JPS609645Y2 - 貯湯式湯沸器の凍結防止装置 - Google Patents
貯湯式湯沸器の凍結防止装置Info
- Publication number
- JPS609645Y2 JPS609645Y2 JP786079U JP786079U JPS609645Y2 JP S609645 Y2 JPS609645 Y2 JP S609645Y2 JP 786079 U JP786079 U JP 786079U JP 786079 U JP786079 U JP 786079U JP S609645 Y2 JPS609645 Y2 JP S609645Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- water
- water storage
- water supply
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は貯湯式湯沸器の凍結防止装置に関する。
貯湯式あるいは半貯湯式のガス湯沸器のように保有水量
の多いものにあっては、冬期の凍結対策が重要な問題と
なっている。
の多いものにあっては、冬期の凍結対策が重要な問題と
なっている。
すなわち、この種の湯沸器では保有水量が１０ｆ以上の
ものが多いため水抜きをするには時間がかかり、また、
ヒータをもって凍結を防止するのには容量が大きく困難
である。
ものが多いため水抜きをするには時間がかかり、また、
ヒータをもって凍結を防止するのには容量が大きく困難
である。
もし、ヒータによる凍結防止は可能であるとしてもその
ランニングコストは無視できないほど大きいものと思わ
れる。
ランニングコストは無視できないほど大きいものと思わ
れる。
なお、この種の湯沸器にあってもつとも凍結しやすいの
は器具内においては給水管と出湯管の外気にもつとも近
い管接手付近である。
は器具内においては給水管と出湯管の外気にもつとも近
い管接手付近である。
この考案は、このような点に鑑み、貯湯槽に給水管を熱
交換器を介して設けるとともに貯湯槽に出湯管を接続し
た貯湯式湯沸器において、前記給水管と出湯管を器具内
の外気にもつとも近い位置において連結部で連結し、該
連結部に流水圧に応動して給水または出湯時には閉止し
て給水、出湯を独立回路とし、給水または出湯を停止す
ると開放して給水管と出湯管を閉回路として熱的に結合
させ残湯と水の比重差により湯水のサーキュレーション
を可能にする弁体を設けることにより効果的な凍結防止
ができるようにした貯湯式湯沸器の凍結防止装置を提供
するものである。
交換器を介して設けるとともに貯湯槽に出湯管を接続し
た貯湯式湯沸器において、前記給水管と出湯管を器具内
の外気にもつとも近い位置において連結部で連結し、該
連結部に流水圧に応動して給水または出湯時には閉止し
て給水、出湯を独立回路とし、給水または出湯を停止す
ると開放して給水管と出湯管を閉回路として熱的に結合
させ残湯と水の比重差により湯水のサーキュレーション
を可能にする弁体を設けることにより効果的な凍結防止
ができるようにした貯湯式湯沸器の凍結防止装置を提供
するものである。
以下この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は貯湯式湯沸器の実施例であって、１は給水管で
熱交換器５を介して貯湯槽Ｔに接続し、２は出湯管で貯
湯槽Ｔの上部に接続し、給水管１と出湯管２を外部配管
と管接手（図示していない）で接続する。
熱交換器５を介して貯湯槽Ｔに接続し、２は出湯管で貯
湯槽Ｔの上部に接続し、給水管１と出湯管２を外部配管
と管接手（図示していない）で接続する。
３はこの給水管１と出湯管２を器具内の外気に最も近い
位置において連結した連結部で、この連結部３に弁体４
を備える。
位置において連結した連結部で、この連結部３に弁体４
を備える。
Ｇはガスバーナである。
前記連結部３は器具内たとえば外部配管との管接手付近
で給水管１と出湯管２とを連結し、該連結部３には流水
圧に応動して開閉する弁体４を設は給水または出湯時に
は閉止して給水管１と出湯管２を独立回路とし、給水ま
たは出湯を停止したときは開放して閉回路として給水管
１と出湯管２を熱的に結合させて湯水サーキュレーショ
ンを可能としている。
で給水管１と出湯管２とを連結し、該連結部３には流水
圧に応動して開閉する弁体４を設は給水または出湯時に
は閉止して給水管１と出湯管２を独立回路とし、給水ま
たは出湯を停止したときは開放して閉回路として給水管
１と出湯管２を熱的に結合させて湯水サーキュレーショ
ンを可能としている。
即ち、給水、出湯の停止時に閉回路の連結部内の水の温
度が低下して比重が増すと、熱交換器５や貯湯槽Ｔ内の
残湯との比重差が生じ、これによつて熱交換器５と貯湯
槽Ｔとの間にサーキュレーションＣが行われる。
度が低下して比重が増すと、熱交換器５や貯湯槽Ｔ内の
残湯との比重差が生じ、これによつて熱交換器５と貯湯
槽Ｔとの間にサーキュレーションＣが行われる。
前記弁体４としては例えば第２図に示したような弁体を
用いる。
用いる。
すなわち、給水路７に一次側を臨ませたダイヤフラム８
と共動するバルブ９を連結部３に設けた弁座１０に対向
させて給水または出湯時はダイヤフラム８をその水圧で
二次側に装着した復帰用の発条１１に抗して移動させバ
ルブ９を弁座１０に密着して閉止し、給水または出湯を
停止したときは発条１１の力でダイヤフラム８を押し戻
しバルブ９を弁座１０から離し開放する構造のものを用
いる。
と共動するバルブ９を連結部３に設けた弁座１０に対向
させて給水または出湯時はダイヤフラム８をその水圧で
二次側に装着した復帰用の発条１１に抗して移動させバ
