの突出端と上記臀部支持フレーム5の左右枠
部51、51の基端部とをピン34によって屈折自在に連結し
ている(図5参照)。
【0020】又、上記水平固定枠2の左右枠部21、21の
中央部対向内面間には、上記臀部支持フレーム5の長さ
方向の中央部下面を支持する臀部支持杆26が架設され、
該臀部支持杆26の左右部の夫々には転子261 、261 が一
体に設けられており、これら転子261 、261 上に上記臀
部支持フレーム5の左右枠部51、51をその長さ方向に摺
動自在に支持させている。
【0021】更に、上記水平固定枠2内における上記上
半身支持フレーム3の配設部分と反対側の部分、即ち、
上記臀部支持フレーム5の先端側には上記脚部支持フレ
ーム4が配設されている。
【0022】上記脚部支持フレーム4は、第一脚部支持
フレーム41と第二脚部支持フレーム42とからなり、上記
第一脚部支持フレーム41の先端部と上記第二支持フレー
ム42の基端部とは対向状態とされ、上記第一脚部支持フ
レーム41の左右枠部411 、411 の先端部と上記第二脚部
支持フレーム42の左右枠部421 、421 の基端部とは屈折
自在に連結されており、上記脚部支持フレーム4はその
長さ方向の中央部から山形状に屈折可能に構成されてい
る。
【0023】そして、上記脚部支持フレーム4の第一脚
部支持フレーム41における左右枠部411 、411 の基端部
の夫々は、上記水平固定枠部2の左右枠部21、21の中央
部内面の夫々に回動自在に枢着411a、411aされている。
【0024】又、上記水平固定枠2の左右枠部21、21の
対向内面間には上記第一脚部支持フレーム41の長さ方向
の中央部を支持する補強杆27が架設されており、該補強
杆27と上記水平固定枠2の脚部側の枠部28との間には平
面V字状の水平支持杆29が架設されており、上記脚部支
持フレーム4は伏倒状態においてその下面を上記支持杆
29に支持可能に構成されている。
【0025】更に、上記第一脚部支持フレーム41の長さ
方向の中央部に対応する上記水平固定枠2の左右枠部2
1、21対向内面間には駆動軸7が回動自在に架設されて
おり、この駆動軸7は上記水平固定枠2の中央部に配設
されたモーターAによって正逆方向に回動可能に構成さ
れている。
【0026】又、上記第一脚部支持フレーム41の長さの
略半分の長さを有し且つ一定長さの支持アーム8、8が
その先端部を上記第二脚部支持フレーム42側に指向させ
た状態でその基端部を上記駆動軸7の左右部の夫々に固
着させている。
【0027】そして、上記第一脚部支持フレーム41の内
外枠部412 、413 の左右対向部間の夫々には左右受止杆
414 、414 が架設されており、この左右受止杆414 、41
4 の下面を上記支持アーム8、8の先端部に回転自在に
軸支された転子81、81が該左右受止杆414 、414 の長さ
方向に滑動自在に支持している。
【0028】次に、上記ベッドの使用要領について説明
する。予め上記上半身支持フレーム3、上記脚部支持フ
レーム4及び上記臀部支持フレーム5上に上記水平固定
枠2の平面形状に略合致した平面形状を有するマットレ
スBを載置しておき、このマットレスB上に人が横臥す
る。
【0029】先ず、マットレス上に載置した者が横臥し
た状態から着座した状態に体位を変える際の要領につい
て説明する。上記水平固定枠2の中央部に配設したモー
ターAを駆動させて上記駆動軸25を回動させる。
【0030】すると、上記駆動軸25に一体に設けられた
支持アーム6、6も該駆動軸25の回動に伴って上方に向
かって回動、変位し、該支持アーム6、6が支持してい
る上記背部支持フレーム31及び上記頭部支持フレーム32
を上方に向かって押し上げて該背部支持フレーム31の基
端部を中心に回動、変位させる。
【0031】上記背部支持フレーム31及び上記頭部支持
フレーム32の上方への回動、変位と同時に、上記支持ア
ーム6、6の先端部の転子61、61の夫々は上記頭部支持
フレーム32の左右受止杆324 、324 の下面をその長さ方
向に且つ内側方に向かって滑動するとともに、上記支持
アーム6、6の中央部上面の転子62、62の夫々は上記背
部支持フレーム31の左右受止杆314 、314 の下面をその
長さ方向に且つ内側方に向かって滑動し、上記頭部支持
フレーム32はその基端部を中心として上記背部支持フレ
ーム31に対して前方に向かって僅かに回動、変位して、
上記頭部支持フレーム32と上記背部支持フレーム31とか
らなる上記上半身支持フレーム3はその中央部から前方
に向かって僅かに屈折した状態となる(図6参照)。
