JP3037184U - 蒸気遮断式温度調節器 - Google Patents
蒸気遮断式温度調節器Info
- Publication number
- JP3037184U JP3037184U JP1996012207U JP1220796U JP3037184U JP 3037184 U JP3037184 U JP 3037184U JP 1996012207 U JP1996012207 U JP 1996012207U JP 1220796 U JP1220796 U JP 1220796U JP 3037184 U JP3037184 U JP 3037184U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- valve
- pipe
- pressure
- diaphragm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Temperature (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 温度検出器の伝送管、弁のベローズ又は感熱
管が損傷し、封入液の圧力が低下した場合は遮断弁が閉
じ、何らかの原因で封入液の圧力が異常に高くなった場
合は、温度調節弁が閉じて、蒸気の送入を止める。 【解決手段】 蒸気送入管にダイヤフラム式で作動する
弁を2個直列に取り付ける。1個は低温時はバネの力で
閉じている遮断弁で、手動で「開」に出来るが、温度検
出器から伝送管で封入液の温度上昇による圧力の上昇が
ダイヤフラムに伝わると、例えば40℃程度から、その
圧力で「開」の状態を保てるように調整する。他の1個
は低温時はバネの力で開いている温度調節弁で、温度検
出器から伝送管で封入液の温度上昇による圧力の変化が
ダイヤフラムに伝わると、設定温度(例えば80℃)に
なったら閉じる方向に作動して蒸気の送入量を制御する
ように調整する。2個の弁は1個の感熱管に連なる2本
の伝送管にそれぞれ連結する。
管が損傷し、封入液の圧力が低下した場合は遮断弁が閉
じ、何らかの原因で封入液の圧力が異常に高くなった場
合は、温度調節弁が閉じて、蒸気の送入を止める。 【解決手段】 蒸気送入管にダイヤフラム式で作動する
弁を2個直列に取り付ける。1個は低温時はバネの力で
閉じている遮断弁で、手動で「開」に出来るが、温度検
出器から伝送管で封入液の温度上昇による圧力の上昇が
ダイヤフラムに伝わると、例えば40℃程度から、その
圧力で「開」の状態を保てるように調整する。他の1個
は低温時はバネの力で開いている温度調節弁で、温度検
出器から伝送管で封入液の温度上昇による圧力の変化が
ダイヤフラムに伝わると、設定温度(例えば80℃)に
なったら閉じる方向に作動して蒸気の送入量を制御する
ように調整する。2個の弁は1個の感熱管に連なる2本
の伝送管にそれぞれ連結する。
Description
【0001】
従来の温度調節器はスタート時の「開」の状態からタンク内の被加熱液体の温 度が上昇するに従い、温度検出器が温度を感知して温度調節弁にそれを圧力の形 で伝え、セットした温度を超えて被加熱液体の温度が上昇した場合は、温度調節 弁が「閉」の方向に作動し、熱源である水蒸気などの送入量を制御し、被加熱液 体がセット温度を保つようになっている。 このような構成では、温度検出器が伝送管の損傷などで故障し、圧力が伝えら れなくなると温度調節弁はスタート時の「開」の状態に戻り、熱源の送入がコン トロール出来なくなり、気付かずにいると被加熱液体の温度が熱源の温度に近づ く危険性があった。
【0002】
上記の危険性を解決するため熱源送入管に低温時「閉」と「開」の相反する作 動をする2個の弁を直列に取り付け、これらの弁と2本の伝送管を持つ温度検出 器を接続する。 被加熱液体の温度が設定温度に達し温度検出器が封入液の圧力を弁に伝えると 「閉」の弁は「開」の状態になり、「開」の弁は「閉」に向かって作動を始め、 熱源の送入を制御する。温度検出器の感熱管又は伝送管が破損し弁に封入液の圧 力が送られないと、「閉」の弁は「閉」に戻り、「開」の弁は「開」に戻り、熱 源は遮断される。 温度検出器が被加熱液体の温度の上昇がなければ弁に封入液の圧力を送らない ため、始動時に低温時「閉」の弁を手動で「開」の状態にしてロックする。熱源 が送入され、被加熱液体の温度が上昇し、温度検出器が弁に圧力を送る状態にな った時、ロックが自動的に解除され、以降は温度検出器の圧力で「開」を保つ構 成も加える。
【0003】
【考案の効果】 従来の温度調節器では温度検出器が故障すると弁が「開」の状態に戻るため、 水蒸気で水を加熱するストレージタンク及び熱交換器は、故障時は熱源の送入量 の制御が不可能になり被加熱の水が蒸発温度を超える恐れがあった。蒸気遮断式 温度調節器の温度検出器を100℃以下で作動するように製作し、これでストレ ージタンク等の温度調節を行えば、被加熱液体の温度が蒸発温度を超えることが ないのでタンク破裂時の安全が100%確保される。
【図1】従来のストレージタンクの、タンク、温度検出
器(感熱管)、伝送管、温度調節弁の蒸気送入管の配置
図である。
器(感熱管)、伝送管、温度調節弁の蒸気送入管の配置
図である。
【図2】考案によるストレージタンクの、タンク、温度
検出器(感熱管)、伝送管、遮断弁、温度調節弁、蒸気
送入管の配置図である。
検出器(感熱管)、伝送管、遮断弁、温度調節弁、蒸気
送入管の配置図である。
【図3】感熱管と伝送管の接続では従来のもの、は
考案の配置に組み込まれるものの断面図である。
考案の配置に組み込まれるものの断面図である。
1 感熱管 2 伝送管 3 伝送管 4 温度調節弁 5 遮断弁 6 蒸気送入管
Claims (1)
- 【請求項1】 感熱管1に2本の伝送管2・3を取り付
けた温度検出器の伝送管の一方2に、温度無検出時
「開」で温度を検出すると「閉」の方向に作動する弁4
を、他方の伝送管3に温度無検出時「閉」で温度を検出
すると「開」の方向に作動する弁5をそれぞれ接続し、
これらの弁4・5を送気管6に直列に取り付けることで
構成する温度調節器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996012207U JP3037184U (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 蒸気遮断式温度調節器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996012207U JP3037184U (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 蒸気遮断式温度調節器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3037184U true JP3037184U (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=43171915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996012207U Expired - Lifetime JP3037184U (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 蒸気遮断式温度調節器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3037184U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015162154A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | フシマン株式会社 | 温度調整弁 |
-
1996
- 1996-10-24 JP JP1996012207U patent/JP3037184U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015162154A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | フシマン株式会社 | 温度調整弁 |
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