JP3037279U - 堆肥材料攪拌装置 - Google Patents
堆肥材料攪拌装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
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- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 堆肥材料に効率的に空気を供給して速やかに
発酵させる。 【解決手段】 発酵槽1上を前後に往復するフレ−ム3
に、前進時には前方へ斜降し、後退時には後方へ斜降す
る攪拌機9を取付け、攪拌機には前進時に時計回りに、
後退時には反時計回りに、それぞれ上下に回動する攪拌
羽根11群を取付ける。攪拌機が前後に往復して発酵槽
の底から堆肥原料を掻き上げるので、堆肥原料にまんべ
んに、かつ十分に空気を補給するため、堆肥を速やかに
製造できる。
発酵させる。 【解決手段】 発酵槽1上を前後に往復するフレ−ム3
に、前進時には前方へ斜降し、後退時には後方へ斜降す
る攪拌機9を取付け、攪拌機には前進時に時計回りに、
後退時には反時計回りに、それぞれ上下に回動する攪拌
羽根11群を取付ける。攪拌機が前後に往復して発酵槽
の底から堆肥原料を掻き上げるので、堆肥原料にまんべ
んに、かつ十分に空気を補給するため、堆肥を速やかに
製造できる。
Description
【0001】
発酵槽に収容する堆肥材料を攪拌することにより、発酵を速めて堆肥にするた めの装置に関する。
【0002】
わら、草、牛糞などの堆肥材料を積み重ねて熟成させた堆肥は、野菜、果物の 生育に極めて有効であって、近頃とみに注目されている有機栽培に欠かせないも のである。この堆肥をできるだけ速やかに発酵させるためには、空気の供給が必 要であり、その供給手段として、発酵槽内の堆肥材料を掻き回す攪拌装置が用い られている。
【0003】 しかし従来の攪拌装置は、単に上下に攪拌するだけのものや、垂直軸の回りを 攪拌するだけのもので、堆肥材料全体への空気の供給が不十分であるうえ、高価 であった。
【0004】
この考案が解決しようとする課題は、堆肥材料に効率的に空気を供給して速や かに発酵熟成した堆肥を得るとともに、装置の構造を簡単にすることにある。
【0005】
この発明の特徴は以下の点ある。即ち、発酵槽上を前後に往復するフレ−ムに 、前進時には前方へ斜降し、後退時には後方へ斜降する攪拌機に、前進時に時計 回りに、後進時には反時計回りに、それぞれ上下に回動する攪拌羽根群を取付け ている。
【0006】
1は発酵槽で、横断面が長方形の箱形に、コンクリ−トブロックを積み上げて 形成されており、その中には堆肥材料Wが収容されている。2はレ−ルで、発酵 槽1の対向する側壁の上面に固定されている。S1a、S1bはレ−ル2の前後 に立設されたストッパで、発酵槽1の前後左右に設けられている。なお図示しな いが、この熟成槽1の底には給気管が埋設されており、給気管の噴気孔群から空 気が堆肥材料Wへ送りこれまるようになっている。
【0007】 3は形鋼を組み付けたフレ−ムで、下部に前後左右に取付けられた車輪4によ り前後(図1では左右)に走行自在である。5は前部一方の車輪4に取付けられ た走行用スプロケット、6は小スプロケットで、フレ−ム3の上部に取付けられ た、正逆転する走行用モ−タM1に取付けられている。7は両スプロケット5、 6に掛回された走行用チェ−ンである。従って走行用モ−タM1により、フレ− ム3は前後に走行する。
【0008】 8a、8bは停止用のセンサで、フレ−ム3の前後左右に設けられている。そ して前側のセンサ8aは、図4で示すように、フレ−ム3が最も前進して停止し た位置、即ち後退開始の位置で前側のストッパS1aに、又最も後退して停止し た位置、即ち前進開始の位置で後ろ側のストッパS1bに当接する。
【0009】 9は進行方向側へ傾斜してフレ−ム3に取付けられた攪拌機であって、上下に 回動する多数の攪拌羽根10、上部の主動軸11、下部の従動軸12からなる。 主動軸11は、フレ−ム3の上下方向中央部分で、図1で示す前進開始位置では 後方にあり、従動軸12は、フレ−ム3の前後方向の中央部から下方へ突設した 、支持板13の下端に取付けられている。即ち従動軸12は、フレ−ム3の前後 方向中心線上に位置する。
【0010】 14は主動軸11に取付けられた攪拌用スプロケット、15は小スプロケット 、16は両スプロケット14、15に掛回された攪拌用チェ−ンである。小スプ ロケット15は、正逆転する攪拌用モ−タM2によりチェ−ン機構17を介して 駆動される。従って、攪拌用モ−タM2により攪拌機9は駆動される。
【0011】 18は主動軸11を枢着する支持部材で、前後には向き変えチェ−ン19の両 端が固定されている。20はフレ−ム3の前後に取付けらた向き変え用スプロケ ットで、この向き変え用スプロケット20には、向き変えチェ−ン19が掛回さ れている。21a、21bは向き変え用のセンサで、向き変えチェ−ン19に取 付けられている。