ルブ９を弁座１０に密着して閉止し、給水または出湯を
停止したときは発条１１の力でダイヤフラム８を押し戻
しバルブ９を弁座１０から離し開放する構造のものを用
いる。
なお、１２はダイヤフラム室の一次側と二次側を連通ず
るための連通孔でダイヤプラムの前後に差圧を生じさせ
るためのものであり、１３はサーモスタットである。
るための連通孔でダイヤプラムの前後に差圧を生じさせ
るためのものであり、１３はサーモスタットである。
前記構成において、給水時はバルブ９が弁座１０に密着
し連結部３は閉止されるので給水管１と出湯管２を独立
させ、通常の給水（矢印ｂ’）、通常の出湯（矢印ｂ）
が行われる。
し連結部３は閉止されるので給水管１と出湯管２を独立
させ、通常の給水（矢印ｂ’）、通常の出湯（矢印ｂ）
が行われる。
次に給水または出湯を停止すると流水圧による押圧力が
解かれるのでバルブ９は弁座１０から離れて連結部３は
開放されて閉回路となる。
解かれるのでバルブ９は弁座１０から離れて連結部３は
開放されて閉回路となる。
したがって、閉回路で連結部内の水の温度が下がると比
重が増して、熱交換器、貯湯槽の残湯との比重差によっ
てサーキュレーションＣが行われ、しかも連結部３は外
気ａにもつとも近い位置に設けたので、湯沸器本体内部
の配管内の残留水が出湯停止時に凍結して配管を破損す
るという事故防止に供するものである。
重が増して、熱交換器、貯湯槽の残湯との比重差によっ
てサーキュレーションＣが行われ、しかも連結部３は外
気ａにもつとも近い位置に設けたので、湯沸器本体内部
の配管内の残留水が出湯停止時に凍結して配管を破損す
るという事故防止に供するものである。
なお残湯の温度が凍結温度近くまで低下するとガスバー
ナ６が自動点火してガス熱量による加熱が行われるよう
にすれば、凍結防止効果は助長される。
ナ６が自動点火してガス熱量による加熱が行われるよう
にすれば、凍結防止効果は助長される。
例えば貯湯槽Ｔ又は熱交換器等内に備えたサーモスタッ
ト１３で凍結水温を感知して自動加熱するものである。
ト１３で凍結水温を感知して自動加熱するものである。
この考案は以上説明したように、給水または出湯を停止
したとき、連結部の弁体を開として、給水管、熱交換器
、貯湯槽、出湯管の閉回路の残湯によってサーキュレー
ションを行って貯湯式湯沸′器の配管内の残留水の凍結
防止を効果的に行うことができ、特に、寒冷地において
問題となっていた凍結対策が一挙に解決できる実益があ
る。
したとき、連結部の弁体を開として、給水管、熱交換器
、貯湯槽、出湯管の閉回路の残湯によってサーキュレー
ションを行って貯湯式湯沸′器の配管内の残留水の凍結
防止を効果的に行うことができ、特に、寒冷地において
問題となっていた凍結対策が一挙に解決できる実益があ
る。
第１図はこの考案の一実施例を示す全体の概略断面図、
第２図はその弁体の一例を示す断面図である。 １・・・・・・給水管、２・・・・・・出湯管、３・・
・・・・連結部、４・・・・・・弁体、５・・・・・・
熱交換器、６・・・・・・ガスバーナ。
第２図はその弁体の一例を示す断面図である。 １・・・・・・給水管、２・・・・・・出湯管、３・・
・・・・連結部、４・・・・・・弁体、５・・・・・・
熱交換器、６・・・・・・ガスバーナ。
Claims (1)
- 貯湯槽Ｔに給水管１を熱交換器５を介して設けるととも
に出湯管２を前記貯湯槽Ｔの上部に接続した貯湯式湯沸
器において、前記給水管１と出湯管２を器具内の外気に
もつとも近い位置において連結部３で連結し、該連結部
に流水圧に応動して給水または出湯時には閉止して独立
回路とし、かつ給水または出湯を停止すると開放して閉
回路を構成する弁体４を設けたことを特徴とする貯湯式
湯沸器の凍結防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP786079U JPS609645Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 貯湯式湯沸器の凍結防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP786079U JPS609645Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 貯湯式湯沸器の凍結防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55108351U JPS55108351U (ja) | 1980-07-29 |
| JPS609645Y2 true JPS609645Y2 (ja) | 1985-04-04 |
Family
ID=28816081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP786079U Expired JPS609645Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 貯湯式湯沸器の凍結防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609645Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-24 JP JP786079U patent/JPS609645Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55108351U (ja) | 1980-07-29 |
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