【0032】このように、上記上半身支持フレーム3は
上方への回動、変位に伴ってその中央部から前方に向か
って徐々に屈折した状態に変位するので、ベッド上の者
は着座状態においても上記頭部支持フレーム32が適度な
角度でもってベッド上の者の頭部を後方から支持するの
で、ベッド上の者は非常に楽な状態で着座姿勢を保持す
ることができる。
【0033】一方、上記背部支持フレーム31のその枢着
部33を中心とした上方への回動、変位に伴って、該背部
支持フレーム31の左右枠部311 、311 の突出基端部311
a、311aは上記枢着部33を中心として下方に向かって回
動、変位する。
【0034】すると、上記背部支持フレーム31の左右枠
部311 、311 の突出基端部311a、311aの突出端にピン34
によって屈折自在に連結している上記臀部支持フレーム
5は、その基端部を下方に向かって変位させられるとと
もに、その中央部は上記臀部支持杆26の転子261 、261
によって上下方向に変位不能に支持されていることか
ら、上記臀部支持フレーム5はその先端側から基端側に
向かって下方に傾斜した状態に変位する。
【0035】このように、上記臀部支持フレーム5が上
記上半身支持フレーム3の上方への回動、変位に伴って
その先端側から基端側に向かって下方に傾斜した状態に
変位するので、上記臀部支持フレーム5上に載置された
マットレスBは、上記臀部支持フレーム5の基端側の下
方への変位に追従して下方に落ち込み、この下方への落
ち込みにより上記マットレスBは上記上半身支持フレー
ム3と上記臀部支持フレーム5とに沿った状態に円滑且
つ確実に屈曲し、上記マットレスBが頭部方向又は脚部
方向にずれてしまうといった不測の事態は生じず、よっ
て、ベッド上に横臥した者はその臀部を横臥状態におけ
る位置に維持したままその上半身が上記上半身支持フレ
ーム3に支持された快適な状態に着座することができ、
従来のベッドの如く着座し直すといった負担もないもの
である(図7参照)。
【0036】なお、背部支持フレーム31の左右枠部311
の突出基端部311aと上記臀部支持フレーム5の基端部と
を屈折自在に連結した連結構造としては、上記背部支持
フレーム31の突出基端部311aと上記臀部支持フレーム5
との対向基端部のいずれか一方に長孔9又は切欠溝10を
形成し、他方にこの長孔9又は切欠溝10に係合したピン
又は軸11を固着しておいてもよい。この場合は、上記臀
部支持フレーム5を臀部支持杆26で支持させることな
く、軸体12によって上記臀部支持フレームの左右枠部5
1、51の先端部の夫々を上記水平固定枠2の左右枠部2
1、21内面の夫々に回動自在に枢支させた構造としても
よい(図8及び図9参照)
【0037】又、上記上半身支持フレーム3の上方への
回動、変位によって、ベッド上に横臥する者はその上半
身が起立した着座状態となるが、この姿勢において脚部
を若干折曲げた方が快適である場合には上記脚部支持フ
レーム4をその中央から屈折させて山形状にすればよ
く、以下、その要領を説明する。
【0038】即ち、上記駆動軸7を上記水平固定枠2の
中央部に配設したモーターAによって回動させる。する
と、上記駆動軸7に一体に設けられた支持アーム8、8
も該駆動軸7の回動に伴って上方に向かって回動、変位
し、該支持アーム8、8は、それが支持している上記第
一脚部支持フレーム41を上方に向かって押し上げて、該
第一脚部支持フレーム41をその基端部を中心として上方
に向かって回動、変位させる。
【0039】上記第一脚部支持フレーム41の上方への回
動、変位に伴って、上記第一脚部支持フレーム41の先端
部に基端部を屈折自在に連結した第二脚部支持フレーム
42は、その基端部が上方に向かって変位するとともに、
その先端部が上記支持杆29上を上記第一脚部支持フレー
ム41方向に摺動、変位して、上記第一脚部支持フレーム
41と上記第二脚部支持フレーム42とからなる脚部支持フ
レーム4はその中央部から山形状に屈折する(図5参
照)。
【0040】このように、上記脚部支持フレーム4をそ
の中央部から山形状に屈折させることによって、その上
面に載置したマットレスBも山形状に屈折し、よって、
ベッド上に横臥した者の脚部を山形状に屈折させた快適
な状態に支持することができる。
【0041】上記では、ベッド上の者を横臥状態から着
座状態へと体位を変える際の要領について説明したが、
ベッド上の者を着座状態から横臥状態へと体位を変える
際の要領は上記と逆の要領で行うことができることから
その説明を省略する。
【0042】
【発明の効果】請求項1に記載のベッドは、平面矩形状
の水平固定枠に起伏自在な上半身支持フレームと、山形