【0012】 M3は減速機付きの向き変え用モ−タで、フレ−ム3の上部に取付けられてい る。前記向き変え用スプロケット20の一方は、向き変えチェ−ン機構22を介 して、正逆転する向き変え用モ−タM3により駆動される。なお、減速機付き向 き変え用モ−タM3に替えて、減速機を向き変え用チェ−ン機構22に介在させ て、普通のモ−タを用いることもできる。
【0013】 23a、23bは調整板であって、フレ−ム3の下部の前後にそれぞれ取付け られており、前側の調整板23aは前方へ斜降し、後ろ側の調整板23bは後方 へ斜降する。
【0014】 そこで、図4の後退開始の位置から攪拌装置が後退し、後ろ側のストッパS1 bに後ろ側のセンサ8bが当接すると走行用モ−タM1が停止して、フレ−ム3 が停止する。この停止と同時に、マグネットスイッチが作動して、向き変え用モ −タM3の駆動スイッチが作動して支持部材18を後退させ、攪拌機9を図1の ように従動軸12を軸として前方へ斜降させる。攪拌機9の斜降と連動して前進 した、向き変え用チェ−ン19に取付けられた前側のセンサ21aが、前側のス トッパS2aに当接すると向き変え用モ−タM3が停止し、攪拌機9の向き変え が停止する。
【0015】 同時に、走行用モ−タM1が作動してフレ−ム3が前進を開始するするととも に、攪拌用モ−タM2が作動して攪拌羽根10群が時計回りに上下に回動を開始 して、堆肥材料Wを攪拌する。このとき、前方へ斜降して、時計回りに上下に回 動する攪拌羽根10群の前側は、堆肥材料Wを発酵槽1の底部から掻き上げたの ち後方へ放出するが、放出された堆肥材料Wが後ろ側の調整板23bに受け止め られたのち、スム−ズに後方へ落下する。
【0016】 前進したフレ−ム3の前側のセンサ8aがストッパS1aに当接すると、フレ −ム3が停止する。同時に支持部材18が前進して、攪拌機9を後方へ斜降させ る。後退した後ろ側のセンサ21bがストッパS2bに当接して、支持部材18 が停止する。同時に、図4で示すように、フレ−ム3の後退と、攪拌羽根10群 の反時計回りの上下回動とが開始され、掻き上げられた堆肥材料Wは、前側の調 整板23aに受け止められたのち、前方へ落下する。
【0017】
攪拌機が前後に往復しながら堆肥材料を掻き上げるので、堆肥材料にまんべん かつ十分に空気を供給できる。従って、堆肥を速やかに製造できる。
【0018】 構造が極めて簡単で、既存の形鋼、モ−タ、スプロケット、チェ−ンなどを利 用できるため、低廉に製作できる。
【図1】フレ−ムの前進開始時の側面図である。
【図2】正面略図である。
【図3】平面略図である。
【図4】フレ−ムの後退開始時の側面略図である。
1 発酵槽 3 フレ−ム 9 攪拌機 10 攪拌羽根 11 主動軸 12 従動軸 18 支持部材 19 向き変え用チェ−ン 23a、23b調整板 W 堆肥材料
Claims (2)
- 【請求項1】 発酵槽上を前後に往復するフレ−ムに、
前進時には前方へ斜降し、後退時には後方へ斜降する攪
拌機に、前進時に時計回りに、後進時には反時計回り
に、それぞれ上下に回動する攪拌羽根群を取付けてなる
堆肥材料攪拌装置。 - 【請求項2】 フレ−ムは、攪拌機が掻き上げて放出し
た堆肥材料を受け止めて、前進時には後方へ落下させる
調整板を前部に、後退時には前方へ落下させる調整板を
後部に、それぞれ取付けられている請求項1の堆肥材料
攪拌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011684U JP3037279U (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 堆肥材料攪拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011684U JP3037279U (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 堆肥材料攪拌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3037279U true JP3037279U (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=43172005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996011684U Expired - Lifetime JP3037279U (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 堆肥材料攪拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3037279U (ja) |
-
1996
- 1996-10-29 JP JP1996011684U patent/JP3037279U/ja not_active Expired - Lifetime
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