状に屈折自在な脚部支持フレームと、これらの上半身支
持フレームと脚部支持フレームとの間に介在した臀部支
持フレームとを配設してなるベッドにおいて、上記臀部
支持フレームは上半身支持フレームの起立に連動して脚
部支持フレームから上半身支持フレーム側に向かって下
方に傾動させるように構成したことを特徴とするので、
上記支持フレーム上に載置したマットレスは、ベッド上
の者を横臥状態から着座状態に体位を変えるための屈曲
の際にあっても、上記臀部支持フレーム上に載置された
部分を上記臀部支持フレームの傾動に追従させつつ下方
に落とし込まされて、上記支持フレーム上を摺動するこ
となく支持フレーム上における載置位置を維持しつつ、
上記上半身支持フレームと上記臀部支持フレームの屈折
状態に略合致した状態に円滑且つ確実に変形する。
【0043】従って、ベッド上に横臥した者は、その臀
部を横臥状態における位置に維持したままその上半身が
上記上半身支持フレームによって起立状態とされ、従来
のベッドの如く着座し直すといった負担のかかる動作を
することなく快適に着座状態に体位を変えることができ
る。
【0044】請求項2に記載のベッドは、請求項1に記
載のベッドにおいて、臀部支持フレームの傾動手段は、
水平固定枠に起伏自在に枢着された上半身支持フレーム
における基端部を該枢着部から臀部支持フレーム側に向
かって突出した突出基端部に形成する一方、臀部支持フ
レームを水平固定枠にその先端側から基端側に向かって
下方に傾動可能に支持させ、この臀部支持フレームの基
端部を上記上半身支持フレームの突出基端部に屈折自在
に連結してなることを特徴とするので、上記上半身支持
フレームの上方への回動、変位に伴って、上記臀部支持
フレームをその先端側から基端側に向かって円滑且つ確
実に下方に傾動させることができ、よって、上記支持フ
レーム上に載置したマットレスを支持フレーム上を摺動
させることなく円滑且つ確実に屈曲状態とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベッドを示した斜視図である。
【図2】本発明のベッドを示した平面図である。
【図3】背部支持フレームと臀部支持フレームとの連結
状態を示した斜視図である。
【図4】背部支持フレームと臀部支持フレームとの連結
状態を示した斜視図である。
【図5】臀部支持フレームと背部支持フレームとの枢着
部を示した側面図である。
【図6】本発明のベッドを示した側面図である。
【図7】ベッド上の者を横臥状態から着座状態へと体位
を変える際の状態を示した模式図である。
【図8】臀部支持フレームと背部支持フレームとの枢着
部の他の構造を示した側面図である。
【図9】臀部支持フレームと背部支持フレームとの枢着
部の他の構造を示した側面図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 水平固定枠 3 上半身支持フレーム 31 背部支持フレーム 311a突出基端部 32 頭部支持フレーム 33 枢着部 34 枢着部 4 脚部支持フレーム 41 第一脚部支持フレーム 42 第二脚部支持フレーム 5 臀部支持フレーム 6、8 支持アーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面矩形状の水平固定枠に起伏自在な上
    半身支持フレームと、山形状に屈折自在な脚部支持フレ
    ームと、これらの上半身支持フレームと脚部支持フレー
    ムとの間に介在した臀部支持フレームとを配設してなる
    ベッドにおいて、上記臀部支持フレームは上半身支持フ
    レームの起立に連動して脚部支持フレームから上半身支
    持フレーム側に向かって下方に傾動させるように構成し
    たことを特徴とするベッド。
  2. 【請求項2】 臀部支持フレームの傾動手段は、水平固
    定枠に起伏自在に枢着された上半身支持フレームにおけ
    る基端部を該枢着部から臀部支持フレーム側に向かって
    突出した突出基端部に形成する一方、臀部支持フレーム
    を水平固定枠にその先端側から基端側に向かって下方に
    傾動可能に支持させ、この臀部支持フレームの基端部を
    上記上半身支持フレームの突出基端部に屈折自在に連結
    してなることを特徴とする請求項1に記載のベッド。
JP11051154A 1999-02-26 1999-02-26 ベッド Withdrawn JP2000245574A (ja)

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